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審美歯科って何をするの?治療の種類や一般歯科との違いを解説

2025年6月6日
審美歯科の治療をする女性

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

白く整った歯並びは、私たちの印象を大きく左右します。最近では、見た目の美しさを重視した審美歯科への関心が高まっており、一般の歯科治療とは異なる目的で通う方も増えてきました。

しかし「審美歯科とは何をするところなのか」「通常の歯医者とどう違うのか」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、審美歯科の基本的な考え方から具体的な治療内容、一般歯科との違い、さらには費用やメリット・デメリットまで、幅広く解説します。美しさと機能性の両立を目指す審美歯科が、あなたの笑顔にどのように貢献できるのかを、わかりやすくお伝えします。

審美歯科とは

審美歯科のホワイトニング

審美歯科とは、歯の見た目を美しく整えることを目的とした歯科医療の一分野です。一般歯科が虫歯や歯周病などの治療を主な目的とするのに対し、審美歯科は審美性の向上、つまり歯や口元の美しさを追求する点に特徴があります。

審美歯科の治療は、歯を白くするホワイトニング、歯並びを整える矯正治療、欠けた歯を補うセラミック治療など多岐にわたります。また、見た目だけではなく、噛み合わせや発音といった機能にも配慮するため、単なる美容目的にとどまらず、健康にも好影響をもたらします。

さらに、審美歯科では使用する素材にもこだわることができます。例えば、金属製の詰め物ではなく、天然の歯に近い色や質感を持つセラミックやジルコニアを用いることで、自然な仕上がりを実現できます。

このように、審美歯科とは見た目の改善を軸としながらも、機能や患者さまの満足度を重視した、総合的なアプローチを行う医療分野といえます。

審美歯科でできる治療

審美歯科でできる治療イメージ

審美歯科では、見た目の美しさと機能性の向上を両立するためにさまざまな治療が行われています。歯の色や形、歯並び、歯茎の状態など、多角的な視点から改善を図るのが特徴です。

ここでは、代表的な審美歯科の治療法を紹介します。

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯を削ることなく薬剤の力で白くする治療です。加齢や食生活によって黄ばんだ歯を、自然で明るい色合いに戻すことができます。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅でじっくり行うホームホワイトニングの2種類があります。

患者さま一人ひとりのライフスタイルに合った方法を選択することが大切です。

セラミック治療

歯の形や色を改善したい場合に行われるのがセラミック治療です。虫歯の治療跡や銀歯の見た目が気になる方にとって、自然な見た目に仕上がる点が大きな魅力です。

被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)として使用されるセラミックは、透明感や光の反射が天然歯に近く、長期間美しい状態を保つことができます。

ラミネートベニア

前歯の色や形を整えたい場合に効果的なのがラミネートベニアです。歯の表面をわずかに削り、薄いセラミック製のシェルを貼り付けることで、短期間で自然な仕上がりを実現できます。

すきっ歯や軽度の歯並びの修正にも活用されることがあります。

歯列矯正

審美的な視点での歯列矯正も、審美歯科の領域に含まれます。特に、目立たない矯正装置として、マウスピース矯正や裏側矯正が人気です。見た目への影響を最小限に抑えながら、理想的な歯並びを目指せるため、大人の矯正治療として注目されています。

審美歯科と一般歯科は違う?

審美歯科と一般歯科は違うのか考えるイメージ

審美歯科と一般歯科は、どちらも歯科医療の分野ですが、その目的やアプローチには明確な違いがあります。両者の違いを理解することで、自分に合った歯科治療を選びやすくなります。

治療目的の違い

一般歯科の目的は、虫歯や歯周病などの病気を治療することです。痛みや腫れなどの症状を緩和し、健康な口腔状態を保つことに重きを置いています。

一方、審美歯科の目的は見た目の改善です。歯の色、形、歯並びなどを整え、より美しい笑顔を実現することを重視します。

使用する素材や技術の違い

一般歯科では、健康保険の範囲内で提供できる材料や治療法が中心となるため、金属製の詰め物やレジン(樹脂)などが使われることが多いです。審美歯科では、セラミックやジルコニアなど、見た目の美しさと耐久性に優れた素材を使用します。

技術的にも、歯科技工士と連携しながら色味や形を細かく調整するなど、高度な審美的配慮がなされます。

保険の扱いの違い

一般歯科の多くの治療は健康保険が適用されますが、審美歯科の治療は原則、保険が適用されない自費診療です。見た目の改善を主な目的とするため、保険適用の対象外とされるのです。

ただし、審美歯科の治療でも、機能回復を目的とする場合は保険が適用される場合もあります。

患者さまのニーズへの対応の違い

一般歯科は、痛みの軽減や病気の治療を希望する患者さまが主です。

一方、審美歯科には「もっときれいな歯にしたい」「自信を持って笑いたい」といった美意識や心理的な満足を求める方が多く訪れます。こうした背景から、カウンセリングに力を入れている審美歯科も多く、個々のニーズに合わせたオーダーメイドの治療が提供されます。

審美歯科のメリット

審美歯科のメリットイメージ

審美歯科には、単に歯を白くするだけにとどまらない様々なメリットがあります。見た目の美しさを追求する治療でありながら、心身の健康にも好影響をもたらす点が、近年注目されている理由の一つです。

笑顔に自信を持てる

歯の色や歯並びにコンプレックスを持っている方にとって、審美歯科は大きな助けになります。ホワイトニングやセラミック治療によって見た目が改善されると、人前で自然に笑えるようになり、対人関係や仕事においても自信を持って行動できるようになります。

口元の美しさは第一印象に大きな影響を与えるため、審美歯科の効果は想像以上に広範囲に及びます。

口腔内の健康維持につながる

審美歯科の治療は見た目の改善を主目的としていますが、結果として口腔内の健康状態の向上につながることも多くあります。例えば、歯列矯正によって歯並びが整うと、歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが下がります。

また、素材にセラミックを使用することで、金属アレルギーのリスクも軽減できます。

美しさを長期的に維持できる

審美歯科で使用されるセラミックやジルコニアといった素材は、天然歯に近い自然な見た目と高い耐久性を兼ね備えています。経年による変色や劣化が少なく、美しい状態を長期間保つことができます。

定期的なメンテナンスを行うことで、長期的に高い満足感を得られる点も魅力です。

審美歯科のデメリット

審美歯科のデメリットイメージ

審美歯科は多くの利点がある一方で、注意しておきたいデメリットやリスクも存在します。治療を受ける前には、こうした点をしっかりと理解し、自分に合った選択をすることが重要です。

費用が高額になりやすい

審美歯科の最大のデメリットの一つは、治療費が高額になりやすい点です。審美目的の治療は健康保険の適用対象外となることが多く、ホワイトニングやセラミック治療、マウスピース矯正などはすべて自費診療となります。

そのため、治療内容によっては数十万円の費用がかかることも珍しくありません。

治療による身体への負担

審美歯科の一部の治療では、健康な歯を削る必要がある場合があります。例えば、セラミッククラウンやラミネートベニアでは、見た目を美しく整えるために歯の表面を削る処置が必要となることがあります。

このような処置は、場合によっては歯の寿命を縮めるリスクを伴うため、慎重な判断が求められます。

治療後のメンテナンスが必要

美しい口元を長く維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。セラミック治療やホワイトニングなどの効果を保つためには、定期的なクリーニングや再処置が必要になることがあります。

また、素材によっては破損や脱離のリスクもあるため、丁寧なケアと定期的なチェックが求められます。

期待と仕上がりのギャップ

審美歯科は見た目の美しさに関わるため、治療後の仕上がりに対する期待が高まりやすいです。

しかし、歯の形や色、顔全体とのバランスによっては、理想通りの結果が得られないこともあります。事前のカウンセリングやシミュレーションで十分な話し合いを行うことが、満足度の高い結果につながります。

審美歯科の費用

審美歯科の費用イメージ

審美歯科の治療は、その多くが自費診療となるため、費用は治療の種類や使用する素材、クリニックによって大きく異なります。ここでは、主な治療ごとの平均的な費用感を紹介し、それぞれの特徴と合わせて解説します。

ホワイトニング

ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。前者はクリニックで専門の薬剤と機器を使って行うもので、即効性があり、1回あたり2万円〜7万円程度が一般的です。

一方、自宅で行うホームホワイトニングは、マウスピースと薬剤を用いて2週間ほどかけて歯を白くします。こちらは2万円〜5万円前後が相場です。

セラミック治療

虫歯治療後の被せ物(クラウン)や詰め物(インレー)として利用されるセラミック素材は、見た目の美しさと耐久性を兼ね備えています。セラミッククラウンの費用は1本あたり6万円〜20万円程度、セラミックインレーは5万円〜10万円程度が相場です。

ラミネートベニア

ラミネートベニアは、前歯の表面を薄く削ってセラミック製のシェルを貼り付ける治療です。短期間で見た目を整えることができ、1本あたりの費用は10万円〜15万円程度となっています。色や形の調整が可能なため、審美性を重視する方に人気です。

歯列矯正

目立たない矯正治療として人気のマウスピース矯正は、全体矯正で60万円~100万円程度が一般的です。部分矯正であれば、20万円〜60万円程度に抑えられるケースもあります。

また、ワイヤーを使用した裏側矯正の費用は、全体矯正の場合で100万円〜150万円、部分矯正の場合で40万〜70万円ほどです。治療期間や難易度によって大きく変わるため、事前の見積もりが重要です。

まとめ

審美歯科で歯が美しくなった女性

審美歯科は、歯や口元の見た目を美しく整えることを目的とした歯科医療の分野です。ホワイトニングやセラミック治療、歯列矯正など多岐にわたる治療が行われています。一般歯科とは異なり、自費診療が中心であるため費用は高額になりやすいです。

しかし、その分美しさと機能性を兼ね備えた治療が受けられる点が魅力です。また、見た目の改善を通じて自信を持てたり健康を維持できたり、心理的・身体的なメリットも期待できます。

審美歯科を正しく理解し、自分の希望や生活スタイルに合った選択をすることで、より健康的で美しい笑顔を手に入れられるでしょう。審美歯科は、単なる美容医療ではなく、人生の質を高めるための一つの手段と言えるかもしれません。

審美歯科でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病治療、インプラント、セラミック治療、ホワイトニング、歯科矯正など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちら予約・お問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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