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歯のホワイトニング方法って?

2024年2月28日
歯のホワイトニング方法って?

こんにちは。大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「歯科医師やスタッフにとっては常識であること」でも患者さんにとっては「これってどうなんだろう…」と思うことはたくさんあります。

それも当然、患者さんは歯の専門家ではありません。ですので、歯や口内の健康についての疑問や不安を抱くのは当然です…。

 私たちは、患者さんが歯や口腔の健康について理解し、納得した上で治療を受けることが大事だと信じています。そのためには、診療中にできる限りすべての疑問にお答えできるよう努めていますが、時間や専門知識の制約から、すべてにお答えできない場合もあります。そこで、通常の診療でよくある質問に対しては、当院のブログで順次解説していくことにしました。このブログを通じて、患者さんが歯医者に関する疑問や不安を解消できるよう、お手伝いできればと願っています。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです!

「歯のホワイトニング方法って?」の質問に全力回答!

今回は、歯のホワイトニング方法って?などの質問に対して全力でお答えしていきます!

まず、ホワイトニングとは?種類はあるの?

歯のホワイトニングとは、特定の薬剤を使用して歯を明るくする治療方法です。歯の変色はさまざまな原因があります。歯の表面が着色や汚れで変色している場合は、クリーニングで改善できますが、歯の内部まで変色している場合は、表面のクリーニングだけでは効果がありません。そういった場合には、歯のホワイトニングが有効になってきます。

歯が元々黄ばんでいる方でも、ホワイトニングによって理想的な白さに近づけることができます。また歯を白くするためにクラウンを使用する場合は、歯を削ってクラウンを被せる必要がありますが、ホワイトニングでは歯を削ることなく白くすることができます。

また、ホワイトニングは以下の3種類の方法があります。

ホームホワイトニング

「ホームホワイトニング」とは、歯科医院に通わなくても自分の家で行えるホワイトニング方法です。自宅だけでなく、必要な道具と材料さえあればどこでもホワイトニングができます。専用のマウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着し、自分の好きなタイミングに合わせて歯を白くすることができるのがメリットです。

ホームホワイトニング

オフイスホワイトニング

「オフィスホワイトニング」とは、歯科医院で提供される専門的な歯のホワイトニング治療です。専用の薬剤を歯の表面に塗布して、特定の波長の光(レーザーやLEDなど)を照射します。この光が薬剤の成分と反応して、歯の表面に付着している色素を分解・除去することで歯を白くします。オフィスホワイトニングは効果が早く現れ、複数回の施術を受けることで顕著な白さを実感できます。ホームホワイトニングと比較すると、歯の白さにムラが出る可能性が少ないのがメリットです。ただし、色戻りが早く、費用が高額であるというデメリットも発生してしまいます。

オフィスホワイトニング

デュアルホワイトニング

「デュアルホワイトニング」とは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニングです。それぞれのホワイトニングを別で行うよりも短い期間での白さアップが期待でき、その効果も長持ちしやすいのがメリットです。

デュアルホワイトニング

ホワイトニングは何回くらい受けると効果が現れる?

歯のホワイトニングは、通院期間や施術回数において個人差やその方が目指す歯の白さのレベルによって異なります。もりかわ歯科では約2〜3回のオフィスホワイトニングと、約1〜2回のホームホワイトニング、デュアルホワイトニングは2回の施術をそれぞれ推奨しています。理想の白さと明るさを実現するのに役立てましょう。基本的な手順は、オフィスホワイトニングで白さと明るさを向上させ、ホームホワイトニングで後戻りを防ぎながら白さを定着させることです。一度の通院で複数回の施術を行ったり、新しい薬剤を使用することで、より少ない通院回数で効果を得られる場合もございます。

白さを急いで実現したい方や通院回数を減らしたい方は、 事前にご相談いただいて、その対応を確認することが重要です。特にホームホワイトニングは自己処理になりますが、薬剤の量を増やすという方法は、しみたり痛みが出る可能性があるため注意が必要です。

ホワイトニングで歯が白くなりやすい人は?

ホワイトニングの効果は、個人によって異なる傾向があります。一般的には、若い年齢の方や歯の黄ばみが少ない方、またはコーヒーや赤ワインなどの着色物を摂取しない方は、歯が白くなりやすいとされています。ただし、詰め物がある箇所は白くなりませんので、こちらも留意してください。これらの条件に当てはまらない場合でも、ホワイトニングを行うことで歯を白くすることは可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

ホワイトニングで効果を感じにくい人は?

以下のような人は、ホワイトニングをしても効果を十分に得られない可能性があります。

フッ素コーティングしている人

フッ素コーティングを受けた人は、歯を強化し表面を保護しますが、同時にホワイトニング剤の浸透が難しくなることがあります。ホワイトニング後にフッ素コーティングを施すことがおすすめされます。

ホワイトスポットのある人

ホワイトスポットとは歯にできる白い斑点のことです。ホワイトスポットがある人は、ホワイトニングによってこれらのスポットがより目立つことがあります。ホワイトニング後には、周囲の歯の色との調和を考慮した治療を検討することが重要です。

テトラサイクリン歯の人

テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系抗生物質により変色した歯のことを指します。歯の内部で変色が起こるため、表面的なホワイトニングでの改善は難しいですが、繰り返しのホワイトニングによって改善される可能性があります。

無髄歯や失活歯がある人

無髄歯や失活歯の場合、ホワイトニングでは黒っぽい変色を解消することができません。このような場合は、ウォーキングブリーチや被せ物、ラミネートベニアなどの処置を検討する必要があります。

詰め物や人工歯がある人

詰め物や人工歯を持つ人も注意が必要です。ホワイトニング剤は天然歯にのみ効果がありますので、詰め物や人工歯はホワイトニングで白くなりません。

使用薬剤とホワイトニングができない人は?

使用する特別な薬剤

歯科のホワイトニングで使用される成分は、「過酸化水素(または過酸化尿素)」です。過酸化水素は一般的にオキシドールなどの消毒剤として知られ、強力な酸化剤として作用します。歯科医師は、患者様の健康に悪影響を及ぼす可能性があると判断した場合、この成分を用いたホワイトニング施術を行うことはありません。

もちろん、過酸化水素を使用したホワイトニング剤が健康に害を及ぼすことはまれですが、誤った使い方や特定の体質に合わない場合には事故が発生する可能性があります。

そのため、過酸化水素(または過酸化尿素)を含むホワイトニングを受ける際には、歯科医師が口内の状態を確認し、患者様への問診を行って特定の条件を満たす必要があります。

ホワイトニングができない人

18歳未満の人

乳歯や新しく生えてきた歯は、施術の影響を受ける可能性があるため、18歳未満の方の治療を受け付けない歯科医院も多く見られます。具体的な症状は不明ですが、少なくとも歯に損傷をもたらす可能性があります。お子様の歯が黄ばんでいる原因の多くは、歯の表面の着色によるものです。お子様の歯を黄ばみから守り、白く保つためには、定期的な歯科検診と正しい歯磨きが重要です。

虫歯・歯周病が進行している人

虫歯や歯周病が進行している箇所にホワイトニング剤が触れると、痛みや炎症が生じる可能性があります。そのため、ホワイトニングの前には歯の治療が必要です。ホワイトニングの施術前には、歯科医師や歯科衛生士が口内をチェックしますので、安心してください。

妊娠中・授乳中である人

ホワイトニングに使用される薬剤には、胎児や乳児に悪影響を及ぼす可能性がある過酸化水素や過酸化尿素などの成分が含まれています。乳歯への影響と同様に、具体的な害は不明ですが、100%安全とは言い切れないため、妊娠中や授乳中の方はホワイトニングを控えることをおすすめします。授乳中でも歯を白くしたい場合は、ホワイトニングではなく、歯のクリーニングを検討してみましょう。歯の表面の着色汚れであれば改善できる可能性があります。また、口腔内の清潔を保つことは、お子様への歯周病や虫歯の感染リスクを低減させるのに役立ちます。

知覚過敏がある人

知覚過敏は、刺激に敏感な象牙質が露出し、冷たいものや熱いものに触れると痛みを感じる症状です。ホワイトニング剤が歯にしみ込んで痛みを引き起こす可能性があります。知覚過敏がある方は、ホワイトニングを控えることをおすすめしますが、痛みを最小限に抑える低濃度の薬剤を使用することもご提案可能です。知覚過敏だけどホワイトニングをしといという方はお気軽にご相談くださいませ。

知覚過敏がある人

歯が白くなるとどんなメリットがありますか?

最後に、白い歯が与える印象について書かせていただきます。

美しさと自信の向上

白い歯は一般的に美しく、清潔感があります。白い歯を手に入れることで、笑顔が明るく見え、自信を持つことができます。

若々しさの印象

白い歯は若々しさを象徴します。年齢が上がっても、白い歯を維持することで若々しい印象を与えることができます。

社会的な影響

社会的な場面でも、白い歯は好印象を与えます。面接やビジネスの場での第一印象が良くなることがあります。

歯の健康

ホワイトニングを行う際には、歯の表面の汚れや歯垢も取り除かれるため、口の中の健康も促進されます。

歯が白くなるとどんなメリットがありますか?

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、歯のホワイトニングについて説明してみました。ひとくちにホワイトニングといっても、種類やメリット・デメリットなどはいろいろございます。もりかわ歯科のホワイトニングページでもご説明しておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お客様お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

また歯列矯正をお考えの人も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

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