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セラミックの歯の値段はいくらくらい?値段が高くても選ばれる理由も

2025年4月11日
セラミックの歯

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

天然の歯に近い色調や透明感を再現できるセラミックは耐久性も高く、多くの方に選ばれています。

しかし、保険適用外となるため治療費が高額です。治療を検討している方のなかには「セラミック治療にはどのくらいの金額がかかるの?」「どうしてこんなに治療費が高額なの?」といった疑問をおもちの方もいるでしょう。

そこで今回は、セラミックの詰め物や被せ物の値段、費用が高い理由、高くても選ばれる理由などについて解説します。

セラミックの歯の値段

セラミックの歯の値段イメージ

セラミック治療で使用されるオールセラミックやジルコニア、e-maxなどは保険が適用されず、自由診療となる素材です。そのため、歯科医院によって値段の設定が異なります。また、選ぶ素材の種類によっても金額が変わるため、予算に合ったものを選ぶことが大切です。

ここでは、セラミックの歯の値段の目安を種類別にみていきましょう。

オールセラミック

オールセラミックの値段の目安は、詰め物で6万〜8万円程度、被せ物で8万〜22万円程度です。

オールセラミックとは、陶材のみでできた素材のことです。天然の歯のような色調や光沢、透明感などを再現できるため、前歯など人目に触れやすい部分の治療に選択される傾向があります。また、耐久性にも優れており、美しい状態を長く保てるでしょう。

ただし、陶材のみでできているため、強い衝撃を受けるとひびが入ったり欠けたりすることがあります。そのため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合や負担がかかりやすい奥歯などは適応外となることも考えられるでしょう。

ジルコニア

ジルコニアの値段の目安は、詰め物で4万〜6万円程度、被せ物で10万〜20万円程度です。

ジルコニアは人工ダイヤモンドと呼ばれるほど強度が高く、歯ぎしりや食いしばいのある方や奥歯などにも使用可能です。透明感はオールセラミックには劣りますが、天然歯に近い色調を再現できるため、前歯にも使用できます。

ただし、ジルコニアは天然の歯よりも硬いという特徴があります。噛み合う部分が傷ついたり擦り減ったりする可能性があるので注意が必要です。

e-max

e-maxの値段の目安は、詰め物が4万〜6万円程度、被せ物が7万〜10万円程度です。

e-maxとはニケイ酸リチウムガラスを主成分とした素材で、ガラスと名がつく通り、透明感の高さが魅力です。審美性と機能性の両方を兼ね備えていながら、費用はオールセラミックよりも抑えられることも特徴といえるでしょう。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックの値段は、詰め物が3万〜4万円程度、被せ物が4万〜8万円程度です。

ハイブリッドセラミックとは、陶材であるセラミックと歯科用プラスチック(レジン)を混ぜ合わせて作られた素材です。プラスチックを含んでいるため値段を抑えられますが、ほかの素材に比べると審美性は劣ります。

また、レジンならではの経年劣化による変色や摩耗などは避けられません。被せ物や詰め物に用いる素材を選択する際には、将来的に再治療にかかる費用も考える必要があるでしょう。

メタルボンド

メタルボンドの費用の目安は、8万〜15万円程度です。

メタルボンドは、表面が陶材であるセラミック、土台部分が金属でできた被せ物です。表面にセラミックを使用しているため天然の歯に近い見た目を再現できますが、土台に金属を使用しているため透明感はオールセラミックやe-maxに劣ります。

また、金属を含むため、経年劣化による成分の溶け出しによって歯ぐきが黒ずんだり、金属アレルギーの症状が現れたりするリスクもあるでしょう。

セラミックの歯の値段が高い理由

セラミックの歯の値段が高い理由イメージ

陶材であるセラミックを使用した歯の値段が高い理由として、保険適用外の自由診療となることが挙げられます。保険適用の素材であれば1〜3割負担で治療を受けられますが、自由診療の場合は患者さんが全額負担することになるため、その分金額が高くなります。

また、陶材は保険適用で使用するレジンや銀歯などの素材に比べて、審美性や耐久性、強度が優れていることも費用が高くなる理由のひとつといえるでしょう。

さらに、人工歯は患者さん一人ひとりの歯の形や大きさ、色調、周囲とのバランスなどを考慮しながら精巧に作られます。その分、歯科医師や歯科技工士の技術、良質な型取り剤・接着剤などにもコストがかかるのです。その結果、治療にかかる値段が高額になります。

セラミックの歯が選ばれる理由

セラミックの歯を選んだ女性

セラミックを使用した詰め物や被せ物は決して安くはありませんが、それでも多くの方に選ばれています。ここからは、セラミックの詰め物や被せ物が選ばれる理由について解説します。

目立ちにくい

セラミックは審美性に優れており、人工物であることが目立ちにくいという特徴があります。特に、オールセラミックは天然に歯に近い透明感や光沢、色調の再現性が得られるでしょう。そのため、前歯などの人目に触れやすい部分に使用する素材として多くの方に選ばれています。

耐久性に優れている

保険素材のレジンの場合、経年劣化により黄色く変色したり変形したりすることがあります。

一方、陶材であるセラミックを使用した詰め物や被せ物は耐久性が高く、適切にメンテナンスを行えば15年以上持つこともあるでしょう。将来的に作り変えるコストを抑えられることも選ばれる理由のひとつといえます。

虫歯になりにくい

陶材であるセラミックを使用した被せ物や詰め物は、お口のトラブルを予防したい方にも選ばれています。

セラミック素材には、表面に汚れや細菌が付着しにくいという特徴があります。また、レジンのように変形したり銀歯のように温度変化で膨張・収縮したりすることもありません。天然歯との間にすき間や段差が生じにくいため、虫歯になりにくいといわれているのです。

ただし、ブラッシングを怠ると、土台となる天然歯が虫歯になる可能性はありますので、毎日のケアは丁寧に行うことが大切です。

金属によるリスクがない

オールセラミックやジルコニアなどでできた詰め物や被せ物は、基本的に金属を使用していないため金属アレルギーの方でも使用できます。また、金属成分が溶け出して歯ぐきが黒ずむ心配もありません。

ただし、メタルボンドは土台部分に金属を使用しているため、金属アレルギーの方は事前に歯科医師へ伝えるようにしましょう。

セラミックの歯を長く使い続ける方法

セラミックの歯を長く使い続けるために定期健診に通う女性

せっかく高い費用を払って治療を受けるならば、できるだけ長く使用したいと考える方は多いでしょう。ここでは、陶材であるセラミックの歯を長く使い続けるためのポイントについて解説します。

丁寧にセルフケアを行う

セラミックの詰め物や被せ物は二次虫歯になりにくいといわれていますが、日々のケアを怠ればトラブルが生じる可能性があります。そのため、毎日のブラッシングを丁寧に行うことが大切です。

デンタルフロスや歯間ブラシなどを活用して細かい部分までお手入れすると、お口のトラブル防止に役立つでしょう。

歯科医院で定期的に検診を受ける

治療終了後も歯科医院で定期検診を受け、適切なメンテナンスを受けることも重要です。

定期検診では虫歯や歯周病のチェックはもちろん、日々のブラッシングでは取り除くことができない歯垢や歯石を除去できます。また、患者さんに合ったブラッシング方法の指導や噛み合わせの確認・調整などを受けることもできるため、お口全体の健康維持につながるでしょう。

なお、歯ぎしりや食いしばりによって歯に強い力がかかると、詰め物や被せ物が割れたり欠けたりすることもあります。必要に応じてナイトガードという専用のマウスピースを装着すると、被せ物や詰め物へのダメージを軽減できるでしょう。

まとめ

セラミックの歯で笑顔に自信を取り戻した女性

セラミックの歯は保険適用外の自由診療ですので、歯科医院によって費用が異なります。選択する素材の種類によっても値段は異なりますので、事前に確認することが大切です。

セラミックの歯の値段は高くなりますが、審美性はもちろん、機能性や耐久性にも優れています。適切にメンテナンスを行えば、美しい状態を長く保つことができるでしょう。

素材の種類によって特徴やメリット・デメリットは異なります。歯科医師に相談のうえ、自分に合ったものを選択することが重要です。

セラミック治療を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療、インプラント、セラミック治療、ホワイトニング、歯科矯正など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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