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ドライマウスの原因と対策!唾液を増やす方法

2025年3月19日
ドライマウスの原因と対策!唾液を増やす方法

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療は専門性の高い分野であり、患者様にとって分かりにくい情報や誤解が生じやすい情報も少なくありません。診療時間内に患者様お一人おひとりに十分なご説明をすることが難しい場合もあるため、このブログを開設いたしました。

このブログでは患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすく解説することを目指しています。専門用語はできる限り避け、分かりやすい言葉で情報を提供いたします。皆様の疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう最新の研究結果やエビデンスに基づいた情報も積極的に発信してまいります。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

目次

「ドライマウスと唾液の関係性」について全力回答!

「朝、起きたときに口がカラカラで声を出しづらい…」

「唾液が少ないせいか、口臭が気になって人前で話しにくい…」

「水を飲んでもなかなか潤わず、食事がしにくい時がある」

こうした悩みを抱えている方は少なくありません。

ドライマウス(口腔内が乾燥する状態)は多くの人が気づかぬうちに進行させてしまい、日常生活の質(QOL)を大きく下げる原因にもなる症状です。

唾液が少ないと単なる不快感だけでなく、むし歯や歯周病、口臭といった問題にも結びつきやすくなります。

本記事ではドライマウスの原因・リスク・対策をわかりやすくお伝えします。

この記事を読めば分かること

  • ドライマウスの基礎知識が理解できる
  • 唾液が減る原因とチェック方法が分かる
  • 放置すると起こり得るリスクを学べる
  • 自宅でできる対処法やトレーニングが分かる
  • 歯科医院で受けられる専門的ケアを知ることができる
  • 口腔乾燥を防ぎ、快適な毎日を取り戻すポイントがつかめる

ドライマウスってどんな症状?基礎から知りたい

ドライマウスってどんな症状?基礎から知りたい

ドライマウスの定義と症状の特徴

ドライマウスとは、唾液の分泌量が減少し、口の中が乾燥する状態の総称です。

  • 食事の時にパサついた感じがして飲み込みにくい
  • 話しているときに口が渇いて声がかすれる
  • 睡眠中や起床時に口臭が強くなる

といった症状がよく見られます。

人によっては舌や歯茎がヒリヒリ痛んだり、唇がひび割れやすくなるなど、多岐にわたる不快感が出るのが特徴です。

潜在的患者の多さ

実際には「口が乾きやすいけど、歳のせいかも…」と軽視してしまう人は少なくありません。
潜在的にドライマウスを抱えている人は、想像以上に多いといわれています。

加齢だけが原因というわけではなく、ストレスや薬の副作用、生活習慣など複数の要因が絡み合って起こるため、症状に気づきにくい点にも注意が必要です。

エナメル質と唾液の関係

唾液は単に口を潤すだけでなく、歯を保護する大切な役割を担っています。
エナメル質の再石灰化を助け、むし歯菌の増殖を抑制する成分を含んでいるからです。

唾液が少なくなると、むし歯が進行しやすくなったり、歯周病のリスクが高まったりする可能性が高まります。

こんな人は要注意

  • 朝起きたときに異常な口臭がする
  • 夜中に何度も目が覚めて水分を取る
  • 会話中に口が渇いて唾液が出ない
  • ストレスフルな生活や多種多様な薬を服用している

こういった特徴に思い当たる人は、唾液の分泌が正常に働いていないサインかもしれません。

唾液が出ないのはなぜ?原因をチェックしよう

唾液が出ないのはなぜ?原因をチェックしよう

生理的・病理的原因

唾液分泌の減少には、多くの要因が絡み合っていると考えられています。

大きく分けると生理的原因病理的原因があります。
生理的なものとしては、加齢による唾液腺機能の低下や日常的な水分不足、ストレスなどが代表的です。

一方、病理的な要因にはシェーグレン症候群などの自己免疫疾患、糖尿病、腎不全など全身疾患に伴う唾液腺障害あるいは薬の副作用が含まれます。

薬の副作用に注意

高血圧やうつ病、抗アレルギー薬などの一部の薬剤は唾液の分泌を抑制する作用があるため、ドライマウスを悪化させる場合があります。
複数の薬を常用している方は服用薬のリストを歯科医や医師に相談し、対策を検討することが重要です。

生活習慣と唾液分泌の関係

普段の生活習慣も唾液分泌に影響を及ぼします。

水分摂取量が少ない人、口呼吸の習慣がある人、夜更かしで自律神経が乱れがちな人は唾液腺の活動が弱まりやすいとされています。
またアルコールや喫煙も口腔内を乾燥させやすいため、ドライマウスのリスクを高める要因になり得ます。

口呼吸の見分け方

無意識に口を開けて寝ている人や、スポーツ時に常に口で呼吸している人は要注意です。

呼吸の仕方が口呼吸になると外気が直接口内を乾燥させ、唾液が蒸発しやすくなります。
朝起きたときに口が粘ついている、喉が痛いなどの症状があるなら口呼吸の可能性が高いでしょう。

放置するとどうなる?口臭や歯周病へのリスクは?

放置するとどうなる?口臭や歯周病へのリスクは?

口臭が強くなる理由

唾液は、口腔内の細菌や食べかすを洗い流す大切な働きを担っています。

唾液の量が減ると細菌が繁殖しやすくなるため、口臭(ドライマウス口臭)が強くなる傾向にあります。
特に朝起きたときの口臭が気になり始めるなら、唾液不足が進んでいるサインかもしれません。

口臭チェックのポイント

  • 朝起きた直後の口の臭いが気になる
  • マスクをしていて自分の息が妙に臭うと感じる
  • 家族や友人から口臭を指摘されることが多い

これらが当てはまる場合は、歯科医院での検査を受けることをおすすめします。

むし歯や歯周病リスクの増加

前述のとおり、唾液が減少するとエナメル質の再石灰化が阻害され、むし歯が急速に進行しやすくなります。
また、歯周病菌が口内で繁殖しやすくなり、歯茎の炎症や歯槽骨の吸収を起こすリスクも高まるでしょう。

とくに40〜60代の方は歯周病リスクが高い年代なので、ドライマウスが加わるとさらに状況が悪化しやすくなります。

全身への影響

歯周病が進行していくと、血液を通じて細菌が全身に回る可能性が示唆されています。
心疾患や糖尿病など、一部の全身疾患と口腔内環境との関連性が近年注目されているので、唾液不足を放置することで全身の健康に悪影響を及ぼす可能性は否定できません。

どう改善する?よくある疑問と自宅でできる対策

Q&A形式で理解を深めよう

ここでは、あらためて分かりやすい様にQ&A形式でまとめたドライマウスに関する疑問や不安を取り上げ、自宅でもできる対処法や応急ケアを紹介します。
ぜひ参考にしながら、唾液不足の対策を始めてみてください!

Q1. 水をこまめに飲めば解決できる?

A1. はい。水分補給はドライマウス対策の基本です。

ただし、ドライマウスの根本的な原因が唾液腺の機能低下や口呼吸である場合は、水を飲むだけでは不十分です。
適度な水分補給に加え、唾液を出すトレーニングや生活習慣の見直しが必要です。

例えば、こまめに水を飲む習慣をつけることや、口呼吸を避けるために鼻呼吸を意識することが効果的です。

Q2. ガムを噛むと唾液が増える?

A2. 無糖ガムを噛むことは唾液分泌を促進します。

咀嚼刺激により唾液腺が活発になり、口腔内の潤いが保たれやすくなります。
ただし、ガムの味が強すぎたり糖分が多いものを常用すると、むし歯のリスクが高まる恐れがあります。
そのため、無糖タイプやキシリトール入りのガムを選ぶことをおすすめします

また、ガムを噛む時間は1日に数分程度に抑えると良いでしょう。

Q3. 加湿器を置くだけでも効果ある?

A3. 加湿器の使用は口腔内の乾燥を防ぐのに有効です。

部屋の湿度を適度に保つことで、唾液の蒸発を抑えることができます。

しかし、根本的に唾液量が少ない場合は、加湿だけでは解決できません。
口呼吸の改善や口腔内のケアを組み合わせることで、より効果的に口の乾燥を防ぐことができます。

例えば、寝室に加湿器を設置するほか、寝る前に口腔内をしっかりと潤すための保湿ジェルを使用することも有効です。

Q4. マウスウォッシュを使えば口内が潤う?

A4. マウスウォッシュの選び方が重要です。

一部のマウスウォッシュ製品にはアルコールが含まれており、これが逆に口の乾燥を悪化させる可能性があります。
口腔粘膜に優しいノンアルコールタイプや、保湿成分入りの製品を選ぶことで、口内の潤いを保つことができます。

さらに保湿効果の高いマウスウォッシュを使用することで、乾燥による不快感を軽減し、口腔内の健康を維持しやすくなります。
製品選びの際には成分表を確認し、口腔内に優しいものを選ぶことを心がけましょう。

自宅でできる簡単ケア

自宅でできる簡単ケア

唾液腺マッサージ

唾液腺のある耳下腺や顎下腺、舌下腺の周辺を軽く指でマッサージすると、唾液の分泌が促されやすくなります。
具体的なやり方は、指を使ってやさしく円を描くように頬や顎の下を刺激するイメージです。

口閉じテープや鼻呼吸の意識づけ

就寝中に口呼吸をしている人は、口閉じテープを使って鼻呼吸に誘導するのも一つの手です。
鼻呼吸に慣れると口腔内の乾燥が緩和され、唾液が蒸発しにくくなります。

唾液を増やすトレーニングやガムは本当に有効?

咀嚼による唾液分泌のメカニズム

唾液は、主に咀嚼や味覚刺激によって分泌が促されます。

食べ物を噛む行為はもちろんのこと、ガムのように「噛むだけ」の刺激でも唾液腺に程よいアプローチを与えてくれます。
よく噛むほど唾液が出やすくなるのは、生理的な反応といえるでしょう。

ガムを利用するメリット

手軽さ

外出先でも簡単に実践できる

低コスト

特別な器具や調理が不要

口臭予防効果

キシリトール入りや無糖ガムなら、むし歯を防ぎながら爽快感を得られる

考慮すべきデメリット

顎関節への負担

長時間噛み続けると、顎に過度な負担がかかり痛みが出るケースがある

糖分によるリスク

甘味の強いガムを頻繁に噛むと、むし歯のリスクが高まる可能性がある

好みの問題

ガムを噛むこと自体が苦手な方もいる

咀嚼トレーニングの効果と注意点

ガムを使う以外にも、咀嚼を意識するトレーニングや運動を日常に取り入れることで唾液の分泌は高まりやすくなります。
例えば口を閉じたまま上下の歯を軽く噛み合わせる運動や、舌を上下左右に動かして頬や歯茎を刺激するといった簡単なエクササイズを定期的に行うのも効果的です。

やり方の例

ゆっくり食べる

食事の際、一口につき20〜30回ほど咀嚼して自然に唾液がわいてくるのを実感する。

頬の内側をマッサージ

頬をやさしく指で押し、唾液腺を刺激する。

舌の上下運動

舌を上あごや舌底部に押しつけるように、軽くストレッチするイメージで動かす。

注意すべきポイント

継続が大切

トレーニングは一度や二度行っただけでは成果が出にくい。少しずつ習慣化することが肝心。

無理をしない

痛みが出るほど強く噛んだり、長時間舌を動かし続けると筋肉や顎関節に負担をかける場合がある。
違和感があれば中断する。

複合的な対策

トレーニングだけで改善が見られないなら、生活習慣やストレスの管理、口腔内の他の問題(むし歯や歯周病など)を総合的に見直す必要がある。

ガムやトレーニングだけでは補えない場合

ガムを噛んだり、簡単なエクササイズを行うことは確かに唾液分泌を促す一助になります。
しかしそれだけで根本解決に至らないケースも少なくありません。

例えば薬の副作用や自己免疫疾患など病理的な原因が背景にあるときは、歯科医院や内科などの専門医による診断が不可欠となります。

歯科医が提示する次のステップ

専門的な唾液検査

唾液の分泌量や性状を調べ、どの程度問題が進んでいるかを客観的に把握する。

追加ケアや処方薬の検討

唾液腺への刺激を高める薬や保湿ジェルなどを提案。

根本原因へのアプローチ

他科の医師と連携し、シェーグレン症候群などの全身疾患が疑われる場合は適切な治療を受ける。

ひどい症状には要注意!歯科医院でできる専門的ケア

ひどい症状には要注意!歯科医院でできる専門的ケア

歯科医院で診察してもらうメリット

ドライマウスが進行している、あるいは自宅でのケアを続けても改善が見られない場合は歯科医院で専門的な診察を受けることをおすすめします。
唾液の量や口腔内の健康状態を総合的に確認し、適切なアドバイスや治療プランを提案してもらうことで問題の根本にアプローチできるからです。

対象となる症状や状況

  • 自宅ケアや市販製品ではほとんど改善しない
  • むし歯や歯周病が同時に進行している可能性がある
  • 口の乾燥で食事や会話が著しく不便
  • 全身的な持病や服薬が関係している気がする

こうした方は一般的な歯科医院でもドライマウスに対するケアを受けられる場合が多いので、まずは気軽に相談してみましょう。

歯科医院での具体的なケア方法

唾液腺のマッサージ指導

歯科医や歯科衛生士が、耳下腺・顎下腺・舌下腺など唾液腺の部位を確認しながら正しいマッサージ方法を指導します。
自己流で強く押しすぎると逆効果になりかねませんが、専門家から習うことで唾液を促進するうえでより安全かつ効果的なケアが期待できます。

保湿剤や人工唾液の活用

歯科医院では、症状に応じて保湿ジェルや人工唾液などを提案されることがあります。
市販品よりも歯科医院専用の商品や処方品のほうが機能性が高い場合もあり、日常的に活用することで不快感を緩和することができます。

むし歯・歯周病の予防処置

唾液が少ない状態だと、むし歯や歯周病になりやすいというリスクが高まります。
そこで、フッ素塗布歯石除去などの予防処置を受け、定期的にクリーニングしてもらうことで口腔内を良好な状態に保ちやすくなります。

 

薬の副作用や全身疾患の可能性

ドライマウスが重症化している場合、服用中の薬の副作用シェーグレン症候群などの自己免疫疾患が背景にあることも考えられます。

一般的な歯科医院でも、必要に応じて医科と連携し、内科や免疫科での検査を提案される場合があります。
唾液不足の原因を総合的に把握することで、根本から治療につなげられるのが大きなメリットです。

まとめ:ドライマウスが気になったらまずは相談を

ドライマウス(口腔乾燥症)は唾液の量が減ることで口の中が乾いて不快になるだけでなく、むし歯や歯周病、口臭のリスクを高める原因にもなる、軽視できない症状です。
加齢や薬の副作用、生活習慣などさまざまな要因が絡み合って起こるため、単なる水分補給だけでは解決できないケースも少なくありません。

今回はドライマウスの原因や放置するリスク、自宅での対策(唾液腺マッサージ、ガム、生活習慣の見直しなど)や歯科医院での専門的ケアを紹介してきました。
あらためて大切なのは、口の渇きを感じる頻度が増えたらできるだけ早く対策を始め、必要なら専門医に相談することです。

早期ケアで生活の質を向上

「朝起きたときに口がカラカラ」

「会話中に唾液が出なくて話しづらい」

「口臭が気になる」

といった症状が日常化している方は、ドライマウスの兆候かもしれません。

放置すればするほど、歯周病やむし歯の進行、顎関節への負担など、さらに深刻な問題へと発展する恐れがあります。
一方で適切なケアや生活習慣の改善、場合によっては歯科医の専門的治療を受けることで唾液量が回復し、トラブルを回避できる可能性が高まるのです。

歯科医院との連携がカギ

もし、ご自身でできる対策(ガムやマッサージなど)を試しても改善が見られない場合や、強い痛みや出血、食べにくさなどが伴うようなら、歯科医院での診断を受けましょう。
私たち専門家が口腔内の状態を詳しく調べ、必要に応じて外科的なアプローチや薬の見直し、他科との連携など、トータルでサポートすることができます。

唾液が少ないと不安で仕方ない方も、どうか諦めずにご相談ください

歯科医院ならではのアドバイスや治療法を組み合わせることで、口元の乾燥に悩まされる日々に終止符を打ち、快適な毎日を取り戻していただけるようサポートいたします。

「ドライマウスかも…?」と気づいた今がベストタイミングです!

口の渇きを当たり前にしないで、まずは簡単なセルフケアから始めてみましょう。
そこからさらに症状が改善せず心配な場合には、歯科医院での専門的な診断・治療を受けることをおすすめします。

あなたの歯と口の健康を守るために、ぜひ一度ご来院ください。
早期に対策するほど、笑顔あふれる健康的な口元を維持できるはずです!

大阪府八尾市の歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」

当院では日々の診療で患者様との対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を心がけています。

  • インプラント治療
  • 入れ歯・ブリッジ
  • 審美歯科
  • 歯列矯正

など、様々な治療に対応しておりますので、歯に関する心配事がございましたらいつでもお気軽にご来院ください。矯正治療に関する無料相談も実施しておりますので、歯並びでお悩みの方もぜひ一度お問い合わせください。

矯正無料相談
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詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

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