こんにちは。
大阪府八尾市志紀にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
今回は、「歯医者って何歳から?」です。
よく「何歳から歯医者にいくべきでしょうか?」という質問がきます。
答えは「1歳半ごろからです」
ただ、なぜ1歳半ごろから通う必要があるのか理由を知っておくべきだと思います。
歯医者にこどもの時から通うことで色々なメリットがあります。
ここ最近では虫歯の数も減ってきています。
昔、歯医者は『痛くなったら』、『虫歯になったら』という問題が起きてから行くというのが当たり前でした。
今は、『虫歯になる前に』、『歯が痛くなる前に』という予防がメインになってきました。
問題から予防に変えることでお口の中の健康を守れる様になってきました。
要は『予防』が鍵になります。そのためにはこどもの時から歯医者に行く習慣『あたりまえ』が大切になってきます。
このブログではこどもの時の予防がいかに大切なのかをお伝えさせて頂きます。
こどもが歯医者にいつからいっていいのか悩まれているママは必見です。
なぜ、1歳半ごろから歯医者に行く必要があるのか?
先ほど「何歳から歯医者にいくべきでしょうか?」という質問に対して『1歳半』とお答えさせて頂きました。
では、どうして早く歯医者に行く必要があるのでしょうか?
理由としては3つ挙げられます
1、虫歯予防
2、正しい顎の成長
3、お口の正しい機能獲得
です。
それぞれ詳しく説明させて頂きます。
1、虫歯予防
虫歯予防として思い描くのは歯の磨き方だと思います。勿論、歯の磨き方を正しくする事は大切です。
ただ、それだけではなく間食が多いなど『生活習慣』の見直しや歯の強化目的とした『フッ素』などが大切になってきます。
1歳半から『歯の磨き方』、『生活習慣』、『歯の強化』を続けていけば虫歯のリスクはグッと下がります。
虫歯になり歯が痛くなってから歯医者にいったら『治療された』というイメージになり怖いイメージが付きます。
一方、予防で通う場合『治療してもらった』といういいイメージになり歯医者に通うことにいいイメージが付き、楽しく歯医者に通えるようになってくると思います。
2、正しい顎の成長
こどもの成長は今その瞬間しかありません。逃してしまうと取り戻すことができません。
上顎は10歳で80%成長が終わってしまいます。
まだ10歳ではなく、“もう10歳”という認識に変えて下さい。
その瞬間を逃さないためには現状の歯並びが正しく成長できているのかを知ることが大切になります。
例えば、3歳で乳歯が萌え揃います。
その時に、乳歯と乳歯の間に隙間が出来ていることが必要です。
『発育空隙』『霊長空隙』といって成長のためのスペースです。
もし、ここにスペースがなくキチキチに萌えていたら将来は歯並びが悪くなってしまいます。
仮に1歳半から歯医者に通っていたとしたら、顎の成長が正しいのかなどを歯科医師がしっかりチェックして正しい成長を促すことができます。
3、お口の正しい機能獲得
今のこどもを見ていると口がよく開いています。これは本当に危険です。
色々原因はあります。
鼻が詰まり、口呼吸になり、舌の位置が悪くなり、姿勢が悪くなるといったように一つの要因から様々な問題が起こってしまいます。
小さい頃からお口の正しい機能獲得をしっかりしておくと将来良い結果に繋がります。
小さな事をコツコツやっていくことで素晴らしい成長を促せます。
実際、歯医者でなにするの?
歯医者でなにをするのかをお話します。
時間は30分程です。勿論、保険適応なのでご安心ください。
メニューとしては
1、虫歯チェック 2,フッ素による歯の強化 3、磨き方の指導 4,お口の体操となります。
勿論、人によってメニューは変わりますが30分の中でこれだけのことをしていきます。
勿論、兄弟、姉妹も一緒に診ることができるのでご安心ください。
歯の検診をしていく中で歯並びに問題や顎の成長に問題ある場合には、当院は矯正の先生もいますので無料相談を受けてもらうことも可能です。
いかがだったでしょうか?
今回は、「歯医者って何歳から?」でした。
歯医者には歯が痛くて困っている方がまだいっぱいおられます。
ただ、こどもの時に歯医者さんに行く習慣があれば事前に防ぐことができます。
『痛い』、『怖い』というイメージがついてしまう前に歯医者さんにいきましょう。
しっかり通うことで習慣『あたりまえ』という認識に変わってきます。
是非、こどもから歯医者に通い予防をしましょう。
もりかわ歯科志紀診療所はお口の中だけではなく全身のアドバイスも行っております。
当院は「ママとこどもの歯医者さん」認定医です。