こんにちは。
大阪府八尾市志紀にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
今回は、「こどもの歯並びの変化を追ってみた」です。
この記事では、1人の患者さんが3カ月の矯正治療でどのように変化したのかを詳しく説明していきます。
当院では、小児矯正に使用する装置として『インビザラインファースト』という小児用のマウスピースを使用しています。
『インビザラインファースト』でどのように歯並びが変化するのかご紹介させて頂きます。
子供の歯並びが気になるママに必見です。是非、最後までご覧ください。
インビザラインファーストとは?
インビザラインファーストは、透明なマウスピースを使用した歯列矯正の新たなアプローチです。従来のブラケット矯正とは異なり、透明なアライナーを使うことで、目立たず快適な治療が可能です。この手法は、歯の不正咬合を軽度から中等度のケースに適用することができます。
インビザラインファーストの特徴は?
1、目立たない透明なアライナー(マウスピース)
インビザラインファーストでは、透明なアライナー(マウスピース)を使用するため、治療中でも目立ちにくく、自然な笑顔を保つことができます。
2、短期間での治療
インビザラインファーストは、軽度から中等度の歯の不正咬合に対して特化しており、従来の矯正治療よりも短期間で結果を得ることができる場合があります。
3、快適な装着感:
アライナーは滑らかで柔軟な素材で作られており、口腔内に違和感を与えず、快適に装着できる特徴があります。
4、取り外し可能
インビザラインファーストのアライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際に外すことができ、日常生活の利便性を高めることができます。
インビザラインファースト症例
インビザラインファースト矯正前(初診時)
2022年12月に歯並びが気になると来院されました。9歳の女の子です。
上顎は狭く小さい状態でした。スペースが小さく歯並びが悪い状態でした。
話を聞いていると、アレルギーがあり鼻が詰まり口呼吸になっていました。
口呼吸によって脳の機能が抑制され、上顎の成長不足になってしまった事が原因だと考えられます。
また、下顎は前歯の歯並びも悪く重なっている状態でした。
口呼吸によって舌の位置が悪くなり歯並びが悪くなっていると考えられます。
歯並びが悪くなった原因を考えると『口呼吸』です。
原因は小さい事かもしれませんが、歯並びに大きく影響を与えてしまいます。
今回の治療計画としては
1、インビザラインファーストで顎を広げて、歯並びを綺麗にする。
2、歯並びの原因である口呼吸を改善し、口腔機能をトレーニングする。
インビザラインファースト矯正1カ月後
インビザラインファースト矯正1カ月後です。
上顎も下顎も少し拡大されて広がってきました。
唇の筋肉によって内側に押し込められていた前歯が少し広がり歯並びが改善されてきました。
患者さんのお母さまから
『痛みはなく目立たないから続けられています。1ヶ月でこんな変化するなんてビックリです。』とのことでした。
9歳の子供でも矯正が続けられるのは『痛みが少なく』、『目立たない』が鍵ではないかと思います。
インビザラインファースト矯正2カ月後
インビザラインファースト矯正2ヶ月後です。
2ヶ月でここまで変化します。
下の歯並びは特に、重なっていたのが綺麗になってきました。
あと、一踏ん張りです。
患者さん自身もお母さまも一丸になってインビザライン矯正に取り組んで頑張ってくれています。
インビザラインファースト矯正3カ月後
インビザラインファースト矯正3カ月後です。
3カ月で歯並びがここまで綺麗になりました。
インビザラインファースト矯正前と矯正3ヶ月後の比較
あと少し、顎を広げてスペースを広げたら終わります。
インビザラインファーストは顎を広げながら歯並びを整えることが出来るのでこんなに短期間で成果を得る事が出来ます。
是非、お子さまの歯並びで悩まれているママはご相談ください。
いかがだったでしょうか?
小児矯正の目的は顎を広げる事で脳の成長を促すことが一番の目的です。
成長はその瞬間しかありません。
少しでも成長に不安を感じる場合はすぐにご相談ください。
時間は戻らないので是非、その瞬間を逃さないで下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
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