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子どもでも歯科検診を受けるべき?歯科検診の内容と頻度も解説!

2024年3月22日
歯科検診を受ける子供

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

定期的に歯科検診を受けることで虫歯の早期発見や早期治療につながります。子どもも定期的に歯科検診を受けるべきなのかどうか悩む保護者の方もいらっしゃるでしょう。

歯科検診は何歳から受けられるのでしょうか。また、子どもの歯科検診では何を行い、どれくらいの頻度で通えばよいのでしょうか。

今回は、子どもでも歯科検診を受けるべきか解説します。子どもの歯科検診で行う内容や頻度についても解説しますので、子どもに歯科検診を受けさせるべきか悩んでいる保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

子どもでも歯科検診を受けるべき?

子どもでも歯科検診を受けるべきか疑問のイメージ

子どもでも歯科検診は受けるべきといわれています。全国の市区町村では1歳6か月と3歳のタイミングにおいて無料で歯科検診を実施していることも、歯科検診の重要性を裏づけるものといえるでしょう。

また、厚生労働省も「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」のなかで、歯の健康を課題として挙げており「3歳児で虫歯のない者の割合を80%以上にする」としていることも、子どもでも歯科検診を受けることを推奨している結果といえます。

とはいえ、低年齢からの歯科検診は本当に必要なのかと悩む方もいるでしょう。

子どもが歯科検診を受けるメリットは、次のとおりです。

参照元:厚生労働省「健康日本21(歯の健康)」

虫歯を早期発見できる

虫歯は特に3歳からできはじめる傾向があります。3歳になると乳歯がすべて生えそろい、いろいろなものを食べられるようになるためと考えられています。

くわえて乳歯は酸に弱く、エナメル質が薄いため、虫歯の進行も早いとされており、5〜6か月程度で神経まで達するケースもあるのです。そのため、子どもは大人よりも定期的に虫歯がないかどうかをチェックすることが重要といえます。

日本では少しずつ子どもの虫歯予防の重要性が認知されてきたため、生活習慣の改善やフッ化物配合歯磨剤の普及が進み、虫歯の有病率は年々減少傾向にあります。

低年齢のうちに虫歯になると、よく噛めなくなり、唾液の分泌が減ることから消化吸収へと影響を及ぼします。さらに、永久歯の歯並びにも影響を及ぼす可能性もあるのです。

子どもの虫歯は大人の歯にまで影響を及ぼす可能性があるため、子どものうちに歯科検診を受けて虫歯を見つけることは非常に重要といえるでしょう。

歯並びと噛み合わせをチェックできる

3歳になると歯がすべて生えそろうため、歯並びや噛み合わせのチェックができるようになります。特に、低年齢のうちは指しゃぶりや舌の癖によって歯並びが乱れやすいです。

定期的に歯科検診を受け、歯並びと噛み合わせをチェックできていれば、適切なタイミングで歯科矯正をはじめられます。歯科医院には低年齢でもできる歯科矯正の情報もあるため、有益な情報を手に入れられるでしょう。

また、指しゃぶりや舌の癖を改善する指導を受けられたり、具体的なやめ方を教えてもらったりできるため、歯並びや噛み合わせが悪くなるのを早い段階から回避できるかもしれません。

磨き残しが多い部分がわかり、正しい歯磨きの仕方を習得できる

未就学児の子どものほとんどは保護者が仕上げ磨きをしているかもしれません。

しかし、仕上げ磨きをしているからといって磨き残しなく完璧に磨けているとは限りません。歯科検診を子どものうちから受けておくことで、磨けていない部分が分かり、正しい歯磨きの方法を習得できるでしょう。

保護者の方が正しい歯磨きの仕方の指導を受けることで、子どもが虫歯になるのを回避できるうえに、子ども自身も歯磨きの正しい方法を習得できます。

歯医者に対する恐怖心をなくせる

歯医者を嫌うこどもは多い傾向にあります。

初めての歯医者が虫歯の治療で痛い思いをしたという経験から、歯医者に恐怖心をもつ子どももいるでしょう。また「歯医者は痛いところ・怖いところ」とまわりから刷り込まれているケースや、うそをついて歯医者に連れてこられたというケースも考えられます。

この恐怖心を回避するためには、低年齢のうちから歯医者通いをはじめることがもっとも効果的です。歯科医院で口の中を見せることに慣れておけば、万が一虫歯になったとしても歯科医院に対する恐怖心が少ないため、治療をスムーズに進められるでしょう。

歯医者に慣れるという点からも、子どものうちから歯科検診を受けるとよいでしょう。

子どもの歯科検診で行う内容

歯科検診を受ける子供

子どもの歯科検診ではどのようなことを行うのか気になる方もいるかもしれません。

子どもの歯科検診は基本的に歯だけでなく歯茎の状態や歯並び、噛み合わせ、口腔粘膜の異常など、口の中を総合的にチェックします。フッ素塗布を行うところもあるでしょう。

フッ素には、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化する効果があります。歯科検診では、フッ素を歯ブラシにのせたり、綿棒に乗せたりして歯に直接塗布します。フッ素を塗布したあとはうがいをする必要がないため、うがいができない子どもでもフッ素塗布が受けられます。

子どもの歯科検診は何歳から?

歯科検診を受けたい子供

子どもの歯科検診を受ける年齢については明確な決まりはありません。そのため、歯が生えはじめる0歳から歯科検診を受けても問題ありません。

しかし、実際には1歳6か月頃から歯科検診をスタートすることをすすめる歯科医院が多い傾向にあるようです。実際に市区町村の歯科検診も1歳6か月から設定されています。

また、1歳6か月〜2歳6か月の1年間は虫歯菌への感染が初めて起こる時期といわれています。歯並びのみならず、虫歯のチェックのためにも1歳6か月頃から歯科検診を受けるとよいでしょう。

歯科検診を受ける頻度

歯科検診を受ける頻度イメージ

歯科検診を受ける頻度は、3〜4か月に1回が目安です。

子どもの虫歯は進行スピードが速く、放置すると歯を失うくらいに進行する可能性もあるのです。虫歯で歯を失わないようにするためにも、3〜4か月に1回の頻度で歯科検診を受けることが望ましいとされています。

また、フッ素塗布も定期的に受けるとよいでしょう。フッ素の効果持続期間は3〜4か月程度といわれています。そのため、フッ素塗布も3〜4か月に1回の頻度で受けると虫歯予防に効果があるでしょう。

ただし、子どものお口の状態によっては、これよりも短い頻度で歯科検診を受けたほうがよい場合もあります。歯科検診を受ける頻度については、かかりつけの歯科医師によく確認しましょう。

まとめ

歯医者と子供

今回は、子どものうちから歯科検診を受けるメリットや行う内容、頻度について解説しました。

歯科検診は子どものうちから受けたほうがよいでしょう。子どものうちから歯科検診を受けていれば、虫歯を早期に発見できます。子どもの虫歯は進行が早いです。乳歯が虫歯になると永久歯に影響を及ぼすこともあります。そのため、早期発見・早期治療が重要なのです。

また、歯科検診では歯並びや噛み合わせのチェックも受けられます。歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす癖がある場合は、改善する方法を指導してもらえるでしょう。

歯科検診はできれば行政が推奨する1歳6か月から、遅くとも3歳から受けることが望ましいです。歯科検診は3〜4か月に1回の頻度で受けるとよいでしょう。

小児歯科の歯科医師や歯科衛生士は、子どもの対応に慣れています。小児歯科であれば、子どもが不安にならずに歯科検診を受けられるでしょう。

子どものお口の健康を守るためにも、子どものうちから歯科検診を受けましょう。

お子さんのお口の健康を守りたいとお考えの保護者の方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

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