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虫歯になりにくいおやつとは?食べるときの注意点も解説!

2024年4月12日
虫歯になりやすいおやつのイメージ

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

砂糖を多く含んだ甘いおやつを食べると虫歯になりやすいため、子どもに与えることに抵抗を感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。子どもはおやつが大好きなので、食べずに過ごすことは難しいでしょう。

そもそも子どもの胃袋は小さく、1日3回の食事だけでは1日に必要な栄養を十分に補給できません。成長のためにも、子どもにとっておやつは必要なものともいえます。虫歯の原因を作らないためには、おやつの種類や与え方が重要です。

今回は、虫歯になりにくいおやつの種類や、おやつを食べるときの注意点について解説します。

虫歯になる原因

虫歯の説明

虫歯は、歯に残った食べ物の残りカスの歯垢(プラーク)が主な原因です。プラークにはミュータンス菌などの細菌が潜んでおり、増殖することで酸を作り出します。この酸が歯を溶かすことで穴が開き、虫歯が発生します。

細菌は糖分を栄養にして増殖するため、甘いものは虫歯の原因となるのです。とくに、子どもの歯は大人の歯に比べて歯の表面を覆うエナメル質が薄いです。虫歯の進行が非常に早いので注意が必要です。

虫歯になりやすいおやつとは?

虫歯になりやすいおやつを食べる

虫歯になりやすいおやつには、以下の3つの特徴があります。

・砂糖が多く含まれている
・歯にくっつきやすい
・食べるのに時間がかかる

詳しく解説します。

砂糖が多く含まれている

砂糖が多く含まれているおやつは、虫歯の原因となる細菌が増殖する際の餌になるので虫歯になりやすいといえます。おやつの中でもチョコレートやクッキー、ケーキやドーナツなどは、とくに砂糖が多く含まれているためあまり口にしないほうが虫歯予防には効果的でしょう。

ジュースやスポーツ飲料も、砂糖が多く含まれているため注意が必要です。虫歯の原因となる細菌の増殖を抑えるためには、砂糖を多く摂取しないことが重要です。

歯にくっつきやすい

歯にくっつきやすいおやつは、歯に長い時間密着するため細菌の増殖を促進させます。歯と歯の間にも糖分が残りやすいため、虫歯になりやすいといえるでしょう。

キャラメルやガム、ソフトキャンディー、グミなどが歯にくっつきやすいです。スナック菓子も、お口の中で唾液に触れることで歯にくっつきやすくなるでしょう。細かく砕けるので、歯と歯の間にも挟まりやすいです。

含まれている糖分の量が少なくても、歯にくっつきやすいおやつは虫歯になるリスクが高まるので注意しましょう。

食べるのに時間がかかる

食べるのに時間がかかるおやつも、歯にくっつきやすいおやつと同様に歯に糖分が長い時間とどまるため虫歯になりやすいといえます。

例えばキャンディーは、長時間口に入れて食べ終わるまでに時間がかかるため、食べすぎないようにしましょう。キャンディーは歯にもくっつきやすいため注意が必要です。

また、ドーナツやケーキなども食べるのに時間がかかるうえに糖分が多く含まれているため、虫歯になるリスクが高いでしょう。

虫歯になりにくいおやつとは?

虫歯になりにくいおやつのイメージ

虫歯になりにくいおやつには、以下の3つの特徴があります。

・糖分があまり含まれていない
・カルシウムが多く含まれている
・すぐに食べ終えられる

詳しく解説します。

砂糖があまり含まれていない

虫歯のリスクを減らすためには、糖分があまり含まれていないおやつを選ぶことが大切です。おせんべいやナッツ類、砂糖不使用のクッキーなどは糖分をあまり含まないため、虫歯になりにくいといえるでしょう。

おせんべいやナッツ類は噛み応えもあるため、成長期の子どもの顎の発達の促進も期待できます。また、よく噛むことで唾液の分泌が促されるので、虫歯予防につながるでしょう。

カルシウムが多く含まれている

カルシウムは、歯を強くしてくれる大切な栄養素の1つです。とくに乳歯から永久歯に生え変わる子どもの時期には、強い歯が生えてくるようにカルシウムの多く含まれたおやつを取り入れるとよいでしょう。

牛乳やチーズなどの乳製品、煮干しや小魚は、カルシウムが多く含まれています。砂糖は含まれていないため、おやつとして優れているでしょう。カルシウムは食事だけでは不足しやすい栄養素のため、おやつで補えると理想的です。

すぐに食べ終えられる

すぐに食べ終えられるおやつは、口内に糖分が残りにくいため虫歯になりにくいといえます。ゼリーやプリンは糖分が含まれていますが、比較的早く食べ終えられて歯にも付着しにくいため、虫歯のリスクは低いおやつの1つです。

果物や野菜スティックなども、栄養が豊富ですぐに食べ終えられるためよいでしょう。

おやつを食べるとき・食べたあとの注意点

おやつを食べるときはルールを決めるイメージ

おやつを食べるとき・食べたあとは、以下の3つのことに注意しましょう。

・おやつの時間や量を決める
・ルールを決める
・おやつの後はうがいや歯磨きの習慣をつける

詳しく解説します。

おやつの時間や量を決める

時間や量が決まっていないと、ダラダラと長い時間食べたり量を食べすぎたりすることがあります。ダラダラと長い時間食べるとお口の中に糖分が長い時間とどまるため、虫歯になりやすいでしょう。食生活の乱れの原因にもなるため注意が必要です。

おやつは、食事に影響がでないタイミングの空腹時に設定して規則正しく摂取しましょう。3歳までは1日2回、3歳を過ぎたら1日1回おやつの時間を設けるのが理想です。

おやつを袋ごと食べるのはダラダラ食べてしまう原因となるため、必要な量だけをお皿に出してあげてください。食べすぎを防ぎながら、短い時間で食べ終えることができるでしょう。

おやつの時の飲み物は、糖分が含まれていない牛乳や麦茶が良いでしょう。

ルールを決める

日常的に糖分が多く含まれているおやつを摂取していると、虫歯や肥満の原因になります。あまり口にしないのが理想ですが、甘いおやつを制限しすぎると子どもにとってストレスでしょう。

お友達と遊ぶときや、お誕生日や特別な日には好きなおやつ・ジュースを選んでも良いなど、ルールを決めることでストレスを軽減できるでしょう。糖分が含まれたおやつを極端に制限する必要はありません。ルールを決めて、おやつの時間を楽しくすることも大切です。

おやつの後はうがいや歯磨きの習慣をつける

おやつの後に、うがいや歯磨きの習慣をつけることで虫歯になるリスクを減らせます。歯を磨くのが理想ですが、難しい場合はうがいをするだけでも効果的です。できる限りお口の中に食べカスが残らないようにすることで、虫歯の原因となる細菌の増殖を防げます。

また、歯磨きが難しい場合は、おやつの後にキシリトール配合のガムを噛むと良いでしょう。糖分で酸性に傾いたお口の中を中和させる効果があります。

キシリトールとは、白樺の樹木などから取れる天然素材の甘味料です。砂糖と同等の甘さがありますが糖分を含まないため、虫歯の原因となる酸を生成しにくいです。

また、キシリトールには歯の再石灰化を促す働きや、虫歯の原因となる細菌の働きを弱める効果があります。ガムを噛むと唾液の分泌が促されるので、その点でも虫歯予防に効果的でしょう。

まとめ

虫歯になりやすいおやつ

糖分を多く含むおやつは虫歯の原因となりますが、おやつの時間や量、おやつのルールを決めるとリスクを減らせるでしょう。おやつを食べた後は適切なケアを行うことも重要です。

おやつは甘いものに限らないため、果物や野菜、乳製品など虫歯になりにくいおやつを選んであげましょう。

子どもの歯は、大人の歯に比べて虫歯になりやすく進行も早いため注意が必要です。おやつを食べた後は、歯磨きやうがいの習慣を子どもの頃から身につけられるようにしましょう。キシリトールも上手に取り入れれば、虫歯を効果的に予防できます。

毎日のおやつの習慣を見直して、虫歯になりにくい歯を目指しましょう。

お子さまの虫歯でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

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