Tag Archives: もりかわ歯科

入れ歯や差し歯ってどう違うの?

2024年7月24日
入れ歯と差し歯ってどう違うの?

みなさま、こんにちは!

大阪府八尾市で60年以上の歴史を持つ歯科医院、「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院は、地域に根ざし、患者様一人ひとりの不安や疑問に寄り添い、丁寧な説明と質の高い治療を提供することで、皆様の口腔内の健康をサポートしています。これまで、患者様とのコミュニケーション不足を感じていたことから、このブログを開設いたしました。歯科に関する様々な情報を発信し、患者様との相互理解を深めることを目指しています。ブログでは、歯に関する基本的な知識から、治療に関する疑問点まで、幅広いテーマを取り上げています。専門的な内容も、わかりやすい言葉で丁寧に解説しているので、どなたでも安心して読んでいただけます。また、皆様からのご質問やご意見も大歓迎です。いただいたご意見は、今後のブログ記事の改善や、より良い歯科治療の提供に役立ててまいります。八尾市で歯医者をお探しの方は、ぜひ「もりかわ歯科」にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆様の歯の健康を全力でサポートいたします。

 

「入れ歯と差し歯ってどう違うの?」の質問に全力回答!

今回は、「入れ歯と差し歯ってどう違うの?」などの質問に対して全力でお答えしていきます!

そもそも入れ歯と差し歯とは?

歯が大きく欠けてしまったり、重度の虫歯で歯を失ったりした場合、入れ歯や差し歯による治療が必要になることがあります。放置すると、欠けた部分から細菌が侵入し、悪影響を及ぼす可能性があるためです。では、差し歯と入れ歯にはどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、差し歯と入れ歯の違いを解説し、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

差し歯と入れ歯はどう違うの?

入れ歯は失った歯を補うための装置

入れ歯は失った歯を補うための装置

入れ歯は、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った際に用いられる治療法です。失われた部分を人工歯で補い、残っている歯を支えにして装着することで、歯があった状態に近づけることができます。入れ歯には、「部分入れ歯」と「総入れ歯」の2種類があります。部分入れ歯は、1本または数本の歯を失った場合に適応され、総入れ歯はすべての歯を失った場合に適応されます。

差し歯は失った歯質を補うための人工歯

差し歯は失った歯質を補うための人工歯

差し歯は、一般的に「被せ物」と呼ばれるものとほぼ同じと考えて良いでしょう。専門的には「クラウン」と呼ばれる補綴物で、重度の虫歯治療などで歯の大部分を失った場合に作られます。差し歯治療を行うためには、少なくとも歯の根っこである歯根が残っている必要があります。歯根を土台として、失われた歯冠部分を補うのが差し歯治療の目的だからです。

それぞれのメリットとデメリットは?

入れ歯のメリット

入れ歯のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

取り外しが簡単で、日々の清掃がしやすい

清潔な状態を保ちやすく、口腔内の衛生管理に役立ちます。

1本から作製可能

失った歯の本数に合わせて、柔軟に対応できます。

保険適用で費用を抑えられる

保険診療の範囲内であれば、経済的な負担を軽減できます。

外科手術が不要

体への負担が少ないため、幅広い年齢層や健康状態の方に適応できます。

入れ歯は、失った歯の機能を回復させる一般的な治療法です。保険適用であれば費用を抑えられますが、自費診療の入れ歯は高額になるものの、より優れた機能性や審美性を備えています。また、外科手術を必要としないため、高齢者や持病のある方など、ほとんどの方に適応可能です。

入れ歯のメリット

入れ歯のデメリット

 

総入れ歯と部分入れ歯のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

保険適用の部分入れ歯は、金属のバネが目立つ場合がある

入れ歯を固定するための金属バネが、口を開けた際に見えることがあります。

保険適用の総入れ歯は、床部分が厚く熱を感じにくい

食べ物の温度が伝わりにくいため、食事の楽しみが減ってしまうことがあります。

適切なケアをしないと、口臭の原因になる

 毎日丁寧に清掃しないと、入れ歯に汚れや細菌がたまり、口臭を引き起こす可能性があります。

自費診療で作ると費用が高額になる

より高機能な素材や審美性の高い入れ歯を選ぶ場合、費用が高くなることがあります。

 

保険適用の部分入れ歯では、金属のバネを使って固定するため、位置によっては目立つことがあります。また、バネをかける歯は汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まるため、注意が必要です。保険適用の総入れ歯の場合、床部分が厚いため熱が伝わりにくく、食事の味がわかりにくいと感じる方もいます。入れ歯は毎日清掃することが大切です。手入れを怠ると、口臭の原因となることがあります。

入れ歯のデメリット

差し歯のメリット

差し歯のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

自分の歯を修復できる

 歯の根が残っていれば、それを活かして自然な歯の機能を回復できます。

保険診療の差し歯は比較的安価

保険が適用されるため、費用を抑えて治療を受けられます。

素材によっては、天然歯と変わらない美しさと強度がある: 自費診療では、より自然な見た目で耐久性の高い素材を選ぶことができます。

違和感がほとんどない

自分の歯根に土台をたて歯を修復するため、かみ合わせを改善しやすく、違和感もほとんど感じずに欠損を補うことができます。

外科手術が不要

体への負担が少ないため、幅広い層に適応可能です。

 

差し歯は、自分の歯を修復し、噛み合わせを改善する効果があります。保険診療の場合、費用は比較的抑えられますが、自費診療では天然歯に近い審美性や高い強度など、多くのメリットを得られます。

差し歯のメリット

差し歯のデメリット

差し歯のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

素材によっては目立ちやすい

保険診療で使用する銀歯やレジンなどは、天然歯と比べて目立つことがあります。

歯の根っこが割れてしまうことがある

差し歯を支える歯根に負担がかかり、割れてしまうリスクがあります。

差し歯が欠けることがある

素材や噛み合わせの状態によっては、差し歯が欠けてしまう可能性があります。

より審美性や耐久性の高い素材を選ぶ場合、費用が高くなることがあります。

保険診療で差し歯を作る場合、銀歯や硬質レジン、CAD/CAM冠などの素材が使用されますが、自費診療のジルコニアなどに比べると、見た目が目立ちやすいことがあります。自費診療の差し歯は審美性と機能性に優れていますが、費用面での負担が大きくなります。

差し歯のデメリット

差し歯は永久的に使えるものではありません。素材によっては欠けることもあり、歯根が割れてしまう可能性もあります。また、残っている歯根が虫歯や歯周病などで痛みを伴う場合は、差し歯を外して再度根管治療が必要になることもあります。

入れ歯と差し歯などを選択するときの注意点

入れ歯や差し歯を選ぶ際は、治療後に後悔しないために、必ず歯科医師と十分に相談してから治療を進めることが大切です。口腔内の骨の状態や歯、歯ぐきの健康状態などから、入れ歯や差し歯が適しているかどうかを歯科医師が診断し、最適な治療法を提案してくれます。提案された補綴物のメリット・デメリット、費用、作製期間、清掃方法、メンテナンスについて詳しく確認しておきましょう。入れ歯と差し歯はどちらも保険診療が適用されますが、高額な自費診療の方が審美性や機能面で優れている場合があります。費用を重視するか、審美性や機能性を重視するか、自分の希望を歯科医師に伝えることも大切です。

歯を抜いた後、入れ歯はどのくらいで入りますか?

歯を抜いた後、入れ歯はどのくらいで入りますか?

歯を抜いた後、失われた歯の機能を補うために、入れ歯を作る必要があります。しかし、抜歯によってできた傷(抜歯窩)が治るには、2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。さらに、入れ歯の作製にも最短で2週間から1ヶ月ほどかかるため、その間は歯がない状態になってしまいます。

歯がなくても差し歯はできますか?

差し歯は、歯の根っこで土台を作って義歯を差し込むので、歯の根っこがなければ差し歯はつけられません。 歯の根っこがない場合には、根っこの代わりになるインプラントを入れると、インプラントの上に差し歯ができます。 その他にも、入れ歯やブリッジなどの治療方法もあるので、自分の要望に合った治療方法を選ぶようにしましょう。

入れ歯と差し歯以外で歯を補う方法はあるの?

差し歯は、歯の根っこを土台にして人工の歯を被せるため、歯の根っこが残っていないと装着できません。もし歯の根っこがない場合は、インプラントという人工の歯根を埋め込むことで、その上に差し歯を装着することができます。根っこが残っている場合でも、状況に応じて入れ歯を選択するケースもあります。

差し歯と入れ歯以外の選択肢

差し歯や入れ歯以外にも、欠損した歯を補う治療法として、「インプラント」と「ブリッジ」の2つが挙げられます。それぞれの特徴について簡単に説明させていただきます!

インプラントの特徴

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に金属製の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。基本的には自由診療ですが、外傷や腫瘍などで顎の骨を失った場合や骨移植を行った場合、先天的に歯や顎の骨がない方など、一定の条件を満たせば健康保険が適用されるケースもあります。天然歯に近い感覚で噛むことができ、人工歯の素材によっては見た目も天然歯に近い審美性を保つことができます。

ブリッジの特徴

ブリッジは、橋をかけるように歯をつなぎ合わせて、欠損した部分を補う治療法です。欠損した歯の両隣の健康な歯を削り、土台となる歯冠を装着し、その上に人工歯を固定します。ただし、土台となる歯の歯根がひび割れたり、ぐらついたりしているなど、しっかりしていない場合は、ブリッジを装着することができません。

インプラントとブリッジ関しては、当院のブログで紹介しております「インプラント治療っていったい何?」「歯のブリッジって何?」もご覧ください!

まとめ

いかがだったでしょうか?義歯とは、様々な理由で歯を失った際に、その機能を補うために人工的に作られた歯の総称です。義歯と入れ歯は、広い意味では同じものを指しますが、厳密には義歯の種類の一つとして、入れ歯・インプラント・ブリッジがあります。どの種類の義歯を選ぶべきか迷った場合は、専門家である歯科医師に相談しましょう。疑問や不安な点があれば、遠慮なく質問することが大切です。

また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者様ひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日の歯磨きから、「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?

2024年7月17日
乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?

みなさまこんにちは!

大阪府八尾市に60年にわたり、地域に根ざす歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では、患者さまが抱える歯科に関する疑問や不安に真摯に向き合い、解消できるよう心がけています。歯科医師やスタッフとのコミュニケーションが不足しがちな中、このブログを通じて患者さまと対話し、理解を深める場を提供したいと考えています。

日常生活での歯のお手入れや健康に関する知識は、ご自身の歯の状態を理解し、適切なケアを行う上で非常に重要です。

このブログでは歯に関する基本的な情報から、診療に関する細かい疑問まで、様々なトピックを取り上げています。

患者さまがより良い歯科ケアの選択ができるよう、専門的な情報を分かりやすくお届けしています。

ご質問や疑問がございましたらお気軽にお寄せいただき、私たちが提供する情報を通じて患者様の歯科に関する理解が深まることを願っています。お困りの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

こちらでお手伝いさせていただきます。よろしくお願いいたします!

「乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?」の質問に全力回答!

今回は、「乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?」などの質問に対して全力でお答えしていきます!

乳歯とは、どのような歯ですか?

乳歯とは、人間の赤ちゃんの時期に生えてくる歯のことです。全部で20本あり、永久歯に生え変わるまでの間、食べ物を噛んだり、言葉を話す練習をするために使われます。

乳歯が生え始める時期や順番には個人差がありますが、一般的には生後6か月頃から下の前歯から生え始め、2歳半頃までに全て生え揃います。

乳歯の特徴は?

本数 : 全部で20本(上の歯10本、下の歯10本)

大きさ : 永久歯よりも小さく、根も短い

色 : 永久歯よりも白っぽく、エナメル質が薄い

役割 : 食べ物を噛む、言葉を話す練習をする、永久歯が生えるスペースを確保する

乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすいので、歯が生え始めたら歯磨きを始めることが大切です。また、定期的に歯科検診を受け、虫歯の早期発見・早期治療に努めましょう。

乳歯の生える順番は?

乳歯の生える順番は?

一般的に歯は下の順番で生えてきます。合計で20本の順番をまとめてみました。

 

  1. ①下の前歯2本(乳中切歯)
  2. ②上の前歯2本(乳中切歯)
  3. ③前歯の脇の2本、上下合わせて4本(乳側切歯)
  4. ④最初の奥歯が上下左右合わせて4本(第1乳臼歯)
  5. ⑤前歯と奥歯の間の歯が上下左右合わせて4本(乳犬歯)
  6. ⑥奥歯が上下左右にもう1本ずつ、合わせて4本(第2乳臼歯)

 

生後6〜9ヵ月ごろから生えはじめて、3歳ごろまでには⑥まで生え揃うのが一般的です。
もちろん個人差があるため、1年程度遅れる子もいます。
1歳をすぎても1本も生えてこない場合は小児歯科医に相談した方がいいですが、あまり気にしすぎないで見守りましょう。

乳歯が生えてきた時の歯磨きは?

乳歯が生えてきた時の歯磨きは?

まずはガーゼ磨きから!

赤ちゃんの下の前歯が2本生えたら、まずは歯磨きシートやガーゼでの歯磨きを始めましょう。

  1. 1.お母さんの膝の上に赤ちゃんを寝かせます。
  2. 2.ガーゼを指に巻き、ぬるま湯や水で濡らします。
  3. 3.赤ちゃんの歯を優しく拭き取ります。

この時期は間食も少なく、よだれ(=唾液)の自浄作用で十分お口を清潔に保っているので、ゴシゴシみがくというよりも、ガーゼで歯の表面を摘んで優しく拭いてあげるだけでも十分綺麗になります。

赤ちゃんの歯磨きは1日何回?

ガーゼ磨きは、1日5〜6回が理想的とされています。食事の回数に合わせて、授乳後や離乳食後に毎回行うのが望ましいです。しかし、1日5〜6回が難しい場合は、夜寝る前に丁寧にケアするだけでも十分です。その他の食後には、簡単に拭き取る程度で問題ありません。また、赤ちゃんに安全な歯ブラシを持たせたり、親が楽しそうに歯磨きする姿を見せることで、赤ちゃんも口のケアに興味を持つようになります。こうして興味を持たせることで、ガーゼ磨きから歯ブラシ磨きへの移行がスムーズに進みます。

歯ブラシに移行してからの歯磨きは?

赤ちゃんの歯ブラシを使い始める時期は、ガーゼ磨きに慣れてきた頃や前歯が半分以上生えた頃が適しています。最初は丁寧に、軽く歯ブラシを口に含ませる程度で十分です。奥歯が生えてくる頃には、1本あたり5秒程度歯ブラシを当てることを目指しましょう。

軽い力で手早くみがく

利き手に歯ブラシを持ち、反対の手で赤ちゃんの唇を支えながら磨きます。歯ブラシは、歯1〜2本に対して横に小刻みに動かし、前歯の表側だけでなく裏側も丁寧に磨きましょう。力を入れすぎると赤ちゃんが嫌がる原因になるので、軽い力で磨くことが大切です。ただし、力が弱すぎて汚れが残らないように、毛先が歯と歯の間に入る程度の軽い力で、歯の付け根もしっかり磨いてください。また、長時間かけすぎると赤ちゃんが嫌がるので、手早く磨くようにしましょう。

軽い力で手早くみがく

上唇小帯(じょうしんしょうたい)に歯ブラシを当てない

上の歯を磨く際は、「上唇小帯」(上唇の裏側と歯ぐきの間にあるスジ)に歯ブラシが当たらないよう注意しましょう。この部分に歯ブラシが当たると、痛みを感じて歯磨きを嫌がる子もいます。上唇に指を添えて少し持ち上げ、上唇小帯を保護しながら丁寧に磨くと良いです。

赤ちゃんに歯磨きに慣れてもらうには?

歯みがきの姿勢に慣れる

歯みがきの姿勢に慣れる

お母さんが歯ブラシを持つ前に、まずは赤ちゃんが歯磨きの姿勢に慣れることが大切です。赤ちゃんをゴロンと寝かせて、お母さんが上から覗き込むようにしましょう。この姿勢は口の中がよく見え、歯の汚れを取りやすく、赤ちゃんの頭も安定して安全です。お母さんと手遊びなどをしながら、楽しく慣れさせていくと良いでしょう。なお、向かい合わせの姿勢は、赤ちゃんの頭が動いて危険なうえ、口の中が見えにくく磨き残しが出やすいので避けましょう。

口の周りに触れられることに慣れる

口の周りに触れられることに慣れる

赤ちゃんと手遊びをしながら、口の周りを軽く触れて少しずつ慣れさせていきましょう。こうすることで、赤ちゃんが口の周りを触られることに抵抗を持たなくなります。優しくチョンチョンと触ることで、自然に慣れさせることができます。

歯ブラシに慣れる

次はいよいよ、歯ブラシを口に入れる練習です。最初は軽く歯に歯ブラシを当てるなどして、少しずつ歯ブラシの感触に慣れさせましょう。歯にチョンチョンと当てる程度から始めると、赤ちゃんも抵抗なく受け入れやすいです。

乳歯にフッ素塗布はしたほうがいいの?

フッ素塗布は、子供の頃から行うことで虫歯に強い歯を育てることができます。以下に、フッ素塗布を始める時期と継続する期間について詳しく説明します。ぜひ参考にしてください!フッ素塗布は、1歳半頃から始めるのが理想です。この時期には乳歯が上下4本ずつ生え揃い、フッ素を塗布するのに適しています。その後、定期的に3〜6ヶ月ごとに塗布を続けることが推奨されます。特に乳歯の奥歯が生え始める2歳半頃には、フッ素塗布を積極的に行うと良いでしょう。永久歯が生え揃う14〜15歳頃まで継続的にフッ素塗布を行うことで、虫歯予防効果が高まります。

お子さまは歯質が弱いのでフッ素塗布が効果的

乳歯は、大人の歯(永久歯)に比べて柔らかく、表面のエナメル質も半分ほどの厚みしかありません。このため、虫歯になると進行が早く、神経に達するのも速くなります。「永久歯が生えるから、乳歯の虫歯は問題ない」と考えるのは危険な考えです!乳歯が虫歯で失われると、そのスペースに他の歯が移動してしまい、歯並びが悪くなります。また、虫歯菌が増えると永久歯も虫歯になりやすくなります。子供の時期は、大人以上に虫歯予防に力を入れることが、健康な永久歯を育てる秘訣です。歯科医院が推奨する虫歯予防策として「フッ素塗布」があります。フッ素は、自然界に存在するミネラルで、食品や飲料にも含まれています。フッ素は、エナメル質を再石灰化し、歯の質を強化し、虫歯菌を弱める効果があるため、非常に効果的です。特に生えたばかりの子供の歯は柔らかく、フッ素を効率よく取り込めるので、幼少期からのフッ素塗布が勧められます。歯科医院では、高濃度のフッ素を使用して、より効果的に歯を強化します。フッ素塗布は、1歳半頃から始め、15歳頃まで定期的に行うことが理想です。1歳〜1歳半の時期には、乳歯の前歯が上下4本ずつ生え揃うため、このタイミングで初めてのフッ素塗布を行いましょう。子供が歯医者に嫌がらないように、少しずつ慣れさせることが大切です。フッ素は、繰り返し塗布することで効果が高まります。初回の塗布後は、3ヶ月〜6ヶ月ごとに定期的に行うと良いでしょう。特に虫歯になりやすい乳歯の奥歯が生えた後(2歳半頃)は積極的にフッ素塗布を行い、必要に応じてレジンで溝を埋めるシーラント処置も効果的です。そして、永久歯が生え揃う14歳〜15歳頃まで、定期的なフッ素塗布を続けましょう。生え始めの永久歯もフッ素をよく取り込むため、虫歯予防効果が高いです。永久歯は一生使う大切な歯なので、早い段階からしっかりと虫歯予防を行いましょう。フッ素が歯にもたらす効果に関しては、当院のブログで紹介しております「フッ素の塗布は何のためですか?をご覧ください!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?の質問にお答えさせていただきました!歯が1本でも生えたら赤ちゃん用歯ブラシで歯みがきして、早めに歯ブラシの感触に慣れさせて、習慣づけることが大切です。

お子さまの歯が生え揃ったら、歯並びのことを気にされる方も出てこられると思います。

もりかわ歯科ではマウスピース矯正にも力を入れています。矯正に少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。
矯正無料相談
矯正無料相談

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

 

歯科の保険適用範囲って?

2023年11月8日
歯科の保険適用範囲って?

こんにちは!大阪府八尾市に60年間にわたり、地域に根付いた歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の健康に関することや、歯にまつわる体のお悩みなどは、歯科医師やスタッフにとっては常識的なことでも、患者さんにとっては疑問や不安に思われることなのだ、とあらためて気づかされることがよくあります。診療中には、できるだけ多くの質問に詳しくお答えできればいいのですが、実際には個々の患者に詳細に説明する時間が限られていることが多いのが実情です。

そこで、普段の診療中によく聞かれる質問に対して、当院のブログで詳しく解説していく「歯に関するご質問に全力回答!」ブログをスタートしました。

患者さまがこのブログを通じて、歯医者に対して日頃抱えている疑問や不安を解消していただければ、それは私たちの大きな喜びにもつながります。

どんな些細な疑問や質問でも、お気軽にお寄せください! 私たちは患者さまの健康と幸福を支えるためにここにいます。どうぞよろしくお願いいたします。

歯科の保険適用って?のご質問に全力回答!

どの処置が保険適用で、どれが違うのかよく分からない!今回はそんな不安解消のために、歯科の保険適用診療について、歯医者として詳しく解説していきたいと思います。

保険診療って何ですか?

歯科でさまざまな治療・施術を受ける場合、その診療は大きく3つに分けられます。

1.保険診療とは

保険証

健康保険(保険証の提示が必要です)を利用して受ける診療のことで、健康保険で認められた技術・材料を使って診療します。

2.自由診療とは

保険診療ではない診療のことで、患者さまが費用の全額を負担します。自費治療の場合は、使用する材料に制限はありません。

3.保険診療と自由診療の併用

保険適用できる材料との差額を患者さまが負担するケースです。

 

保険適用って何ですか?

前述の保険診療に該当するものを「保険適用」と言います。歯科においては、一般的な歯科治療の一部が保険適用となります。具体的には、虫歯治療、歯周病治療、歯の抜歯、一部の被せ物(保険適用の材料に限る)、歯のクリーニング(歯の掃除)、レントゲン検査、歯科口腔外科の手術などが保険適用となります。

逆に、歯のホワイトニングなど審美目的の施術で、治療とみなされない場合は保険適用されません。

 

そもそも保険が適用されないとどうなりますか?

保険証がない場合は、基本的に10割負担で支払うことになります。

 

保険が適用されるもの

充てん

充填虫歯の穴をきれいにし、適切な材料で元の形に修復する治療。

鋳造歯冠修復(インレーなど)

鋳造歯冠修復(インレー)歯を削って型をとり、詰め物などを作成して修復する治療。

前装クラウン

歯の色選択虫歯が進行してしまって、充てんやインレーで対処できない場合に、天然歯に似た色の材料で表面を覆う治療です。

金属クラウン

金属クラウン

臼歯の虫歯の進行に伴い、充てんやインレーで対処できない場合に、金属のクラウンを装着する治療。

継続歯(被せ歯)

継続歯(被せ歯)前歯や小臼歯など、見た目が重要な歯が進行した虫歯になった場合に、人工の歯冠を追加して、天然の歯と同様に修復する治療。

ジャケットクラウン

ジャケットクラウン天然歯に似た色調を持つ材料だけで、歯冠部の全面を覆う治療。

ブリッジ

ブリッジ失った歯に隣接する歯を削って被せ、その上に人工の歯を固定して装着する治療。

部分入れ歯または総入れ歯

総入れ歯取り外し可能な入れ歯(部分または総義歯)の作成。

歯周病治療

歯周病治療 歯石除去汚れ(歯垢、歯石)を取り除くケアを主体とした歯周基本治療。

小児歯科

小児歯科子供の歯科治療(虫歯治療や予防措置)。

予防プログラム

定期検診歯科健診や歯のクリーニングなど、予防的な歯科診療。

保険が適用されないもの

一般的に、歯の審美修復(歯のホワイトニング、審美的な詰め物、審美冠など)は保険が適用されません。主に次のような施術が含まれます。

インプラント

歯を失った場合の代替手段として使用されるインプラント治療。

歯並び矯正

歯並び矯正治療(歯列矯正)を審美的な理由で行う場合。

ホワイトニング

ホワイトニング歯のホワイトニング。

歯の接着剤治療

歯の欠けや亀裂を修復するための接着剤治療。

いずれも具体的な治療内容や費用は歯科医師との相談に基づくもので、これらの一般的なガイドラインとは異なる場合があります。歯科治療の際には、診療内容と費用について歯科医師と十分な相談を行うことが重要です。まずはご相談ください。

銀歯は保険適用されますか?

銀歯銀歯(Silver Fillings)、正確には銀アマルガム充填物(Silver Amalgam Fillings)といい、歯科治療で虫歯の治療に使用される一般的な充填材の一つです。治療に当たりますので、保険適用されます。ただ、現在は銀アマルガム充填は使用されていません。現在は金銀パラジウム合金という、銀・銅・パラジウム・金などでできた金属を使用しています。 安価で強度ですが、近年ではパラジウム等の不足で価格が上昇気味です。

セラミックは保険適用されないのですか?

セラミックセラミックは審美目的の素材ですので、保険適用はできません。ですが、セラミック治療の費用を抑える方法はいくつかあります。

歯科医に相談する

複数の歯科医院に相談して見積もりをとり、価格を比較して最適な選択肢を見つけましょう。

ハイブリッドセラミック

セラミックの中でも比較的安価なのがハイブリッドセラミックです。歯科でよく使用されるレジンに似た素材で、経年により変色する可能性もありますが、オールセラミックより費用が低く抑えられます。

前歯は保険適用外ですか?

保険適用になる前歯(上下)前歯とは、正面から左右の犬歯までの6本の歯を指しますが、審美治療(審美クラウンや審美ブリッジ)以外の治療は基本的に保険適用となります。保険適用外となるのは、前歯の被せ物に使う素材がセラミックやジルコニアの場合です。以下は保険適用ができる前歯の治療です。

虫歯治療

前歯に虫歯がある場合の治療には、虫歯を削って詰め物をする治療が含まれます。この詰め物は、アマルガム(金属)やコンポジットレジン(白い充填材)で行われることが一般的です。

歯周病治療

歯周病の治療には、歯ぐきのクリーニングや歯石の除去、根面の治療などが含まれます。

入れ歯(部分入れ歯)・差し歯

前歯の欠損や多数の前歯の喪失の場合の部分入れ歯や差し歯。部分入れ歯は、歯のないところに入れる取り外し可能なもののことで、差し歯は、歯の根を利用した取り外し不可な装置のことです。

歯科健診と予防ケア

健康な前歯を維持するための歯科健診や予防ケア(歯のクリーニング、フッ化物処置など)。

保険の適用内か適用外かによって、選択肢も変わります。そのメリット・デメリットを知り、患者さまにとって最善の治療ができるよう、ぜひ歯科医とご相談ください。

入れ歯や差し歯も保険適用できますか?

どちらも使用する材料や採用する治療法によって、保険が適用されるかどうかが決まります。

以下に代表的な治療法ごとの例を挙げてみます。

アクリルレジン

保険適用できる素材です。プラスチックの樹脂で、低額ですが、やや劣化しやすく、装着感に違和感がでやすいなどの問題もあります。

金属製クラスプ

部分入れ歯を歯に固定するためのバネのことですが、これが金属製の場合は保険適用できます。

ポリアミド系クラスプ

ナイロンの一種で、保険適用外です。

金属製義歯床

総入れ歯の義歯床(口の中の粘膜に当たる部分)は、保険適用ではアクリルレジンですが、保険適用外ならば金属製のものも選べます。義歯床に関しては、金属製のもののほうが装着感が向上するとされています。

保険適用できる素材・できない素材、そのどちらにもメリットとデメリットがありますので、どちらを選ぶかは歯科医師とよく相談されることをお勧めします。

最近よく聞くCAD/CAM冠は保険適用できますか?

CAD-CAM冠CAD/CAM冠とは、歯科医師がコンピューターソフトウェアを使用して歯冠のデジタルモデルを設計し、その設計に基づいて製造した歯冠のことです。

無条件でCAD/CAM冠が保険適用となるのは、前歯から小臼歯、つまり前歯から数えて5番目の歯までです。

CAD/CAM冠のメリット

自然な歯とよく調和し、材料の色調や透明度を調整できます。

また、伝統的な歯冠に比べて、歯の削除が少なくて済む場合があり、元の歯の保存にもつながることが期待されます。

CAD/CAM冠のデメリット

ベースがプラスチック素材なので、傷や汚れがつくリスクは高めです。また一部の症例や特定の歯に対しては、伝統的な歯冠の方が適していることがあります。

歯を白くすること(ホワイトニング)は保険適用ですか?

ホワイトニングは審美目的の治療です。審美目的の施術は医療行為とはみなされませんので、保険の適用外となります。

親知らずを抜くのに保険を適用できますか?

親知らずの抜歯は、保険適用が可能です。 ただ、通常の抜歯なのか、横に向いて埋まっているのかなど、親知らずの生え方による抜歯の難易度で費用は大きく変わります。

歯列矯正は保険適用外ですか?

いわゆる「歯並びが悪い(出っ歯やガチャ歯など)」とは、正しくは「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。歯列矯正とは、その歯並びや咬合(噛み合わせ)を補正するために行われる治療のことで、歯を正しい位置に移動させ、美しい歯並びや正常な咬合を実現することです。

ホワイトニングなどと同様に、歯列矯正は審美目的の施術とされているため保険適用外となります。ただし、歯科矯正には保険適用できるものもあります。以下は保険適用可能な歯科矯正の例です。

先天性の異常

生まれつきの異常で、厚生労働省が認定している59の疾患。

顎変形症(がくへんけいしょう)

顎変形症(がくへんけいしょう)は、上下の顎の骨構造に大きな不均衡(ズレ)がある状態を指します。この骨格の異常により、顔の左右に対称性がなくなり、かみ合わせに問題が生じることがあります。多くの場合、顎の成長に伴って現れ始めます。

永久歯萌出(ほうしゅつ)不全に起因した咬合異常

いわゆる、いつまでたっても永久歯が生えてこない状態のことを永久歯萌出(ほうしゅつ)不全といいます。これには外科手術が必要になることがありますが、それに伴う歯科矯正(噛み合わせを正しくする)も保険適用となります。

マウスピースは保険適用になりますか?

他の施術と同じで、それが医療的(治療)であるか審美目的であるかによって保険適用できるかできないかが決まります。

通常のマウスピース

食いしばりや歯ぎしりは、肩こりや頭痛、顎が痛くなるなどの原因になったり、歯の被せ物や詰め物に悪影響を及ぼすなどの問題があります。そのための治療ですので、保険適用ができます。

スポーツマウスピース

スポーツ時に装着するマウスピースで、主に市販品が使用されています。動きの激しいスポーツで、衝突などによって口の中をケガしないために装着します。健康目的ではありますが、治療ではないため、保険適用となりません。

矯正用マウスピース(インビザライン)

インビザライン矯正用マウスピースは歯列矯正(審美)が目的ですので、通常審美目的で使用する矯正用マウスピース(インビザライン含む)は保険適用となりません。

インビザライン矯正について詳しくは当院のマウスピース矯正ページをご覧ください。

医療費を抑えるためには?

何はさておき、日頃のケアが大切です。

定期検診

虫歯はもちろん、歯周病予防のために、歯科検診は定期的に受けることをおすすめします。虫歯の早期発見、歯周病検査、クリーニング、歯石除去など、どれもお口の中の健康を保つためにとても大切です。

オーラルケア

歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスを使用し、お口の中を清潔に保ちましょう。マウスウォッシュ剤や舌ブラシなどが有用な場合もあります。またvタバコやアルコールは口腔内に悪影響を及ぼすこともあることを覚えておくといいでしょう。

まとめ

歯科医では診療内容や使用する材料によって、保険が適用されるかされないかが違います。受ける診療が治療なのか、審美目的なのか、使用する材料は安価なものにするのか、それとも高価なものがいいのか……など選択肢もとても多いので、歯科医師とよく相談することが最適な選択への近道になると思います。不安に思ったり、迷ったりしたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。あなたの「最善」のお手伝いをいたします。

通常の治療だけでなく、ホワイトニングマウスピースについても、詳しくは当院のホームページをぜひご覧ください。

子供の頃から歯医者に通った方がいい理由

2023年6月16日

子供の頃から歯医者に通った方がいい理由

こんにちは。大阪府八尾市志紀にある歯医者 医療法人 甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
歯医者に通う理由って考えたことありますか?
虫歯になったら歯医者に行く、歯茎が痛いから歯医者に行くなど問題があってから歯医者さんにいく「治療」も必要ですが、歯医者は痛くなる前に問題が起こる前に通う「予防」が大切です。

ただ、歯医者に行くのを当たり前に習慣にしないとなかなか「予防」を意識する事は難しいです。
ここで、大切になっていくのが子供の時に歯医者に「治療」ではなく「予防」で通う事です。
今回のブログは「子供から歯医者にいった方がいい理由」です。
いつ歯医者に連れて行けばいいか迷われている方は是非、参考にしてみて下さい

何歳から歯医者に行けばいいの?

子供は何歳から歯医者に連れて行けばいいのかと言いますと3歳くらいからといつも伝えております。
理由としては、大体3歳くらいに乳歯が生え揃うのでそこを指標にしております。

子供の歯の「予防」で出来ることは?

大人は歯の掃除や歯石取りや歯医者で出来ることは馴染みがあると思います。
「子供の時に歯医者で出来ることは?」とよく質問がきます。
今回の記事では、出来る事やどういう効果なのかを深堀りしていきます。

1、歯の磨き方をチェック
2、フッ素塗布
3、シーラント塗布
4、口腔機能の向上
1〜4は保険範囲内で出来ます。

歯の磨き方をチェック

歯の磨き方をチェック

染色液を使って磨き残しをチェックしていきます。
どこの部分が磨き残しが多いのかをチェックして磨き方の指導をさせて頂いています。
本人の磨き方の指導であったり仕上げ磨きの時のポイントであったりしっかり確認して日々のケアの指導をさせて頂いております。
毎日の歯磨きを正しくすると虫歯のリスクを減らすことができます。

2、フッ素塗布

フッ素塗布の効果

フッ素を塗布することで歯を強くすることが出来ます。
作用としては 1、歯を強くする2、再石灰化の促進 3、菌の力を弱めるが挙げられます。
歯科医院でフッ素を塗ることで歯を強化することができるので定期的に歯科医院に通うようにして下さい。

3、シーラント塗布

シーラントで歯の溝を埋める

歯の頭の部分は溝があり汚れが詰まりやすく虫歯のリスクが高い状態です。
どうしても毎日歯ブラシに気を付けていたとしても虫歯になってしまいます。
シーラントと言って溝を埋める樹脂です。
溝を埋めることで汚れが入りにくくなり虫歯のリスクを下げる事ができます。

4、口腔機能の向上

「口ぽかん」は口周りの筋肉の緩み

お口の筋肉や舌の位置により歯並びに影響が出てきてしまいます。
歯医者に来て頂いている子もよくお口が空いてる「口ポカン」が多いです。

受け口の噛み合わせ
筋肉の緩みにより反対咬合も起きてしまいます。
成長の中で筋肉の使い方などがすごく重要になってきます。
保険範囲内でお口のトレーニングも出来ます。
歯並びにもいい影響を与えるので是非、歯科医院にてやって下さい。

いかがだったでしょうか?

今回は、「子供から歯医者にいった方がいい理由」でした。
子供の時に歯科医院に通う理由としては虫歯にならないことも大切ですが、歯科医院は「治療」する場所ではなく「予防」する場所と思ってもらう事が大切だと思います。
歯科医院に子供の時から通うことで大人になった時に歯科医院に通う事が当たり前になると思います。
親御さんの役割としては、虫歯なので歯医者に連れていくのではなく問題が起こる前に歯医者さんに連れていく事が大切になってきます。
子供の歯のことで気になることありましたら
医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志紀診療所の所長末廣 赳史にお問合せ下さい。
優しく、丁寧にご対応させて頂きます。
優しい所長 末廣赳史

インビザライン矯正をすることで《美》と《健康》一石十鳥?

2023年5月26日

インビザライン矯正をすることで《美》と《健康》一石十鳥?

こんにちは。大阪府八尾市 志紀にある歯医者 医療法人甦歯会もりかわ歯科 志紀診療所です。
今回は、「インビザライン矯正をすることで《美》と《健康》一石十鳥?」です。
インビザライン矯正は歯並びを整えることが主要な目的ではあります。
ただ、歯並びだけではなく《美》と《健康》も手に入れることが出来ます。
どのように関係しているのか徹底的にご説明させて頂きます。

まず初めにインビザライン矯正とは

インビザライン(Invisalign)は、透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯列矯正を行う方法です。従来のブラケットやワイヤーを使用する矯正治療とは異なり、透明なアライナー(マウスピース)を使って歯の位置を調整します。

インビザライン矯正の最大の利点は、透明で目立たないため、外見的な影響が少ないことです。また、アライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際には外すことができます。ただし、治療の効果を最大限に得るためには、アライナーを1日22時間装着することを推奨しております。

《美》と《健康》どのようなメリットがあるの?

タイトルで一石十鳥と書いているのでわかりやすいかもしれませんが10個のメリットがあります。

《美》に関するメリット

1、たるんだ顎の肉が引き締まり小顔になるというメリット
2、筋肉の張りがなくなって血流がよくなり、顔のむくみがなくなるというメリット
3、猫背がなくなり、姿勢がよくなるというメリット
4、顎先のニキビができにくくなるというメリット
5,顎先の化粧のりがよくなるというメリット

《健康》に関するメリット

1、顎の位置が改善することで、頭痛がなくなるというメリット
2、顎の位置が改善することで、いびきがなくなり寝苦しさがなくなるというメリット
3、顎の位置が改善することで歯ぎしりがなくなるというメリット
4、顎の位置が改善することで食いしばりがなくなるというメリット
5,顎の位置が改善することで肩こりが軽減されるというメリット

これが10個のメリットです。
なぜ、10個のメリットを得ることが出来るのか《美》と《健康》に分けて徹底的にご説明させて頂きます。

《美》の5つのメリット

1、たるんだ顎の肉が引き締まり小顔になるというメリット

顎のお肉気になりませんか?

「皆様は顎の肉の事気になりませんか?」
歯並びが悪くなることによって顎の位置が後ろに下がってしまうと顎がなくなってしまいます。そうすることによって顎の下の肉が弛んできます。
インビザライン矯正をすることで顎の位置が正しくなり、今まで弛んでいた顎の肉も引き締める事が出来ます。

インビザライン治療で顎が正しい位置になりました

左はインビザライン矯正する前、右はインビザライン矯正6か月後です。
小顔になった気がしますよね。別人になりました。
歯並びは勿論ですが顎の位置が正しくなることで口元の綺麗さや顎の肉など《美》を手に入れることが出来ます。

2、筋肉の張りがなくなって血流がよくなり、顔のむくみがなくなるというメリット

顔のむくみ気になりませんか?

「顔のむくみ」に悩まれている方は多いと思います。
色々な要因で「むくみ」は引き起こされますが1つの要因として筋肉の張りが原因です。
食いしばりが起きることで筋肉が張ってきてしまいます。
そうすることによって顔の筋肉が張ってきてしまい血流が悪くなり「顔のむくみ」
に繋がってきてしまいます。
インビザライン矯正によって噛み合わせが良くなると筋肉の張りが改善されるので血流の改善も期待することが出来て「顔のむくみ」改善を期待することが出来ます。

3、猫背がなくなり、姿勢がよくなるというメリット

鏡に映る自分の姿勢気になりませんか?

顎の位置が後ろに下がってしまうと頭が前に出る

写真などを見たり、鏡で自分の立ち姿を見た時に「姿勢の悪さ」に気付いた事ありませんか?
実は、噛み合わせと姿勢は関係しております。
噛み合わせによって顎の位置が後ろに下がってしまいます。
そうすることによって頭が前に出てきてしまいます。
頭の重さは大体5キロ位あるのですが少し傾くだけで重さは倍以上になります。
重さを支える為に背骨が曲がり猫背になってしまいます。

インビザライン矯正をすることで顎の位置が良くなるので頭の位置が正しくなります。
そうすると自然と背中も真っすぐになってきて「姿勢」改善を期待する事が出来ます。

4、顎先のニキビができにくくなるというメリット

顎の先のニキビ気になりませんか?

5、顎先の化粧のりがよくなるというメリット

肌荒れ気になりませんか?

4,5番目のメリットをまとめてご説明させて頂きます。
歯並びと「ニキビ」、「化粧のり」が関係しているの?と思われる方は多いと思います。
まず、どのように関係しているのかを説明させて頂きます。
噛み合わせによって顎の位置が後ろに下がってしまうと顎の筋肉が引っ張られて「しわ」になってしまいます。

顎先に梅干しのようなシワ

顎の筋肉がずっと引っ張られると血流の悪さに繋がってしまいます。
血流が悪くなると「ニキビ」、「化粧のり」に繋がってきます。
インビザライン矯正をすることによって顎の位置が正しくなると引っ張られていた顎先の筋肉が改善されるので血流が改善されて「ニキビ」、「化粧のり」の改善を期待する事が出来ます。

《健康》の5つのメリット

1、顎の位置が改善することで、頭痛がなくなるというメリット

顎の位置が改善することで頭痛がなくなるというメリット

顎の関節のすぐ後ろには神経と動脈が走行しています

嚙み合わせによって顎の位置が後ろに下がってしまいます。
関節の後ろには神経、動脈が走っています。顎が後ろに下がってしまうことで圧迫されてしまい「頭痛」の原因になってしまいます。偏頭痛で困ってらっしゃる人は多いと思います。インビザライン矯正をすることで顎の位置が正しくなり圧迫されていた神経、動脈が解放されることで「頭痛」の改善を期待することが出来ます。

2、顎の位置が改善することで、いびきがなくなり寝苦しさがなくなるというメリット

顎の位置が改善することでいびきがなくなり寝苦しさがなくなるというメリット

顎の位置といびきは密接に関係しています

嚙み合わせによって顎の位置が下がってしまうと空気の通り道である気道が狭くなってしまいます。そうすることによって「いびき」が生じてしまいます。寝ても疲れが取れないであったり、昼間に眠たくなるなど「いびき」は寝付きに関係してきます。インビザライン矯正をすることで噛み合わせが正しくなり顎の位置が正しくなることで気道が広がります。
気道が広がることで「いびき」を改善することが期待できます。

3、顎の位置が改善することで歯ぎしりがなくなるというメリット

顎の位置が改善することで歯ぎしりがなくなるというメリット

4、顎の位置が改善することで食いしばりがなくなるというメリット

顎の位置が改善することで食いしばりがなくなるというメリット

”食いしばり”や”歯ぎしり”の原因

3,4は一緒にご説明させて頂きます。
奥歯の位置が低い状態だと噛む位置が低くなります。そうすることによって「食いしばり」が起こってしまいます。
また、顎の位置が後ろに下がってしまうと「歯ぎしり」が起こってしまいます。
インビザライン矯正をすることで奥歯の位置、顎の位置が正しくなり「食いしばり」
「歯ぎしり」を改善することを期待することが出来ます。
「歯ぎしり」、「食いしばり」は歯に負担もかかりますし「エラ」が張ってしまう原因にもなってしまいます。
しっかり原因から治療してあげることが必要になってきます。

5、顎の位置が改善することで肩こりが軽減されるというメリット

顎の位置が改善することで肩こりが軽減されるというメリット

ストレートネックの頸椎

顎が後ろに下がってしまうと頭が前に出てしまいます。頭重さは5キロで少し傾くともっと重くなるのでその重りを支えようと首が真っすぐになります。所謂「ストレートネック」になってしまいます。今、スマホを見る時間が増えて下向いている人が増えていることから「スマホ首」とも言われていますが首に負担がかかってしまいます。
顎の位置が原因で首に負担がかかり「肩こり」にも繋がってしまいます。
インビザライン矯正をすることで顎の位置が正しくなり首の負担が減り「肩こり」の軽減にも期待することが出来ます。

いかがだったでしょうか?

今回は、「インビザライン矯正をすることで《美》と《健康》一石十鳥?」でした。
インビザライン矯正をすることで歯並びを整えることは勿論なのですが他にもこんなにもメリットがあります。1つを得ることで10つのメリットが付いてくるので一石十鳥です。
噛み合わせが全身の《健康》と《美》に関係してきます。
歯並びを治して美と健康を一石十鳥しませんか?
前回の「インビザライン矯正で得られる5つの《美》のメリット美はこちら
歯並びが気になる方は是非一度当院にご相談下さい。
ダイヤモンドプロバイダーである森川康司があなたのお悩みを解決させて頂きます。
インビザライン治療の詳しい内容はこちら

ダイヤモンドプロバイダーの矯正担当医 森川康司

1分で読める! インプラント治療って良いの? 

2023年4月14日

その時に備えて知っておきたい インプラント情報

1分で読める インプラント治療って良いの?

理事長

こんにちは。八尾市志紀にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
前回の「インプラント治療っていったい何?」に続き、今回は、第2回「インプラント治療の入口 まずは相談から!」です。
インプラント治療の説明は、情報量が多い上に、初めて聞く内容が多く含まれていますので、しっかりと理解していただけるように気をつけています。特に「患者様が気になっていること」を全部お聞きし、そして「ご希望など患者様が話しておきたいこと」を最後までお聞きすることに、気をつけています。
今回は、インプラント治療の入口であります「相談」についてお話ししたいと思います。

「相談」の流れについて

歯科治療に関するご相談の流れ

「相談」は無料で、30分〜1時間程度以下のように行います。

  • ①現在のお口の状態を確認いたします
  • ②ご希望と不安なことをお聞きします
  • ③インプラント治療について説明します
  • ④インプラント治療がどれぐらい期間がかかるのか、そのスケジュールをお話しします
  • ⑤費用の目安やお支払い方法についてお話しします
  • ⑥これからどのように進めていくかを話し合います
  • ⑦お身体の調子やご病気で通院をされていないか、常用されているお薬などをお聞きします
  • ⑧次にどのような検査や診療が必要かをお話します

選択肢はおおむね3つになります

・インプラント治療を検討する
・インプラント治療以外を検討する
・もう少し考えてみる
私たちは「治療は一方的に進めるものではなく、患者様と共に歩んでいくもの」と考えています。
納得いく方法を選ばれるお手伝いをするのが「相談」の目的ですのでご安心ください。

なお、インプラント治療を始めるにあたっては、事前にインプラント以外の歯の治療が必要な場合もありますので、更に詳しくお口全体のレントゲン検査、むし歯や歯周病の検査などが必要になります。これらの検査につきましては、通常、別日にお時間をお取りして、保険診療で行います。

患者様が最終的にどのようになりたいか? ご希望を大切にしています

様々な治療方法のメリット、デメリットのご説明

相談にいらっしゃる患者様はインプラント治療で「こんなことができるんじゃないか?」「こんなことが解決できるんじゃないか?」と様々なイメージをもっておられます。ところが、そのイメージが間違っていることは少なくありません。
私たちは、正しい情報をお話しするとともに「患者様が最終的にどのようになりたいのか?」そのご希望をしっかりとお聞きしています。
その上で、様々な治療方法のメリット、デメリットをご説明して、最適な方法をご提案しています。

インプラントは、治療する部位の骨の大きさによって難易度が変わります。
骨が小さい場合は、インプラントを埋入すると共に、複数の手術が必要な場合があります。
そして、極端に骨が小さい場合はインプラント治療が難しく、他の治療方法をご提案する場合があります。また、ご希望によっては専門施設に紹介させて頂くことも可能です。

そして、インプラント治療を進める場合は、期間や通い方のご希望や、治療に対する不安点をお聞きし治療計画に反映いたします。

インプラント治療について目で見てわかる説明

インプラント治療について目で見てわかる説明

初めて聞く内容も多く含まれていると思いますので、できるだけ写真や画像、動画を使ってご説明をしています。わからないことや、聞き逃すこともあると思いますので、話の終わりには「今までのところで何かご質問ありますか?」とおたずねしますので、わからないことは何度でもご質問下さい。
おおむね以下のようなお話をします。

  • インプラント治療全般について(しくみ、術式、適応症、リスク)
  • インプラント治療の流れ(治療前、治療期間、治療後)
  • インプラント治療の注意事項(治療前、治療期間、治療後)
  • インプラント治療のメリットとデメリット
  • 骨が小さい場合に行う「骨を造る手術」について

詳しい説明内容については、次回のブログで詳しくお伝えしたいと思います。

まとめ

・「相談」では、インプラント治療について正しい知識をお話しします。
同時にしっかりお話をお聞きし、ご希望と不安な点を明らかにしていきます。
・「相談」では、最適な選択ができるように、お聞きしたお話を反映させて最適なご提案を致します。
・「相談」では、何でも・いつでも・何度でも質問をお受けしていますのでご安心下さい。

次回は
いよいよ、インプラント治療について詳しくお話しするとともに、安全にインプラント治療を受けていただくためのC T検査についてお伝えいたしますのでお楽しみにお待ち下さい。