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虫歯予防に効果的!歯磨きの仕方とポイントを詳しく解説!

2024年2月2日

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

虫歯予防のために毎日の歯磨きは欠かせません。歯に付着した汚れを歯磨きできれいに落とすことで、虫歯の原因菌が繁殖することを防げます。

しかし、歯磨きを毎日しっかり行っているのに虫歯ができてしまい、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、歯磨きをしても虫歯になる理由や、虫歯予防に効果的な歯磨きの仕方とポイントを詳しく解説します。

歯磨きをしても虫歯になる理由

歯磨きをしても虫歯になる疑問

毎日しっかり歯磨きをしていても、虫歯になりやすい人はいます。歯磨きをしても虫歯になる理由は、主に以下の4つです。

・磨き残しがある
・唾液の分泌量が少ない
・甘い物の摂取量が多い
・歯が薄く柔らかい

詳しく解説します。

磨き残しがある

歯磨きを毎日していても、磨き残しがある場合は虫歯になります。正しく磨いて汚れをしっかりと取り除くことで、虫歯予防につながるでしょう。

自分ではきれいに磨いているつもりでも、奥歯や歯と歯の間にはプラークが残りやすいです。特に、歯並びが悪い方は歯が重なった部分などにプラークが残りやすいため、虫歯の発生リスクが高まります。

銀歯や詰め物をしている歯も、境目に汚れが残りやすいため磨き残しが発生しやすいです。プラークは蓄積すると、硬い石のような歯石となります。歯ブラシでは落とせなくなるため注意が必要です。

唾液の分泌量が少ない

唾液の分泌量が少ないことも、歯磨きをしても虫歯になる理由の1つです。

唾液には、口内の汚れを洗い流す自浄作用があります。そのため、唾液の量が少ないと歯の表面に汚れが付着しやすくなります。

口内が乾燥した状態が続くと細菌の働きが活発になるため、虫歯になりやすい口内環境となります。口呼吸の癖や薬の副作用で、唾液の分泌量が少なくなることもあるでしょう。

唾液の分泌量を増やすには、よく噛んで食べることや、水分補給をこまめに行うことが大切です。

甘い物の摂取量が多い

直接触れるため、歯は食べ物の影響を大きく受けます。お菓子などの糖分が多い食べ物をよく口にする方は、虫歯の発生率が高い傾向にあります。

虫歯菌は、糖分を分解して酸を発生させて歯を溶かします。糖分の多い甘い物をよく口にする方は、歯磨きをしても虫歯になるリスクが高まります。

歯が薄く柔らかい

歯磨きをしていても虫歯になりやすい方は、歯の質が影響していることがあります。もともとの歯の質が薄く柔らかい方は、虫歯になりやすいでしょう。

歯の質は遺伝的な要素が関係している場合もありますが、甘い物の摂取量が多いことや柔らかい物ばかりを好んで食べていることが原因で、歯が弱くなっている場合もあります。

バランスの取れた食事や習慣で、歯を強くすることを心がけましょう。

虫歯予防に効果的な歯磨きの仕方

歯みがき指導

虫歯予防に効果的な歯磨きの仕方は、以下の通りです。

・鉛筆と同じ持ち方をする
・歯ブラシを45度の角度で歯にあてる
・歯は1~2本ずつ小刻みに動かして磨く
・前歯の裏側は歯ブラシを縦にして磨く
・磨く順番を決める

詳しく解説します。

鉛筆と同じ持ち方をする

歯ブラシは、鉛筆と同じ持ち方をしましょう。この持ち方をすることで、必要以上に力を入れずに歯を磨くことができます。

力を入れて強く磨きすぎると、歯ブラシの毛先が曲がってしまい汚れを効果的に落とせません。歯茎を傷つける原因や、歯の表面のエナメル質が削れる原因にもなるので注意しましょう。

歯ブラシを45度の角度で歯にあてる

歯ブラシは歯に対して45度の角度であてましょう。歯と歯肉の境目に歯ブラシの毛先が入り込み、効率よく汚れを除去できます。

とくに下の奥歯の内側は汚れが残りやすい場所です。舌の力を抜いて歯ブラシを45度の角度で当てることを意識しましょう。

歯は1~2本ずつ小刻みに動かして磨く

歯は1~2本ずつ磨いていきましょう。一か所10回程度を目安に、歯ブラシを小刻みに動かしながら細かい部分まで丁寧に磨きます。

前歯の裏側は歯ブラシを縦にして磨く

前歯の裏側は、歯ブラシを縦にすることで磨きやすくなります。

磨く順番を決める

磨く順番を決めることで、磨き残しを防げます。自分で磨きやすい順番を決めて磨くことを習慣にしましょう。

歯磨きをするときのポイント

歯磨きをするときのポイントイメージ歯磨きをするときのポイントを、4つご紹介します。

・フッ素入りの歯磨き粉を使用する
・デンタルフロスや歯間ブラシを使用する
・電動歯ブラシを使用する
・歯磨きをするタイミングに気をつける

詳しく解説します。

フッ素入りの歯磨き粉を使用する

フッ素には、歯を強くして虫歯の原因菌の働きを弱める効果があります。虫歯菌により歯から溶け出したカルシウムを補う、再石灰化を促進する働きもあります。そのため、毎日の歯磨きに取り入れると虫歯予防に効果的です。

市販されている多くの歯磨き粉にフッ素が配合されていますが、濃度に違いがあります。フッ素ができるだけ高濃度で配合されている歯磨き粉を使用するとよいでしょう。

ただし、6歳未満のお子さまが使用する場合は注意してください。うまくうがいできない可能性もあるので、子供用のフッ素入り歯磨き粉を選んであげましょう。

デンタルフロスや歯間ブラシを使用する

歯に付着した汚れは、歯ブラシだけでは6割程度しか落とせないと言われています。歯ブラシで丁寧にしっかり磨いていても、歯と歯の間の汚れは残るのです。

デンタルフロスや歯間ブラシは、歯ブラシでは届かない歯と歯の間の汚れをかき出せます。最低でも1日1回はデンタルフロスや歯間ブラシを使用しましょう。

電動歯ブラシを使用する

歯磨きをしていても虫歯になりやすい方は、電動歯ブラシの使用を検討してもよいでしょう。手磨きでは再現できない細かな振動で歯ブラシが動いてくれるので、効率よく汚れを除去できます。

ただし、電動歯ブラシも正しく使わなければ効果が期待できません。力を入れすぎずに、歯に対して45度に歯ブラシをあて1~2本ずつ丁寧に磨きましょう。

歯磨きをするタイミングに気をつける

歯磨きは、毎食後に行うのが理想とされています。少なくとも朝と晩の2回、昼食後に磨ける場合は朝昼晩の1日3回行うと良いでしょう。

また、間食をしたタイミングでも磨くことができれば理想的です。虫歯の根本的な原因は、お口の中に残った食べカスや蓄積された汚れです。

特に就寝中は唾液の分泌量が減り、虫歯になりやすい口内環境となります。就寝前の歯磨きは時間をかけて丁寧に行いましょう。

歯ブラシの選び方

歯ブラシを持つ手

歯ブラシは、以下の3つに注意して選びましょう。

・毛のかたさ
・毛の形や長さ
・ヘッドの大きさ

詳しく解説します。

毛のかたさ

市販されている歯ブラシは「かため」「ふつう」「やわらかめ」と毛のかたさが選べるものが多いです。好みの問題もありますが「ふつう」を選択するとよいでしょう。

「やわらかめ」は、歯の表面でブラシが滑ってプラークを除去しにくいです。歯肉炎や歯周病を発症しているときに一時的に使用するにはよいですが、症状が改善したら「ふつう」に変えましょう。

「かため」の歯ブラシは、優しく磨いていても歯茎やエナメル質を必要以上に傷つけてしまう恐れがあります。

毛の形や長さ

毛の形や長さにもさまざまな種類があります。毛先が均一なものやギザギザになっているものがありますが、毛先が均一なほうが、歯に均一に力がかかります。

毛は長すぎると歯に力が伝わりにくいため、一般的な長さを選びましょう。

ヘッドの大きさ

ヘッドの大きさにも注意して歯ブラシを選びましょう。

一般的な適正サイズは、縦の植毛が3列、横幅は人差し指の第一関節までの長さと言われています。ヘッドが大きすぎると、奥歯や細かい部分に毛先が届かず磨き残しが多くなります。

特に、女性やお口が小さい方は、小さめのヘッドの歯ブラシが良いでしょう。

まとめ

歯ブラシとタオル

歯磨きをしていても虫歯になることはあります。磨き残しがあることや正しい歯磨きができていないこと、食生活や歯の質によっても、虫歯になりやすい方がいるのです。

フッ素入りの歯磨き粉やデンタルフロス、電動歯ブラシなどをうまく活用して、虫歯を予防しましょう。効果的に虫歯を予防するには、正しい歯磨きの仕方や虫歯予防の習慣を身につけることが大切です。

虫歯予防でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

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