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インプラントの費用っていくらぐらい?

2024年4月3日
インプラントの費用っていくらぐらい?

みなさんこんにちは!大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

日々、患者さまが歯科治療や歯の健康について十分に理解して、安心して治療に臨んでいただくことが大切だと考えています。しかし、歯の専門家である歯科医師・スタッフと患者さまとの間には、専門用語や治療内容に関することで理解の差が出てしまうことがたくさんあります。患者さまからの、さまざまな疑問や不安にお答えすることは、診療中にすべてを説明するのが難しい場合ももちろんあります。そのために、当院ではよく寄せられる質問や疑問について、ブログで解説しています。

このブログを通じて、患者さんがより理解を深め、不安を解消し、もりかわ歯科への信頼を高めていただければ幸いです。ぜひ、ご覧いただき、お役立ち情報をご活用ください!

「インプラントの費用っていくらぐらい?」の質問に全力回答!

今回は、インプラントの費用っていくらぐらい?などの質問に対して全力でお答えしていきます!

まず、インプラントについておさらい!

歯科におけるインプラントとは、歯を失ったあごの骨(顎骨)に体になじみやすい素材(生体材料)で生成された歯根の一部、もしくは全部を埋め込んで、それを土台にしてセラミックなどで作った人工歯を取り付けたものです。一般的には人工歯根(正式には口腔インプラント、あるいは歯科インプラント)、単にインプラントとも呼ばれます。

インプラントに関してさらに詳しく知りたい方は、以前当院のブログで紹介した「歯を失った場合、インプラントは選択肢ですか?」こちらも合わせてご覧ください!

インプラント治療の費用はいくら?

さて、ここからはインプラント治療の費用感に対して、具体例を挙げながら説明させていただきます!

インプラント費用の基礎知識

基本的には保険適用外

インプラントは自由診療となります。ほかの病気や事故の外傷で顎の骨を失った場合の治療などを除いて、保険が適用できるのは非常に稀なケースです。

人工歯の種類でも変動

人工歯の種類でも変動

インプラント治療の費用相場は、おおよそ1本あたり30万円から40万円程度とされています。この費用には、手術費用やインプラント体(歯根部分)とアバットメント(つなぎ部分)、人工歯(歯冠部分)の費用が含まれています。一般的に、前歯と奥歯での価格差はそこまでありませんが、治療の難易度や必要な追加処置によっては費用が変動することがあります。また、使用するインプラントのブランドや種類、人工歯の素材(金属、セラミック、ジルコニアなど)、そして治療を受ける歯科医院によっても費用は異なります。さらに、通常の費用には初期の診断や画像撮影、術後のフォローアップなどが含まれていない場合がありますので、治療開始前に治療計画と費用の詳細をしっかりと確認することが重要です。

 

人工歯の種類(素材)は、主に以下になります。

 

プラスチック・銀歯

虫歯の治療に使われる金パラジウム合金とプラスチックを合わせたもの。裏側は銀色になります。

ハイブリッド

プラスチックとセラミックの中間の素材です。セラミックよりやや強度が落ちます。

ジルコニア

ジルコニアは非常に強靭で、耐久性が高く、変色しにくい素材として知られています。

セラミック

審美性に優れ、汚れが付きにくく、変色しにくいことが特徴です。歯肉や歯質への黒ずみも起きません。

インプラント治療にかかる費用の内訳は?

インプラント治療にかかる費用の内訳は、一般的には以下のとおりです。

インプラント治療にかかる費用の内訳は?

前歯は口元の美しさを左右する重要な部位であり、そのために上部構造(人工歯)の製作費用が高くなることがあります。口元の美しさや自然な見た目を再現するために、前歯の治療にはより高度な技術や微細な調整が求められます。これにより、前歯の治療には通常よりも多くの時間と労力が必要となります。

また、インプラント治療の結果は歯科医師の技術力に大きく依存します。特に前歯の治療では、顕微鏡や高度な技術を用いて微細な調整を行うことが必要です。前歯の見た目や噛み合わせを自然な状態に近づけるためには、熟練した技術と経験が必要です。

このような理由から、前歯のインプラント治療の費用は通常の奥歯よりもやや高くなる傾向があります。それは、治療に必要な時間や技術の高度さに起因しています。したがって、前歯の治療を検討する際には、治療費用だけでなく歯科医師の経験や技術力も考慮することが重要です。

インプラント治療の費用が高額な理由とは

インプラント治療は、インプラント体そのものが高価です。生体親和性が高く、長期間体内に入れていても問題が起こりにくいため、安全性の高い素材で作られています。また、入れ歯やブリッジと違い、インプラント治療は歯茎を切開し、骨に穴を開けてインプラント体を埋めるという外科手術が必要です。

手術の内容も複雑なため、インプラント治療はほかの治療法に比べて費用が高額であるといえるでしょう。

インプラント体の材質が高価

様々なメーカーがインプラント本体を製造している中でそれぞれのメーカーの製品は、素材、設計、品質、価格などで大きく異なります。一般に、高価なインプラントを製造するメーカーは、体への適合性や耐久性を重視し、人体に馴染みやすい素材を使用します。

その結果、これらのインプラント本体の価格は高く設定されています。

また、高価なインプラントを製造するメーカーは、アフターケアにも力を入れており、インプラントの埋入後も定期的なメンテナンスやトラブル発生時の適切な対応が提供されます。一方で、安価なインプラントを製造するメーカーでは、品質やアフターケアが不十分な場合があります。これがトラブルの原因となり、最悪の場合、メーカーが撤退してしまい、適切なアフターケアを受けられない事態も考えられます。

インプラントは体内に埋め込む治療であり、通常は10〜15年以上の長期間使用されます。したがって、信頼できるメーカーのインプラントを選び、適切なアフターケアを提供する歯科医院を選択することは非常に重要です。安価な選択肢に惑わされるのではなく、インプラントの品質や医院の信頼性を慎重に考慮し、検討することが重要です。

最新の設備や徹底した衛生環境が必要

インプラント治療の費用が高額となる原因の一つは、治療の安全性や確実性を確保するために必要な設備投資です。特に、滅菌や感染予防のための設備が重要です。

インプラント手術は歯科治療の中でも高度なものであり、適切な手術を行うには専門的な設備が必要です。たとえば、歯科用CTやインプラント手術専用の機材などが挙げられますが、これらは高額な投資が必要です。さらに、インプラント手術では他の一般的な歯科治療よりも厳しい滅菌環境と清潔な設備が求められます。使い捨ての医療器具や滅菌設備、手術室の清掃管理などにも多額の費用がかかります。

しかし、安価なインプラント治療を提供する歯科医院では、十分な設備投資が行われていない場合があります。このような場合、治療の品質や安全性に影響を及ぼす可能性があるため、治療を受ける際には最新の設備が導入されているかを確認することが重要です。

インプラント治療の医療費控除の対象です!

インプラント治療に関連する費用は、医療費控除の対象となります。この制度を利用することで、治療にかかる負担をある程度軽減できます。医療費控除は、1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合に、所得控除が受けられる制度です。この制度により、一定の計算に基づいて還付金を受け取ることができます。また、この控除の対象となる医療費には、治療費だけでなく、交通費や薬代なども含まれます。つまり、インプラント治療に関連するさまざまな費用が、医療費控除の対象となり得るということです。

インプラント治療の医療費控除の対象です!

インプラントで医療費控除を申請するときの3つの注意点

インプラント治療後に医療費控除を利用する場合は以下の3つのポイントに注意!

まず、医療費控除を受けるには確定申告が必要ですので、その点に留意してください。

また、控除の申請期限も事前に確認しておくことが重要です。

確定申告を行う

医療費控除を受けるには、自ら確定申告を行う必要があります。年末調整では医療費控除が行われないため、会社にお勤めの方でも、毎年2月16日から3月15日までの期間に税務署へ行き、医療費控除の金額を明記した確定申告書と医療費の証憑書類(医療機関や薬局の領収書)を提出する必要があります。2017年からは、保険適用の治療の場合、証憑書類の保管が不要になりましたが、インプラント治療は自由診療なので、証憑書類は保管しておく必要があります。

申請を忘れても5年間の猶予期間がある

医療費控除の申請を忘れた場合でも、5年間の猶予期間があります。この期間内であれば、過去5年分の税金還付を受けることができます。医療費控除の存在を知らなかった場合でも申請することができます。

デンタルローンやクレジット払いでも医療費控除は利用可能

インプラント治療の費用をデンタルローンやクレジットカードで支払った場合でも、医療費控除を受けることができます。ただし、控除の対象は借り入れた金額の元金(金利や手数料を除いた金額)に限られます。領収書が手元にない場合は、ローン契約書や利用明細書を証明書として使用できます。

インプラントで医療費控除を申請するときの3つの注意点

インプラント治療を安く抑えるには?

インプラント治療の費用を抑える方法は限られていますが、先述のように、医療費控除制度を利用することで負担を軽減することができます。インプラント治療は、先進の医療技術を必要とするため、医療機器の高額なコストや医師の専門技術、設備投資、そしてインプラント本体のコストが費用の大部分を占めます。そのため、直接的に治療費を削減する手段は限られています。しかし、デンタルローンを利用することで、支払い負担を分割することができます。デンタルローンは医療専門のローンであり、高額な治療費を分割払いすることが可能です。この方法を活用することで、一度に大きな支払い負担を軽減し、治療を受ける際の負担を和らげることができます。また、一部の歯科医院では、クリニック独自の分割払いプランや割引制度を提供している場合もありますので、複数のクリニックで相談し、最適な支払い方法を選択することも重要です。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はインプラント治療の費用感についてお話させていただきました。一般的には、インプラント治療で奥歯と前歯の間には大きな価格の差はありません。

ただし、前歯においては見た目の美しさが重視されるため、人工歯の製作に関わる費用が若干高くなることがあります。これは、前歯の治療にはより高度な審美性が求められ、それに伴う技術や材料の使用によるものです。

インプラント治療は、高度な技術や最新の設備が必要とされるため、その費用が高額になる傾向があります。手術や人工歯の製作には専門的な技能と高度な機器が必要であり、これらの要素が費用に反映されると言えます。したがって、インプラント治療を検討する際には、費用面だけでなく、治療を行う医療機関の技術や設備についても検討することが重要です。

当院のHPでも、費用のことを詳しくご説明していますので、「インプラント治療」のページもご覧くださいませ!

また、審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

もりかわ歯科の矯正無料相談はこちら

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

虫歯治療にかかる費用はどれくらい?治療法ごとに解説!

2023年10月6日
指でOKを作って笑う女性

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

虫歯は長期的な治療が必要になるケースもあるため、治療にかかる費用が気になる方も多いのではないでしょうか。虫歯を放置すると歯を失う原因にもなるため、早い段階で治療を受けることが大切です。初期の段階で治療できれば、治療にかかる期間が短くなり、費用も抑えることができます。

今回は、虫歯治療にかかる費用について詳しく解説します。費用に影響を与える要因や保険適用、虫歯治療の重要性についても解説するので、虫歯治療の費用が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

虫歯治療にかかる費用

机に置かれたノートとペンと電卓

虫歯治療にかかる費用は、進行度や治療法によって異なります。虫歯が重度になるほど体に負担がかかる治療が必要になり、費用も高額になるのが一般的です。

虫歯治療にかかる費用を、進行度と治療法ごとに解説します。

進行度ごとの虫歯の治療費用

虫歯の状態によって、治療にかかる費用は異なります。進行度ごとの虫歯の治療費用は、以下のとおりです。

初診

虫歯治療に限らず、歯科医院を初めて受診したときは初診料が発生します。初診料を含め、虫歯治療の初診にかかる費用は、保険適用3割負担で3,000~4,000円程度が目安です。

初診では、口内の状態を把握するために歯科医師による診察やレントゲン撮影などの検査を行うでしょう。初診時に虫歯治療をする場合は、上記の費用に治療費が加算されます。

初期の虫歯

初期の虫歯治療にかかる費用は、保険適用3割負担で1,500~3,000円程度です。初期の虫歯は、歯の表面のエナメル質が溶かされた状態で痛みはありません。

虫歯の部分を削り、レジンという詰め物をして治療は完了です。初期の虫歯であれば、1回で治療が終わるケースが多いでしょう。

中等度の虫歯

中等度の虫歯治療にかかる費用は、保険適用3割負担で2,000~10,000円程度です。

中等度の虫歯とは、エナメル質の下にある象牙質まで進行した虫歯のことです。象牙質の下には神経があるため、冷たいものや甘いものがしみる場合があります。

歯を深く削る必要があるため、レジンでは対応できない場合も多いです。詰め物や被せ物の製作が必要になり、2~3回程度の通院が必要になるでしょう。

神経まで達した虫歯

歯髄(神経)まで達した虫歯の治療にかかる費用は、保険適用3割負担で7,000~20,000円程です。虫歯が神経まで達すると、強い痛みを感じるようになります。

この段階の虫歯では、神経を取り除く根管治療を行います。根幹治療をしっかりと行えば、自分の歯を残すことができるでしょう。治療期間は2~6か月と長く、費用も高くなります。

抜歯が必要な虫歯

抜歯が必要な虫歯の治療にかかる費用は、保険適用3割負担で3,000~7,000円程度です。歯の大部分が溶けてなくなり、神経が壊死するので痛みは感じません。

周囲の歯や歯の周りの組織への悪影響を防ぐため、抜歯します。抜歯したあとは、天然歯の代わりになる入れ歯やブリッジ、インプラント治療を行います。上記の費用に加えて、選択した治療法の費用が追加でかかるでしょう。

治療法ごとの虫歯の治療費用

虫歯治療では、選択する治療法によっても費用が変動します。それぞれに保険適用と自費診療のものがあるため、それぞれの特徴を理解して治療法を選択することが大切です。

治療法ごとの虫歯の治療費用について解説します。

詰め物(インレー)

歯を小さく削った場合、詰め物をして補います。詰め物の費用は、以下のとおりです。

・保険診療の詰め物の費用

金属やコンポジットレジンというプラスチック素材を使用した詰め物です。費用は4,000~6,000円程度でしょう。

レジンは歯の色に近い詰め物なので見た目がよいですが、金属の場合は見た目を気にする方もいます。

・自費診療の詰め物の費用

ゴールドインレーという金属の詰め物や、ジルコニア製、セラミック製の詰め物があります。費用は50,000~70,000円程度です。

ゴールドインレーは金属なので見た目はよくありませんが、強度が高く二次虫歯になりにくいメリットがあります。ジルコニアインレー、セラミックインレーは天然歯に近い審美性をもつ詰め物です。

被せ物(クラウン)

虫歯で歯を広範囲に削ったときは、歯の形をした被せ物を使用して治療を行います。被せ物の費用は、以下のとおりです。

・保険診療の被せ物の費用

金属やレジンを使用した被せ物です。費用は10,000~12,000円程度でしょう。

レジンは白いプラスチック製で見た目はよいですが、経年変化で色が悪くなり、着色やにおいが付きやすいというデメリットがあります。

・自費診療の被せ物の費用

自費診療の被せ物には、ゴールドクラウン、メタルボンド、オールセラミッククラウンなど、さまざまな種類があります。費用は60,000~130,000円程度です。

天然歯のような透明感があり、汚れが付着しにくいため二次的な虫歯になりにくいです。審美性や機能性に優れているといえます。

入れ歯

入れ歯とは、失った歯を補うための人工歯です。ご自身の歯が残っている場合は部分入れ歯、すべての歯を失った場合は総入れ歯を使用します。費用の目安は、以下のとおりです。

・保険適用の入れ歯の費用

保険適用の入れ歯の費用の相場は、部分入れ歯の場合5,000~20,000円、総入れ歯の場合10,000〜16,000円程度です。

保険適用の入れ歯は人工歯・床(歯茎の部分)ともに、レジンというプラスチックで作製されます。金具が目立つ、異物感がある、噛む力が低下するなどのデメリットがありますが、費用を抑えられます。

・自費診療の入れ歯の費用

自費診療の入れ歯の相場は、部分入れ歯の場合100,000~600,000円、総入れ歯の場合150,000~500,000円程度です。材料に制限がないため、金属やシリコンなど使用される素材はさまざまです。

自費診療の入れ歯は高額ですが性能がよく、金属の留め金がない、装着感がよい、審美性が高いなどのメリットがあります。

ブリッジ

ブリッジとは、失った歯の本数が少ない場合に用いられる治療法です。失った歯の両隣の天然歯を削って土台を作り、橋を架けるように人工歯を被せます。違和感が少なく、自分の歯のように噛むことができます。

費用の目安は、以下のとおりです。

・保険診療のブリッジの費用

保険適用のブリッジの相場は、1本あたり10,000~20,000円程度です。保険診療のルールを適用してブリッジ治療をすると、前歯から犬歯までには硬質レジンというプラスチック、それより奥の歯には金属を使用します。

レジンは白く見た目がよいですが、着色や汚れが付きやすいことがデメリットです。

・自費診療のブリッジの費用

自費診療では、ゴールドやジルコニア、オールセラミックなどの素材を選択できます。費用は1本あたり50,000~150,000円程度が目安です。

自費診療のブリッジは、色調を自分の歯に合わせて細かく調節でき、変色しにくいことが特徴です。強度があり、傷がつきにくい、二次虫歯になりにくいなどのメリットがあります。

インプラント

インプラントは基本的に自由診療で、1本あたり300,000~400,000円程度の費用がかかります。インプラントでも保険が適用になるケースもありますが、虫歯や歯周病で歯を失った場合には適用されません。

虫歯治療の費用に影響を与える要因

顎に手を当てて考える女性

虫歯治療の費用に影響を与える要因は、以下のとおりです。

虫歯の進行度

一般的に虫歯治療にかかる費用は、虫歯が進行すればするほど高額になります。初期の虫歯であれば歯の表面を削り、詰め物をするだけで治療は完了します。状態によっては、丁寧な歯磨きやフッ素塗布で再石灰化を促すだけで改善することもあるでしょう。

しかし、進行した虫歯の治療では歯を大きく削る、神経を抜く、抜歯をするなどの処置が必要になります。ブリッジや入れ歯、インプラントなど、失った歯を補うための治療に費用がかかるでしょう。重度の虫歯では治療期間が長くなるため通院回数が増え、その分費用が増加します。

費用を抑えるためにも、初期の段階で治療を行うことが大切です。

保険診療・自由診療の選択

詰め物や被せ物、ブリッジ、入れ歯が必要になった場合、保険診療か自由診療を選択することになります。保険診療と自費診療それぞれの特徴は、以下のとおりです。

保険診療

保険が適用されるため、費用の負担が少ないことが大きなメリットです。使用できる材料が金属やプラスチックに限られているため、機能性や審美性に欠けるデメリットがあります。

自由診療

自由診療は材料に制限がないため、費用が高額です。歯科医院によって費用が異なるため、同じ素材でも費用に幅があります。

質の高い材料を使用できるため、機能性・審美性・使用感に優れているのが特徴です。

虫歯治療は保険が適用される?

資料を見ながら電卓を叩く女性医師

虫歯治療は基本的に保険が適用されます。治療内容が同じであれば、どの歯科医院で治療を受けても費用は同じです。処置内容ごとに決められた点数をもとに1点10円として計算し、その金額の1~3割が窓口での負担金額となります。

ただし、機能性・審美性に優れた材料や高度な治療を必要とする場合は自費診療になります。治療費は全額自己負担しなければなりません。

虫歯治療の重要性

青い机に書かれたプラスマークを虫眼鏡で拡大する

生涯健康に過ごすためには、虫歯治療が非常に重要です。80歳までに自分の歯を20本以上残せば、生涯食事をおいしく摂ることができ、全身の健康にもつながるといわれています。

虫歯治療が重要な理由を解説します。

痛みが強くなる

虫歯が象牙質まで達すると、痛みを感じるようになるでしょう。さらに進行すれば、歯の神経にまで虫歯が到達し眠れないほどの強い痛みが現れます。さらに重症化すると、神経が通る根管中で細菌が増殖し、根幹の先にある骨にも炎症が及ぶ可能性があるのです。

顎の骨の骨髄に炎症が広がると、歯髄炎という状態になり、顎の痛みやリンパ節の腫れ、お顔の腫れを伴うこともあります。

大がかりな治療が必要になる

虫歯は、放置すればするほど身体に負担がかかる治療が必要になります。軽度の虫歯では、歯の表面を削って詰め物をするだけで治療は終了になりますが、重度の虫歯ではそうはいきません。

虫歯が進行すれば歯を深く削り、神経を抜く治療や抜歯、失った歯を補うための治療が必要になります。治療回数が増え治療期間が長くなり、費用の負担も大きくなるでしょう。

歯の寿命が短くなる

虫歯が神経に及んだ状態を放置すると、神経が死んで歯が黒く変色して見た目が悪くなります。神経のない歯は脆くなりますが、痛みなどの症状に気付きにくいため、歯の寿命が10年ほど短くなるといわれています。

命にかかわる状態になる

虫歯が進行すると、細菌が歯の内部の血管に入り込んで敗血症を発症するかもしれません。細菌が血流に乗って全身を巡り、多臓器不全という状態に陥ると、命に関わるケースもあるのです。

まとめ

歯科医院で治療を受ける女性患者

虫歯治療にかかる費用は、虫歯が進行すればするほど高くなります。重度の虫歯では、歯を補うための被せ物やブリッジ、入れ歯などが必要になり、その分費用がかかるでしょう。保険診療と自由診療、どちらを選択するかによっても費用が大きく異なるため、歯科医師と相談して選択することが大切です。

虫歯は、自然によくなることはありません。放置すると進行して痛みや腫れが強くなり、歯が溶けて失われます。口内だけでなく全身にも影響を及ぼすため、虫歯がある方は早めに歯科医師の診察を受け、治療を開始しましょう。

虫歯でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。