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入れ歯や差し歯ってどう違うの?

2024年7月24日
入れ歯と差し歯ってどう違うの?

みなさま、こんにちは!

大阪府八尾市で60年以上の歴史を持つ歯科医院、「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院は、地域に根ざし、患者様一人ひとりの不安や疑問に寄り添い、丁寧な説明と質の高い治療を提供することで、皆様の口腔内の健康をサポートしています。これまで、患者様とのコミュニケーション不足を感じていたことから、このブログを開設いたしました。歯科に関する様々な情報を発信し、患者様との相互理解を深めることを目指しています。ブログでは、歯に関する基本的な知識から、治療に関する疑問点まで、幅広いテーマを取り上げています。専門的な内容も、わかりやすい言葉で丁寧に解説しているので、どなたでも安心して読んでいただけます。また、皆様からのご質問やご意見も大歓迎です。いただいたご意見は、今後のブログ記事の改善や、より良い歯科治療の提供に役立ててまいります。八尾市で歯医者をお探しの方は、ぜひ「もりかわ歯科」にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆様の歯の健康を全力でサポートいたします。

 

「入れ歯と差し歯ってどう違うの?」の質問に全力回答!

今回は、「入れ歯と差し歯ってどう違うの?」などの質問に対して全力でお答えしていきます!

そもそも入れ歯と差し歯とは?

歯が大きく欠けてしまったり、重度の虫歯で歯を失ったりした場合、入れ歯や差し歯による治療が必要になることがあります。放置すると、欠けた部分から細菌が侵入し、悪影響を及ぼす可能性があるためです。では、差し歯と入れ歯にはどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、差し歯と入れ歯の違いを解説し、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

差し歯と入れ歯はどう違うの?

入れ歯は失った歯を補うための装置

入れ歯は失った歯を補うための装置

入れ歯は、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った際に用いられる治療法です。失われた部分を人工歯で補い、残っている歯を支えにして装着することで、歯があった状態に近づけることができます。入れ歯には、「部分入れ歯」と「総入れ歯」の2種類があります。部分入れ歯は、1本または数本の歯を失った場合に適応され、総入れ歯はすべての歯を失った場合に適応されます。

差し歯は失った歯質を補うための人工歯

差し歯は失った歯質を補うための人工歯

差し歯は、一般的に「被せ物」と呼ばれるものとほぼ同じと考えて良いでしょう。専門的には「クラウン」と呼ばれる補綴物で、重度の虫歯治療などで歯の大部分を失った場合に作られます。差し歯治療を行うためには、少なくとも歯の根っこである歯根が残っている必要があります。歯根を土台として、失われた歯冠部分を補うのが差し歯治療の目的だからです。

それぞれのメリットとデメリットは?

入れ歯のメリット

入れ歯のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

取り外しが簡単で、日々の清掃がしやすい

清潔な状態を保ちやすく、口腔内の衛生管理に役立ちます。

1本から作製可能

失った歯の本数に合わせて、柔軟に対応できます。

保険適用で費用を抑えられる

保険診療の範囲内であれば、経済的な負担を軽減できます。

外科手術が不要

体への負担が少ないため、幅広い年齢層や健康状態の方に適応できます。

入れ歯は、失った歯の機能を回復させる一般的な治療法です。保険適用であれば費用を抑えられますが、自費診療の入れ歯は高額になるものの、より優れた機能性や審美性を備えています。また、外科手術を必要としないため、高齢者や持病のある方など、ほとんどの方に適応可能です。

入れ歯のメリット

入れ歯のデメリット

 

総入れ歯と部分入れ歯のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

保険適用の部分入れ歯は、金属のバネが目立つ場合がある

入れ歯を固定するための金属バネが、口を開けた際に見えることがあります。

保険適用の総入れ歯は、床部分が厚く熱を感じにくい

食べ物の温度が伝わりにくいため、食事の楽しみが減ってしまうことがあります。

適切なケアをしないと、口臭の原因になる

 毎日丁寧に清掃しないと、入れ歯に汚れや細菌がたまり、口臭を引き起こす可能性があります。

自費診療で作ると費用が高額になる

より高機能な素材や審美性の高い入れ歯を選ぶ場合、費用が高くなることがあります。

 

保険適用の部分入れ歯では、金属のバネを使って固定するため、位置によっては目立つことがあります。また、バネをかける歯は汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まるため、注意が必要です。保険適用の総入れ歯の場合、床部分が厚いため熱が伝わりにくく、食事の味がわかりにくいと感じる方もいます。入れ歯は毎日清掃することが大切です。手入れを怠ると、口臭の原因となることがあります。

入れ歯のデメリット

差し歯のメリット

差し歯のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

自分の歯を修復できる

 歯の根が残っていれば、それを活かして自然な歯の機能を回復できます。

保険診療の差し歯は比較的安価

保険が適用されるため、費用を抑えて治療を受けられます。

素材によっては、天然歯と変わらない美しさと強度がある: 自費診療では、より自然な見た目で耐久性の高い素材を選ぶことができます。

違和感がほとんどない

自分の歯根に土台をたて歯を修復するため、かみ合わせを改善しやすく、違和感もほとんど感じずに欠損を補うことができます。

外科手術が不要

体への負担が少ないため、幅広い層に適応可能です。

 

差し歯は、自分の歯を修復し、噛み合わせを改善する効果があります。保険診療の場合、費用は比較的抑えられますが、自費診療では天然歯に近い審美性や高い強度など、多くのメリットを得られます。

差し歯のメリット

差し歯のデメリット

差し歯のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

素材によっては目立ちやすい

保険診療で使用する銀歯やレジンなどは、天然歯と比べて目立つことがあります。

歯の根っこが割れてしまうことがある

差し歯を支える歯根に負担がかかり、割れてしまうリスクがあります。

差し歯が欠けることがある

素材や噛み合わせの状態によっては、差し歯が欠けてしまう可能性があります。

より審美性や耐久性の高い素材を選ぶ場合、費用が高くなることがあります。

保険診療で差し歯を作る場合、銀歯や硬質レジン、CAD/CAM冠などの素材が使用されますが、自費診療のジルコニアなどに比べると、見た目が目立ちやすいことがあります。自費診療の差し歯は審美性と機能性に優れていますが、費用面での負担が大きくなります。

差し歯のデメリット

差し歯は永久的に使えるものではありません。素材によっては欠けることもあり、歯根が割れてしまう可能性もあります。また、残っている歯根が虫歯や歯周病などで痛みを伴う場合は、差し歯を外して再度根管治療が必要になることもあります。

入れ歯と差し歯などを選択するときの注意点

入れ歯や差し歯を選ぶ際は、治療後に後悔しないために、必ず歯科医師と十分に相談してから治療を進めることが大切です。口腔内の骨の状態や歯、歯ぐきの健康状態などから、入れ歯や差し歯が適しているかどうかを歯科医師が診断し、最適な治療法を提案してくれます。提案された補綴物のメリット・デメリット、費用、作製期間、清掃方法、メンテナンスについて詳しく確認しておきましょう。入れ歯と差し歯はどちらも保険診療が適用されますが、高額な自費診療の方が審美性や機能面で優れている場合があります。費用を重視するか、審美性や機能性を重視するか、自分の希望を歯科医師に伝えることも大切です。

歯を抜いた後、入れ歯はどのくらいで入りますか?

歯を抜いた後、入れ歯はどのくらいで入りますか?

歯を抜いた後、失われた歯の機能を補うために、入れ歯を作る必要があります。しかし、抜歯によってできた傷(抜歯窩)が治るには、2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。さらに、入れ歯の作製にも最短で2週間から1ヶ月ほどかかるため、その間は歯がない状態になってしまいます。

歯がなくても差し歯はできますか?

差し歯は、歯の根っこで土台を作って義歯を差し込むので、歯の根っこがなければ差し歯はつけられません。 歯の根っこがない場合には、根っこの代わりになるインプラントを入れると、インプラントの上に差し歯ができます。 その他にも、入れ歯やブリッジなどの治療方法もあるので、自分の要望に合った治療方法を選ぶようにしましょう。

入れ歯と差し歯以外で歯を補う方法はあるの?

差し歯は、歯の根っこを土台にして人工の歯を被せるため、歯の根っこが残っていないと装着できません。もし歯の根っこがない場合は、インプラントという人工の歯根を埋め込むことで、その上に差し歯を装着することができます。根っこが残っている場合でも、状況に応じて入れ歯を選択するケースもあります。

差し歯と入れ歯以外の選択肢

差し歯や入れ歯以外にも、欠損した歯を補う治療法として、「インプラント」と「ブリッジ」の2つが挙げられます。それぞれの特徴について簡単に説明させていただきます!

インプラントの特徴

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に金属製の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。基本的には自由診療ですが、外傷や腫瘍などで顎の骨を失った場合や骨移植を行った場合、先天的に歯や顎の骨がない方など、一定の条件を満たせば健康保険が適用されるケースもあります。天然歯に近い感覚で噛むことができ、人工歯の素材によっては見た目も天然歯に近い審美性を保つことができます。

ブリッジの特徴

ブリッジは、橋をかけるように歯をつなぎ合わせて、欠損した部分を補う治療法です。欠損した歯の両隣の健康な歯を削り、土台となる歯冠を装着し、その上に人工歯を固定します。ただし、土台となる歯の歯根がひび割れたり、ぐらついたりしているなど、しっかりしていない場合は、ブリッジを装着することができません。

インプラントとブリッジ関しては、当院のブログで紹介しております「インプラント治療っていったい何?」「歯のブリッジって何?」もご覧ください!

まとめ

いかがだったでしょうか?義歯とは、様々な理由で歯を失った際に、その機能を補うために人工的に作られた歯の総称です。義歯と入れ歯は、広い意味では同じものを指しますが、厳密には義歯の種類の一つとして、入れ歯・インプラント・ブリッジがあります。どの種類の義歯を選ぶべきか迷った場合は、専門家である歯科医師に相談しましょう。疑問や不安な点があれば、遠慮なく質問することが大切です。

また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者様ひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日の歯磨きから、「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。

矯正無料相談
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詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

虫歯が進行して歯を抜かなければならない場合、抜けた歯の代替手段はありますか?

2024年5月8日
抜けた歯の代替手段は?

こんにちは。大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医やスタッフにとっては当たり前のことでも、患者さんにとっては歯の専門家ではありません。そのため、様々な疑問や不安を抱くのは当然です。

私たちは、患者さんが歯や口腔の健康について、安心して治療を受けられるように、疑問や不安を解消することが大切だと考えています。

診療中にすべての疑問にお答えできれば一番ですが、時間の制約や専門的な知識が必要となる場合、十分な説明ができないこともあります。

そこで、当院のブログで、患者さんからよくいただく質問をテーマに、わかりやすく解説していきます。

このブログを通じて、患者さんの歯医者さんへの疑問や不安が少しでも解消され、安心して治療を受けられるお手伝いができれば幸いです。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「抜歯の代替手段は?」の質問に全力回答!

今回は、虫歯が進行してしまって仕方なく歯を抜かなければならなくなった時、患者さんも不安になられることかと思います。

そんな時に「歯を抜いた後はどうすれば良いですか?」など、いよいよ抜歯が必要になった患者さんから抜歯後のご心配の質問をよく受けます。

そういった質問に対して全力でお答えしていきます!

 虫歯の進行と歯の抜歯について

虫歯は進行すると、歯の内部で感染が拡大し、歯の神経や周囲の組織に影響を及ぼすことがあります。歯科医師は、虫歯が進行し歯の構造が破壊された場合、歯を抜くことを勧めることがあります。

歯を抜く理由

歯を抜く理由には、以下のような場合があります

1.虫歯の進行が進んで歯の構造が破壊された場合

2.歯周病による歯周組織の損傷がひどく、歯を支える骨が破壊された場合

3.顎の狭さや歯並びの問題により、歯が正常に噛み合わない場合

4.他の歯科治療による合併症やリスクを回避するため

抜歯後、差し歯はできるの? 適切な治療法を選ぶためのガイド

歯の構造

抜歯後の差し歯治療について、多くの疑問をお持ちかと思います。

結論から申し上げますと、抜歯後の歯根がない状態では、差し歯治療はできません。 差し歯は、歯根に土台となる金属やファイバー製の芯を埋め込み、その上に人工歯冠を被せる治療法です。歯根がない場合は、土台を埋め込む場所がなく、差し歯治療は適用されないのです。

では、抜歯後の歯を失った部分を修復するにはどのような方法があるのでしょうか?

1. ブリッジ

欠損歯の両隣の健康な歯を支えとして、人工歯を橋のように渡す治療法です。保険適用される治療法ですが、支えとなる健康な歯を削る必要があり、将来的に負担がかかる可能性があります。

2. 入れ歯

人工歯を樹脂製の床に装着した取り外し式の補綴物です。保険適用される治療法ですが、違和感や装着による口内炎などの問題が生じる可能性があります。

3. インプラント

顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯冠を被せる治療法です。外科手術が必要となりますが、見た目や機能性、耐久性に優れ、周囲の健康な歯に負担をかけないというメリットがあります。

上記の3つの治療法については後ほど詳しく説明いたします。

最適な治療法は、失った歯の部位、顎の骨の状態、費用などの様々な要素を考慮して、歯科医師と相談しながら決めることが重要です。

差し歯治療について詳しく説明します。

差し歯とは?

差し歯は、虫歯や外傷などで歯の大部分を失った場合に行う補綴治療の一つです。歯根と呼ばれる歯の根っこ部分に金属やファイバー製の芯(コア)を埋め込み、その上に人工の歯冠(被せ物)を装着することで、失われた歯の機能と審美性を回復します。

差し歯治療が適用されるケース

  • 歯冠の大部分が虫歯や破折などで失われた重度の虫歯
  • 歯根がしっかり残っている歯

差し歯の構造

差し歯は、大きく分けて3つの部分で構成されています。

  1. コア:歯根に埋め込まれる芯です。金属製のメタルコアと、グラスファイバー製のファイバーコアがあります。
  2. 土台:コアと被せ物を繋ぐ部分です。金属や樹脂で作られます。
  3. 被せ物:人工の歯冠です。保険診療では銀歯になりますが、自費診療ではセラミック製の白い被せ物を選ぶこともできます。

差し歯の種類

差し歯には、主に以下の種類があります。

  • メタルコア差し歯:最も安価な差し歯です。強度に優れていますが、金属アレルギーのリスクや審美性の低さなどがあります。
  • ファイバーコア差し歯:審美性に優れ、金属アレルギーのリスクもありません。しかし、メタルコア差し歯と比べて強度が低くなります。
  • オールセラミック差し歯:天然歯と見分けがつかないほどの審美性を誇ります。また、金属アレルギーのリスクもありません。しかし、他の差し歯と比べて費用が高くなります。

差し歯のメタルコアとファイバーコア

差し歯のメリット

差し歯には、以下のようなメリットがあります。

  • 失われた歯の機能を回復できる
  • 審美性を向上させることができる
  • 噛み合わせを改善できる
  • 虫歯の再発を防ぐことができる

差し歯のデメリット

差し歯には、以下のようなデメリットもあります。

  • 治療に時間がかかる
  • 費用が高い場合がある
  • 神経を抜く必要がある場合がある
  • 将来的にメンテナンスが必要になる

差し歯治療の流れ

差し歯治療は、通常以下の流れで行われます。

  1. カウンセリング・検査:歯科医師によるカウンセリングと検査を行い、治療計画を立てます。
  2. 麻酔・抜髄:虫歯や神経の炎症がある場合は、麻酔をして神経を抜きます。
  3. コアの形成:歯根にコアを埋め込みます。
  4. 土台の作製:コアと被せ物を繋ぐ土台を作製します。
  5. 被せ物の作製:型取りを行い、被せ物を作製します。
  6. 装着:土台と被せ物を接着し、装着します。

差し歯治療後の注意点

差し歯治療後は、以下の点に注意する必要があります。

  • 丁寧な歯磨きを行う
  • 定期的な検診を受ける
  • 硬いものを噛むときは注意する

 

差し歯は、失った歯の機能と審美性を回復する有効な治療法です。治療には時間や費用がかかりますが、メリットも大きいため、検討してみる価値は十分にあります。

抜歯後の治療法について、不安な点や疑問点があれば、お気軽にもりかわ歯科スタッフにご相談ください。

歯を抜いた後の代替手段

歯を抜かなければならなくなっても、抜いた歯の代替手段はあります。

インプラント

抜歯された歯の代わりに人工の歯根を埋め込み、人工歯を取り付ける方法です。これにより、見た目や機能を維持することができます。

インプラントの費用感

1本あたり30万~50万円が相場です。高額な治療ですが、適切な管理で半永久的に使えるため、長い目で見ると費用対効果が高い可能性があります。

インプラント治療に関して過去のコラム「インプラントの費用っていくらぐらい?」や「歯を失った場合インプラントは選択肢ですか?」でも公開しておりますので、そちらも併せてご覧ください。

ブリッジ

隣接する歯に支えをもらって欠損した歯を補う方法です。歯を削ってブリッジを取り付けます。

ブリッジの費用感

1本あたり3~10万円程度です。保険適用される場合もありますが、適用範囲が限られています。

ブリッジに関する詳しい内容は過去のコラム「歯のブリッジって何?」にて公開しておりますので、是非ご覧ください。

パーシャルデンチャー(入れ歯)

パーシャルデンチャーは、欠損した歯を補うための入れ歯です。周囲の歯に支えをもらって装着し、見た目や噛む機能を回復することができます。

パーシャルデンチャー(入れ歯)の費用感

数万円~数十万円程度です。保険適用されるものもありますが、種類や素材によって費用が変わります。

抜歯後、インプラント治療が完了するまでの期間

抜歯後、インプラント治療が完了するまでの期間

一般的な目安

  • 抜歯後、仮歯装着まで:約1~2ヶ月
    • 抜歯後の傷が治癒する期間
    • 抜歯部位の状態や骨の状態によって異なる
  • 仮歯装着からインプラント埋入まで:約3~4ヶ月
    • 歯茎と骨がしっかり治癒するのを待つ期間
    • 骨の状態によっては、さらに時間がかかる場合もある
  • インプラント埋入から最終的な歯装着まで:約2~3ヶ月
    • 骨とインプラントがしっかりと結合するのを待つ期間
    • 人工歯の製作期間も含まれる

合計期間

  • 最短:約6ヶ月
    • 抜歯即時埋入法で、骨の状態が良好な場合
  • 最長:1年以上
    • 骨造成が必要な場合や、抜歯部位の状態が悪い場合

注意点

  • 上記はあくまで目安であり、個人差があります。
  • 治療計画は、歯科医師の診察により個別に立てられます。

適切な治療法の選択

歯を抜くかどうか、また抜いた後の代替手段は、患者さんの状況や希望、歯科医師との相談に基づいて決定されます。患者さんと歯科医師が共同で治療計画を立て、最適な選択肢を検討することが重要です。

最終的な考え

歯を抜くことは、治療の最後の手段であり、常に避けられるべきではありません。しかし、時には避けられない場合もあります。その際は、適切な代替手段を選択し、患者さんの健康と機能性を最大限に保つことが重要です。

歯科医師とのコミュニケーション

歯を抜かなければならない場合、歯科医師とのコミュニケーションが重要です。患者さんは自身の状況や選択肢を理解し、治療プランに納得することが大切です。

治療のリスクとメリット

どの治療法もリスクとメリットがあります。インプラント治療は手術が必要であり、ブリッジやパーシャルデンチャーよりも費用が高い場合があります。一方で、インプラントは長期的な解決策として高い成功率を持ちます。

最良の選択を見極める

歯を抜かなければならない場合、最適な治療法を選択するためには、患者さんのニーズや希望、歯科医師との相談が欠かせません。患者さんと歯科医師が協力して、最良の選択を見極めることが重要です。

抜歯に関してのお悩みは、もりかわ歯科に相談ください

もりかわ歯科では抜歯後のインプラント治療をはじめ、様々な治療方法で患者さんのお悩みに寄り添いながら最善の治療をご提案させていただきます。

虫歯でお困りの方はもちろん、他院で抜歯をしたけどその後の治療で悩んでいる。セカンドオピニオンを検討している等、治療方法の相談だけでも聞いてほしい!とお考えの方も、お気軽にご連絡ください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

歯を抜くことは重大な決断ですが、適切な代替手段を選択すれば、患者さんの口腔健康と生活品質を維持することが可能です。歯科医師とのコミュニケーションを大切にし、最良の治療法を見つけるために積極的に情報を収集しましょう。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さんとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

もりかわ歯科の矯正無料相談はこちら

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

入れ歯って定期的に作り直す必要がある事ご存じですか?

2023年1月27日

八尾市 歯医者 痛みなく入れ歯を使って楽しい食事

こんにちは。八尾市 志紀 もりかわ歯科です。
今回は、入れ歯についてお話していきます。
入れ歯というのは定期的に作り変える理由があります。
正しい入れ歯で生活しないと食生活などにも支障が出てきてしまいます。

入れ歯は一生物ではない?

入れ歯と言うのは歯がない所に使うものです。
歯がなくなって入れ歯を作製して数年後入れ歯が合わないと訴えられる方が多いです。
一体なにが起こっているのかと言いますと、歯がなくなることで今まで歯を支えていた骨(歯槽骨)がどんどん少なくなっていきます。
入れ歯は作った時から形が変わりませんが、骨(歯槽骨)が減っていくことで入れ歯が合わなくなってきてしまいます。

八尾市 歯医者 骨(歯槽骨)が減っていくことで入れ歯が合わなくなる

入れ歯は作製して終わりではありません。
骨(歯槽骨)の状態を確認しながら今の入れ歯でいいのかなど点検する必要があります。

入れ歯が劣化していく?

物なので入れ歯は必ず劣化していきます。

硬質レジンという硬いプラスチックで入れ歯の歯はできています。
歯に比べると硬さに違いがあります。
入れ歯の歯は柔らかく削れてしまい年々平らになってきてしまいます。

歯の部分がすり減っている状態だと食べ物を食べるときにしっかり噛めないので飲み込むときに誤嚥してしまうという危険性があります。

また、入れ歯が劣化してしまうと割れてしまったりなどの危険性があります。
割れてしまうと使えなくなるので食事が難しくなってしまいます。

歯の部分がすり減っていたり、入れ歯にヒビがあったりなど該当する場合は必ず歯科医院に問い合わせをして下さい。

入れ歯の作り直しってできるの?

入れ歯は保険適応内で作り変えることが可能になってきます。
ただ、新しく入れ歯を作製してから6カ月経たないと保険内で作製することが出来ません。

劣化や入れ歯が合わなくなり作り変えるのは6カ月の間では起きてこないのでご安心ください。

入れ歯を作った直後なぜ痛みが出るの?

入れ歯を作製後に痛みが出る場合があります。それは、入れ歯が合っていないわけではありません。

なぜ痛みが出やすいかと言いますと、入れ歯作製の時に患者様のお口にピッタリ合った物をご提供させてもらっています。
問題はピッタリしているので靴擦れのように入れ歯が擦れてしまい痛みが出たり、傷になってしまいます。

もし、痛みがある場合はすぐに歯科医院にお問合せ下さい。

痛みがなく入れ歯を使えるようになれば楽しく食事をすることが出来ます。
健康にとって食事は欠かせないことです。

八尾市 歯医者 痛みなく入れ歯を使って楽しい食事

いかがだったでしょうか?
入れ歯は一度作製したら終わりではありません。
しっかり定期的に点検をして正しい入れ歯をご使用下さい。
お口の健康は身体の健康につながります。

もりかわ歯科 志紀診療所では
入れ歯に関しても自信があります。
当院ホームページ内にも「入れ歯・義歯治療」のページがございますので、そちらも覗いてみてください。

お口の事でお悩みを抱えていましたらいつでもお問合せ下さい。
優しい所長 末廣 赳史が解決させて頂きます。

 

診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは086-250-8800へ

診療時間
9:30〜13:00
14:00〜18:30
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※ 受付時間は表記時間の15分前となります。
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