![八尾市 歯医者 虫歯を放置しておくと何が起こるの?](https://shiki-dental.jp/wp-content/uploads/2023/02/c1f626fca54bcd23f71c5392599e4775.jpg)
こんにちは。八尾市 志紀 もりかわ歯科です。
虫歯になった経験はございますか?冷たいものがしみるなどで歯医者に行かれた経験が多いと思います。
ただ、何か症状が出てからでは遅いです。虫歯を放置しておくとどのように進行していくのか、虫歯になると歯の寿命はどうなっていくのかを今回は紹介させて頂きます。
虫歯はどのように進行していくの?
虫歯というのはどんどん進んでいき歯を蝕んでいきます。
![八尾市 歯医者 虫歯の進行](https://shiki-dental.jp/wp-content/uploads/2023/02/89606086e5a909f2e3a9d72dac35c458-1.png)
歯の構造はこのようにエナメル質、象牙質、神経というように3構造になっています。
初期虫歯はエナメル質(1層目)からスタートしていきます。
この時期は症状がありません。
次に、象牙質(2層目)になると症状が出てきます。
象牙質は神経に冷たいなどの感覚を神経に伝える機能があります。
虫歯が象牙質まで到達してしまうとしみるなどの症状が出てきてしまいます。
最後に、神経(3層目)に到達してしまいます。
ここまで虫歯が到達してしまうと痛みが強くなってしまいます。
何もしていないのにズキズキするなど自発痛が発生してしまいます。
このように虫歯を放置してしまうとどんどん進行してしまいます。
症状が出てからでは虫歯が進行が進んでいる場合もあります。
また、神経まで達している場合神経の治療になってしまいます。
歯の寿命はどうなっていくのか?
![八尾市 歯医者 歯の寿命](https://shiki-dental.jp/wp-content/uploads/2023/02/014d1e0f6fba06ad664f0fdc038ee194.png)
歯というのは一度治療をしてしまうと上のイラストのように歯の寿命がどんどん短くなってしまいます。
平均ですが、一度治療をしてから20年〜25年ほどで歯が失われることが多いです。
何度も何度も治療することで寿命が短くなってきまいます。
最初は小さな虫歯でも治療したところからまた虫歯という風に虫歯が神経に近づき神経の治療になり歯が弱くなることで歯が失われてしまいます。
虫歯の発見が遅くなると寿命がすごく短くなってしまいます。
歯の寿命を長くする為に何をすべきなのか?
歯の寿命は皆さん伸ばしたいと思います。
ただ、歯医者に通っているが何度も虫歯になるや次々に虫歯が出来てしまうなど悩んでる方が多いです。
歯の寿命を長くするには何をすべきなのかご紹介させて頂きます。
1、虫歯にならないように日々のケアを大切にする
虫歯にならない為には日々のケアが欠かせません。
今の歯磨きの仕方は正しいでしょうか?
歯磨きは毎日することなので正しいやり方なのか?間違っているのか?
というのはすごく大切になってきます。
![八尾市 歯医者 部位ごとの歯の磨き方](https://shiki-dental.jp/wp-content/uploads/2023/02/d1ea56ca8af4ae7e0900dd46306bdfbe.png)
このように部位によっても磨き方があります。
正しい歯磨きの仕方、自分にあった歯ブラシの選択をしっかり教わることで一気に虫歯のリスクを下げることが出来ます。
2、虫歯になってしまったら再治療を防止する。
虫歯にならないように気をつけていてもどうしてもなってしまう事があります。
ただ、虫歯になってしまった時にしっかり考える事が大切になってきます。
詰め物を選択するときに
銀の詰め物、セラミックの詰め物を選ぶ必要があります。
この時に、歯の寿命の話が絡んできます。
虫歯になって治療を繰り返してしまうとその歯の寿命はどんどん短くなってきてしまいます。
ここで、銀とセラミックの材質の違いをご紹介させて頂きます。
銀の詰め物の特性
- 表面が凹凸がある。
- お口の中で噛み合わせの力で変形してしまう。
というのがあります。
それがどのように影響してくるかと言いますと
表面が凹凸
凹凸があると詰め物の表面に汚れが付きやすくなってしまいます。
また、凹凸になっていることで汚れがどうしても残ってしまいます。
このように汚れが残ってしまうと虫歯のリスクが上がってしまいます。
噛み合わせの力で変形
日々、自分の体重以上の力で噛んでいると銀の詰め物自体が変形してしまいます。
最初はピタッとしていた詰め物も噛み合わせの力によって変形してしまい形が合わなくなってしまいます。
そうすることによって詰め物と歯の間に隙間が生まれてしまいそこから虫歯になってしまいます。
![八尾市 歯医者 銀歯の下の虫歯](https://shiki-dental.jp/wp-content/uploads/2023/02/3d7928166c071668a7cf28ce7245f6e3.png)
セラミックの詰め物の特性
表面に滑沢がある
セラミックは歯の表面が滑沢があります。
表面がツルっとしている所は汚れがつきにくく、汚れも落としやすいです。
そうすることによって虫歯の再発のリスクが大幅に下げることが可能になります。
こちらは表面を拡大した写真です。
セラミックの表面は凹凸が少なく滑沢なのがお分かり頂けると思います。
![八尾市 歯医者 歯の素材表面の拡大図](https://shiki-dental.jp/wp-content/uploads/2023/02/514a684ca2de8fbd52d8f32cbc4d0153.png)
変形がない
銀のように噛み合わせの力によって変形はしないので歯と詰め物の間に隙間は出来ませんので虫歯のリスクを下げることが出来ます。
3、歯を磨きやすい環境にする。
お口の環境はすごく大切です。
歯磨きしやすい、しにくいで虫歯のリスクが変わるのはご存じでしょうか?
例えば
掃除でも物がいっぱい置いてある床を拭き掃除するのと物がない床を掃除をするのでしたらどちらが短い時間で綺麗にお掃除出来ますか?
お口の中もそれは一緒です。
歯並びがガタガタなところを普段の歯磨きの時間で綺麗にするには色々な角度から磨いたりとすごく大変ですし時間もかかってしまいます。
毎日1日3回それを繰り返さないと虫歯のリスクは下がりません。
![八尾市 歯医者 矯正開始6ヶ月後の歯並び](https://shiki-dental.jp/wp-content/uploads/2023/02/871b1853142d7b9951824ef9b7072698.png)
このように歯並びを治すことで磨きやすさが変わってきてしまいます。
また歯並びがガタガタなところに虫歯が出来てしまうと治療をやりにくいですし綺麗な治療は難しくなってきます。
歯並びを正して日々のケアをやり易くすること、歯並びを正して虫歯になったとしても綺麗な治療が可能な環境を作ることで歯の寿命を伸ばすことが可能になってきます。
歯の寿命を長くするために色々な事が出来ます。
今ご自身のお口の中にお悩みがある方は是非一度お問合せ下さい。
些細なお悩みでもいいのでご相談下さい。
いかがだったでしょうか?
今回は、「虫歯を放置すると何が起こるの?」でした。
虫歯はなる前に予防する事ができます。
日々のケアをしっかりする事でなる確率を減らす事ができます。
今、お口の中にお悩みがある方、不安な方は是非一度ご相談下さい。
優しい所長 末廣 赳史が丁寧にご説明させて頂きますのでご安心下さい。