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歯茎が下がる原因と対策!歯周病との関係は?

2024年10月9日
歯茎が下がる原因と対策!歯周病との関係は?

こんにちは。大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医療は専門性の高い分野であり、患者様にとって分かりにくい情報や誤解が生じやすい情報も少なくありません。診療時間内に患者様お一人おひとりに十分なご説明をすることが難しい場合もあるため、このブログを開設いたしました。

このブログでは患者様からよくいただく質問や、知っておいていただきたい歯科医療の知識を、分かりやすく解説することを目指しています。専門用語はできる限り避け、分かりやすい言葉で情報を提供いたします。皆様の疑問を解消し、安心して治療を受けていただけるよう最新の研究結果やエビデンスに基づいた情報も積極的に発信してまいります。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「歯茎が下がる原因と対策」について全力回答!

「最近、歯が長くなった気がする…」
「歯磨きすると血が出るし、口臭も気になる…」

こんな心当たりはありませんか? これらは歯茎が後退しているサインかもしれません。

歯茎の下がりは見た目の問題だけにとどまらず、様々な口腔トラブルや全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。特に歯周病との関連性は深く、放置すると歯を失ってしまうリスクも…。

しかし、早期発見・早期治療、そして毎日のケアで、歯茎の健康は守れるんです!

この記事では歯茎が下がる原因やリスク、そして今日からできる予防・改善策までわかりやすく解説していきます。歯周病の不安を解消して健康な歯茎と素敵な笑顔を取り戻しましょう!

歯茎が下がるってどういうこと?

鏡を見て「あれ、歯が長くなった…?」と思ったことはありませんか?それはもしかしたら歯茎が後退しているサインかもしれません。

歯茎が下がるとどうなるの?

歯茎が下がるとどうなるの?

歯茎が下がると見た目の問題だけでなく、様々な不快な症状や深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。

歯が長く見える

歯茎が後退することで歯が本来よりも長く見えてしまい、審美性を損なうことがあります。

冷たいものや温かいものがしみやすくなる(知覚過敏)

歯の根元には象牙細管と呼ばれる細い管があり、その中には神経が通っています。
歯茎が後退して象牙質が露出すると象牙細管が刺激され、冷たいものや温かいものがしみやすくなる「知覚過敏」を引き起こします。

歯周病の進行

歯茎が下がることで、歯と歯茎の間に「歯周ポケット」と呼ばれる深い溝ができやすくなります。
この歯周ポケットは歯周病菌にとって格好の住みかとなり、歯周病の進行を加速させてしまいます

歯がグラグラする

歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまい、歯がグラグラと揺れ始めます。
最悪の場合、歯が抜け落ちてしまう可能性もあります。

最悪の場合は、歯を失ってしまう

歯周病がさらに進行すると歯槽骨の破壊が深刻化し、歯を支えきれなくなり、最終的には歯を失ってしまう可能性があります。

このように、歯茎の下がりは見た目だけの問題ではなく、口腔内の健康、さらには全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるのです。

早期発見・早期治療が大切です

歯茎の下がりは初期段階では自覚症状がないこともありますが、いくつかのサインを見逃さなければ早期発見・早期治療に繋がります。

そんな「歯茎下がりのサイン」を次では詳しく解説していきます。

歯茎下がりのサインを見逃さないで!

歯茎の下がりは初期段階では自覚症状がないこともありますが、以下のサインに気づけば早期発見・早期治療に繋がります。

歯が長くなったように見える

以前よりも歯が長く見える、歯の根元が見えてきた気がする、といった場合は歯茎が後退している可能性があります。特に笑った時に歯ぐきが目立つようになったと感じる方もいるかもしれません。

歯磨き時に出血する

歯磨きの際に血が出る、歯ブラシに血が付くといった症状は歯茎が炎症を起こしているサインです。健康な歯ぐきは適切なブラッシングでは出血しません。

歯がしみる

歯茎が下がって歯の根元が露出すると、象牙質という部分が露出しやすくなります。象牙質はエナメル質よりも柔らかく刺激に敏感なため、冷たいものや温かいものがしみやすくなります。

歯茎が赤く腫れている

健康な歯茎は薄いピンク色で引き締まっています。しかし歯周病などにより炎症を起こすと、歯茎が赤く腫れてブヨブヨとした状態になります。

口臭が気になる

歯周病が進行すると、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)にプラーク(歯垢)や歯石が溜まりやすくなり、口臭の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。

歯がグラグラする

歯周病が進行して歯を支える骨が溶けてしまうと、歯がグラグラし始めます。これは、歯を失う危険信号です。

これらの症状に一つでも当てはまる場合は早めに歯科医院を受診しましょう。
早期発見・早期治療が歯茎の健康を守る鍵となります。

歯周病だけが原因じゃない!?

「歯茎が下がる原因は歯周病だけだと思っていた…」

そんな方もいるかもしれません。実は歯周病以外にも歯茎が下がる原因はたくさんあります。次の章では歯茎が下がる様々な原因について詳しく解説していきます。

歯周病だけじゃない!歯茎が下がる原因をチェック

歯周病だけじゃない!歯茎が下がる原因をチェック

「歯茎が下がってきた」と感じた時、多くの方は「歯周病かも!?」と心配になるかもしれません。確かに歯周病は歯茎が下がる主な原因の一つですが、実はそれだけではありません。

歯茎が後退する原因はあなたの生活習慣や体質にも潜んでいるかもしれません。

以下に歯茎が下がる様々な原因を詳しく解説していきます。
心当たりがないか、ぜひチェックしてみてください。

歯周病:歯を失うリスクも…

歯周病は歯茎が下がる最も一般的な原因です。歯周病菌によって歯茎や歯を支える骨が破壊され、歯茎が後退していきます。

歯周病は、初期段階では自覚症状が少ないため気づかないうちに進行してしまうことも。進行すると歯を失うリスクも高まるため、早期発見・早期治療が重要です。

加齢:誰にでも起こりうる自然な現象

年齢を重ねると、お肌と同じように歯茎も老化していきます。歯茎が薄くなったり、弾力がなくなったりすることで歯茎が下がりやすくなります。これは誰にでも起こりうる自然な現象ですが、適切なケアを怠ると、歯茎の下がりを加速させてしまう可能性があります。

歯ぎしりや食いしばり:無意識のうちに歯茎に負担をかけていませんか?

歯ぎしりや食いしばりは睡眠中など無意識のうちに行っていることが多く、自分では気づきにくいものです。これらの癖は、歯や歯茎に過度な負担をかけ歯茎が下がる原因となります。

間違った歯磨き:ゴシゴシ磨きになっていませんか?

「歯をキレイにしたい!」という思いから、つい力任せにゴシゴシ磨いていませんか?
強い力で磨いたり、硬い毛先の歯ブラシを使用したりすると、歯茎が傷つき歯茎が下がる原因となります。歯磨きは優しく丁寧に、そして適切な道具を使って行うことが大切です。

ホルモンバランスの変化:女性特有の体の変化にも注意

妊娠や更年期など、女性ホルモンのバランスが変化する時期は歯茎に腫れや出血がおき、歯茎が下がりやすくなります。特に妊娠中は「妊娠性歯肉炎」という歯茎の炎症が起こりやすく、適切なケアが必要です。

喫煙:歯茎の健康の大敵!

喫煙は歯茎の血行を悪くし、歯周病を悪化させるため歯茎が下がる大きな原因となります。歯の着色や口臭の原因にもなるため、お口の健康のためにも禁煙がおすすめです。

遺伝:生まれ持った体質も影響する?

歯茎が薄い、歯並びが悪いなど、遺伝的な要因も歯茎が下がる原因となることがあります。生まれ持った体質は変えられませんが、日々のケアや専門家による適切な治療を受けることで歯茎の下がりを予防・改善することができます。

歯茎が下がる原因、心当たりはありましたか?

様々な原因が考えられる歯茎の下がり。放置すると取り返しのつかない事態を招く可能性もあります。
次の章では、歯茎の下がりを放置することのリスクについて詳しく解説していきます。

放置すると大変なことに!歯茎が下がるリスクとは?

歯茎の下がりを放置すると見た目の問題だけでなく、様々なリスクが潜んでいます。

歯周病の進行:歯を失う最悪の事態も…

歯茎が下がることで歯と歯茎の間に「歯周ポケット」と呼ばれる深い溝ができてしまいます。この歯周ポケットは歯周病菌にとって格好の住みかとなり、歯周病をさらに悪化させる原因に。

歯周病が進行すると歯を支える土台となる骨(歯槽骨)が溶けてしまい、最終的には歯が抜け落ちてしまう可能性もあります。

知覚過敏:冷たいもの、温かいものがしみる!

歯の根元には「象牙質」という組織があり、通常は歯茎に覆われて保護されています。
歯茎が後退すると象牙質が露出してしまい、冷たいものや温かいものがしみやすくなる「知覚過敏」を引き起こします。

知覚過敏は食事や歯磨き時の苦痛だけでなく、精神的なストレスにもつながることがあります。

審美性の低下:笑顔に自信が持てなくなることも

歯茎が下がって歯が長く見えたり歯と歯の間に隙間ができたりすると、口元の見た目が悪くなってしまいます。これは笑顔に自信を失わせ、積極的なコミュニケーションを妨げる原因にもなりかねません。

口臭:歯周病菌が原因の悪臭

歯周ポケットが深くなると歯ブラシが届きにくくなり、汚れが溜まりやすくなります。その結果、歯周病菌が繁殖して口臭が悪化することもあります。

全身疾患のリスク増加:心臓病や脳梗塞にも影響が!?

歯周病菌や歯周病によって生じる炎症性物質は、歯茎の血管から血液中に入り込んで全身へと運ばれます。

驚くべきことに、これらの物質は動脈硬化を促進し、心臓病や脳梗塞のリスクを高めると言われています。さらに誤嚥性肺炎や糖尿病、早産・低体重児出産など、様々な全身疾患にも影響を与える可能性が指摘されています。

歯茎の下がりは決して軽視できる問題ではありません。しかし毎日のケアや歯科医院での治療によって、予防や改善が可能です。

歯茎を健康に保つには?今日からできるセルフケア

歯茎の下がりを予防・改善するためには毎日のセルフケアが大切です。

正しい歯磨き

正しい歯磨き

歯ブラシは、毛先が柔らかくヘッドが小さめのものを選びましょう。力を入れず、歯と歯茎の境目を優しく丁寧に磨きましょう。

デンタルフロス・歯間ブラシの使用

デンタルフロス・歯間ブラシの使用

歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れも、デンタルフロスや歯間ブラシを使って丁寧に除去しましょう。

歯茎マッサージ

歯茎マッサージ

歯茎を優しくマッサージすることで血行を促進し、歯茎の健康を維持できます。指や専用の歯ブラシを使って優しくマッサージしましょう。

バランスの取れた食生活

ビタミンCやビタミンDなど、歯茎の健康に良い栄養素を積極的に摂りましょう。

禁煙

喫煙は歯茎の血行が悪くなり歯周病を悪化させるため、禁煙を強くおすすめします。

歯茎下がりの治療と予防はプロにお任せ!

セルフケアである程度の予防や改善は可能ですが、歯茎が大きく後退してしまった場合や歯周病が進行している場合は、歯科医院での専門的な治療が効果的です。

歯周病治療:歯茎下がりの根本原因を取り除く

歯周病が原因で歯茎が下がっている場合は、まず歯周病治療を行います。歯周病は、歯垢(プラーク)や歯石に潜む細菌によって引き起こされる炎症性疾患です。

歯周病治療では以下のような症状の進行度合いに応じて適切な治療を行います。
歯周病の治療は歯茎の下がりを改善するだけでなく、さらなる進行を防いで歯を失うリスクを低減するためにも重要です。

プラークコントロール

専門家による歯磨き指導やクリーニングを通じて、ご自身でのプラーク除去能力を高めます。

スケーリング・ルートプレーニング

歯石や歯根に付着したプラークを専用の器具を使って徹底的に除去します。

歯周外科手術

重度の歯周病の場合、歯茎を切開し、歯根の深い部分の歯石や感染組織を除去します。

再生療法

歯周病によって破壊された歯周組織の再生を促す治療法です。

歯肉移植:歯茎を再生し、自然な見た目に

歯茎が大きく後退してしまった場合は、歯肉移植という治療法があります。

これは、口蓋(上あごの裏側)などから健康な歯肉を採取し歯茎が後退した部分に移植する手術です。歯肉移植を行うことで歯茎を再生させ、自然な見た目と機能を取り戻すことができます。

再生療法:溶けてしまった骨を再生させる

歯周病が進行すると歯を支える骨(歯槽骨)が溶けてしまいます。再生療法は溶けてしまった歯槽骨を再生させる治療法です。

代表的な再生療法には以下のようなものがあります。

GTR法(Guided Tissue Regeneration)

歯周組織の再生を誘導する膜を挿入し、歯茎の細胞が骨の再生領域に入り込むのを防いで骨の再生を促進します。

エムドゲイン法

エムドゲインゲルという歯周組織の再生を促す薬剤を歯根に塗布し、歯周組織の再生を促します。

これらの治療法は、重度の歯周病の場合に有効ですが、保険適用外の自由診療となる場合もあります。費用や期間など、詳しくはお気軽にご相談ください。

あなたに最適な治療法を一緒に考えましょう

歯茎の下がりの治療は、その原因や進行度合いによって異なります。自己判断で治療法を選択するのではなく、まずは歯科医師に相談して適切な診断と治療を受けることが大切です。

まとめ「早めのケアで健康な歯茎と笑顔を取り戻しましょう」

この記事では歯茎が下がる原因やそのリスク、そして予防・改善策について解説してきました。

「自分の歯磨き方法は正しいのかな?」
「歯茎が下がる原因は何だろう?」
「歯茎が下がってしまったら、どうすればいいの?」

など、疑問や不安が少しでも解消されたでしょうか?

歯茎の下がりは放置すると歯周病の進行や知覚過敏、審美性の低下など、様々な問題を引き起こす可能性があります。しかし毎日の丁寧な歯磨きや歯科医院での専門的な治療によって予防・改善が可能です。

大阪府八尾市にある「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」では、歯周病治療はもちろん、矯正治療や予防歯科にも力を入れており、患者様一人ひとりの口腔内状況やご要望に合わせた治療プランをご提案いたします。

歯茎の下がりや歯周病、その他お口のトラブルについて、気になることや不安なことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。お口の健康から、全身の健康へとつながるサポートをさせていただきます。

当院では、日々の診療で患者様との対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を心がけています。審美歯科や歯列矯正にも対応しておりますので、歯に関する心配事がございましたら、いつでもお気軽にご来院ください。

矯正治療に関する無料相談も実施しておりますので、歯並びでお悩みの方も、ぜひ一度お問い合わせください。

健康な歯茎を取り戻し、自信あふれる笑顔と健康な毎日を手に入れましょう!

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?

2024年4月10日
歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?

はじめまして、こんにちは!私たちは八尾市にある歯医者、もりかわ歯科です。

歯科医療は、極めて専門的な分野であり、治療に対して患者さまがさまざまな疑問や不安を抱くことが多々あると思います。そこで私たちは、患者さまが歯や、それに関連する身体のことを理解して、しっかり納得していただくことが大切だと考えています。診療中に全ての疑問にお答えするのは難しいこともありますが、そこで、通常の診療でよく寄せられる質問に対して、当院のブログで順次回答していくことにしました!このブログを通じて、患者さまが歯医者に抱く疑問や不安を解消できるよう、少しでもお手伝いできれば幸いです。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?」の質問に全力回答!

今回は、歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?などの質問に対して全力でお答えしていきます!

歯医者が苦手な人の割合は?

2013年に医薬品・家庭用品の大手ライオンが、日本、アメリカ、スウェーデンで15〜69歳の無作為に選ばれた人々を対象にアンケートを実施しました。その結果、歯医者を「嫌いな人・苦手な人」と回答した割合は、アメリカとスウェーデンではそれぞれ3%前後でしたが、日本ではなんと14%にも達していました。

歯医者が苦手な人の割合は?

出典:LION調べ【日本・アメリカ・スウェーデン+3カ国のオーラルケア意識調査Vol.1】

歯医者に行くことに恐怖を感じてしまう

歯医者に行くことに恐怖を感じてしまう…

何かの前に不安を感じることの理由を掘り下げると、「わからないことがはっきりしていない」ことがよくあります。歯医者さんが「苦手」「怖い」と感じている方は多いですが、「なぜ苦手なのか」を今一度言語化してみましょう!

痛いのはぜったいに嫌!

痛いのが好きな人なんて、いませんよね?歯医者が嫌いな最も多い理由は、「治療が痛いから!」です。その他の不安も恐怖も、その多くが痛みに対する恐怖からくるものであることが多いようです。

音が我慢できない

歯医者が苦手な理由として、常に上位をキープしているのが、「キーーーン」という治療中の耳障りな音。歯の表面を覆うエナメル質は、体の中でもっとも固い部分なので、削る側のパワーが必要になります。そのために高速回転のドリルが必要になるのですが、ドリルで削る際に音が出ます。歯医者での処置は、お口の中の治療なので、治療箇所が耳の位置からとても近いです。不快に感じるポイントは2つあり、①間近で音を聞くこと、②自然の音ではないこと。間近で大きな音を聞くことが、不快な気持ちを助長してしまいます。

歯医者特有の臭いが苦手

臭いは、経験と一緒に記憶に残ることが多いと言われています。そのため、歯医者が苦手だと感じたときに、その場にあった臭いが、嫌な記憶と紐づいてしまう人も多いのではないでしょうか。昔の歯医者に充満していた、独特なあの臭いというのは、歯の根っこを治療する際の消毒剤「ホルムクレゾール」という薬品のものです。またそれ以外にも、機器や器具の洗浄・滅菌に使用する塩素系の薬品などにも臭いがついています。普段嗅ぎ慣れていないこともあり、治療に対する不安と臭いが結びついて、苦手だという気持ちを起こさせるのかもしれません。この臭いが原因で治療に対する不快感を増幅させています。

怖い場所だと親や周囲の人にインプットされている

「歯を磨かないと、痛くなって歯医者さんに連れていかれるんだから」誰しも一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか。今考えると、歯医者は怖いところという感覚を、日本人は昔から植え付けられているのかもしれません。怖い場所に連れていかれたとき、そこで少しでも不安なことが起きれば、恐怖の気持ちとネガティブなものとして紐づいてしまいます。このような思い込みが、治療に対する不安を増幅させる可能性があります。

特定の処置が苦手・過去に怖い思いをした経験がある

記録のために、くちびるを無理やり広げて撮る口腔内写真。被せ物や、ブリッジなどの処置のためにとる型取り。患者さまの症状や、検査の段階によって、様々な処置があります。また過去に怖い経験をしたことがトラウマになっている方もいます。子供の頃でも、大人になってからでも嫌な経験は、なかなか忘れられるものではありません。特に育ち盛りの子供の感覚・記憶力は研ぎ澄まされているため、心と体に深く嫌な経験として記憶に刷り込まれているのだと思います。痛かった、怖くて泣いた、親御さんに怒られながら連れていかれたなど、嫌な思い出と一緒に記憶に残っている場合は、行きたくない場所になってしまうかもしれません。過去のトラウマが、今の不安を増幅させています。

拘束されている感覚が怖い

歯科治療の際には、ユニットと呼ばれる特別な椅子に座ります。この状況では、患者さまは何もできず、耐える時間が始まると感じてしまいます。その時、「まな板の上の鯉」と形容されるように、自由を奪われた感覚が芽生えることも・・・。椅子が倒れると、起き上がれない角度になり、さらに口に触れているため、ほぼ動くことができません。このような状況において、自由が制限されているような感覚に陥り、恐怖感が生まれます。

「歯科治療恐怖症」とは?

歯科治療に対する恐怖症とは、過去の治療が精神的外傷となり、恐怖を引き起こしている状態です。一般的に、歯科治療は好ましいものではなく、多くの人が苦手と感じるというイメージがあります。しかし、むし歯や歯周病など、お口の健康を保つためには、怖さを我慢して治療を受ける必要があります。近年では、リラックスした状態で治療を受けられる歯科医院も増えていますが、一度トラウマになると、不安が増し、歯科診療への抵抗感が強くなります。その結果、歯科治療が必要であるにもかかわらず、受診することが難しい状況になってしまいます。こうした患者の治療では、徐々に歯科治療に慣れる脱感作法が用いられます。この方法には時間と努力が必要になってきますが、将来的には患者さまがリラックスして治療を受けることができるようになることを目指しています。また、治療が緊急する必要がある場合は、鎮静剤や笑気ガスを使用して治療を行う方法や、全身麻酔下での治療も選択することができます。

歯医者の治療途中で行くのをやめてしまった

普段の生活に追われたり、日々のお仕事が忙しかったりして歯医者の治療を途中で放置してしまったことにより、行きづらくなる方も多々おられると思います。中断する前の治療内容によってはリスクや緊急度が異なってきます。たとえば、「虫歯」の治療が途中の場合、症状が悪化して神経が死んでしまったり、最終的には歯が溶けて失われる可能性も考えられます。「歯周病」の治療が途中の場合、歯茎の腫れや歯のグラつきが悪化する場合があり、歯茎の炎症が悪化すると歯が抜け落ちる可能性もあります。どの場合でも、できるだけ早く再受診することが重要になってきます!

歯医者で緊張しない方法はありますか?

歯科治療に不安を感じる方も多いでしょう。しかし、その不安だけで治療を避けてしまうと、虫歯や歯周病が進行してしまい、より深刻な問題に発展する可能性があります。そこで、不安を和らげるために以下の5つの方法をご紹介します。

歯医者でスタッフとのコミュニケーションを大切にする

歯医者とのコミュニケーションを大切にする

治療前に歯科医師やスタッフに治療内容について質問することで、不安を解消することができます。どのような治療方法が選択肢としてあるのか、治療の手順はどのように進むのか、痛みはどの程度感じるのかなど、些細な疑問でも遠慮せずに聞いてみましょう。
もりかわ歯科では、診察時にカウンセリングを行いますので、ご要望やお悩みなどをしっかりとヒアリングさせていただきます。

当院ホームページの、治療の流れもご覧ください!

アイマスクやイヤホンを使用する

アイマスクやイヤホンを使用する

治療中にアイマスクやイヤホンを装着することで、外部の刺激から離れることができます。自分が落ち着く音楽やリラックスできる音声を聞きながら、治療を受けることができます。

※治療内容によっては使用していただけない場合もございますので、お気軽にスタッフにお尋ねください。

リラックスした状態で治療を受ける

リラックスした状態で治療を受ける

治療中はリラックスした状態を保つことが重要です。深呼吸やイメージトレーニングなど、リラックス効果のある方法を取り入れることで、心身ともにリラックスした状態で治療を受けることができます。

予防の大切さを理解する

予防の大切さを理解する

虫歯を防ぐためには、予防が最も重要です。定期的な歯科検診やメンテナンスを受けることで、虫歯の発生を未然に防ぐことができます。予防の重要性を理解し、定期的な歯科受診を心がけましょう。予防歯科に関しては、当院のブログで紹介しております「歯医者の定期検診は必要ですか?」そちらもご覧ください!

安心感のある歯医者を選ぶ

安心感のある歯医者を選ぶ

治療を受ける歯医者を選ぶ際には、信頼できる歯医者を選ぶことも重要です。口コミや評判を確認し、自分にとって安心できる歯医者を見つけましょう。歯医者との信頼関係があれば、不安を感じることも少なくなるでしょう。

 

これらの方法を実践することで、歯科治療に対する不安を和らげることができます。治療を受けることをためらわずに、早めに歯科治療を行いましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?の質問にお答えさせていただきました!歯医者に対する苦手意識は、個人差はあれど、意外とささいなことかもしれません。もりかわ歯科では、患者さまに寄り添った治療方法を考案し、実践させていただいておりますので、どんな些細なことでも、何でもご相談ください!お待ちしております!

 

また、審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

もりかわ歯科の矯正無料相談はこちら

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

口臭の原因と対策は?

2023年10月20日
口臭の原因と対策は?

こんにちは!大阪府八尾市に60年間にわたり、地域に根付いた歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の健康はもちろん、歯にまつわる体のお悩みに対して、歯科医やスタッフからすると当たり前の知識でも、実は患者さんにとっては疑問に感じられることが多いことに気づかされます。診療中に全ての質問に詳しくお答えできればいいのですが、現実的にはお一人お一人に詳細に説明する時間が限られていることが多いのが現状です。

そこで、普段の診療中によく聞かれる質問に対して、当院のブログで詳しく解説していく「歯に関するご質問に全力回答!」ブログをスタートしました。

患者さまがこのブログを通じて、歯医者に対して日常から抱えている疑問や不安を解消していただければ、それが私たちの大きな喜びです。

どんな些細な疑問や質問でも、お気軽にお寄せいただければと思います。私たちは患者さまの健康と幸福を支えるためにここにいます。どうぞよろしくお願いいたします。

口臭の原因と対策は?のご質問に全力回答!

今回は口臭の原因と対策について、歯医者としてのアドバイスや口臭予防・口臭対策にはどういった方法があるのかについて詳しく解説していきたいと思います。

口臭が臭い人の主な原因は何ですか?

強い口臭の主要な原因は、口内の問題です。虫歯や歯周病の場合、特有の嫌な臭いが発生します。さらに、虫歯や歯周病に至らない場合でも、プラーク(歯垢)が多く付着していると口臭の原因になります。また、入れ歯の適切なケアの不足、金属の詰め物や被せ物の腐食、口腔がんなども口臭の原因となります。

口臭の三大原因物質

口臭の三大原因物質

硫化水素(Hydrogen Sulfide)

硫化水素は口臭の主要な原因物質の一つであり、腐敗したタンパク質から生じます。口腔内に存在する細菌がタンパク質を分解し、その過程で硫化水素を生成します。硫化水素は腐った卵のような不快な匂いを持っています。

メチルメルカプタン(Methyl Mercaptan)

メチルメルカプタンも硫化水素と同様に腐敗したタンパク質から生成される物質で、口臭の原因となります。メチルメルカプタンはガーリック(ニンニク)のような匂いを持ち、口臭の特徴的な臭いの一つです。

ジメチルスルフィド(Dimethyl Sulfide)

ジメチルスルフィドも硫化水素とメチルメルカプタンと同様に、口臭の原因となる硫黄化合物です。ジメチルスルフィドは腐敗した食品や細菌による歯垢の分解に関与し、口臭の原因となります。

 

これらの物質は口腔内の細菌の活動によって生成され、口臭の主要な原因となります。定期的な歯科検診、適切な口腔衛生、バランスの取れた食事、そして十分な水分摂取は口臭を軽減するのに役立ちます。

また、口臭で持続的にお悩みの場合は速やかに歯科医師に相談してください。

口臭は病気のサインですか?

口臭は病気のサインですか?

口臭自体は病気ではないですが、口臭が持続的で強烈な場合、潜在的な健康問題を示唆することがあります。口臭は通常、口腔内の問題に関連していますが、以下のような疾患や状態と関連があることがあります。

歯周病(歯槽周囲疾患)

歯周病は歯肉の炎症や感染を伴う口内の疾患で、口臭の一般的な原因です。持続的な口臭がある場合、歯周病が関与している可能性が高いです。

歯周病以外の口腔疾患

口内の潰瘍、口内炎、歯の腐敗など、他の口腔内の問題も口臭を引き起こす原因となります。

食道疾患

胃食道逆流症(GERD)や胃潰瘍などの食道関連の疾患が口臭の原因になることがあります。

呼吸器疾患

呼吸器の感染症、肺疾患、副鼻腔炎などは、口臭を引き起こす可能性があります。

代謝性疾患

一部の代謝性疾患(糖尿病、腎臓疾患など)は口臭の原因になることがあります。

口腔外の疾患

口臭は口腔外の疾患や健康問題の兆候として現れることがあります。口臭が持続的で不明瞭な場合、医療専門家に相談することが重要です。

 

口臭は日常的な口腔ケアと適切な歯科検診を通じて管理できることが多いですが、持続的な口臭がある場合、潜在的な健康問題がある可能性があるため、医師や歯科医に相談することが重要です。

歯磨きしても口が臭いのはどうして?

歯磨きしても口が臭いのはどうして?歯磨きしても口臭が続くことがあるのは、口臭の原因が歯磨きだけでは解決できない場合があるからです。以下は歯磨きだけでは口臭が改善しない理由と、それを改善するための対策です。

歯周病や歯垢の不十分な除去

歯磨きが不十分で歯垢が残ると、歯周病や歯茎の炎症が引き起こされ、口臭の原因となります。歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯の間の歯垢を除去することが重要です。定期的な歯科検診も歯垢や歯周病の管理に役立ちます。

舌の清掃の不足

舌の表面には細菌や食べかすが蓄積し、口臭の原因となります。舌ブラシやスクレーパーを使って舌の清掃を行いましょう。

口腔外の原因

口臭は口腔内だけでなく、胃腸の問題や代謝性疾患など体内の要因によることもあります。医師や歯科医に相談し、潜在的な問題を排除するための診察を受けることが重要です。

食事や飲み物

強い香りの食べ物(にんにく、玉ねぎなど)や飲み物(コーヒーやアルコール)の摂取は、口臭の原因となります。これらを控えるか、食後に歯磨きを行うことが役立ちます。

唾液不足

唾液は口腔内の細菌の成長を抑制し、食べかすを洗い流す役割を果たします。唾液不足がある場合、口臭が悪化することがあります。十分な水分摂取と、必要に応じて口腔洗浄薬を使用することが役立ちます。

 

口臭がしやすい人の特徴は?

口臭がしやすい人の特徴は?

口臭がしやすい人には、以下のような特徴があります。ただし、これらの特徴が全て当てはまるわけではありませんし、個人差があります。口臭の原因は複合的で、一人ひとり異なります。

不適切な口腔衛生

歯磨きやフロッシングなどの口腔衛生習慣が不十分な場合、食べかすや歯垢が歯に残り、口臭の原因となります。

歯周病

歯周病は歯茎の炎症と感染を伴う疾患で、口臭の主要な原因となります。

食生活

強い香りを持つ食べ物(にんにく、玉ねぎ、香辛料など)の摂取が多いと、口臭が発生しやすくなります。

喫煙

タバコを吸うことは口臭の原因となり、また、歯周病のリスクを高めることがあります。

口腔乾燥

口腔内が乾燥していると、唾液の量が減少し、口臭が発生しやすくなります。

特定の医薬品

一部の医薬品は口臭を引き起こす可能性があります。これらの薬物を服用している場合、口臭が発生しやすいことがあります。

代謝性疾患

代謝性疾患(糖尿病、腎臓疾患など)は口臭の原因になることがあります。

ストレス

ストレスは唾液の分泌を減少させ、口臭を悪化させることがあります。

口腔外の健康状態

口臭は口腔内だけでなく、体内の疾患によっても引き起こされることがあります。

 

口臭と歯並びの関係

口臭と歯並びには密接な関係があります。

以下に、その関係と両者の影響について説明いたします。

歯の隙間と歯垢

歯の間や歯並びの乱れにより、歯ブラシやフロスが効率的に歯の隙間に到達しづらくなることがあります。これにより、歯垢(プラーク)が蓄積し、口臭の原因となります。歯垢は口腔内で細菌の繁殖を促進し、口臭の主要な要因です。

歯周病

歯並びの乱れがあると、歯周病のリスクが増加します。歯周病は歯肉の炎症や感染を引き起こす疾患で、これも口臭の原因となります。歯並びの悪さにより、歯周ポケットと呼ばれる歯茎と歯の間の隙間ができ、そこに歯垢がたまり、感染の温床となります。

歯石

歯並びの悪さや歯間の隙間により、歯石がたまりやすくなります。歯石は歯垢の硬化物で、歯の表面に付着し、口臭を引き起こす一因となります。

噛み合わせの問題

歯並びの悪さや歯の不正咬合は、正しく噛むことが難しくなることがあります。これにより、食べかすが歯の間に詰まりやすくなり、歯垢や食べかすが腐敗し、口臭を引き起こします。

口臭を改善し、歯並びを改善するための方法には以下のようなものがあります

正しい歯磨きとフロスの継続的な使用

歯垢を除去し、口臭を軽減するのに役立ちます。

歯医者の定期的な診察

歯周病や歯石の除去のために歯科医による専門的なケアが重要です。

歯の矯正治療

歯並びを改善するための矯正治療が必要な場合、歯科医に相談しましょう。

健康的な食生活

バランスの取れた食事と適切な水分摂取が口臭を軽減するのに役立ちます。

口臭や歯の健康に関する具体的なアドバイスや治療については、歯科医に相談することが最善です。歯科医は個々の状態に合わせた適切なケアプランを提供してくれます。

口臭の治し方は?

以下は口臭を軽減するために簡単に実践できる対策方法

口臭を軽減するための簡単な対策方法

歯の適切なブラッシング

歯のブラッシングは日常的な口臭予防に最も効果的な方法の一つです。朝、夜、食後に歯ブラシを使って歯垢や食べかすをしっかりと除去しましょう。舌の裏側もブラッシングすることが重要です。

フロッシング

歯間ブラシやフロスを使って歯の間の食べかすや歯垢を取り除きましょう。これはブラッシングだけでは届かない部分を清潔に保つのに役立ちます。

舌の清掃

舌の表面にも細菌や食べかすが蓄積し、口臭の原因となります。舌ブラシやスクレーパーを使って舌の表面を清掃しましょう。

口腔洗浄薬の使用

口臭を軽減するために、口腔洗浄薬を使うことができます。ただし、過度の使用は口のバランスを乱す可能性があるため、適切な使用方法を尋ねて歯科医に相談しましょう。

水分摂取

十分な水分を摂ることは口臭の軽減に役立ちます。水は口腔内の細菌の増殖を抑制し、口臭を和らげる助けとなります。

定期的な歯科検診

歯科医による定期的な歯科検診とクリーニングを受けることが重要です。歯周病や歯の問題が早期に発見され、治療されることで口臭を軽減できます。

バランスの取れた食事

食事内容に気を付けて、香辛料や強い香りの食べ物を控え、野菜やフルーツを摂ることで口臭を和らげることができます。

 

口臭が気になる方は、まずは上記の内容に気をつけていただき、対策・改善を目指してください。

口臭に関する意識調査

口臭に関する意識調査

歯科医療総合商社などによる意識調査によると、口腔内の懸念に関する回答の90.6%が「口臭について気になったことがある」というものでした。ただし、男性と女性の間に差異が見られ、男性の場合、「口臭がある」が27.9%で最も多く、「歯の黄ばみ」が27.8%でそれに続きました。一方、女性では、「歯の黄ばみ」が44.9%で最も一般的であり、「口臭がある」は26.6%で5番目に位置していました。

自分の口臭はチェックできますか?

自分の口臭はチェックできますか?

自分の口臭をチェックする方法はいくつかあります。

手首や手の甲をかいてにおいをかぐ

手首や手の甲を舌でなめ、その後ににおいをかいてみることで、自分の口臭をチェックできます。ただし、これは口臭を正確に評価する方法としてはあまり信頼性がありません。

スプーンを使った舌の検査

スプーンの背で舌の表面をこするか、スクレーパーを使用して舌の表面をこすり、その後に匂いをかぐことができます。舌の白い舌苔(舌の汚れ)や異常な匂いがあるかどうかをチェックします。

別の人に聞いてみる

友人や家族に率直な意見を求めることもできます。他人が自分の口臭を感じる可能性があります。

臭いを感じるテスト

手で息を鼻に持っていき、息がどのように臭うかを評価できます。この方法は、口臭の一般的な特徴を知るのに役立つことがあります。

 

ただし、これらの方法はあくまで自己診断であり、正確な評価が難しいことがあります。口臭が持続的な問題となる場合、歯科医や医師に相談することをおすすめします。専門家は正確な診断を行い、適切な対策や治療を提供することができます。また、定期的な歯科検診を受けることも、口臭の早期発見と対策に効果があります。

どうしたら口が臭いのは治りますか?

口臭の治療において、まず最初に原因を特定することが重要です。もし口臭の原因が歯周病である場合、歯科医で適切な治療を受けながら、歯垢をしっかりと除去するために適切な歯磨きを行います。歯間ブラシやデンタルフロスの使用も効果的です。

一方、唾液の減少が口臭の原因となっている場合、しっかりと食事を噛んで唾液をよく出すことを心がけることが大切です。

まとめ

口臭の原因は様々ですが、最も多い原因がお口(口腔内)のトラブルです。

虫歯や歯周病にならないよう日頃からのケアがとても大切です。

医療法人甦歯 もりかわ歯科志紀診療所では定期的なメンテナンスに通っていただくことをおすすめしております。

予防歯科について詳しくは、もりかわ歯科志紀診療所の予防歯科ページをご覧ください。

 

また、歯並びが悪いことも口臭の原因になってしまいます。

歯並びや噛み合せを正すことで、口臭だけでなく全身の健康を手に入れることができます。

詳しくは当院ホームページの矯正歯科ページをご覧いただくか、直接診療所へ矯正無料相談にお越しくださいませ。