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歯並びが悪いとどうなる?矯正治療で得られる効果

2025年1月15日
歯並びが悪いとどうなる?矯正治療で得られる効果

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療は専門性の高い分野であり、患者様にとって分かりにくい情報や誤解が生じやすい情報も少なくありません。診療時間内に患者様お一人おひとりに十分なご説明をすることが難しい場合もあるため、このブログを開設いたしました。

このブログでは患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすく解説することを目指しています。専門用語はできる限り避け、分かりやすい言葉で情報を提供いたします。皆様の疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう最新の研究結果やエビデンスに基づいた情報も積極的に発信してまいります。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「歯並びの悪さと矯正治療」について全力回答!

「私の歯並びって、悪い方なのかな…?」

「歯並びが悪いと、どんな問題があるんだろう?」

「矯正治療って、費用や期間はどれくらいかかるの?」

歯並びが気になるけれど、矯正治療に踏み切れない方もいるのではないでしょうか?
この記事では、歯並びが悪いことによるデメリット、そして矯正治療で得られる効果について詳しく解説していきます。

この記事を読めば、歯並びに関する知識を深め、矯正治療を検討する際の参考になるはずです。

この記事を読めば分かること

  • 悪い歯並びの種類と特徴がわかります。
  • 歯並びが悪いことによるデメリットを知ることができます。
  • 矯正治療で得られる効果を知ることができます。
  • 矯正治療の費用や期間の目安がわかります。

 あなたは大丈夫?悪い歯並びをチェック!

歯並びが悪い状態とは、医学用語で不正咬合といいます。
不正咬合には、以下のような種類があります。

叢生(そうせい)

叢生(そうせい)

歯が重なり合っている状態。

叢生は最も一般的な不正咬合です。
歯が生えるスペースが不足しているために、歯が重なり合って生えてしまいます。

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

いわゆる「出っ歯」の状態。

上顎前突は上の顎が前に出ている、または下の顎が後ろに下がっているために上の前歯が前に出ている状態です。

下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎前突(かがくぜんとつ)

いわゆる「受け口」の状態。

下顎前突は下の顎が前に出ている、または上の顎が後ろに下がっているために下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態です。

開咬(かいこう)

開咬(かいこう)

奥歯は噛み合っているが、前歯が噛み合っていない状態。

開咬は前歯が閉じないため、食べ物を噛み切ることが難しい場合があります。
また、発音に影響が出たり口呼吸になりやすくなったりすることもあります。

過蓋咬合(かがいこうごう)

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の前歯が下の前歯を深く覆い隠している状態。

過蓋咬合は下の前歯が上の前歯に隠れてしまい、ほとんど見えない状態です。
噛み合わせが悪くなるだけでなく、顎関節症や歯周病のリスクを高める可能性があります。

交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合(こうさこうごう)

上下の歯が横にずれて噛み合っている状態。

交叉咬合は一部分の歯だけが反対に噛み合っている状態です。
放置すると顎の成長に影響を与えたり、顎関節症を引き起こしたりする可能性があります。

これらの不正咬合は見た目だけでなく、様々な機能面や健康面にも悪影響を及ぼす可能性があります。

 歯並びが悪いとどうなる?

歯並びが悪いと、様々なデメリットが起こる可能性があります。

「歯並びは、見た目の問題だけじゃないの?」

「多少歯並びが悪くても、日常生活に支障はないから大丈夫でしょ?」

そう思っていませんか?

歯並びが悪いことによる影響は見た目だけにとどまりません。
虫歯や歯周病、口臭、顎関節症など、様々な病気のリスクを高めるだけでなく、発音障害や消化不良、顔の歪み、そして心理的な問題など、多くの悪影響を及ぼす可能性があります。

ここでは歯並びが悪いことによる具体的なデメリットを年齢別にご紹介します。

全年齢共通のデメリット

全年齢共通のデメリット

虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくく、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなります。
プラークは虫歯や歯周病の原因となる細菌の塊です。
歯並びが悪いことで、これらの病気を発症するリスクが高まります。

噛み合わせが悪くなる

噛み合わせが悪いと食べ物をうまく噛み砕くことができず、消化不良を起こしやすくなります。
また、顎関節症や肩こり、頭痛などを引き起こす可能性もあります。

発音が不明瞭になる

歯並びが悪いと発音が不明瞭になることがあります。
特に、前歯に隙間があったり歯が重なっていたりすると「サ行」や「タ行」、「ラ行」の発音がしにくくなります。

口呼吸になりやすい

歯並びが悪いと口が閉じにくくなり、口呼吸になりやすくなります。
口呼吸は口の中を乾燥させ、虫歯や歯周病、口臭のリスクを高めます。
また、アレルギーや風邪を引き起こしやすくなる、いびきをかきやすくなる、などの影響も考えられます。

顔の歪み

歯並びや噛み合わせが悪い状態が長期間続くと、顔の歪みに繋がる可能性があります。
特に、成長期のお子様の場合は顔の骨格に影響を与える可能性があります。

心理的な影響

歯並びが悪いことをコンプレックスに感じ、自分に自信が持てなくなったり人前で話すことをためらったりするなど、心理的な影響を与える可能性があります。

顎関節症

噛み合わせの悪さは顎関節症の原因の一つです。
顎関節症になると顎の痛みや口が開けにくい、顎を動かすと音がするなどの症状が現れます。

年齢別のデメリット

子供の場合

  • 顎の成長や顔の形に影響する可能性がある
  • 発音障害が起こる可能性がある
  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • いじめやからかいの対象になる可能性がある
  • 自分に自信が持てない

大人の場合

  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • 顎関節症になりやすい
  • 口臭や歯周病が進行しやすくなる
  • 見た目のコンプレックスから、人とのコミュニケーションを避けるようになる
  • 就職活動や結婚活動に影響する可能性がある

歯並びが悪い状態を放置すると、様々な問題を引き起こす可能性があります。

では、歯列矯正を行うことでどのような効果が得られるのでしょうか?
次のセクションでは、歯列矯正で得られる効果について詳しく解説していきます。

 歯列矯正で得られる効果

歯列矯正を行うことで歯並びや噛み合わせが改善され、様々な効果を得ることができます。

美しい笑顔と自信に

歯並びが整うことで口元が美しくなり、笑顔に自信を持つことができます。

口元は、人の第一印象を大きく左右するパーツです。
歯並びが整っていると清潔感があり、明るい印象を与えることができます。

また、笑顔に自信を持つことでより積極的になれたり、コミュニケーションが円滑になったりするなど、生活の質の向上にも繋がります。

就職活動や結婚など、人生の大切な場面でも自信を持って笑顔で臨むことができるでしょう。

機能改善で快適な毎日を

噛み合わせが改善することで食べ物をしっかり噛み砕けるようになり、消化吸収が促進されます。
発音が明瞭になったり、口呼吸が改善されたりすることで、より快適な毎日を送れるようになるでしょう。

食事や会話など、日常生活の何気ない瞬間もより楽しく、快適に過ごせるようになるはずです。

健康面もサポート!

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病を予防することができます。

歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくい場所ができ、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなります。
プラークは、虫歯や歯周病の原因となる細菌の塊です。

歯列矯正によって歯並びが整うと歯ブラシが隅々まで届くようになり、プラークを効果的に除去することができます。
その結果、虫歯や歯周病の予防に繋がり、歯の寿命を延ばすことにも繋がります。

また、顎関節症の予防や改善にも繋がります。
顎関節症は、顎の関節や周りの筋肉に異常が起こる病気で、口を開けにくい、顎が痛い、顎を動かすと音がするなどの症状が現れます。

歯列矯正によって噛み合わせが改善されると顎関節症の予防や改善に繋がり、顎の痛みや不快感から解放されることが期待できます。

心の安定

歯並びのコンプレックスが解消されることで自分に自信を持つことができ、精神的な安定に繋がります。
人前で堂々と話せるようになったり、笑顔が増えたりするなど、積極的な性格になる方もいます。

また、歯並びのコンプレックスが解消されることでストレスが軽減され、心身ともに健康な状態を保ちやすくなるという効果も期待できます。

生活の質(QOL)向上

歯並びや噛み合わせが改善することで、食事や会話、そして日常生活における様々な動作がスムーズに行えるようになり、QOL(生活の質)の向上が期待できます。

例えば、

  • 食事を美味しく楽しめるようになる
  • 会話がスムーズになり、コミュニケーションが楽しくなる
  • 人前で自信を持って話せるようになる
  • 笑顔が増える
  • 自分に自信が持てるようになる
  • ストレスが減る
  • 睡眠の質が向上する

など、様々な効果が期待できます。

歯列矯正は、見た目の美しさだけでなく、心身の健康にも大きく貢献してくれる治療法なのです。

 歯列矯正の費用と期間は?

「矯正治療って、費用がいくらかかるか気になる…」

「治療期間も長そうだし、なかなか踏み切れない…」

矯正治療を検討する上で、費用や期間は気になるポイントですよね。
ここでは歯列矯正の費用と期間の目安、そして費用を抑える方法について解説していきます。

歯列矯正の費用

歯列矯正の費用は治療方法や使用する装置、治療期間、そして歯科医院によって異なります。

一般的には50万円〜100万円程度が目安となります。

治療方法

  • ワイヤー矯正:歯の表面にブラケットという装置を付け、ワイヤーを通して歯を動かす方法
  • マウスピース矯正:透明なマウスピース型の装置を装着して歯を動かす方法
  • 裏側矯正:歯の裏側にブラケットを付ける方法
  • 外科矯正:顎の骨を手術で移動する方法

治療方法によって、費用が大きく異なる場合があります。

使用する装置

  • ブラケットの種類(金属製、セラミック製、プラスチック製など)
  • ワイヤーの種類(金属製、白いワイヤーなど)
  • マウスピースの種類(スタンダードタイプ、プレミアムタイプなど)

使用する装置によっても費用が変わってきます。

治療期間

治療期間が長くなれば、その分費用も高くなる傾向があります。
治療期間は不正咬合の程度や治療方法、年齢などによって異なります。

歯科医院

歯科医院によって費用設定が異なります。
複数の歯科医院で見積もりを比較検討することをおすすめします。

歯列矯正の期間

治療期間は不正咬合の程度や治療方法、年齢などによって異なりますが、一般的には1年半~3年程度かかります。

不正咬合の程度

軽度の不正咬合であれば、治療期間は短くなります。

治療方法

ワイヤー矯正とマウスピース矯正では、治療期間が異なる場合があります。
一般的に、マウスピース矯正の方が治療期間が短いと言われています。

年齢

一般的に子供の歯は動きやすいため、大人の歯よりも治療期間が短くなる傾向があります。
これは子供の骨が柔らかく、成長過程にあるためです。

患者様の協力

治療計画通りに装置を装着したり定期的な通院をしたりするなど、患者様の協力も治療期間に影響します。

例えば、マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が推奨されています。
装着時間を守らないと治療期間が長引く可能性があります。

矯正治療の費用を抑える方法

医療費控除

医療費控除を利用することで、所得税の一部が還付される場合があります。
確定申告の際に医療費控除の申請をしましょう。

デンタルローン

デンタルローンを利用することで、分割で支払うことができます。
無理のない支払い計画を立てることができます。

歯列矯正の費用や期間について詳しく知りたい場合は、歯科医院に相談するようにしましょう。

 まとめ|歯並びの悩み、まずは相談してみませんか?

まとめ|歯並びの悩み、まずは相談してみませんか?

この記事では歯並びが悪いことによるデメリットと、歯列矯正で得られる効果について解説しました。

「私の歯並び、悪い方だったんだ…」

「歯並びが悪いと、こんなに色々な問題があるなんて知らなかった…」

「矯正治療って、やっぱり良いことづくめなんだ!」

そう感じている方もいるのではないでしょうか?

歯並びが悪いと、

  • 虫歯や歯周病になりやすい
  • 噛み合わせが悪くなる
  • 発音が不明瞭になる
  • 口呼吸になりやすい
  • 顔の歪み
  • 心理的な影響
  • 顎関節症

など、様々なデメリットがあることがわかりましたね。

しかし矯正治療によってこれらのデメリットを克服し、健康で美しい歯並びを手に入れることができるのです。

歯並びが整うことで、

  • 見た目が美しくなる
  • 機能が改善される
  • 健康が増進される
  • 精神的に安定する
  • 生活の質(QOL)が向上する

など、多くのメリットがあります。

矯正治療は決して安いものではありませんし、治療期間も長いため、なかなか決断できない方もいるかもしれません。

しかし、歯並びは一生涯にわたって付き合っていくものです。
歯並びのことで少しでも気になることがあればお気軽に歯科医院に相談してみましょう。

経験豊富な歯科医師が、あなたの歯並びのお悩みを解決し、理想の笑顔へと導きます。
もりかわ歯科医院では、無料カウンセリングを実施しております。
歯並びや矯正治療について、わからないことや不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。

一緒に、あなたにぴったりの治療法を見つけましょう!

大阪府八尾市の歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」

当院では日々の診療で患者様との対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を心がけています。

  • インプラント治療
  • 入れ歯・ブリッジ
  • 審美歯科
  • 歯列矯正

など、様々な治療に対応しておりますので、歯に関する心配事がございましたらいつでもお気軽にご来院ください。矯正治療に関する無料相談も実施しておりますので、歯並びでお悩みの方もぜひ一度お問い合わせください。

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

歯科医院選びのポイント!良い歯医者を見つける方法

2024年12月18日
歯科医院選びのポイント!良い歯医者を見つける方法

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療は専門性の高い分野であり、患者様にとって分かりにくい情報や誤解が生じやすい情報も少なくありません。診療時間内に患者様お一人おひとりに十分なご説明をすることが難しい場合もあるため、このブログを開設いたしました。

このブログでは患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすく解説することを目指しています。専門用語はできる限り避け、分かりやすい言葉で情報を提供いたします。皆様の疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう最新の研究結果やエビデンスに基づいた情報も積極的に発信してまいります。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「歯科医院選びのポイント」について全力回答!

「歯医者さんって、どこも同じじゃないの…?」

「家の近くで、とりあえず通いやすいところを選べばいいかな…」

「治療費って、だいたい同じくらいでしょ?」

そう思っていませんか? 

実は、歯科医院によって治療の考え方や得意分野、費用、そして雰囲気は大きく異なります。
そのため、歯科医院選びはあなたの歯の健康、そして治療の満足度を左右する非常に重要なポイントなのです。

この記事では、良い歯医者を見つけるためのポイントをわかりやすく解説していきます。
ぜひこの記事を参考にして、あなたにぴったりの歯医者さんを見つけてくださいね!

この記事を読めば分かること

  • 良い歯医者の特徴がわかります。
  • 歯科医院選びの際にチェックすべきポイントがわかります。
  • 歯医者を変える際に注意すべきポイントがわかります。

良い歯医者ってどんな歯医者?

良い歯医者とは単に技術力が高いだけではありません。
患者さんの立場に立ち、丁寧な診療をしてくれる歯医者のことです。

具体的には、以下の点などが挙げられます。

丁寧なカウンセリング

  • あなたの話をじっくり聞いてくれる
  • 治療方法や費用について、わかりやすく説明してくれる
  • 質問しやすい雰囲気を作ってくれる

正確な診断と適切な治療

  • 最新の設備と技術を導入し、正確な診断を行ってくれる
  • あなたの症状や希望に合わせた治療計画を立ててくれる
  • 治療のメリットだけでなく、デメリットやリスクについてもきちんと説明してくれる

痛みの少ない治療

  • 麻酔を適切に使用し、治療中の痛みを最小限に抑えてくれる
  • 治療器具や治療方法にも工夫を凝らし、患者さんの負担を軽減してくれる

清潔な院内環境

  • 院内が清潔に保たれている
  • 衛生管理が徹底されている
  • 感染症対策がしっかり行われている

安心できる雰囲気

  • スタッフの対応が親切で丁寧
  • リラックスできる雰囲気
  • プライバシーに配慮されている

これらの特徴をすべて満たす歯医者さんが理想ですが、実際にはすべての条件を満たす歯医者さんを見つけるのは難しいかもしれません。

しかしこれらの特徴を参考に、あなたにとってより良い歯医者さんを見つけることが大切です。

良い歯医者さんを見つけるためには、具体的にどのような点に注意すれば良いのでしょうか?
次のセクションでは歯科医院選びのチェックポイントについて詳しく解説していきます。

歯科医院選び、ココをチェック!

歯科医院選び、ココをチェック!

歯科医院を選ぶ際には、いくつかのポイントをチェックすることで安心して治療を受けられる歯医者さんを見つけることができます。

情報収集

まずはホームページで情報収集を行いましょう。

診療時間や診療科目、治療内容、費用、医師やスタッフの紹介、院内の様子などを確認することができます。
ブログや症例写真なども参考になるでしょう。

ブログでは歯医者さんの考え方や治療方針を知ることができますし、症例写真では治療のビフォーアフターを確認することができます。

口コミサイト

実際にその歯科医院を受診した方の口コミを参考にしましょう。
口コミサイトでは治療内容や医師の対応、院内の雰囲気など、様々な情報を得ることができます。

ただし口コミはあくまでも個人の意見であることを理解しておきましょう。
複数の口コミサイトを参考にしたり、良い口コミだけでなく悪い口コミも読んでみたりすることで、より客観的な情報を得ることができます。

電話で問い合わせ

診療時間や予約方法、治療費などについて電話で問い合わせてみましょう。

電話対応で歯科医院の雰囲気を感じ取ることができます。
電話で質問をすることで、疑問や不安を解消することができます。

実際に来院してみる

ホームページや口コミサイトである程度情報収集を行ったら、実際に来院してみることをおすすめします。

院内の雰囲気やスタッフの対応、設備などを実際に確認してみましょう。
また、カウンセリングを受けて、医師の説明や治療方針などを確認するのも良いでしょう。

カウンセリングではあなたの症状や希望を伝え、治療方法や費用、期間などについて詳しく説明を受けることができます。

これらのポイントをチェックすることで、あなたに合った歯医者さんを見つけることができるはずです!

こんな歯医者には要注意!

こんな歯医者には要注意!

残念ながら、中には注意が必要な歯医者さんも存在します。

「この歯医者さん、本当に大丈夫かな…?」

「治療を受けるのが、なんだか不安…」

そう感じたら一度立ち止まって、以下のポイントを確認してみましょう。

説明不足

  • 治療内容や費用について十分な説明がない
  • 質問しても曖昧な返答しか返ってこない
  • 治療方法を一方的に決められてしまう

治療を受ける前に、治療内容や費用についてしっかりと説明を受けることは患者さんの権利です。
疑問や不安に思うことがあれば遠慮なく質問し、納得した上で治療を受けるようにしましょう。

治療費が高い

  • 治療費が不当に高い
  • 保険適用外の治療を無理に勧められる
  • 見積もりが不明瞭

歯科治療には保険適用内の治療と、保険適用外の治療(自由診療)があります。

 保険適用外の治療は費用が高額になる傾向があります。
治療を受ける前に見積もりをしっかりと確認し、治療費について納得した上で治療を受けるようにしましょう。

痛みが強い

  • 麻酔が効いていないのに治療を続けられる
  • 治療中の痛みに配慮がない

歯科治療は痛みを伴うこともありますが、最近の歯科治療では麻酔技術の進歩などにより、痛みを最小限に抑えることが可能です。
治療中に痛みを感じたら、我慢せず歯医者さんに伝えましょう。

不衛生

  • 院内が汚い
  • 治療器具が清潔に保たれていない

院内が清潔に保たれているか、治療器具は滅菌処理されているかなど、衛生管理もしっかりと確認しましょう。
感染症予防のためにも、衛生管理が徹底されている歯医者さんを選ぶことが大切です。

高圧的な態度

  • 医師やスタッフの態度が悪い
  • 患者さんの話を聞いてくれない
  • 不安な気持ちを理解してくれない

医師やスタッフの態度は歯医者さんを選ぶ上で重要なポイントです。
患者さんの話を丁寧に聞いてくれ、不安な気持ちに寄り添ってくれる歯医者さんを選びましょう。

これらの特徴に当てはまる歯医者さんは避けた方が良いかもしれません。

もし今の歯医者さんに不安や不満を感じている場合は、歯医者を変えることを検討してみましょう。

歯医者を変えたいけど、大丈夫?

「今の歯医者さんに不安がある…」

「治療方針に納得できない…」

「もっと自分に合った歯医者さんを見つけたい…」

そう思っていても、歯医者を変えることに抵抗がある方もいるかもしれません。

歯医者を変えることへの抵抗

「先生に悪いんじゃないか…」

「治療の途中で変えるなんて、迷惑がかかるんじゃないか…」

「また一から説明するのは面倒だな…」

など、様々な理由で歯医者を変えることをためらってしまう気持ちも分かります。

歯医者を変えることは悪いこと?

しかし歯医者を変えることは、決して悪いことではありません。
ご自身の歯の健康を守るためには、信頼できる歯医者さんを見つけることが大切です。

歯医者さんとの相性は、治療の満足度や継続的なお口のケアに大きく影響します。

もし今の歯医者さんに少しでも不安や不満を感じているのであれば、歯医者を変えることを検討してみましょう。

歯医者を変えるメリット

歯医者を変えることで、

  • より質の高い治療を受けられる
  • 納得のいく治療を受けられる
  • 安心して治療を受けられる
  • 歯医者さんとの信頼関係を築ける
  • 積極的に治療に参加できる
  • 予防歯科にも力を入れることができる

など、様々なメリットが期待できます。

歯の健康は一生もの

歯の健康は一生涯にわたって大切です。
ご自身の歯の健康を守るために、勇気を出して歯医者を変えてみましょう。

歯医者を変えることは、決して難しいことではありません。

歯医者を変える時の注意点

歯医者を変える時の注意点

歯医者を変える際には、いくつかの注意点があります。

過去の治療経過を伝える

新しい歯医者さんに、これまでの治療経過を伝えましょう。

以前の歯医者さんでどのような治療を受けたのか、詳しい情報があれば伝えることでスムーズに治療を引き継ぐことができます。

また、紹介状があれば持参しましょう。
紹介状には歯の状態や治療経過などが詳しく記載されています。
新しい歯医者さんは紹介状を参考に、あなたに合った治療法を検討することができます。

治療費や治療期間を確認する

新しい歯医者さんで治療を受ける前に、治療費や治療期間についてしっかりと確認しておきましょう。

歯科治療には保険適用内の治療と、保険適用外の治療(自由診療)があります。
保険適用外の治療は、費用が高額になる傾向がありますので、事前に確認しておくことが大切です。

治療期間も治療内容や患者様のお口の状態によって異なります。
治療期間が長くなる場合は仕事や学業との両立を考えながら、治療計画を立てる必要があります。

治療方針について納得する

治療方針や治療方法について、疑問や不安があれば納得いくまで説明を受けましょう。

歯医者さんによって治療方針や治療方法が異なる場合があります。
あなたの希望やライフスタイルに合った治療法を選択するためにも、治療方針について納得いくまで説明を受けることが大切です。

これらの点に注意することで、歯医者さんをスムーズに変えることができます。

もりかわ歯科医院の3つの特徴

歯科医院選びで悩んでいるなら、ぜひ当院「もりかわ歯科医院」のことを知ってください。

もりかわ歯科医院は、大阪府八尾市にある地域密着型の歯科医院です。
患者様とのコミュニケーションを大切にし、一人ひとりに合った丁寧な治療を提供しています。

ここでは、もりかわ歯科医院の3つの特徴をご紹介します。

1. 一般的な歯科診療はもちろん、矯正治療にも対応

1. 一般的な歯科診療はもちろん、矯正治療にも対応

虫歯や歯周病治療などの一般的な歯科診療はもちろん、インビザラインによる矯正治療にも力を入れています。

矯正治療では、豊富な知識と経験を持つ歯科医師が患者様一人ひとりに最適な治療計画を立案いたしますので、歯並びや噛み合わせでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

2. インビザラインのダイヤモンドプロバイダー

2. インビザラインのダイヤモンドプロバイダー

当院はインビザラインのダイヤモンドプロバイダーに認定されています。

ダイヤモンドプロバイダーとは、インビザライン治療の実績が豊富な歯科医院に与えられる称号です。

豊富な症例数と高い技術力で患者様に最適なインビザライン治療を提供いたしますので、安心して治療をお任せください。

3. 丁寧なカウンセリングとわかりやすい説明

3. 丁寧なカウンセリングとわかりやすい説明

患者様のお悩みやご希望をじっくりお伺いし、治療内容や費用についてわかりやすく丁寧にご説明いたします。

治療に対する不安や疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるようコミュニケーションを大切にしております。
「歯医者さんは怖い」「治療について詳しく知りたい」という方も、ご安心ください。

 まとめ|自分にぴったりの歯医者を見つけよう!

歯科医院選びは、あなたの歯の健康を左右する重要な選択です。

費用やアクセスの良さだけで本当に良いのでしょうか?
それらに妥協せず、治療内容や医師の技術力、院内の雰囲気なども考慮し、信頼できる歯医者さんを見つけましょう。

もりかわ歯科医院では患者様一人ひとりに寄り添った丁寧な治療を心がけています。
治療内容や費用についてしっかりと説明を行い、患者様にご納得いただいた上で治療を進めていきます。

歯に関するお悩みやご希望がございましたら、お気軽にご相談ください。

大阪府八尾市の歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」

当院では日々の診療で患者様との対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を心がけています。

  • インプラント治療
  • 入れ歯・ブリッジ
  • 審美歯科
  • 歯列矯正

など、様々な治療に対応しておりますので、歯に関する心配事がございましたらいつでもお気軽にご来院ください。矯正治療に関する無料相談も実施しておりますので、歯並びでお悩みの方もぜひ一度お問い合わせください。

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

部分矯正で歯並びを改善!費用や期間は?

2024年12月11日
部分矯正で歯並びを改善!費用や期間は?

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療は専門性の高い分野であり、患者様にとって分かりにくい情報や誤解が生じやすい情報も少なくありません。診療時間内に患者様お一人おひとりに十分なご説明をすることが難しい場合もあるため、このブログを開設いたしました。

このブログでは患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすく解説することを目指しています。専門用語はできる限り避け、分かりやすい言葉で情報を提供いたします。皆様の疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう最新の研究結果やエビデンスに基づいた情報も積極的に発信してまいります。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「部分矯正」について全力回答!

「歯並びは気になるけど、矯正治療って高額だし、時間もかかるって聞くから…」
「前歯だけちょっと気になるんだけど、部分的に矯正ってできるのかな?」
「部分矯正と全顎矯正って、何が違うんだろう?」

歯並びが気になるけれど、矯正治療に踏み切れない方もいるのではないでしょうか?

矯正治療には歯並び全体を治す「全顎矯正」だけでなく、気になる部分だけを治す「部分矯正」という方法があります。

部分矯正は全顎矯正に比べて費用が抑えられ、治療期間も短いというメリットがあります。
この記事では部分矯正について詳しく解説し、費用や期間、メリット・デメリット、部分矯正に向いている歯並び、全顎矯正との違いなどをご紹介します。

この記事を読めば部分矯正について理解を深め、あなたにぴったりの矯正治療を見つけられるはずです!

この記事を読めば分かること

  • 部分矯正の特徴やメリット・デメリットがわかります。
  • 自分の歯並びが部分矯正に向いているかどうかがわかります。
  • 部分矯正の費用や期間の目安がわかります。
  • 部分矯正と全顎矯正の違いがわかります。

 部分矯正ってどんな矯正?

部分矯正とは歯並び全体ではなく、一部の歯並びを改善する矯正治療法です。

「矯正治療」と聞くと歯にたくさんの装置をつけて、歯並び全体を治すイメージがあるかもしれません。
しかし部分矯正は、気になる一部の歯だけをピンポイントに治す治療法です。

例えば、

  • 「前歯のガタつきだけを治したい」
  • 「すきっ歯を閉じたい」
  • 「1本だけ飛び出している歯を治したい」

といった場合に、部分矯正が適応されることがあります。

部分矯正ではワイヤー矯正やマウスピース矯正など、様々な装置を使用することができます。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正

歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置を付け、ワイヤーを通して歯を動かしていきます。

マウスピース矯正

マウスピース矯正

透明なマウスピース型の装置を装着して歯を動かしていきます。

部分矯正は全顎矯正に比べて治療期間が短く、費用も抑えられるというメリットがあります。
治療範囲が限られているので矯正装置が目立ちにくく、痛みや違和感が少ないというメリットもあります。

 部分矯正のメリット・デメリット

部分矯正は、気になる歯並びをピンポイントに治したいという方にとって魅力的な治療法です。

しかし、部分矯正にもメリットとデメリットがあることを知っておく必要があります。
ここでは部分矯正のメリットとデメリットを詳しく解説し、治療を検討する際の参考にしていただきたいと思います。

メリット

メリット

費用が安い

全顎矯正に比べて治療費が抑えられます。

部分矯正の場合、治療範囲が限定されているため装置や材料費などが抑えられます。
そのため全顎矯正よりも費用が安くなる傾向があります。

治療期間が短い

治療期間が短く、比較的早く治療を終えることができます。

部分矯正は治療範囲が限られているため、全顎矯正よりも治療期間が短くなる傾向があります。
一般的には数ヶ月から1年程度で治療が完了します。

身体的負担が少ない

治療範囲が限定的なので、身体的負担が少ないです。

全顎矯正では歯全体を動かすため、痛みや違和感を感じることがあります。
部分矯正では治療範囲が限られているため、痛みや違和感が少ない傾向があります。

治療中の見た目の変化が少ない

治療範囲が限られているため矯正装置が目立ちにくく、見た目の変化も少ないです。

特に前歯など、目立つ部分の歯並びだけを治したいという方には部分矯正がおすすめです。

デメリット

デメリット

適応症例が限られる

すべての歯並びに適用できるわけではありません。

部分矯正は軽度の歯並びの乱れを改善する場合に適しています。
重度の歯列不正や顎の骨格に問題がある場合は、部分矯正では対応できないことがあります。

噛み合わせの改善効果は限定的

部分的に歯並びを改善するため、噛み合わせ全体を大きく改善することは難しいです。

噛み合わせを改善したい場合は全顎矯正の方が適しています。

後戻りの可能性

治療後、保定装置をきちんと使用しないと歯が元の位置に戻ってしまうことがあります。

後戻りを防ぐためには、保定期間中は指示通りに保定装置を使用することが大切です。
部分矯正を検討する際はこれらのメリットとデメリットを比較検討し、ご自身の状況に合わせて治療法を選択することが大切です。

 部分矯正に向いている歯並び・不向きな歯並び

部分矯正は軽度の歯並びの乱れを改善したい場合に適していますが、すべての歯並びに部分矯正が適用できるわけではありません。

ここでは部分矯正で治療できる歯並びと、できない歯並びを理解しておきましょう。

部分矯正に向いている歯並び

前歯の軽度のガタつき

前歯が少し重なっていたり、デコボコしていたりする状態です。

これは歯が生えるスペースが不足していたり、舌で歯を押す癖があったりすることが原因で起こります。
軽度であれば部分矯正で比較的短期間に改善することができます。

放置すると歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
噛み合わせが悪くなることで、顎関節症や頭痛、肩こりなどを引き起こす可能性もあります。

すきっ歯

歯と歯の間に隙間がある状態です。

これは歯のサイズが小さい、歯の本数が少ない、舌で歯を押す癖がある、などが原因で起こります。
部分矯正ですきっ歯を閉じ、美しい歯並びにすることができます。

放置すると食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
発音がしにくくなる、口元が寂しい印象になる、などの問題も起こりえます。

1~2本の歯の傾き

1〜2本の歯が内側や外側に傾いている状態です。

これは遺伝や歯周病、外傷などが原因で起こります。
部分矯正で傾いた歯を正しい位置に戻すことができます。

放置すると噛み合わせが悪くなったり、歯磨きがしにくくなったりして虫歯や歯周病のリスクが高まります。
歯並びのバランスが悪くなり、見た目が悪くなることもあります。

軽度の出っ歯

上の前歯が少し前に出ている状態です。

これは遺伝や指しゃぶり、口呼吸などが原因で起こります。
軽度であれば、部分矯正で改善できる可能性があります。

放置すると口元が閉じにくくなったり、唇を噛みやすくなったりします。
噛み合わせが悪くなることで顎関節症や頭痛、肩こりなどを引き起こす可能性もあります。
さらに見た目のコンプレックスに繋がることもあります。

軽度の受け口

下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態です。

これは遺伝や顎の成長不足などが原因で起こります。
軽度であれば、部分矯正で改善できる可能性があります。

放置すると噛み合わせが悪くなり、食べ物をうまく噛み砕くことができなくなります。
また、顎関節症や発音障害、顔の歪みなどを引き起こす可能性もあります。

過去の矯正治療後の後戻り

矯正治療後に歯並びが少し戻ってしまった状態です。

これは保定装置をきちんと使用しなかったり、歯周病などが原因で起こります。
部分矯正で後戻りを改善し、きれいな歯並びを維持することができます。

これらの歯並びは、部分矯正で改善できる可能性があります。

部分矯正に向いていない歯並び

重度の歯列不正

歯並び全体が大きく乱れている状態です。

重度の叢生(歯が重なり合っている状態)や、上下の顎の歯列に大きなずれがある場合などです。
部分矯正では対応できないことが多く、全顎矯正が必要になります。

顎の骨格に問題がある場合

顎の骨格に問題がある場合は、部分矯正では対応できません。

例えば上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)、開咬(上下の前歯が噛み合わない状態)などです。
顎の骨格を改善する外科手術と矯正治療を組み合わせる必要がある場合があります。

噛み合わせに大きな問題がある場合

噛み合わせに大きな問題がある場合は、部分矯正では対応できません。

部分矯正は限られた範囲の歯を動かすため、噛み合わせ全体を改善することは難しいです。
噛み合わせを改善したい場合は、全顎矯正で歯並び全体を整える必要があります。

抜歯が必要な場合

歯並びを整えるために抜歯が必要な場合は、部分矯正では対応できません。

抜歯が必要なケースでは歯を抜くことでスペースを作り、歯全体を動かす必要があります。
そのため全顎矯正で抜歯を行いながら歯並びを改善する必要があります。

部分矯正が適応できるかどうかは、患者様一人ひとりの歯並びや噛み合わせの状態によって異なります。
歯科医師に相談し、最適な治療法を選択するようにしましょう。

 気になる部分矯正の治療期間と費用は?

気になる部分矯正の治療期間と費用は?

部分矯正の治療期間と費用は、患者様のお口の状態や治療方法によって大きく異なります。

「部分矯正って、どれくらい費用がかかるんだろう?」
「治療期間はどれくらいかかるのかな?」

治療を始める前に気になる費用や治療期間について、知っておきましょう。

治療期間

部分矯正の治療期間は症例や治療方法によって異なりますが、一般的には3ヶ月〜1年半程度です。

全顎矯正と比べて治療範囲が狭いため、治療期間も短くなる傾向があります。

  • 不正咬合の程度: 歯並びの乱れが軽度であれば、治療期間は短くなります。
  • 治療方法: ワイヤー矯正とマウスピース矯正では、治療期間が異なる場合があります。
  • 年齢: 一般的に子供の歯は動きやすいため、大人の歯よりも治療期間が短くなる傾向があります。
  • 患者様の協力: 治療計画通りに装置を装着したり、定期的な通院をしたりするなど、患者様の協力も治療期間に影響します。

費用

費用は使用する装置や治療期間、歯科医院によって異なりますが、20万円〜50万円程度が目安となります。

  • 使用する装置: ワイヤー矯正とマウスピース矯正では費用が異なる場合があります。 一般的に、マウスピース矯正の方が高額になる傾向があります。
  • 治療期間: 治療期間が長くなれば、その分費用も高くなります。
  • 歯科医院: 歯科医院によって費用設定が異なります。 複数の歯科医院で見積もりを比較検討することをおすすめします。

部分矯正の費用を抑える方法としては、以下のものがあります。

  • 自由診療: 保険適用外の治療となるため費用が高額になります。 費用を抑えたい場合は、保険適用内の治療法を検討してみましょう。
  • 医療費控除: 医療費控除を利用することで所得税の一部が還付される場合があります。 確定申告の際に、医療費控除の申請をしましょう。
  • デンタルローン: デンタルローンを利用することで分割で支払うことができます。 無理のない支払い計画を立てることができます。

部分矯正の治療期間や費用について詳しく知りたい場合は、歯科医院に相談するようにしましょう。

 部分矯正と全顎矯正、どっちを選べばいいの?

部分矯正と全顎矯正、どちらも歯並びを改善するための治療法ですが、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。

「部分矯正と全顎矯正、一体どちらを選べばいいんだろう?」
「自分の歯並びには、どちらの治療法が合っているのかな?」

治療法を選択する際には患者様のお口の状態や治療の目的、そしてライフスタイルなどを考慮する必要があります。

ここでは部分矯正と全顎矯正の特徴を比較し、それぞれの治療法がどのような方に向いているのかを解説していきます。

部分矯正

部分矯正は歯並び全体ではなく、一部の歯並びを改善する治療法です。

メリット

  • 費用が安い
  • 治療期間が短い
  • 身体的負担が少ない
  • 治療中の見た目の変化が少ない

デメリット

  • 適応症例が限られる
  • 噛み合わせの改善効果は限定的
  • 後戻りの可能性

部分矯正は、以下のような方に向いています。

  • 費用を抑えたい方
  • 治療期間を短くしたい方
  • 気になる歯並びだけをピンポイントに治したい方
  • 軽度の歯並びの乱れを改善したい方
  • 前歯のガタつきや、すきっ歯など、目立つ部分の歯並びを改善したい方

全顎矯正

全顎矯正は歯並び全体を改善する治療法です。

メリット

  • 歯並び全体を改善できる
  • 噛み合わせを改善できる
  • 後戻りが少ない
  • 適応症例が幅広い

デメリット

  • 費用が高い
  • 治療期間が長い
  • 身体的負担が大きい
  • 治療中の見た目の変化が大きい

全顎矯正は、以下のような方に向いています。

  • 歯並び全体を改善したい方
  • 噛み合わせに問題がある方
  • 後戻りを最小限に抑えたい方
  • 重度の歯列不正を改善したい方

どちらの治療法を選択するかは歯科医師とよく相談し、ご自身の状況に合わせて決めるようにしましょう。

 まとめ|部分矯正で、気になる歯並びをピンポイントに改善!

部分矯正は気になる歯並びをピンポイントに改善できる、費用対効果の高い治療法です。

治療期間が短く費用も抑えられるため、矯正治療に踏み切れなかった方でも気軽に始めることができます。
さらに治療範囲が限られているため、矯正装置が目立ちにくく痛みや違和感が少ないのも嬉しいポイントです。

部分矯正が適応できるかどうかは歯並びの状態によって異なります。

もりかわ歯科医院では患者様一人ひとりの歯並びや噛み合わせの状態を丁寧に診断し、最適な治療法をご提案させていただきます。

大阪府八尾市の歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」

当院では日々の診療で患者様との対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を心がけています。

  • インプラント治療
  • 入れ歯・ブリッジ
  • 審美歯科
  • 歯列矯正

など、様々な治療に対応しておりますので、歯に関する心配事がございましたらいつでもお気軽にご来院ください。矯正治療に関する無料相談も実施しておりますので、歯並びでお悩みの方もぜひ一度お問い合わせください。

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

目立たない矯正治療!インビザラインとマウスピース矯正

2024年10月16日
目立たない矯正治療!インビザラインとマウスピース矯正

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療は専門性の高い分野であり、患者様にとって分かりにくい情報や誤解が生じやすい情報も少なくありません。診療時間内に患者様お一人おひとりに十分なご説明をすることが難しい場合もあるため、このブログを開設いたしました。

このブログでは患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすく解説することを目指しています。専門用語はできる限り避け、分かりやすい言葉で情報を提供いたします。皆様の疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう最新の研究結果やエビデンスに基づいた情報も積極的に発信してまいります。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「インビザライン(マウスピース矯正)」について全力回答!

歯並びにコンプレックスを持ち、矯正治療に興味はあるけれど

「矯正装置が目立つのは嫌だ…」
「周りの人に気づかれたくない…」
「仕事や学校で、見た目が気になる…」

そんな風に思っていませんか?

現代の矯正歯科ではそんな悩みを解決する「目立たない矯正治療」の選択肢が増えています。
これらの治療法なら周りの目を気にせず、自然な笑顔で毎日を過ごせるようになるかもしれません。

今回は、そんな「目立たない矯正治療」の種類について、詳しく解説していきます。

 目立たない矯正治療ってどんなのがある?

目立たない矯正治療ってどんなのがある?

矯正治療と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、銀色のブラケットとワイヤーを使ったワイヤー矯正ではないでしょうか。ワイヤー矯正は装置が目立つため見た目を気にして治療をためらってしまう方もいるかもしれません。

近年そんな悩みを解決してくれる「目立たない矯正治療」の人気が高まっています。中でも注目を集めているのが、透明なマウスピースを使った「マウスピース矯正」です。

マウスピース矯正の魅力とは?

マウスピース矯正は透明なマウスピースを装着することで、少しずつ歯を動かしていく矯正治療法です。その魅力は以下の3点に集約されます。

見た目が目立ちにくい

透明なマウスピースを使用するため装着していても周囲に気づかれにくく、見た目を気にせずに治療を進められます。

取り外し可能

食事や歯磨きの際は取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすく虫歯や歯周病のリスクを低減できます。
従来のワイヤー矯正では装置に食べ物が挟まりやすく、歯磨きに苦労した方も多いのではないでしょうか。マウスピース矯正ならそんな心配もありません。

金属アレルギーの方でも安心

金属を使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して治療を受けられます。

これらのメリットから、マウスピース矯正は特に見た目を気にされる方や、快適な矯正ライフを送りたいという方に選ばれています。

マウスピース矯正にも色々あるってホント?

「マウスピース矯正」と一口に言っても様々な種類があります。その中でも特に有名なのが、「インビザライン矯正」です。
次は、インビザライン矯正について詳しく解説し、他のマウスピース矯正との違いについても比較していきます。

インビザライン矯正ってなに?その特徴を解説

インビザライン矯正ってなに?その特徴を解説

透明で目立たないマウスピース矯正。 その中でもひときわ人気を集めているのが「インビザライン矯正」です。

インビザライン矯正とは?

インビザライン矯正は透明なマウスピース型の矯正装置を用いて、歯並びを改善する治療法です。
従来のワイヤー矯正とは異なり、金属のブラケットやワイヤーを使用しないため見た目にほとんど影響を与えずに治療を進められます。

インビザラインの3つの特徴

高い技術力と精密な治療計画

インビザライン矯正では3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」で歯型を採取し、コンピューターシミュレーションを用いて治療計画を作成します。この精密なシミュレーションにより、歯の動きを正確に予測して一人ひとりに最適な治療計画を立てることが可能となり、従来のマウスピース矯正では難しかった複雑な歯の動きにも対応できるため、より効率的かつ効果的な治療が期待できます。

豊富な症例数と実績

インビザラインは、世界中で1,700万人以上の治療実績*があり、豊富な症例データと長年の経験に基づいて様々な歯並びや噛み合わせの問題に対応できる信頼性の高い矯正治療法です。

*2023年12月末時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計

快適な装着感

インビザライン矯正は薄くて柔軟性のある医療グレードの特殊なプラスチック素材を使用しているため、装着時の違和感が少なく快適に過ごせます。また、金属を一切使用していないため金属アレルギーの心配もなく、安心して治療に専念できます。

その他のマウスピース矯正との違いは?

インビザライン以外のマウスピース矯正(いわゆる「一般的なマウスピース矯正」)と比較すると、

治療計画の精度

インビザラインは3Dシミュレーションによる精密な治療計画が立てられるのに対し、一般的なマウスピース矯正では精度が劣る場合があります。

マウスピースの品質

インビザラインは医療グレードの素材を使用し、耐久性や透明度に優れています。
一般的なマウスピース矯正では、素材や品質が劣る場合があります。

適応できる症例

インビザラインは様々な症例に対応できますが、一般的なマウスピース矯正では適応できる症例が限られる場合があります。

歯並びが変わるまでの道のり~インビザライン矯正の流れ~

「インビザライン矯正って、具体的にどんな治療の流れなの?」
「治療期間はどれくらいかかるの?」

そんな疑問にお答えします!
ここではインビザライン矯正の流れをステップごとにご紹介し、歯並びがどのように変化していくのかを具体的なイメージを持っていただけるように解説していきます。

1. 精密検査と診断:歯並びを徹底分析!

1. 精密検査と診断:歯並びを徹底分析!

まずはお口の状態を詳しく検査して矯正治療が必要かどうか、そしてインビザライン矯正が適しているかどうかを診断します。
これらの検査結果をもとに歯並びや顎の状態、そして治療目標を総合的に分析して最適な治療計画を立てていきます。

口腔内診査

虫歯や歯周病の有無、歯並びの状態、噛み合わせなどをチェックします。

レントゲン撮影

歯や顎の骨の状態を詳しく確認します。

口腔内スキャン

最新の3Dスキャナー「iTero(アイテロ)」で、歯型を精密に採取します。
従来の型取りのような不快感がなく、短時間でスキャンが完了します。

顔写真撮影

顔全体のバランスや口元の状態を記録します。

2. 治療計画の確認とマウスピースの作成:未来の笑顔をシミュレーション!

2. 治療計画の確認とマウスピースの作成:未来の笑顔をシミュレーション!

精密検査の結果をもとに、コンピューターシミュレーションを用いて歯並びがどのように変化していくのかを3D画像で確認することができます。
治療計画に納得いただけたらあなた専用のマウスピースの作成を開始します。

治療後のイメージを具体的に確認

矯正治療後のあなたの笑顔を、治療前にリアルにシミュレーションできます。

治療計画を納得いくまで説明

治療期間や費用、使用するマウスピースの数などの治療計画について詳しく説明します。疑問や不安な点があれば遠慮なく質問してくださいね。

3. マウスピースの装着開始:いよいよ矯正治療スタート!

3. マウスピースの装着開始:いよいよ矯正治療スタート!

完成したマウスピースを装着し、いよいよ矯正治療がスタートします。

1日20時間以上の装着を目標に

マウスピースは1日20時間以上の装着が推奨されています。
食事や歯磨きの時以外はなるべく装着するようにしましょう。

定期的な通院とマウスピース交換

定期的に歯科医院を受診し、歯の動きを確認しながら新しいマウスピースに交換していきます。
通院間隔は一般的に4〜8週間に1回程度です。

治療中のサポート

治療中は痛みや違和感、装置のトラブルなど様々な問題が生じる可能性があります。
当院では経験豊富なスタッフが、あなたの矯正ライフを全力でサポートいたしますのでご安心ください。

4. 保定期間:美しい歯並びをキープ!

4. 保定期間:美しい歯並びをキープ!

矯正治療が完了した後も歯並びが後戻りしないように、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。リテーナーの装着期間や頻度は患者様によって異なりますが、美しい歯並びを長く維持するためには歯科医師の指示に従ってしっかりと装着することが大切です。

治療期間はどのくらい?

治療期間は歯並びの状態や治療計画によって異なりますが、一般的には1年半〜2年程度かかります。

治療中の装置の変化

インビザライン矯正では治療の進捗に合わせて、以下のような装置を使用する場合があります。

アタッチメント

歯の表面に付ける小さな突起物でマウスピースが歯にしっかりと固定され、効率的に歯を動かすために必要です。

ゴムかけ

歯の噛み合わせを調整するためにゴムをかける場合があります。

インビザライン矯正の気になるギモンを解決します!Q&A

インビザライン矯正について、よくある質問にお答えします。

Q. インビザライン矯正は痛みますか?

  1. 痛みを感じることはありますが、ワイヤー矯正と比べると比較的少ないと言われています。

個人差はありますが、新しいマウスピースに交換した直後や歯が動き始めるときに、締め付け感や鈍痛を感じる方もいらっしゃいます。
しかしこれらの痛みは一時的なもので、数日で治まることがほとんどです。もし痛みが強い場合は、我慢せずに当院にご相談ください。痛み止めを処方したりマウスピースの調整を行うなど、適切な対応をさせていただきます。

Q. インビザライン矯正の期間はどれくらいですか?

  1. 歯並びの状態や治療計画によって個人差があります。

軽度な症例であれば数ヶ月で完了することもありますが、一般的には1年半〜2年程度かかります。複雑な症例や歯の動きが遅い場合は、さらに治療期間が長くなることもあります。当院では治療開始前に精密な検査を行い、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立てますので、治療期間についても詳しくご説明いたします。

Q. インビザライン矯正治療の費用はどれくらいですか?

  1. 一般的には80万円から110万円程度が目安となります。

矯正治療の費用は症例や治療期間、使用する装置などによって大きく異なります。
当院では患者様一人ひとりの状況に合わせて最適な治療プランをご提案しており、費用もそれに応じて変動します。
費用の詳細やご不明な点については、無料相談にてお気軽にお問い合わせください。

矯正治療は医療費控除の対象となる場合があり、治療費の一部が戻ってくる可能性があります。また、当院では患者様のご負担を軽減するため、分割払い、デンタルローンなど、様々な支払い方法をご用意しておりますので、費用の面でも安心してご相談ください。

Q. 子どもの矯正は途中でやめられますか?

  1. やむを得ない事情で矯正治療を中断することは可能です。

ただし、後戻りや治療期間の延長、虫歯・歯周病のリスク増加、費用的な負担など、様々な問題が起こる可能性があります。お子さまの状況によっては中断がメリットになる場合もありますが、まずは当院にご相談ください。

Q:矯正治療中は、どんなことに気をつければいいですか?

A:矯正治療中は、以下の点に気をつけましょう。

マウスピースの装着時間

1日20時間以上の装着が理想です。

食事や歯磨きの時以外はなるべく装着するように心がけましょう。装着時間が短いと歯の動きが悪くなり、治療期間が長引いたり計画通りに歯が動かない可能性があります。

食事

食事の際は必ずマウスピースを外しましょう。

食べ物がマウスピースと歯の間に挟まって虫歯や歯周病の原因となることがあります。また、マウスピースを装着したまま色の濃い飲み物(コーヒー、紅茶、赤ワインなど)を飲むとマウスピースが着色してしまう可能性がありますのでご注意ください。食後は歯磨きをして口腔内を清潔にしてからマウスピースを装着しましょう。

マウスピースのお手入れ

マウスピース専用の洗浄剤や洗浄タブレットを使用し、毎日丁寧に洗浄しましょう。

歯ブラシで優しくブラッシングすることも効果的です。清潔なマウスピースを保つことで虫歯や口臭を予防できます。

定期検診

定期的に受診し、歯の動きや口腔内の状態をチェックしてもらいましょう。

歯科医師や歯科衛生士からの適切なアドバイスを受けることで順調に治療を進めることができます。治療中に気になることや不安なことがあれば、遠慮なくご相談ください。

これらの点に注意することでスムーズに矯正治療を進めることができます。
気になることや不安なことがあれば、いつでもお気軽に当院にご相談ください。

歯並びの悩み、プロの矯正歯科医に相談してみよう!

歯並びの悩み、プロの矯正歯科医に相談してみよう!

インビザライン矯正は確かに目立ちにくく快適な治療法ですが、あなたに本当に合っているのか疑問や不安が残るかもしれません。

「費用はどれくらいかかるの?」「治療期間は?」「痛みは大丈夫?」
など、矯正治療を始める前には誰しもが様々な疑問や不安を抱えるものです。

そんな時はぜひ一度、プロの矯正歯科医にご相談ください。

当院は、世界で最も症例数が多いと言われるインビザライン社と提携しており、豊富な経験と実績に基づいた治療を提供しています。
治療実績が認められ、2022年には全国に約1%しかいないと言われるダイヤモンドプロバイダーにも認定されました。

経験豊富な矯正歯科医が、あなたのお悩みやご希望を丁寧に伺い、お口の状態やレントゲン写真などを基に、最適な治療プランをご提案いたします。美しい歯並びと笑顔を手に入れるため、まずはお気軽に一歩踏み出してみませんか?

まとめ「後悔しない矯正治療のために、まずは専門家にご相談を」

この記事では、インビザライン(マウスピース矯正)について、その特徴やメリット・デメリット、費用面などを詳しく解説してきました。

一生付き合っていく大切な歯だからこそ、専門家による適切な診断と治療計画に基づいて、安全かつ効果的な矯正治療を受けることが大切です。
「もりかわ歯科医院」では、患者様一人ひとりの口腔内状況やご要望に合わせて、最適な矯正治療プランをご提案いたします。無料相談も実施しておりますので、インビザライン矯正について、さらに詳しく知りたい方や治療を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

経験豊富な矯正歯科医が、あなたの歯並びのお悩みを丁寧に伺い、最適な治療プランをご提案いたします。美しい歯並びと笑顔を手に入れるため、まずは一歩踏み出してみませんか?

当院では日々の診療で患者様との対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を心がけています。審美歯科や歯列矯正にも対応しておりますので、歯に関する心配事がございましたら、いつでもお気軽にご来院ください!

また、矯正治療に関する無料相談も実施しておりますので、歯並びでお悩みの方も、ぜひ一度お問い合わせください。

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

歯周病と糖尿病の関係!口腔ケアで健康寿命を延ばす

2024年9月25日
歯周病と糖尿病の関係!口腔ケアで健康寿命を延ばす

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療は専門性の高い分野であり、患者様にとって分かりにくい情報や誤解が生じやすい情報も少なくありません。診療時間内に患者様お一人おひとりに十分なご説明をすることが難しい場合もあるため、このブログを開設いたしました。

このブログでは患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすく解説することを目指しています。専門用語はできる限り避け、分かりやすい言葉で情報を提供いたします。皆様の疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう最新の研究結果やエビデンスに基づいた情報も積極的に発信してまいります。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「歯周病と糖尿病の関係」の質問に全力回答!

近年、歯周病と糖尿病の密接な関係が注目されています。一見すると無関係に思えるこの2つの病気ですが、実は互いに悪影響を及ぼし合い、放置すると全身の健康を脅かす可能性があるのです。

この記事では歯周病と糖尿病の知られざる関係、そして毎日の口腔ケアの重要性について矯正歯科医の視点からわかりやすく解説していきます!

歯周病って、そもそもどんな病気?

歯周病って、そもそもどんな病気?

歯周病は、歯垢(プラーク)に含まれる細菌によって引き起こされる感染症です。歯と歯茎の間にプラークが溜まり、歯肉に炎症を起こします。初期段階では自覚症状が少ないため気づかぬうちに進行してしまうことも珍しくありません。実は日本人の成人の約8割が歯周病にかかっているとも言われており、決して他人事ではありません。

プラークって何?なぜ溜まるの?

プラークとは歯の表面に付着する細菌のかたまりで、食べかすや唾液などが混ざってできています。歯磨きが不十分だったり歯並びが悪くて磨き残しがあったりすると、プラークが溜まりやすくなります。喫煙やストレス、不規則な生活習慣などもプラークの増加や歯周病の悪化に繋がることがあります。

歯周病の進行とステージ

歯周病はゆっくりと進行していく病気で、いくつかのステージに分けられます。

  1. 歯肉炎: 歯茎が炎症を起こし、赤く腫れたり出血しやすくなります。この段階では適切な歯磨きや歯科医院でのクリーニングによって改善が可能です。
  2. 軽度歯周炎: 歯肉だけでなく歯を支える骨(歯槽骨)にも炎症が及び始めます。歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)が深くなり、歯磨きだけではプラークを除去することが難しくなります。
  3. 中等度歯周炎: 歯槽骨の破壊が進み、歯がグラグラし始めます。歯周ポケットもさらに深くなり、歯茎から膿が出ることもあります。
  4. 重度歯周炎: 歯槽骨の破壊がさらに進み、歯が抜け落ちてしまうこともあります。歯周病菌が血液中に入り込み、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

歯を失うと…もう後戻りできません

歯周病が進行し歯を失ってしまうと、もう二度と元には戻りません。入れ歯やインプラントなどの治療法もありますが、天然の歯に勝るものはありません。

歯を失うことは見た目の問題だけでなく、噛む機能の低下や発音障害、さらには全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

歯周病かも?見逃せないサインを見つけるには?

歯周病かも?見逃せないサインを見つけるには?

歯周病は初期段階では自覚症状が少ないため「サイレント・ディジーズ(静かな病気)」とも呼ばれます。以下のサイン(兆候)に心当たりのある場合は歯周病の可能性があるため要注意です。

歯茎が腫れている、赤くなっている

健康な歯ぐきは引き締まっていて薄いピンク色をしています。歯周病になると歯ぐきが炎症を起こし、赤く腫れたりブヨブヨとした状態になります。歯ブラシが当たると出血しやすくなるのも特徴です。

歯磨きの時の出血

歯周病になると歯ぐきが炎症を起こしているため、歯ブラシの刺激で出血しやすくなります。出血の量や頻度が増えた場合は歯周病のサインかもしれません。

口臭の変化

口臭は誰にでも多少はあるものですが、歯周病が進行すると口臭が強くなることがあります。これは歯周ポケットに溜まったプラークや歯石から、悪臭を放つガスが発生するためです。自分では気づきにくい口臭ですが、周囲の人から指摘された場合は歯周病の可能性を疑いましょう。

歯が長くなったように見える

歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、歯茎が後退します。その結果、歯が長くなったように見えることがあります。また、歯の根元が露出することで、冷たいものや熱いものがしみやすくなる知覚過敏の症状が現れることもあります。

歯がグラグラする

歯周病がさらに進行すると歯槽骨の破壊が進み、歯がグラグラし始めます。この状態を放置すると、最終的には歯が抜け落ちてしまう可能性があります。歯を失うと噛む機能が低下するだけでなく、顔のバランスが崩れたり発音に影響が出たりすることもあります。

歯周病と糖尿病、実は深い関係があるってホント?

歯周病と糖尿病、実は深い関係があるってホント?

答えは「YES」です。歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼし合う「負のスパイラル」の関係にあります。

糖尿病 ▶ 歯周病の悪化

糖尿病になると免疫力や組織の修復能力が低下するため、歯周病が悪化しやすくなります。また唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥しやすくなることも、歯周病菌の増殖を促します。

歯周病 ▶ 糖尿病の悪化

歯周病が進行すると歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)から炎症性物質が血液中に流れ込み、全身に広がります。これらの炎症性物質はインスリンの働きを阻害し、血糖値のコントロールを困難にします。

つまり糖尿病の方は歯周病になりやすく、歯周病の方は糖尿病が悪化しやすいという「負のスパイラル」に陥ってしまうのです。

放置すると怖い!歯周病と糖尿病が引き起こすリスクとは?

歯周病と糖尿病、どちらも放置すると全身の健康を脅かす恐ろしい病気です。それぞれがさらに悪化すると、取り返しのつかない深刻な事態を招く可能性があります。

歯周病のリスク

歯を失う

歯周病が進行すると、歯を支える土台となる歯槽骨が徐々に破壊されていきます。支えを失った歯はグラグラと揺れ始め、最終的には抜け落ちてしまいます。一度失った歯は二度と元には戻らず、入れ歯やインプラントといった人工物で補うしかありませんが、天然の歯に勝るものはありません。

顎の骨が痩せる

歯周病によって歯槽骨が破壊されると顎の骨自体も痩せてしまい、顔の輪郭が変化したり口元が老けて見えたりする可能性があります。また、入れ歯を安定させるのが難しくなり、食事や会話に支障をきたすこともあります。

全身疾患のリスク増加

歯周病菌や歯周病によって生じる炎症性物質は歯茎の血管から血液中に入り込み、全身へと運ばれます。これらの物質は動脈硬化を促進し、心臓病や脳梗塞のリスクを高めることが知られています。また、誤嚥性肺炎や認知症、糖尿病、早産・低体重児出産など、様々な全身疾患のリスクを高める可能性も指摘されています。

糖尿病のリスク

血糖コントロールの悪化

歯周病によって歯茎の炎症が起きると、炎症性物質が血液中に放出されます。これらの物質はインスリンの働きを阻害し、血糖値を上昇させるため糖尿病の悪化や治療効果の低下に繋がります。

合併症のリスク増加

高血糖状態が続くことで、糖尿病の合併症(網膜症、腎症、神経障害など)のリスクが高まります。網膜症は失明、腎症は人工透析、神経障害は足の壊疽や切断など深刻な事態を引き起こす可能性があります。歯周病を予防・治療することで、これらの合併症のリスクを低減できる可能性があります。

特に高齢の方は、歯周病によって噛む力が弱まり、低栄養状態に陥りやすくなります。低栄養は糖尿病の悪化だけでなく、免疫力の低下や様々な病気のリスクを高めるため注意が必要です。

毎日のケアと専門家のサポートで健康寿命を延ばそう!

歯周病も糖尿病も、毎日のセルフケアと専門家による定期的なメンテナンスで予防・改善が可能です。正しい知識と行動で健康寿命を延ばしましょう!

毎日のセルフケア: あなた自身でできること

毎日のセルフケア: あなた自身でできること

正しい歯磨き

歯ブラシだけでは歯と歯の間や歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)の汚れを完全に取り除くことはできません。デンタルフロスや歯間ブラシを併用し、すみずみまで丁寧に磨き残しをなくすことが重要です。正しい歯磨き方法は歯科衛生士から個別に指導を受けるのがおすすめです。

バランスの取れた食事

糖分や脂質の多い食事は血糖値を急上昇させ、糖尿病を悪化させるだけでなく、歯周病の原因となる歯垢(プラーク)の増加にもつながります。野菜や果物、魚、大豆製品など、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な食品を積極的に摂り、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

禁煙

喫煙は歯周病や糖尿病の最大の敵です。免疫力を低下させ歯周組織の治癒を遅らせるだけでなく、血管を収縮させ、血流を悪くするため、糖尿病の合併症のリスクも高めます。禁煙することで歯周病と糖尿病の両方の予防・改善に繋がります。

適度な運動

適度な運動は血糖値のコントロールだけでなく、ストレス軽減や免疫力向上にも役立ちます。ウォーキングや軽いジョギングなど無理のない範囲で体を動かす習慣を身につけましょう。

十分な睡眠

睡眠不足は免疫力を低下させ炎症反応を増強させるため、歯周病や糖尿病の悪化に繋がります。質の高い睡眠を十分に確保し、心身のリフレッシュを図りましょう。

専門家によるサポート: プロの力を借りて、さらに効果的に

専門家によるサポート: プロの力を借りて、さらに効果的に

定期的な歯科検診とクリーニング

歯科医院で定期的に検診とクリーニングを受けることで歯周病の早期発見・早期治療に繋がります。プロによる歯石除去や歯面清掃はセルフケアでは落としきれない汚れを除去し、口腔内を清潔に保つために欠かせません。

歯周病治療

歯周病が進行している場合は歯科医師による適切な治療が必要です。歯周ポケットの深い部分の歯石除去や、外科的な処置が必要になる場合もあります。

糖尿病との連携

糖尿病の方はかかりつけの歯科医院を持ち、糖尿病の状況を歯科医に伝えることで適切な治療とアドバイスを受けることができます。歯科医師と医師が連携することで、より効果的な治療と管理が可能になります。

矯正治療

歯並びやかみ合わせが悪い場合は矯正治療によって歯磨きがしやすくなり、歯周病予防に繋がります。当院では目立ちにくいインビザライン矯正も取り扱っております。お気軽にご相談ください。

まとめ「お口の健康から、全身の健康へ」

歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼし合い、放置すると全身の健康を脅かす可能性があります。しかし毎日の口腔ケアと専門家による定期的なメンテナンスで、予防・改善が可能です。

大阪府八尾市にある「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」では、歯周病治療はもちろん矯正治療や予防歯科にも力を入れており、患者様一人ひとりの口腔内状況やご要望に合わせた治療プランをご提案いたします。

歯周病や糖尿病、歯並びについて気になることや不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。お口の健康から、全身の健康へとつながるサポートをさせていただきます。

当院では日々の診療で患者様との対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を心がけています。審美歯科や歯列矯正にも対応しておりますので、歯に関する心配事がございましたらいつでもお気軽にご来院ください。

また、矯正治療に関する無料相談も実施しておりますので、歯並びでお悩みの方も、ぜひ一度お問い合わせください。

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

ガミースマイルを治したい!気になる治療法は?

2024年9月11日
ガミースマイルを治したい!気になる治療法は?

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療の世界は、専門用語や複雑な情報であふれています。私たちにとっては当たり前のことでも、患者様にとっては「?」がいっぱいになってしまうことも…。診療中、患者様お一人おひとりにじっくりとご説明したいのは山々ですが、限られた時間の中では難しいのが正直なところです。

そこで、このブログを通して、患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすくお伝えしていきます。

皆様の「?」が「!」に変わる、そんなブログを目指しています。気になること、不安なことがあれば、ぜひこのブログを参考にしてみてください。そして、それでも解決しない疑問があれば、遠慮なく当院にご相談ください。

「ガミースマイル」に関する疑問やお悩みに全力回答!

「笑うと歯ぐきが目立つ…」
「写真に写る自分の笑顔が好きになれない…」
「人前で思いっきり笑うことに抵抗がある…」

そんな悩み、抱えていませんか?その悩みは「ガミースマイル」が原因かもしれません。ガミースマイルとは笑った時に歯ぐきが過剰に露出してしまう状態のこと。見た目のコンプレックスだけでなく、口元の乾燥や歯周病のリスクを高める可能性もあります。

どうかご安心してください。ガミースマイルは決して珍しいものではなく、矯正治療など適切な治療法を選ぶことで改善できるケースがほとんどです。この記事ではガミースマイルの原因や治療法について詳しく解説し、あなたの笑顔を取り戻すお手伝いをします。

ガミースマイルとは – 原因と割合

ガミースマイルとは - 原因と割合

ガミースマイルとは、笑った時に歯ぐきが過剰に露出してしまう状態のことを指します。一般的に、笑った時に歯ぐきが2mm以上見えるとガミースマイルと判断されることが多いですが、明確な基準はありません。

どの程度歯ぐきが見えたらガミースマイルなのかは個人の感じ方や審美的な基準によって異なります。しかしご自身が「歯ぐきが目立つ」と感じ、それがコンプレックスになっているのであればガミースマイルと考えて差し支えないでしょう。

ガミースマイルの原因

ガミースマイルの原因は一つではなく、複数の要因が複雑に絡み合っている場合があります。主な原因としては以下のようなものが考えられます。

歯や骨格の問題

  • 歯が小さい・短い: 歯のサイズが小さい、または歯が短いために歯ぐきが目立ってしまうことがあります。
  • 上顎前突(出っ歯): 上顎の骨や歯が前に出ていることで、相対的に歯ぐきが露出して見える場合があります。
  • 垂直的な骨格の過成長: 上顎の骨が垂直方向に過剰に成長している場合、笑った時に歯ぐきが大きく露出することがあります。

筋肉の問題

  • 上唇挙筋の過活動: 笑った時に上唇を引き上げる筋肉(上唇挙筋)が過剰に活動すると、歯ぐきが大きく露出してしまいます。

歯ぐきの問題

  • 歯ぐきの過成長: 歯ぐきが歯を覆いすぎていたり厚みがありすぎる場合に、ガミースマイルが起こることがあります。

これらの原因が単独で、または組み合わさってガミースマイルを引き起こすことがあります。

ガミースマイルを放置するとどうなる?

ガミースマイル自体は個性の一つであり、悪いものではありません。しかしガミースマイルが原因で以下のような悩みを抱える方もいらっしゃいます。特に審美性を重視する傾向にある若い女性は、ガミースマイルをコンプレックスに感じやすいと言われています。

口腔内の乾燥によるトラブルリスク

ガミースマイルは口の中の乾燥を招き、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。歯ぐきが過剰に露出することで口呼吸になりやすく、唾液が蒸発しやすくなるためです。唾液には口の中の細菌を洗い流したり、酸を中和したりする自浄作用がありますが、ガミースマイルによってこの作用が弱まると、口臭の原因となる細菌が増殖しやすくなります。さらに乾燥した口腔内は歯周病菌にとっても快適な環境となり、歯周病のリスクを高めます。

また、ガミースマイルの原因の一つである上顎前突(出っ歯)も、口を閉じにくくすることで口呼吸を助長し、唾液の蒸発を促します。その結果、唾液の自浄作用がさらに低下し虫歯のリスクも高まってしまいます。

コンプレックスによる精神的な影響

「歯ぐきが目立つから思いっきり笑えない」「写真に写る自分の笑顔が好きになれない」といった悩みから、笑顔に自信を持てなくなったり人とのコミュニケーションに消極的になったりしてしまう方もいます。特に、審美性を重視する傾向にある若い女性は、ガミースマイルをコンプレックスに感じやすいと言われています。口元は人の印象を大きく左右するパーツであるため、ガミースマイルが見た目のコンプレックスとなり、精神的な負担につながるケースも少なくありません。

これらの悩みはガミースマイルを改善することで解消できるかもしれません。ガミースマイルに悩んでいる方はぜひ一度、歯科医師にご相談ください。あなたの笑顔をサポートする様々な方法をご提案させていただきます。

ガミースマイルと遺伝の関係

ガミースマイルは遺伝的な要因も影響します。例えば骨格や歯の大きさ、上唇の筋肉のつき方などは親から子へと受け継がれる可能性があります。ただしガミースマイルの遺伝率は100%ではありません。遺伝的な要因が強い場合もあれば、環境要因や生活習慣によって後天的にガミースマイルになる場合もあります。

後天的なガミースマイルの原因は?

後天的なガミースマイルの原因としては以下のものが考えられます。

  • 歯ぐきの炎症: 歯周病などによって歯ぐきが腫れると一時的に歯ぐきが大きく見えてしまうことがあります。
  • 薬の副作用: 一部の薬には歯ぐきの増殖を促す副作用があります。
  • 加齢: 年齢を重ねるにつれて歯ぐきが痩せて歯が長く見えるようになり、ガミースマイルが顕著になることがあります。

ガミースマイルは必ず遺伝するわけではない

親がガミースマイルだからといって必ずしも子どもに遺伝するとは限りません。また、ガミースマイルは成長過程で変化することもあります。

もしガミースマイルが気になる場合は自己判断せず、歯科医師に相談しましょう。専門的な知識と経験に基づいたアドバイスを受けることができます。

ガミースマイルの治療法

ガミースマイルの治療法は、その原因によって異なります。ここでは主な3つの治療法とその特徴について解説します。なお治療法は症例によって異なる場合があることをご了承ください。

歯肉整形(歯ぐきを切除する手術)

歯肉整形(歯ぐきを切除する手術)

歯ぐきの成長過多が原因の場合に適用される治療法です。余分な歯ぐきを切除することで歯と歯ぐきのバランスを整え、自然な笑顔を作ることができます。短時間で効果を実感できるというメリットがありますが、外科的な処置となるため術後の腫れや痛みが伴う場合があります。

ボトックス注射

ボトックス注射

上唇の筋肉が過剰に活動し、歯ぐきが露出してしまう場合に有効な治療法です。ボトックス注射により筋肉の動きを和らげることで歯ぐきの露出を抑え、自然な笑顔を作ることができます。手軽に治療を受けられるというメリットがありますが、効果は永続的ではなく定期的な注射が必要となります。

矯正治療

矯正治療

骨格的な問題や歯の位置、傾きが原因でガミースマイルになっている場合に最も効果的な治療法です。歯並びや噛み合わせを改善することで口元のバランスを整え、自然で美しい笑顔を実現します。歯並びや噛み合わせの改善に加えて、口元の突出感の改善や顔貌のバランスを整える効果も期待できます。治療期間はかかりますが根本的な解決に繋がり、後戻りの心配も少ないというメリットがあります。

ガミースマイルの矯正治療について

ガミースマイルの矯正治療では歯を移動させることで歯ぐきの位置も調整し、歯と歯ぐきのバランスを整えます。歯が短く歯ぐきが目立っている場合には歯を上に移動させることで歯ぐきの露出を抑え、自然な笑顔に近づけることができます。骨格的な問題が大きい場合には、外科手術を併用して顎の骨を動かすことで、歯の位置や歯ぐきのバランスを根本的に改善することも可能です。

どの治療法が最適かは患者様一人ひとりの歯並びや骨格、そして治療に対するご希望によって異なります。歯科医師とじっくり相談してあなたにぴったりの治療計画を立てていきましょう。

笑顔をさらに輝かせるために – 治療で目指す口元

リップラインとスマイルライン

リップラインとスマイルライン

口角を上げて笑った時の上唇のラインを「リップライン」と呼び、ガミースマイルの程度によって、以下の3つに分類されます。

  • ローリップライン: 上唇が前歯の半分を覆い隠すライン。
  • ミドルリップライン: 上前歯が見えるライン。
  • ハイリップライン: 歯ぐきが広範囲に見えるライン。

一般的に口角を上げた時に上前歯が見える「ミドルリップライン」がバランスの取れた美しい笑顔の基準とされています。

「スマイルライン」は口角を上げて笑った時に見える上の歯の先端を結んだラインを指します。このラインが緩やかなカーブを描いていると自然で魅力的な笑顔に見えます。矯正治療では歯や歯ぐきの位置を調整することで、理想的なリップラインとスマイルラインに近づけることを目指します。

Eライン

Eライン

横顔を見た時に鼻の先端と顎の先端を結んだ線を「Eライン」と呼びます。美しい横顔の基準として、このEライン上に唇が位置していることが理想的とされています。矯正治療によって歯並びや口元の突出感を改善することでEラインとの調和を図り、横顔美人を目指すことも可能です。

ガミースマイルの矯正治療にかかる期間

ガミースマイルの矯正治療はその方法や症状の程度によって治療期間が異なります。一般的には1年半〜2年半程度かかることが多いですが、簡単な症例であれば1年以内で完了することもあります。

ガミースマイルの矯正治療の種類

ワイヤー矯正

歯にブラケットと呼ばれる装置を装着し、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。費用は比較的安価ですが装置が目立ちやすいというデメリットがあります。

マウスピース矯正

透明なマウスピースを装着して歯を動かす方法です。目立ちにくいというメリットがありますが、費用はワイヤー矯正よりも高額になります。

矯正治療の流れ

1.精密検査と診断

口腔内写真、レントゲン撮影、歯型採取などを行い、詳しい検査を行います。その結果をもとに患者様一人ひとりに合った治療計画を立てます。

2.矯正装置の装着

ワイヤー矯正またはマウスピース矯正の装置を装着します。

3.定期的な調整

定期的に歯科医院に通い、歯の動きに合わせて装置の調整を行います。

4.保定期間

歯並びが整った後、後戻りを防ぐためにリテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。

治療期間はあくまで目安であり個人差があります。歯科医師と相談しながら無理のないペースで治療を進めていきましょう。

まとめ「ガミースマイルは改善できる!諦めずに理想の笑顔を手に入れよう」

いかがでしたでしょうか?

ガミースマイルは決して珍しいものではありませんし、適切な治療を受けることで多くの方が改善を実感しています。当院では患者様一人ひとりの症状やご希望に合わせた治療プランをご提案しています。歯並びや噛み合わせの専門家として、あなたの笑顔をサポートいたします。

「もしかしてガミースマイルかも?」「どんな治療法があるのか知りたい」

そんな方はぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。専門医が丁寧にお話を伺い、あなたにぴったりの治療法をご提案します。笑顔に自信がないと悩んでいる方も諦めないでください。一緒に素敵な笑顔を目指しましょう!

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?

2024年8月21日
歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?

皆さま、こんにちは!

大阪府八尾市で60年以上、地域密着型の歯科医療を提供している「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院では、患者さま一人ひとりの不安やお悩みに寄り添い、わかりやすい説明と質の高い治療で、皆さまのお口の健康をサポートすることを心がけています。

これまで、患者さまとのコミュニケーションが十分でなかったと反省し、この度、情報発信の場としてブログを開設いたしました。このブログを通して、歯科に関する様々な情報を発信し、患者さまとの信頼関係を築いていきたいと考えています。

歯の基礎知識から治療に関する疑問まで、幅広いテーマを取り上げ、専門的な内容もわかりやすく解説していますので、どなたでも気軽に読んでいただけます!

皆さまからのご質問やご意見も大歓迎です。いただいたご意見は、今後の記事作成や、より良い治療の提供に役立ててまいります。

八尾市で歯医者をお探しの方は、ぜひ「もりかわ歯科」へお気軽にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆さまのお口の健康を全力でサポートさせていただきます。

「歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?」の質問に全力回答!

「睡眠中の癖」と思われがちな歯ぎしりですが、実は口の中の問題や心身のストレスが原因となっていることがあります。放置すると、深刻なトラブルを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。この記事では、歯ぎしりの原因と治療法について解説しますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。

歯ぎしりの原因は何なの?

歯ぎしりの原因は何なの?

睡眠時の歯ぎしりの原因は多種多様

睡眠中に起こる歯ぎしりの原因は、まだはっきりと解明されていません。しかし、大きく関係していると考えられるのは、以下の4つの要因です。

1. 噛み合わせ・骨格

歯の噛み合わせが悪い、または骨格に問題があると、歯が接触しやすく、歯ぎしりが起こりやすくなります。特に、他の歯よりも高い歯があると、歯ぎしりのリスクが高まります。しかし、近年では、噛み合わせや骨格だけが歯ぎしりの原因になることは少ないという考え方が主流です。後述する複数の要因が複合的に影響して歯ぎしりが発生すると考えられています。

2. 口内の不快感

虫歯、歯周病、ドライマウスなどの症状があると、睡眠中に口の中が不快になり、それを解消するために口を動かすことで歯ぎしりが起こることがあります。また、歯の治療後の詰め物の違和感や、お子さまの場合は乳歯と永久歯の生え変わりの時期の不快感が原因となることもあります。このような場合は一時的なもので、口内の変化に慣れてしまえば解消されることが多いです。

3. ストレス

現代人の多くが抱えるストレスも、歯ぎしりの大きな原因の一つです。イライラしたり不安になったりすると、無意識に歯を食いしばることがあります。これが習慣化し、睡眠中にも歯ぎしりが起こるようになることがあります。また、ストレスによる不眠や睡眠の浅さも問題です。浅いノンレム睡眠時は、歯ぎしりが起こりやすい状態です。さらに、深く眠るためにアルコールを摂取することも、歯ぎしりを悪化させる要因となります。

4. 生活習慣

日常生活での癖や、喫煙・飲酒の習慣も歯ぎしりと関係しています。例えば、力仕事やスポーツをする人は、歯を食いしばる癖がつきやすく、それが睡眠中の歯ぎしりへと繋がることがあります。アルコールやニコチンの摂取も、歯ぎしりを悪化させる要因として知られています。ただし、飲酒や喫煙はストレス解消に役立つ面もあるため、我慢しすぎてストレスを溜めないように注意することも大切です。

歯ぎしりの種類は?

歯ぎしりは、大きく分けて以下の3つの種類があります。

グラインディング(歯ぎしり)

グラインディング(歯ぎしり)

上下の歯を水平方向に擦り合わせる、最も一般的なタイプの歯ぎしりです。歯や顎の骨へのダメージが最も大きく、「ガリガリ」「ギリギリ」といった周囲の人も驚くような音が鳴ることがあります。通常は睡眠中に起こりますが、まれに起きている間にも無意識に起こることがあります。

クレンチング(食いしばり)

クレンチング(食いしばり)

上下の歯を垂直方向に強く噛みしめるタイプの歯ぎしりです。グラインディングのように水平方向に擦り合わせることはありません。重い物を持ったり、短時間で力を出す際などには誰にでも起こり得る行為ですが、病的なクレンチングはそれ以外の時にも強く噛みしめてしまいます。グラインディングと同様に、自覚症状はほとんどありません。また、異常な音はしないため、周囲の人も気づきにくいという特徴があります。

タッピング

タッピング

上下の歯を軽くぶつけるように、カチカチと小さな音を鳴らすタイプの歯ぎしりです。3つのタイプの中で最も頻度は低く、歯や顎の骨へのダメージも比較的軽微です。

歯ぎしりを放置していると何が起こる?

歯ぎしりは、放置することで次に挙げるようなリスクが生じます。

歯を摩耗させる

歯ぎしりが習慣化すると、歯が徐々にすり減り、もろくなって欠けたり折れたりする可能性があります。

象牙質知覚過敏症の発症

歯ぎしりでエナメル質が削れると、その下の象牙質が露出します。象牙質には神経が通っているため、冷たいものや熱いものに敏感に反応する「象牙質知覚過敏症」を引き起こすことがあります。

詰め物・被せ物の脱落

詰め物や被せ物は、想定外の力が加わると脱落することがあります。レジンやセラミックの場合は、欠けてしまうこともあります。

顎関節症を引き起こす

歯ぎしりによる強い圧力は、歯や歯周組織だけでなく、顎の骨や筋肉にも負担をかけます。特に顎関節への負担は大きく、顎関節症を引き起こすことも少なくありません。

歯周病を悪化させる

歯周病は、歯周組織に炎症が起こる病気です。歯ぎしりによる強い力が加わることで、歯茎や歯槽骨の炎症が悪化し、歯周病の進行を促進させることがあります。

咬合性外傷を引き起こす

歯ぎしりや食いしばりを続けると、歯根膜をはじめとする歯周組織にダメージが蓄積し、「咬合性外傷」という歯周組織の病気を引き起こすことがあります。咬合性外傷は、歯周病と同様に歯茎や歯槽骨が破壊されていく病気です。

歯並びが悪くなる

歯に強い力がかかり続けると、歯が移動し始め、歯並び全体が乱れて噛み合わせにも異常が生じることがあります。

歯ぎしりから歯を守るにはマウスピースを!

歯ぎしりから歯を守るためにマウスピース(ナイトガード)をつけることをオススメします!!

マウスピースの効果

マウスピースを装着することで、歯に加わる力を分散させ、歯や詰め物・被せ物が欠けたり割れたりするのを防ぐことができます。さらに、顎関節症の改善や筋肉の緊張を緩和する効果も期待できます。

マウスピースの種類と特徴

マウスピースの種類と特徴

ソフトタイプ

ゴム製の柔らかい素材でできており、装着時の違和感は少ないですが、強い歯ぎしりがあると削れて穴が開くことがあります。

ハードタイプ

レジンという硬い樹脂素材でできており、耐久性が高いですが、装着時の違和感があり、噛み合わせの調整が難しい場合があります。

市販品との違い

市販のマウスピースは、お湯で柔らかくしたゴム素材を歯型に合わせて作るものが一般的です。手軽に作れる反面、フィット感が悪く違和感を感じやすいというデメリットがあります。一方、歯科医院で作るマウスピースは、患者様一人ひとりの歯型に合わせて精密に作製するため、フィット感が良く快適に使用できます。

歯科医院で作るマウスピース

歯科医院では、歯型を採取し(通常は上顎のみ)、吸引圧接装置を使って歯型にぴったり合ったマウスピースを作製します。嘔吐反射が強い方や、装着時の違和感がある方は、下顎で作ることも可能です。

マウスピースの寿命

マウスピースは、時間の経過とともにすり減って穴が開いたり、変形したりすることがあります。修理も可能ですが、大幅な修復が必要な場合は、新しいものを作製した方が良いでしょう。寿命は個人差や使用頻度によって異なりますが、一般的には1年程度と言われています。ソフトタイプで穴が開きやすい場合は、ハードタイプの検討をおすすめします。また、定期的に歯科医院でチェックを受けることも大切です。

マウスピースの保管方法とお手入れ

マウスピースを外したら、流水で柔らかめの歯ブラシを使って洗浄しましょう。熱湯は変形の原因となるため、使用しないでください。歯磨き粉はマウスピースを傷つける可能性があるため、使用せず、専用の洗浄剤を使用することをおすすめします。紛失や破損を防ぐため、専用のケースに入れて保管しましょう。

マウスピースで歯ぎしりが完全に治るの?

歯ぎしりの予防法として、自分の歯型に合ったマウスピースを就寝中に装着することが一般的ですが、これはあくまで歯ぎしりの症状を軽減するための対症療法であり、根本的な解決にはなりません。マウスピースを装着していても、歯ぎしり自体は止まらないのです。歯ぎしりの根本的な原因に対処するためには、矯正治療や噛み合わせの調整など、専門的な治療が必要になる場合があります。まずは歯科医院を受診し、歯ぎしりの原因を特定してもらい、適切な治療法を選択することが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

多くの方は、自分が歯ぎしりをしていることに気づいていません。それだけ自覚しにくいものなのです。しかし、気づかないうちに大切な歯が大きなダメージを受けているかもしれません。歯がしみる、顎が痛いなどの症状がある方は、一度歯科医院を受診し、早めに対策を始めることをおすすめします。

また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者さまひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日鏡を見て「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はこちらもご相談ください。

 

矯正無料相談

矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

歯の矯正は何歳から始めることができますか?

2024年5月22日
歯の矯正は何歳から始めることができますか?

八尾市のもりかわ歯科が、患者さんの疑問・不安を解消するブログを始めました!

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医やスタッフにとって当たり前のことでも、患者さんにとっては未知のことばかり。歯の専門家ではない患者さんは、様々な疑問や不安を抱くのは当然ですよね。

もりかわ歯科では、患者さんが歯や口腔の健康について安心して治療を受けられるよう、疑問や不安を解消することがとても重要だと考えています。

診療中にすべての質問にお答えできれば一番ですが、時間の制約や専門的な知識が必要となる場合、十分な説明ができないこともあります。

そこで、当院のブログでは、患者さんからよくいただく質問をテーマに、できるだけ細かくわかりやすく解説していきます。

「歯の矯正は何歳から始めることができる?」の質問に全力回答!

今回は、歯の矯正って何歳から始めることができるの?などの質問に対して全力でお答えしていきます!

まず、小児矯正とは?

まず、小児矯正とは?

小児矯正とは、成長期を利用して歯並びと顎のバランスを整える矯正治療です。永久歯が生え変わる前に治療を行うことで、顎の骨の成長を促し、歯を抜かずに歯並びを整えることができます。

具体的には、以下の様な治療を行います。

顎の骨の拡大

狭い顎の骨を拡大することで、歯並びに必要なスペースを確保します。

歯の移動

マウスピースやブラケット、ワイヤーを用いて、歯を少しずつ移動させます。

歯列の調整

歯と歯の隙間を詰めたり、歯を削ったりして、歯並びを整えます。

小児矯正のメリットは以下の通りです

小児矯正のメリット

抜歯を避けられる可能性が高い

顎の骨の成長を促すことで、歯を抜かずに歯並びを整えることができます。

治療期間が短くなる

成長期を利用して治療を行うため、大人になってから矯正を行うよりも治療期間が短くなります。

虫歯や歯周病のリスクを減らせる

歯並びが整うことで、虫歯や歯周病になりにくくなります。

咀嚼機能や発音機能の改善

歯並びが整うことで、咀嚼機能や発音機能が改善されます。

審美面の改善

歯並びが整うことで、見た目が良くなります。

小児矯正のデメリットは以下の通りです

小児矯正のデメリット

治療費が高い

大人矯正よりも治療費が高くなります。

装置が目立つ

マウスピース矯正装置を使用する場合は、目立たないものもありますが、ブラケットとワイヤーを使用する場合は目立ちます。

装置が壊れることがある

装置が壊れた場合は、修理または交換が必要となります。

痛みを感じる

治療中に痛みを感じる場合があります。

 

小児矯正は、永久歯が生え変わる前の6歳頃から始めるのが最適です。ただし、歯並びや顎の状態によっては、それよりも早く始めることもあります。

小児矯正を検討している場合は、矯正歯科医に相談することをおすすめします。

小児矯正について、さらに詳しく知りたい場合は、以下の情報も参考にしてください。

 

もりかわ歯科では小児矯正にも力を入れております。

インビザライン矯正のダイヤモンドプロバイダーに3年連続認定されている専門ドクターが最初から最後まで丁寧に治療いたしますので、ぜひ一度無料の矯正相談にお越しください。

矯正無料相談
矯正無料相談

小児矯正って何歳からできますか?

小児矯正って何歳からできますか?

受け口の場合、顎の成長を促すため、3歳頃からの早期治療が望ましいです。しかし、その他の不正咬合では、歯並びや成長の状態によって、最適な開始時期は異なります。

一般的には、永久歯が生え始める6歳頃が小児矯正の開始時期とされています。7~8歳になると、より効果的な治療が期待できます。

お子様の歯並びや成長に不安を感じたら、早めに専門医に相談しましょう。 早期発見・早期治療で、より良い結果を得られる可能性があります。

以下は小児矯正の開始時期の目安です

  • 受け口: 3歳頃
  • 歯並びの異常: 6~8歳頃
  • 顎の成長異常: 7~8歳頃
  • 永久歯の萌出異常: 7~8歳頃

専門医は、お子様の状態を総合的に判断し、最適な治療計画を立てます。

小児矯正は、子供の成長に合わせて行うため、大人になってからの矯正よりも痛みが少なく、治療期間も短くなります。 また、顎の骨格を調整することで、歯並びだけでなく、顔立ちや呼吸にも良い影響を与えることができます。

お子様の将来のために、ぜひ小児矯正について検討してみてはいかがでしょうか。

※上記はあくまで目安であり、個々のケースによって最適な開始時期は異なります。

以下の場合、早めに専門医に相談することをおすすめします

  • 受け口
  • 歯並びの異常が気になる
  • 顎の成長が気になる
  • 永久歯の萌出異常がある
  • 虫歯や歯周病がある

専門医は、お子様の状態を診査・診断し、適切な治療方法を提案します。

小児矯正に関する疑問や不安は、もりかわ歯科の矯正専門ドクター森川康司にお気軽にご相談ください!

 

過去にもりかわ歯科で小児矯正をされた患者さんのインタビューを動画にしていますので、生の患者さんのコメントをご覧ください。

小児矯正の平均費用はいくらですか?

小児矯正の平均費用はいくらですか?

小児矯正の平均費用は、約30万円~80万円ほどです。ただし、これはあくまで平均値であり、実際の費用は、以下の様な要因によって大きく異なります。

  • 矯正歯科医院: 矯正歯科医院によって、治療費が異なります。
  • 治療方法: 使用する装置や治療期間によって、治療費が異なります。
  • 歯並びや顎の状態: 歯並びや顎の状態が複雑な場合は、治療費が高くなります。

具体的な内訳としては、以下の様なものがあります。

  • 初診料: 5,000円~10,000円程度
  • 検査料: 10,000円~20,000円程度
  • レントゲン撮影料: 5,000円~10,000円程度
  • 装置料: 50,000円~300,000円程度
  • 調整料: 5,000円~10,000円程度/回
  • 保定料: 50,000円~100,000円程度

小児矯正は、高額な治療費がかかるため、事前にしっかりと費用を確認することが重要です。

小児矯正の費用を抑える方法としては、以下の様なものがあります。

  • 複数の矯正歯科医院で相談して、見積もりを取る: 矯正歯科医院によって、治療費が大きく異なるため、複数の矯正歯科医院で相談して、見積もりを取ることをおすすめします。
  • 補助金制度を利用する: お住まいの自治体によっては、小児矯正にかかる費用の一部を補助してくれる制度があります。
  • デンタルローンを利用する: デンタルローンを利用することで、治療費を分割して支払うことができます。

小児矯正は、子どもの将来にとって大きなメリットがある治療です。費用面で不安がある場合は、上記のような方法を検討して、お子様に上手に治療を受けさせてあげましょう。

 

もりかわ歯科では小児矯正の治療にも力を入れていますので、これまでに様々な症例を治療しております。

詳しくはもりかわ歯科の小児矯正ページをご覧いただき、一度お気軽にご連絡ください。

子供歯科矯正は保険がききますか?

小児矯正は、原則として保険適用外です。健康保険は、病気やケガの治療を目的としているため、噛み合わせや見た目の改善を目的としている小児矯正は、保険適用外とされています。

しかし、以下の様な先天的な病気や体の異常が原因で、正常に噛むことができないケースは、保険で矯正が受けられます。

  • 3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)
  • 6歯以上の先天性部分(性)無歯症
  • 顎関節症
  • 口唇口蓋裂
  • 先天性骨格異常

これらの疾患に該当する場合は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合していて、地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関で、矯正治療を受けることができます。

ただし、保険適用される治療内容は限られており、すべての治療が保険適用になるわけではありません。また、治療開始年齢にも制限があります。

小児矯正の保険適用について、詳しく知りたい場合は、以下の情報も参考にしてください。

 

小児矯正は、子どもの将来にとって大きなメリットがある治療です。保険適用されるかどうかは限られますが、費用面で不安がある場合は、お住まいの自治体の補助金制度などを活用したり、複数の矯正歯科医院で相談して見積もりを取ったりすることをおすすめします。

子供は矯正治療に何年かかる?

子供の矯正治療にかかる期間は、一般的に1年半から3年程度です。ただし、これはあくまでも目安であり、以下の様な要因によって大きく異なります。

治療開始時期

早期治療(一期治療)を始める時期が早ければ早いほど、治療期間が短くなります。

歯並びや顎の状態

歯並びや顎の状態が複雑な場合は、治療期間が長くなります。

使用する装置

マウスピース矯正装置(インビザライン)を使用する場合は、矯正していることが外から目立ちにくいのもメリットですが、ブラケットとワイヤーを使用するよりも治療期間が長くなります。

子供の成長

子供の成長に合わせて、治療計画を変更することがあります。

具体的な治療期間としては、以下の様なものがあります。

  • 早期治療(一期治療): 1年~2年程度
  • 本格治療(二期治療): 1年~2年程度

早期治療と本格治療の両方を行う場合は、2年~5年程度かかることもあります。

小児矯正は、子供の成長に合わせて行うため、長い期間にわたって治療を受ける必要があります。そのため、子供のモチベーションを維持することが重要です。

 

子供のモチベーションを維持するためには、以下の様な方法があります。

治療目標を共有する

子供と一緒に治療目標を共有し、治療の必要性を理解してもらうことが大切です。

治療経過を褒めてあげる

治療がうまく進んでいることを褒めて、子供の自信に繋げてあげましょう。

楽しみを取り入れる

好きなキャラクターの装置を使ったり、ご褒美を用意したりして、治療を楽しみながら受けることができるようにしましょう。

小児矯正は、子供の将来にとって大きなメリットがある治療です。治療期間は長いですが、子供の成長に合わせてじっくりと治療を進めることで、理想的な歯並びを手に入れることができます。

 

小児矯正の治療期間について、さらに詳しく知りたい場合はもりかわ歯科までご相談ください。

矯正専門ドクターがしっかり治療に関するお悩みにお答えします!

まとめ

いかがだったでしょうか?

「歯の矯正は何歳から始めることができますか?」に関する疑問に全力回答いたしました!

お子様の歯並びや噛み合わせが心配な親御さんは多くいらっしゃいます。

気になってはいるものの中々一歩が踏み出せず治療を躊躇しておられる方も多いかと思います。

ですが、お子様の成長は待ってくれません。

手遅れになる前に一度、矯正の無料相談にだけでもいらしてください!

必ず有益な情報が得られる機会になると思います。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。


矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

歯の矯正はやったほうがいい?

2024年1月17日
歯の矯正はやったほうがいい?

大阪府八尾市に60年、地域に根ざす歯科医院「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。

当院は、患者さまの歯科に関する疑問や不安を解消できるよう、真摯に向き合い、丁寧な説明を心がけています。

また、歯科医師やスタッフとのコミュニケーションが不足しがちな中、このブログを通じて患者さんとの新たな対話の場を提供し、理解を深めるお手伝いができればと考えています。

日常生活での歯のお手入れや健康に関する知識は、自身の歯科状態を理解し、適切なケアを行う上で非常に重要です。

そこで、このブログでは、歯にまつわる基本的な情報から、診療に関する細かな疑問まで、幅広いトピックをカバーしています。

患者さまがより良い歯科ケアの選択ができるよう、専門的な情報を分かりやすくお届けします。

ご質問や疑問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

「歯の矯正はやったほうがいい?」の質問に全力回答!

今回は、歯の矯正について、一体どんな種類があるのか?よくいただく質問に対し全力でお答えしていきます!

歯の矯正とは

歯の矯正(歯列矯正)は、歯や顎の不正な配置や咬み合わせを改善するための治療です。歯の矯正は、美容的な観点だけでなく、噛み合わせや咬み合わせの不良を修正し、口腔機能を向上させるためにも行われます。

以下は、歯の矯正に関するいくつかの一般的なポイントです。

歯の不正な配置の修正

歯が過剰に突出していたり、逆に奥に隠れていたりする場合、それを適切な位置に移動させることが目的です。

咬み合わせの修正

上顎と下顎の咬み合わせが正しくない場合、それを調整して正確な咬み合わせを得ることが重要です。これにより、食べ物を噛むときや発音などの口腔機能が向上します。

美容的な見た目の向上

歯の矯正は、患者様の外観を改善するのにも寄与します。歯並びが整っていると、自信を持つことができ、口元の美しさが向上します。

歯の矯正にはさまざまな方法があります。従来のブラケット矯正やワイヤー矯正が一般的ですが、近年では透明なアライナー(Invisalignなど)や裏側から見えない裏側矯正など、目立たない方法も増えています。

歯の矯正は一般的に歯科医師または矯正歯科専門医によって行われ、患者様に合わせた個別の治療計画が立てられます。

治療期間は症状の程度により異なりますが、数ヶ月から数年にわたることがあります。

歯の矯正の種類について

歯の矯正にはいくつかの異なる種類があり、患者様の状態や希望によって選択肢が異なります。以下に、一般的な歯の矯正の種類を紹介します。

従来のブラケット矯正(Metal Braces)

従来のブラケット矯正(Metal Braces)

  • 金属製のブラケットとワイヤーを使用して歯を移動させる方法です。
  • 強力で効果的ながら、目立つことが欠点です。

セラミック製ブラケット矯正(Ceramic Braces)

セラミック製ブラケット矯正(Ceramic Braces)

  • 透明または歯の色に近いセラミック製のブラケットを使用して、見た目が従来のブラケットよりも目立ちにくくなっています。
  • 効果的で外見への影響を軽減できるため、大人や外見に敏感な患者に人気です。

裏側矯正(Lingual Braces)

裏側矯正(Lingual Braces)

  • ブラケットとワイヤーを歯の裏側に取り付ける方法です。外部からは見えません。
  • 見た目の配慮が必要な方に向いていますが、矯正の過程がやや複雑になることがあります。

透明アライナー矯正(Clear Aligners)インビザラインなど

透明アライナー矯正(Clear Aligners)インビザラインなど

  • 透明で取り外し可能なプラスチック製のマウスピースを使用して歯を移動させる方法です。
  • 取り外し可能で保守的な治療が可能で、見た目が目立ちにくいため、特に大人に人気があります。

これらの矯正法はそれぞれ異なるメリットやデメリットがあり、歯科医師は患者様の歯の状態や希望、ライフスタイルに基づいて最適な提案をします。治療の期間やコストも異なるので、矯正を考える際には歯科医師との相談が重要です。

 

もりかわ歯科ではインビザライン矯正を中心に矯正治療を行っております。
是非一度もりかわ歯科の矯正無料相談へお越しください。

歯の矯正をやった方がいい人は?

歯列矯正を行った方がいい人は、以下のとおりです

  • 歯並びが乱れている人
  • 虫歯や歯周病のリスクが高い人
  • 発音に影響が出ている人
  • 見た目にコンプレックスを感じている人

具体的には、以下のような歯並びや噛み合わせが適応症となります

  • 叢生(くっつき歯)
  • 開咬(すきっ歯)
  • 深咬み(受け口)
  • 反対咬合(出っ歯)
  • 不正咬合(噛み合わせが悪い)

また、顎の成長段階にある子供や若者は、歯列矯正による治療効果が高い傾向があります。

歯列矯正の治療期間は、一般的に1~3年程度です。治療中は、矯正装置の装着や取り外し、食事や歯磨きなどの生活習慣の注意など、自己管理が重要です。

歯列矯正は、歯並びや噛み合わせを改善し、健康や美容に役立つ治療です。歯並びに悩んでいる方は、一度もりかわ歯科の無料相談へお越しください。

もりかわ歯科の矯正無料相談はこちら

矯正した方がいい理由は何ですか?

歯の矯正が必要かどうかは、個々の歯や顎の状態により異なります。以下は、歯の矯正が検討される一般的な状況です。ただし、最終的な判断は歯科医師によるものでなければなりません。

歯並びの不正

  • 歯が過剰に突出していたり、収束していたり、他の歯との噛み合わせが不正確な場合、矯正が考慮されます。

咬み合わせの不良

  • 上顎と下顎の咬み合わせが合っていない場合、食事や発音の障害、または顎関節の問題が発生する可能性があります。

空隙や歯の間隔

  • 歯と歯の間に過剰な空隙がある場合、または歯と歯の間に適切な間隔がない場合、矯正が検討されます。

不正咬合(かみ合わせ)

  • クロスバイト(歯が適切に噛み合わない状態)やオーバーバイト(上顎の歯が下顎の歯よりも突出している状態)などの不正咬合がある場合、治療が必要です。

顎の成長期

  • 特に子供や思春期の成長期に、顎の成長に合わせて矯正を行うことがあります。

美容的な理由

  • 歯の見た目が気になり、外見を改善したいと考える場合、矯正が一つの選択肢となります。

歯の状態や口腔の機能に関する問題がある場合、歯科医師に相談して詳しい検査や評価を受けることが重要です。歯科医師は患者の個別の状態を考慮し、最適な治療プランを提案します。

そもそも歯並びがいい人は何割くらいいるの?

インビザライン・システムを提供するアライン・テクノロジー・ジャパン株式会社が行った調査によると、日本に住む外国人100名に日本人の歯並びに対する印象を尋ねたところ、「良い」と回答したのはわずか4%でした。一方、「悪い」と回答した人は76%に上りました。

日本に住む外国人100名に聞いた「日本人の歯並びに対する印象」

この結果は、日本人と外国人の歯並びに対する意識の違いを如実に表しています。欧米では、歯並びは美しさや健康の象徴として捉えられており、矯正治療を受けることで社会的な成功につながると考えられる人も多いようです。一方、日本では、歯並びに対する意識が欧米に比べて低い傾向があります。

もちろん、日本人の歯並びがすべて悪いわけではありません。しかし、欧米と比べると、叢生(デコボコ)や出っ歯、受け口などの歯並びの乱れが目立つ傾向にあることは事実です。

この結果を踏まえると、日本人の歯並びに対する意識を高めるとともに、矯正治療の普及を図ることが、日本人の歯並びの改善につながると考えられます。

矯正女子は男子にウケるの?

矯正女子は男子にウケるの?

矯正女子は、歯並びを改善しようとする姿勢や、美意識の高さから、男性から好印象を持たれるケースが多いようです。また、矯正中は歯並びがきれいになっていくため、男性から「これからが楽しみ」と思ってもらえることもあります。

歯の矯正をしないとどうなるか?

正常な噛み合わせでは、上顎と下顎の歯が適切に噛み合うことで、咀嚼時の力が分散され、歯の損傷を防ぎます。しかし、噛み合わせが悪いと、特定の歯に力が集中し、歯の摩耗や破折のリスクが高まります。また、歯の破折は、歯周病や虫歯のリスクを高めるため、歯を失う可能性も増加します。さらに、噛み合わせが悪いと、顎の関節に負担がかかり、顎関節症の原因となることもあります。

大人になってからの矯正のデメリットは?

大人が歯列矯正する際には、以下の4つのデメリットがあります。

1.痛み

歯列矯正は、歯に力をかけて移動させるため、治療中は痛みが生じることがあります。特に、治療開始直後やワイヤーの交換直後は、痛みが強くなることがあります。

2.見た目

歯列矯正には、矯正装置を装着する方法と、歯を削って被せる方法があります。矯正装置を装着する方法は、矯正期間中は装置が目立つため、見た目を気にされる方もいらっしゃいます。

3.虫歯や歯周病のリスク

歯列矯正中は、矯正装置に汚れが付きやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。そのため、丁寧な歯磨きや定期的な歯科検診が重要です。

4.歯肉退縮や歯根吸収のリスク

歯列矯正中は、歯を動かす際に歯根に負担がかかるため、歯肉退縮や歯根吸収のリスクがあります。歯肉退縮は、歯茎が下がって歯根が露出する症状です。歯根吸収は、歯根が溶けるように短くなる症状です。

これらのデメリットを理解した上で、歯列矯正を検討することが大切です。

大人の矯正は何歳までできますか?

大人の歯の矯正は、一般的に年齢に厳格な制限はありません。歯科矯正は基本的にどんな年齢でも行うことができますが、成長が完了していることが前提条件となります。通常、骨の成長が終わるのはおおよそ18歳から25歳までで、この時期までに歯科矯正を開始することが一般的です。

ただし、成人でも歯の動きを改善するために矯正治療が行われることがあります。成人の場合、歯の位置を変えるためには骨の再構築が難しくなることがあるため、治療期間が若干長くなることがあります。また、成人の場合は歯茎や顎の骨の問題も考慮する必要があります。

 

マウスピース矯正は取り外し可能で、ストレスが少ないため、虫歯や歯周病の予防など、口内の健康管理が容易になります。この治療法は歯周病のリスクが高いご高齢の方にもお勧めできます。

 

もりかわ歯科では歯並びを治して全身を正す「口腔内から全身へ」をテーマに歯列矯正に取り組んでおり、骨格の専門家とも連携しております。

大人の歯並びは自然に治りますか?

結論からいうと、悪い歯並びは自然に治ることがありません。 なぜなら、今の状態がその人の歯並びとして自然だからです。 もちろん、理想的な歯並びではありませんが、現状の顎の形・歯の本数・歯の大きさでは、そうした歯列にならざるを得ないのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「歯の矯正はやったほうがいい?」の質問に全力回答していきました!
このブログをご覧いただいても疑問が解決されない方は、お気軽にもりかわ歯科の無料矯正相談をご活用ください。

もりかわ歯科の矯正無料相談はこちら

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

歯列矯正をお考えの方へ。
当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

親知らずは抜いた方が良いの?

2023年9月29日
親知らずは抜いた方がいいの?

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯やそれに関係する体のことに対して、歯科医や診療所のスタッフからすれば当たり前の知識でも意外に患者さんはこんなことを疑問に感じておられるのか…とハッとさせられることがよくあります。

診療中に全てお答えしたいのは山々なのですが、お一人お一人に長い時間を割いて詳しく説明する時間も中々取れないのが現状です。

 

ですので、そんな普段の診療中によく聞かれる質問に当院のブログで片っ端から答えていくことに致しました!

患者さまがこのブログを読んでいただくことで、歯医者に対して普段からモヤモヤと疑問に感じていることを少しでも解決していただく手助けとなれば幸いです。

そもそも「親知らず」とは?

そもそも「親知らず」とは?

“親知らず”(おやしらず、英: wisdom teeth)は、歯科用語で「智歯」とも呼ばれ、通常、人間の口腔内に生える四つの「第三大臼歯」を指します。親知らずは、他の奥歯よりも後ろに位置し、通常、生後17歳から25歳の間に生えてくることが一般的です。ただし、個人差があり、一部の人は親知らずが生えてこないこともあります。

 

“親知らず”という名前は、通常、この歯が生えてくる年齢が経験と知恵を積み重ねた成人の段階に相当することから来ています。一般的には、人間の口腔内には32本の歯があり、親知らずを含めて8本の大臼歯があります。しかし、親知らずは口腔内のスペースに収まりにくいことが多く、問題を引き起こすことがあります。そのため、親知らずが十分なスペースを持って生えてこない場合や、歯の健康に悪影響を及ぼす場合、歯科医師は親知らずの抜歯を勧めることがあります。

 

親知らずの抜歯は、疼痛、歯茎の腫れ、歯周病、歯列の乱れ、感染などの問題を予防または解決するために行われることがあります。歯科医師は患者さまの具体的な状況を評価し、必要性を判断します。

親知らずを抜いた方が良い場合

親知らずを抜いた方が良い場合

患者さまからよく聞かれるのが親知らずに関する内容で「抜いた方が良いのか?」や「早めに処置すべき?」、「きれいに生えてたら問題ない?」という質問です。

親知らず(智歯、英: wisdom teeth)の抜歯が必要かどうかは個別の状況に依存しますので一概に必ずしも抜いた方が良いとは言い切れません。

ですが、一般的に以下のような状況で親知らずの抜歯が検討されることがあります。

言い換えれば「親知らずを抜くメリット」とも言えるかもしれません。

それぞれ詳しく解説していきます。

空間の不足

空間の不足

親知らずは通常、他の歯列に対して奥に位置し、口腔内のスペースが限られているため、次のような問題が生じることがあります。

歯が横に押される

スペースが不足すると、親知らずが他の歯に圧力をかけ、これが隣接する歯の歪みや不正咬合を引き起こす可能性があります。

歯が噛み合わなくなる

親知らずの位置が噛み合わせに影響を与え、不正咬合や噛み合わせの問題を引き起こすことがあります。

歯茎の痛み

親知らずが不適切な位置にある場合、歯茎に圧力をかけ、痛みや不快感を引き起こすことがあります。

炎症や感染

炎症や感染

親知らずは他の歯よりも奥に位置し、清潔に保つのが難しいことがあります。そのため、次のような状況で感染や炎症が起こる可能性があります。

埋もれた親知らず

親知らずが歯茎の下に埋もれている場合、歯ブラシやフロスで適切に清潔に保つことが難しく、細菌や食べかすが歯茎の周りに蓄積しやすくなります。

歯茎の腫れや痛み

埋もれた親知らずの周りの組織が炎症を起こすことがあり、これは歯茎の腫れ、赤み、痛みなどの症状を引き起こします。

感染: 炎症が進行すると、感染が起こる可能性があります。感染が広がると、膿(化膿)がたまり、これは非常に痛みを伴う状態で、全身への影響も及ぼす可能性があります。

痛みや不快感

痛みや不快感

親知らず(智歯、英: wisdom teeth)が正しく口腔内に生えてこない場合、口腔内の他の歯や組織に圧力をかけ、これが痛みや不快感を引き起こすことがあります。以下は、この状況に関連する詳細です

歯茎の圧力

正常に成長しきれない親知らずは、歯茎や隣接する歯に圧力をかけることがあります。この圧力は、歯茎の腫れや痛みを引き起こす原因となります。痛みはしばしば鋭く、持続的で、食事や噛むことに大きな不便をもたらすことがあります。

不正咬合(ふせいこうごう)

親知らずの成長が正常でない場合、他の歯との噛み合わせに問題が生じることがあります。親知らずが噛み合わないことで、歯列の不正咬合(かみ合わせの異常)が発生し、痛みや不快感を引き起こす可能性があります。

口内潰瘍(こうないかいよう)

親知らずが周囲の組織に摩擦を引き起こすことがあり、これが口内潰瘍(アフタ)を誘発する可能性があります。口内潰瘍は痛みを伴い、食事や会話が困難になることがあります。

顎関節の不調

親知らずが噛み合わせに影響を与えると、顎関節にも負担がかかることがあります。この結果、顎の痛みや不調、顎関節症状が発生することがあります。

頭痛

親知らずが不適切な位置にある場合、頭痛や顔面痛が起こることがあります。これは、口腔内の不快感が頭痛の原因となることがあるためです。

痛みや不快感は、親知らずの位置や成長状態によって異なりますが、これらの症状は通常、親知らずの抜歯を検討する理由となります。歯科医は、患者さまの症状や口腔内の状態を評価し、必要に応じて親知らずの抜歯を勧めるかどうかを決定します。抜歯が実施されれば、患者さまは通常、麻酔を受けて手術を行い、痛みや不快感の軽減が期待されます。

歯列矯正

歯列矯正

歯列矯正は、歯の噛み合わせや歯並びを改善し、美しい笑顔を実現するための治療方法です。この治療を受ける患者さまは、歯の位置や噛み合わせに関する特定の問題を抱えていることがあります。歯列矯正の目的は、歯を正しい位置に移動させ、適切な噛み合わせを実現することです。

親知らずは、通常、口の奥の方に位置し、他の歯列との噛み合わせに影響を及ぼすことがあります。以下は、歯列矯正患者さまにとって親知らずの抜歯が必要になる主な理由です。

スペースの不足

歯列矯正を行う際、歯を適切な位置に移動させるために十分なスペースが必要です。親知らずが他の歯に圧力をかけ、スペースを制約している場合、歯列矯正の進行に支障をきたすことがあります。

歯の移動の妨げ

親知らずが奥歯の位置にある場合、他の歯を正しい方向に移動させるのが難しいことがあります。これにより、歯の位置を調整するプロセスが遅延し、治療期間が長引く可能性があります。

不正咬合の修正

歯列矯正は、不正咬合(例:オーバービット、アンダーバイトなど)を修正するための治療でもあります。親知らずが正しく位置していない場合、これらの不正咬合を修正するのが難しいことがあります。

噛み合わせの安定性

歯列矯正後、歯の噛み合わせを安定させるために、親知らずの抜歯が必要な場合があります。これにより、新たな噛み合わせが維持されやすくなります。

歯科医は、患者さまの個別の状況に基づいて親知らずの抜歯の必要性を評価し、治療計画を立てます。歯列矯正を受けるかどうか、また親知らずを抜歯するかどうかは、患者さまの口腔内の状態や矯正の目標に応じて決定されます。抜歯が必要な場合、歯科医は適切なタイミングと方法で手術を行い、矯正治療を成功させるための一環として取り組みます。

システム的な健康の問題

システム的な健康の問題

一部の医療状態や疾患において、親知らずの抜歯が推奨されることがあります。これは、口腔感染症を他の健康問題に拡大させないため、また口腔内の感染源を除去するための措置として行われることがあります。

親知らずの抜歯がシステム的な健康の問題に関連する場合、以下のような状況が考えられます。

免疫系の弱い患者さま

免疫系が弱い患者さま、例えばがん治療を受けている患者さまや免疫抑制剤を服用している患者さまは、口腔内の感染に対するリスクが高まります。親知らずが感染症の原因となる可能性があるため、感染を予防するために抜歯が勧められることがあります。

心臓弁膜疾患などの心臓疾患

特定の心臓疾患や人工心臓弁を持つ患者さまは、口腔内の感染が血流に進行し、心臓に感染が及ぶ可能性があります。このような患者さまにとって、口腔内の感染を予防するために親知らずの抜歯が検討されることがあります。

糖尿病

糖尿病患者さまは感染に対するリスクが高まるため、口腔内の感染を予防することが重要です。親知らずが感染症の源になる可能性がある場合、抜歯が検討されることがあります。

免疫系の異常

免疫系の異常を持つ患者さま、例えば免疫不全症候群(HIV/AIDS)を持つ患者さまは、一般の感染に対する免疫力が低下しているため、感染を予防するために親知らずの抜歯が検討されることがあります。

親知らずの抜歯がシステム的な健康の問題に関連する場合、患者さまの全身の健康状態を考慮に入れて、口腔内感染を予防することが主要な目的となります。歯科医は、患者さまの病歴や医療状態を評価し、必要な治療を提案します。抜歯が行われる場合でも、患者さまの健康を最大限に配慮し、手術中および後のケアを適切に行います。親知らずの抜歯は、感染症のリスクを最小限に抑え、患者さまの全身の健康を保護するための重要な処置となることがあります。

親知らずを抜かなくても良い場合

親知らずを抜かなくても良い場合

親知らずは必ずしも抜歯するわけではありません

親知らずを抜かなくても良いと判断される場合があります。以下は、抜かなくても良い親知らずの一般的な状況です。

正常に生えている場合

親知らずが正常に生えており、周囲の歯に対して問題を引き起こしていない場合、通常は抜歯の必要はありません。正常に生えた親知らずは、噛み合わせや口腔内の機能に影響を与えないことが多いです。

適切なスペースがある場合

口腔内に親知らずの成長に十分なスペースがある場合、抜歯の必要性は低いです。スペースが適切であれば、親知らずが他の歯に圧力をかけたり、歯列に問題を引き起こすことは少ないです。

正常な噛み合わせを妨げていない場合

親知らずが噛み合わせに問題を引き起こしていない場合、抜歯の必要性は低いです。正常な噛み合わせを維持している場合、親知らずの抜歯は通常推奨されません。

歯周病や感染が発生していない場合

親知らず周辺に歯周病や感染が発生しておらず、口腔内の健康に影響を与えていない場合、抜歯は必要ないことがあります。歯周病や感染が進行している場合、抜歯を検討することがあります。

患者さまの健康状態に合致する場合

患者さまの全身の健康状態や医療状態を考慮し、抜歯のリスクを回避するために、親知らずを抜かない選択ができることがあります。免疫系の弱い患者さまや特定の心臓疾患を持つ患者さまなど、抜歯がリスクを伴う場合は、歯科医と相談し、適切な決定を下すことが重要です。

 

親知らずを抜くべきかどうかは、個別の状況に依存します。歯科医師は患者さまの口腔内の状態や全身の健康を評価し、抜歯の必要性を判断します。患者さま自身や歯科医師とのコミュニケーションを通じて、最適な治療計画を立てることが大切です。抜歯の必要性が低い場合、親知らずをそのまま残しておくことができます。

 

親知らずを抜くデメリット

少ないとはいえリスクも存在します

親知らずを抜くことにはいくつかのデメリットやリスクも存在します。以下に、親知らずを抜く際に考慮すべき主なデメリットを説明します。

手術のリスク

親知らずの抜歯は手術的なプロセスであり、手術に伴うリスクが存在します。手術中に出血、感染、神経損傷、歯周病の悪化などが発生する可能性があります。ただし、これらの合併症は比較的まれです。

疼痛と腫れ

抜歯後、口内に腫れや疼痛が生じることが一般的です。これらの症状は一時的であり、通常、数日から数週間で改善します。適切な疼痛管理とケアが必要です。

食事制限

抜歯後、硬い食べ物や飲み物を摂取することが制限される場合があります。柔らかい食事に切り替える必要があるため、食事の制約が生じることがあります。

口の臭い

抜歯後、口内の傷が癒えるまで口の臭いが生じることがあります。しかし、適切な口腔衛生と歯磨きで管理できます。

神経損傷

抜歯中に周囲の神経にダメージが及ぶ可能性があります。これは感覚の一時的または持続的な損失を引き起こす可能性がありますが、まれな事例です。

合併症

まれに、抜歯後に感染症が発生することがあります。感染症が進行すると、膿(化膿)がたまり、疼痛や不快感を引き起こす可能性があります。

噛み合わせの変化

親知らずを抜くことにより、噛み合わせに変化が生じることがあります。これは通常、他の歯が親知らずの抜歯によってスペースを確保するためです。しかし、歯科医師は噛み合わせの変化を最小限に抑えるために努力します。

時間と費用

親知らずを抜く手術には時間がかかり、手術費用や麻酔費用がかかることがあります。また、回復にかかる時間も考慮する必要があります。

親知らずの抜歯は一般的に安全であり、多くの患者さまにとって問題ありません。ただし、個別の状況や口腔内の状態によっては、一時的な不快感やリスクが生じることがあるため、歯科医師との相談が重要です。歯科医師はリスクを最小限に抑えつつ、患者さまの健康と快適さを最優先に考え、抜歯の必要性を評価します。

まとめ

親知らずの抜歯の必要性は個別の状況に依存し、口腔内の問題や全身の健康状態を考慮して歯科医が診察したうえで患者さまごと個別に判断いたします。

抜歯が行われる場合でも、患者さまの健康を最大限に配慮し、感染症のリスクを最小限に抑えるための措置を取るなど、常に患者さまにとってのリスクを最小限にする為の選択をいたします。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

 

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