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こどもが笑顔で通える!小児歯科の選び方ガイド!

2023年8月11日
歯科衛生士と女の子

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

歯科医院は「歯を削る」などの行為によるイメージにより、怖いと感じるこどももいます。そのため、いざこどもを歯科医院に連れて行くとなると、どの歯科医院を選べばいいのか迷うこともあるでしょう。

また、虫歯治療以外にも、小児歯科の診療内容はたくさんあります。長く健康な歯を維持するためには、こどもの頃から定期的に歯科医院に通うことが大切です。

この記事では、小児歯科の診療内容や小児歯科の対象年齢、小児歯科の選び方について解説します。

小児歯科は何歳から何歳まで?

顎に手を当てて悩んでいる女性

小児歯科は、こどもの口腔健康を専門的に管理するための歯科の一部で、乳歯のケアから永久歯への移行、そしてそのあとの管理を行います。こどもが小児歯科に通い始める目安は、一般的には0〜1歳半です。まずは、虫歯の確認やフッ素の塗布などが中心に行われるでしょう。

この時期に初めて歯科医院に訪れることで、こども自身が歯科医院を恐れることなく受診できるようになります。また、小さいうちから口腔ケアの重要性を理解し、正しい歯磨きの方法を覚えられるでしょう。

一般的には、中学生や高校生になると大人の歯に生え変わっているため、一般歯科での治療が可能になります。小児歯科を受診できる確定的な終了年齢は存在せず、小児歯科での方針や患者さん自身の状態などを見て歯科医師が判断するのが一般的でしょう。

小児歯科の診療内容

歯科医師から歯磨き指導を受ける親子

大人が受診する一般歯科の診療は虫歯や歯周病などの治療が多いのに対し、小児歯科の診療は、主に歯の発育・発達に特化しています。小児歯科では具体的にどのような診療を行っているのか、それぞれ解説します。

虫歯の予防・治療

こどもも大人同様に、砂糖を使用したおやつやジュースなどを飲食するため、きちんと歯磨きをしないと虫歯になります。そのため、丁寧な歯磨きや歯科医院での定期検診による虫歯予防が必要です。

歯磨き指導

こどもが小さいうちは、親御さんが歯磨きをしたり仕上げ磨きをしてあげたりすることが多いでしょう。そのため、こどもが小さいうちは親御さんが歯磨き指導を受けることが多いです。

こどもがある程度大きくなってきたら、こどもに直接歯磨きの指導があります。

しかし、まだうまく歯を磨けない子が多いため、親御さんが引き続き仕上げ磨きをしてあげる必要性があります。しばらくの間は、こどもと一緒に歯磨き指導を受けることになるでしょう。

フッ素塗布

歯科医院で初めてこどもが受ける処置は、乳児健診でのフッ素塗布の場合が多いでしょう。健診後も歯科医院で継続的にフッ素塗布の処置を受けることが推奨されています。

フッ素塗布をすることで、歯の表面を強化して虫歯を予防する効果があるといわれています。小さい頃の歯磨きは大変なため、フッ素塗布を定期的に行うことで、虫歯の元になる細菌に負けない口内環境を保てるのです。

歯並び・噛み合わせの矯正

小児歯科は「歯並び・噛み合わせの矯正」も診療範囲に含まれます。

乳歯から永久歯への生え変わり時期は、こどもの顎の骨格が成長段階であることによって起こる歯並びや噛み合わせの問題が現れる時期です。中には永久歯が生えそろう前に行うことで効果的な治療もあるため、歯科医師に早期に相談できるのは大きいといえるでしょう。

安心して治療を受けられる小児歯科の選び方

喜怒哀楽の表情が描かれた木のブロック

こどもの健康な歯を守るための治療を受けられる小児歯科ですが、どのように小児歯科を選べばいいのでしょうか。順番に解説します。

小児歯科診療経験が豊富

小児歯科を選ぶ際は「小児歯科診療経験が豊富」であることを確認しましょう。

大人と違って、こどもは歯も骨格も発達段階です。また、こどもは大人に比べてじっとしていられない、または感情に左右されやすいなど、診療だけでなくコミュニケーションが重要になる面もたくさんあります。

こどもの年齢や成長に合わせた予防や治療計画が必要なことから、経験豊富な歯科医院を選ぶことが大切です。

カウンセリングが丁寧

小児歯科では、カウンセリングが丁寧であるかも大きなポイントです。

診察を受けるうえで、いかに歯科医師やスタッフがこどもを理解し、前向きに診察をすすめられるかが重要になってきます。そのため、初回はこどもの歯の状態を見てもらう以外にも、どのような性格のこどもなのか、何が好きで嫌いなのかなど、こどもの特性を一緒に見ることが大切です。

それによって、歯科医師やスタッフと、こどもや親御さんとの間のコミュニケーションが円滑になり、結果的に診察がスムーズにいくでしょう。

怖くない雰囲気や工夫がされている

こどもにとって歯科医院は未知の世界で恐怖の対象になることが多いため、口腔ケアが疎かになるケースも少なくありません。こどもがリラックスして治療を受けられるような「怖くない雰囲気」の小児歯科を選びましょう。

キッズスペースが設置されていることや暖色系の壁であること、こどもが好きなイラストやキャラクターの装飾があることなど、こどもに安心感を与える工夫がされている歯科医院がおすすめです。

また、テレビでこども向けアニメを流して診察までの時間を楽しく待てる工夫をしている小児歯科や、診療後にミニグッズがもらえたりガチャガチャができたりするなど「歯科医院に行けばいいことがある」と感じられるような工夫をしている小児歯科も多くあります。

こどもに対する歯科医師やスタッフの対応がやさしい

こどもの歯科治療は、親御さんにとってもこどもにとってもストレスになりがちです。ストレスを軽減するには、こどもが喜んで足を運べるような小児歯科を選ぶことが大切でしょう。

大前提に「怖くない」ことが挙げられます。不安なこどもに対して歯科医師やスタッフが優しく接してくれることにより、こどもの緊張もほぐれ、スムーズに診察が進むでしょう。

こどもは新しい場所や未知の経験に対して恐怖心を感じやすいため、優しく接してもらえる歯科医院が望ましいといえます。歯科医師やスタッフがこどもを怖がらせないように工夫しているか、診療の説明をこどもが理解できるように行っているかを確認しましょう。

予防歯科に力を入れている

虫歯の治療も大切ですが、なるべく虫歯にならないようにする「予防歯科」に力を入れている小児歯科はおすすめです。

歯科医院に恐怖心を抱く原因は、虫歯の治療が多いといえるでしょう。虫歯にならなければ、怖い思いをして虫歯治療をする必要はありません。どのように虫歯予防をすればいいかを丁寧に教えてくれる、また虫歯予防のための処置を施してくれる歯科医院を選びましょう。

健康な歯を維持することは、大人になってもずっと継続する必要があります。そのためには、小さいうちから「歯磨きをすることの大切さ」や「歯の適切な磨き方」などを指導してくれる歯科医院に出会うことが大切です。

まとめ

頬に手を当てている兄弟

小児歯科を初めて受診するときは、どのようなところを見て選べばよいか迷うことも多いのではないでしょうか。小児歯科診療の経験が豊富で雰囲気の明るい小児歯科を選ぶことで、こどもも怖がらずに足を運べるでしょう。

また、歯科医師やスタッフが優しいという点も大切です。積極的にこどもに声掛けをしてくれたり「頑張ったね」と褒めてくれることで、こどもにも自信がつき、歯科医院への抵抗感も減っていくでしょう。

最近では、こどもがまた歯科医院に行きたくなるような可愛いシールや消しゴムなどのグッズを用意しているところもあります。ご褒美があると、頑張れるこどもがたくさんいるのではないでしょうか。はじめはご褒美目当てでも、通院していくうちに「歯科医院は怖い場所ではなく健康な歯を維持するために行くところ」となるように親御さんがこどもに合わせてアシストしてあげましょう。

お子さんの初めての歯科医院受診を検討されている方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

小児の矯正は痛みがある?予防法と対処法を解説!

2023年4月20日
ワイヤー矯正をしている三つ編みの笑顔の女の子

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

矯正は、歯や顎に力を加えて動かすため、多少の違和感や痛みは生じます。小児矯正の場合「こどもの矯正を考えているけれど、痛みに耐えられるかな」と、不安を感じる親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、こどもが痛いと感じやすい矯正装置、痛みが出やすい時期について解説します。痛みが発生したときの対処法や予防法についても具体的に紹介しますので、お子様の矯正を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

小児の矯正は痛みがある?

歯の模型とインビザラインのマウスピースを持って驚いている顔の男の子

大人でも矯正すると痛みがあるため、こどもの場合、さらに痛みが強いのではないかと心配する親御さんもいらっしゃるでしょう。

ここでは、成人矯正と小児矯正の痛みの違いについてみていきます。

大人の矯正に比べて痛みは感じにくい

こどもは大人に比べて顎の骨が柔らかいため、矯正の痛みを感じにくいといわれています。矯正装置を装着すると、最初の数日間は圧迫感がありますが、すぐに慣れるでしょう。

また、こどもの歯列矯正は、顎の成長段階に合わせて矯正を行えるため、最小限の力で歯を動かせます。そのため、矯正力も小さく、痛みも少ないメリットがあります。小児の時期から矯正をすることで、矯正の期間を短くできるのも大きなメリットです。

ほとんどのこどもはすぐに慣れる

矯正装置を初めて装着したときや矯正力を加えたときに、痛みを感じやすくなります。通常、数日間は締め付けられるような痛みや、噛んだときに痛みを感じることがあります。小児矯正では、矯正の痛みが原因で矯正を中断する方はほとんどいません。

ただし、矯正の痛みには個人差があり、お子様によっては痛みが1週間程度続くこともあります。

また、矯正開始時期は、装置によるストレスもあります。ストレスを減らすためにも、初めて矯正装置をつけるときは、硬い食べ物は避け、細かく刻んで食べさせるなど注意しましょう。

痛みは矯正装置によって異なる?

肘をまげて頬に人差し指をあてながら考えている女性

矯正装置によって歯にかかる力の強さが違うため、痛みの度合いも異なります。矯正で痛みが生じるケースでも、常に痛みがあるわけではありません。

ここでは、矯正装置の種類別の痛みについて解説します。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを取り付け、ワイヤーで歯に力を加える矯正装置です。ワイヤーの交換や調整をすると、数日間は痛みを感じることがあります。

また、ブラケットやワイヤーの端が粘膜に当たって傷ができて、痛みを感じることもあります。矯正装置が当たって痛みがある場合は、装置を保護したり、歯科医院で調整したりすることで痛みの改善が可能です。

マウスピース矯正

新しいマウスピースに交換すると、数日間は力が加わって締め付けられるような圧迫感があります。マウスピース矯正では、ワイヤー矯正のように装置が粘膜に当たって痛みを感じることは少ないです。また、マウスピースは外して食事ができるため、食事の制限もほとんどありません。

矯正装置の中でも痛みが少ない方法ですが、マウスピース矯正では対応できない症例もあります。

固定式の顎の拡大装置

上の歯の奥歯にバンドを取り付けて、太い針金で上顎を横に広げる矯正装置です。奥歯を支点に力を加えるため、装置を調節すると、数日間は奥歯に痛みを感じることがありますが、徐々に痛みは治まります。

痛みを緩和するために、調整のあと数日間は、以下の点に注意しましょう。

・硬いものを噛まない
・弾力のあるお肉を噛まない
・小さく切ってゆっくり食べる

取り外し可能な拡大床矯正装置

取り外しができる拡大床矯正装置は、永久歯が生える時期や顎が成長する時期に利用され、顎を広げる効果があります。この矯正装置は、保護者が自宅で装置を広げるように調整できるため、他の矯正装置に比べて痛みが少ないとされています。

顎間ゴム(エラスティックゴム)

矯正装置の補助として、上の歯と下の歯に渡るようにしてかけるゴムを、顎間ゴムといいます。

顎間ゴムをかけると歯に力が加わるため、痛みが出やすいです。ゴムによる痛みが強い場合は、ゴムの太さや大きさを調整します。

自己判断でゴムの使用を中断すると、歯がきれいに並ばない可能性もあるため、症状がある場合は必ず歯科医院に相談しましょう。

小児の矯正で痛みが出やすいケース

ワイヤー矯正をしている女性が歯を見せている

矯正で発生する痛みには、矯正力による痛みや装置が当たって生じる痛みがあります。痛みが出るタイミングを知ることで、痛みを予防し軽減できるでしょう。

矯正中に痛みが出やすい場面について、以下で詳しく解説します。

初めて矯正装置をつけたとき

矯正装置を初めてつけたときは、痛みが出やすいです。急激に強い力を加えると痛みが強いため、少しずつ歯に力を加えていきます。

また、矯正力の痛みではなく、矯正装置の違和感や異物感もあります。個人差はありますが、矯正装置の違和感は1週間程度で慣れるでしょう。

矯正装置を調整したあと

矯正装置を調整すると、歯に力が加わるため痛みが生じやすくなります。調整後の数日間は、硬いものを噛むと痛みが増すため、食事の際は注意しましょう。歯科医院で調整する当日は、治療前に食事を済ませておくことをおすすめします。

矯正装置が粘膜に当たっている場合

矯正治療中は、矯正力以外にも痛みが生じる場合があります。

ワイヤー矯正の場合、ブラケットやワイヤーが頬や舌に当たり、傷ができることがあります。専用のワックスで矯正装置の角をカバーすることで、傷を予防できるでしょう。ワイヤーが飛び出している場合は、ワイヤーをカットするなど歯科医院での調整が可能です。傷の部分に装置が当たり続けると口内炎ができてしまい、1〜2週間治癒せず痛みが続くため、注意しましょう。

また、装置のすき間は汚れが溜まりやすいです。不衛生になると、傷が炎症を起こして治癒しにくくなります。装置が付いた状態で歯磨きするのは大変ですが、こまめにうがいをしてお口の中を清潔に保ちましょう。

小児の矯正による痛みの予防法・対処法

歯科医院の治療台で歯科医師とハイタッチしている女の子

口内は敏感であるため、痛みや違和感があるとストレスが溜まり、食事が苦痛になります。お子様の痛みを予防するためには、工夫が必要です。

痛みが出たときの予防法や対処法について、以下で詳しく解説します。

硬い食べ物や弾力のある食べ物を避ける

硬い食べ物や弾力のある食べ物を食べると、歯に力が加わるため痛みが増します。特に、矯正装置を調整したあとの数日間は、以下の食べ物は避けるとよいでしょう。

・弾力のある肉
・ごぼうやれんこんなどの根菜類
・せんべい
・硬いアイスキャンディー
・グミやガムなど噛む回数が増えるお菓子

チキンやりんごなど、嚙みちぎったりかぶりついたりする食べ物も、歯に力が加わりやすいため注意が必要です。

硬い食べ物以外にも、ほうれん草、えのきといった繊維質の食べ物は、装置に絡まります。引っ張って取ると、ワイヤーが曲がったりブラケットが外れたりすることがあります。食べ物が挟まった場合は、指で引っ張らずに、歯ブラシで一方方向に軽くなでるようにして取りましょう。

ワックスをつけて装置を保護する

装置が粘膜に当たって痛みが出る場合は、ブラケットやワイヤーを専用のワックスで保護をすることで、痛みを予防できます。専用のワックスは、歯科医院で治療の際にもらうことが可能です。

ワックスをつける前に、装置周辺の唾液をしっかり拭き取り乾燥させることで、ワックスが外れにくくなります。

歯科医院で装置の不具合を調整する

痛みが長引く場合は、矯正力による痛みではなく、装置が当たって痛みが生じているのかもしれません。大人でも痛みが続くと、どこが痛いのか分からなくなります。こどもの場合は、具体的な痛みを表現することは難しいでしょう。

また、装置が外れ、誤った方向に力が加わることによって痛みが生じるケースもあります。痛みがあると、お子様が装置を触ってしまい、気付かないうちに装置がずれることもあります。お子様が痛みを訴える場合は、はやめに歯科医院を受診しましょう。

痛みが強いときは鎮痛剤を飲む

矯正治療中の痛みが強い場合は、痛み止めを飲んで痛みを抑えることも可能です。市販の鎮痛剤でもよいですし、歯科医院でも鎮痛剤を処方してもらえます。

痛み止めを服用する場合、容量や服用のタイミングは必ず守りましょう。

まとめ

両手で歯を指さしている髪の長い女の子

矯正では歯や顎の骨を動かすため、多少の痛みはあります。こどもは適応力が高いため、多くの場合はすぐに慣れますが、使用する矯正装置によっても痛みの症状が異なります。特に矯正のつけ始めの時期は注意が必要です。

痛みが続く場合は、装置が外れて誤った力が加わっている可能性があります。装置が外れたまま放置すると、矯正期間が延びるなどトラブルが起こるケースもあります。お子様が痛みを訴える場合は、はやめに歯科医院を受診するか、電話で相談しましょう。

小児矯正の痛みに不安のある方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。