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歯の矯正は何歳から始めることができますか?

2024年5月22日
歯の矯正は何歳から始めることができますか?

八尾市のもりかわ歯科が、患者さんの疑問・不安を解消するブログを始めました!

こんにちは!大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医やスタッフにとって当たり前のことでも、患者さんにとっては未知のことばかり。歯の専門家ではない患者さんは、様々な疑問や不安を抱くのは当然ですよね。

もりかわ歯科では、患者さんが歯や口腔の健康について安心して治療を受けられるよう、疑問や不安を解消することがとても重要だと考えています。

診療中にすべての質問にお答えできれば一番ですが、時間の制約や専門的な知識が必要となる場合、十分な説明ができないこともあります。

そこで、当院のブログでは、患者さんからよくいただく質問をテーマに、できるだけ細かくわかりやすく解説していきます。

「歯の矯正は何歳から始めることができる?」の質問に全力回答!

今回は、歯の矯正って何歳から始めることができるの?などの質問に対して全力でお答えしていきます!

まず、小児矯正とは?

まず、小児矯正とは?

小児矯正とは、成長期を利用して歯並びと顎のバランスを整える矯正治療です。永久歯が生え変わる前に治療を行うことで、顎の骨の成長を促し、歯を抜かずに歯並びを整えることができます。

具体的には、以下の様な治療を行います。

顎の骨の拡大

狭い顎の骨を拡大することで、歯並びに必要なスペースを確保します。

歯の移動

マウスピースやブラケット、ワイヤーを用いて、歯を少しずつ移動させます。

歯列の調整

歯と歯の隙間を詰めたり、歯を削ったりして、歯並びを整えます。

小児矯正のメリットは以下の通りです

小児矯正のメリット

抜歯を避けられる可能性が高い

顎の骨の成長を促すことで、歯を抜かずに歯並びを整えることができます。

治療期間が短くなる

成長期を利用して治療を行うため、大人になってから矯正を行うよりも治療期間が短くなります。

虫歯や歯周病のリスクを減らせる

歯並びが整うことで、虫歯や歯周病になりにくくなります。

咀嚼機能や発音機能の改善

歯並びが整うことで、咀嚼機能や発音機能が改善されます。

審美面の改善

歯並びが整うことで、見た目が良くなります。

小児矯正のデメリットは以下の通りです

小児矯正のデメリット

治療費が高い

大人矯正よりも治療費が高くなります。

装置が目立つ

マウスピース矯正装置を使用する場合は、目立たないものもありますが、ブラケットとワイヤーを使用する場合は目立ちます。

装置が壊れることがある

装置が壊れた場合は、修理または交換が必要となります。

痛みを感じる

治療中に痛みを感じる場合があります。

 

小児矯正は、永久歯が生え変わる前の6歳頃から始めるのが最適です。ただし、歯並びや顎の状態によっては、それよりも早く始めることもあります。

小児矯正を検討している場合は、矯正歯科医に相談することをおすすめします。

小児矯正について、さらに詳しく知りたい場合は、以下の情報も参考にしてください。

 

もりかわ歯科では小児矯正にも力を入れております。

インビザライン矯正のダイヤモンドプロバイダーに3年連続認定されている専門ドクターが最初から最後まで丁寧に治療いたしますので、ぜひ一度無料の矯正相談にお越しください。

矯正無料相談
矯正無料相談

小児矯正って何歳からできますか?

小児矯正って何歳からできますか?

受け口の場合、顎の成長を促すため、3歳頃からの早期治療が望ましいです。しかし、その他の不正咬合では、歯並びや成長の状態によって、最適な開始時期は異なります。

一般的には、永久歯が生え始める6歳頃が小児矯正の開始時期とされています。7~8歳になると、より効果的な治療が期待できます。

お子様の歯並びや成長に不安を感じたら、早めに専門医に相談しましょう。 早期発見・早期治療で、より良い結果を得られる可能性があります。

以下は小児矯正の開始時期の目安です

  • 受け口: 3歳頃
  • 歯並びの異常: 6~8歳頃
  • 顎の成長異常: 7~8歳頃
  • 永久歯の萌出異常: 7~8歳頃

専門医は、お子様の状態を総合的に判断し、最適な治療計画を立てます。

小児矯正は、子供の成長に合わせて行うため、大人になってからの矯正よりも痛みが少なく、治療期間も短くなります。 また、顎の骨格を調整することで、歯並びだけでなく、顔立ちや呼吸にも良い影響を与えることができます。

お子様の将来のために、ぜひ小児矯正について検討してみてはいかがでしょうか。

※上記はあくまで目安であり、個々のケースによって最適な開始時期は異なります。

以下の場合、早めに専門医に相談することをおすすめします

  • 受け口
  • 歯並びの異常が気になる
  • 顎の成長が気になる
  • 永久歯の萌出異常がある
  • 虫歯や歯周病がある

専門医は、お子様の状態を診査・診断し、適切な治療方法を提案します。

小児矯正に関する疑問や不安は、もりかわ歯科の矯正専門ドクター森川康司にお気軽にご相談ください!

 

過去にもりかわ歯科で小児矯正をされた患者さんのインタビューを動画にしていますので、生の患者さんのコメントをご覧ください。

小児矯正の平均費用はいくらですか?

小児矯正の平均費用はいくらですか?

小児矯正の平均費用は、約30万円~80万円ほどです。ただし、これはあくまで平均値であり、実際の費用は、以下の様な要因によって大きく異なります。

  • 矯正歯科医院: 矯正歯科医院によって、治療費が異なります。
  • 治療方法: 使用する装置や治療期間によって、治療費が異なります。
  • 歯並びや顎の状態: 歯並びや顎の状態が複雑な場合は、治療費が高くなります。

具体的な内訳としては、以下の様なものがあります。

  • 初診料: 5,000円~10,000円程度
  • 検査料: 10,000円~20,000円程度
  • レントゲン撮影料: 5,000円~10,000円程度
  • 装置料: 50,000円~300,000円程度
  • 調整料: 5,000円~10,000円程度/回
  • 保定料: 50,000円~100,000円程度

小児矯正は、高額な治療費がかかるため、事前にしっかりと費用を確認することが重要です。

小児矯正の費用を抑える方法としては、以下の様なものがあります。

  • 複数の矯正歯科医院で相談して、見積もりを取る: 矯正歯科医院によって、治療費が大きく異なるため、複数の矯正歯科医院で相談して、見積もりを取ることをおすすめします。
  • 補助金制度を利用する: お住まいの自治体によっては、小児矯正にかかる費用の一部を補助してくれる制度があります。
  • デンタルローンを利用する: デンタルローンを利用することで、治療費を分割して支払うことができます。

小児矯正は、子どもの将来にとって大きなメリットがある治療です。費用面で不安がある場合は、上記のような方法を検討して、お子様に上手に治療を受けさせてあげましょう。

 

もりかわ歯科では小児矯正の治療にも力を入れていますので、これまでに様々な症例を治療しております。

詳しくはもりかわ歯科の小児矯正ページをご覧いただき、一度お気軽にご連絡ください。

子供歯科矯正は保険がききますか?

小児矯正は、原則として保険適用外です。健康保険は、病気やケガの治療を目的としているため、噛み合わせや見た目の改善を目的としている小児矯正は、保険適用外とされています。

しかし、以下の様な先天的な病気や体の異常が原因で、正常に噛むことができないケースは、保険で矯正が受けられます。

  • 3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)
  • 6歯以上の先天性部分(性)無歯症
  • 顎関節症
  • 口唇口蓋裂
  • 先天性骨格異常

これらの疾患に該当する場合は、厚生労働大臣が定める施設基準に適合していて、地方厚生(支)局長に届け出た保険医療機関で、矯正治療を受けることができます。

ただし、保険適用される治療内容は限られており、すべての治療が保険適用になるわけではありません。また、治療開始年齢にも制限があります。

小児矯正の保険適用について、詳しく知りたい場合は、以下の情報も参考にしてください。

 

小児矯正は、子どもの将来にとって大きなメリットがある治療です。保険適用されるかどうかは限られますが、費用面で不安がある場合は、お住まいの自治体の補助金制度などを活用したり、複数の矯正歯科医院で相談して見積もりを取ったりすることをおすすめします。

子供は矯正治療に何年かかる?

子供の矯正治療にかかる期間は、一般的に1年半から3年程度です。ただし、これはあくまでも目安であり、以下の様な要因によって大きく異なります。

治療開始時期

早期治療(一期治療)を始める時期が早ければ早いほど、治療期間が短くなります。

歯並びや顎の状態

歯並びや顎の状態が複雑な場合は、治療期間が長くなります。

使用する装置

マウスピース矯正装置(インビザライン)を使用する場合は、矯正していることが外から目立ちにくいのもメリットですが、ブラケットとワイヤーを使用するよりも治療期間が長くなります。

子供の成長

子供の成長に合わせて、治療計画を変更することがあります。

具体的な治療期間としては、以下の様なものがあります。

  • 早期治療(一期治療): 1年~2年程度
  • 本格治療(二期治療): 1年~2年程度

早期治療と本格治療の両方を行う場合は、2年~5年程度かかることもあります。

小児矯正は、子供の成長に合わせて行うため、長い期間にわたって治療を受ける必要があります。そのため、子供のモチベーションを維持することが重要です。

 

子供のモチベーションを維持するためには、以下の様な方法があります。

治療目標を共有する

子供と一緒に治療目標を共有し、治療の必要性を理解してもらうことが大切です。

治療経過を褒めてあげる

治療がうまく進んでいることを褒めて、子供の自信に繋げてあげましょう。

楽しみを取り入れる

好きなキャラクターの装置を使ったり、ご褒美を用意したりして、治療を楽しみながら受けることができるようにしましょう。

小児矯正は、子供の将来にとって大きなメリットがある治療です。治療期間は長いですが、子供の成長に合わせてじっくりと治療を進めることで、理想的な歯並びを手に入れることができます。

 

小児矯正の治療期間について、さらに詳しく知りたい場合はもりかわ歯科までご相談ください。

矯正専門ドクターがしっかり治療に関するお悩みにお答えします!

まとめ

いかがだったでしょうか?

「歯の矯正は何歳から始めることができますか?」に関する疑問に全力回答いたしました!

お子様の歯並びや噛み合わせが心配な親御さんは多くいらっしゃいます。

気になってはいるものの中々一歩が踏み出せず治療を躊躇しておられる方も多いかと思います。

ですが、お子様の成長は待ってくれません。

手遅れになる前に一度、矯正の無料相談にだけでもいらしてください!

必ず有益な情報が得られる機会になると思います。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。


矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

こどもの歯並びの変化を追ってみた

2023年8月26日
こどもの歯並びの変化を追ってみた
こんにちは。
大阪府八尾市志紀にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
今回は、「こどもの歯並びの変化を追ってみた」です。
この記事では、1人の患者さんが3カ月の矯正治療でどのように変化したのかを詳しく説明していきます。
当院では、小児矯正に使用する装置として『インビザラインファースト』という小児用のマウスピースを使用しています。
『インビザラインファースト』でどのように歯並びが変化するのかご紹介させて頂きます。
子供の歯並びが気になるママに必見です。是非、最後までご覧ください。

インビザラインファーストとは?

インビザラインファーストとは

インビザラインファーストは、透明なマウスピースを使用した歯列矯正の新たなアプローチです。従来のブラケット矯正とは異なり、透明なアライナーを使うことで、目立たず快適な治療が可能です。この手法は、歯の不正咬合を軽度から中等度のケースに適用することができます。

インビザラインファーストの特徴は?

1、目立たない透明なアライナー(マウスピース)

インビザラインファーストでは、透明なアライナー(マウスピース)を使用するため、治療中でも目立ちにくく、自然な笑顔を保つことができます。

2、短期間での治療

インビザラインファーストは、軽度から中等度の歯の不正咬合に対して特化しており、従来の矯正治療よりも短期間で結果を得ることができる場合があります。

3、快適な装着感:

アライナーは滑らかで柔軟な素材で作られており、口腔内に違和感を与えず、快適に装着できる特徴があります。

4、取り外し可能

インビザラインファーストのアライナーは取り外し可能であるため、食事や歯磨きの際に外すことができ、日常生活の利便性を高めることができます。

インビザラインファースト症例

インビザラインファースト矯正前(初診時)

インビザラインファースト矯正前(初診時)
2022年12月に歯並びが気になると来院されました。9歳の女の子です。
上顎は狭く小さい状態でした。スペースが小さく歯並びが悪い状態でした。
話を聞いていると、アレルギーがあり鼻が詰まり口呼吸になっていました。
口呼吸によって脳の機能が抑制され、上顎の成長不足になってしまった事が原因だと考えられます。
また、下顎は前歯の歯並びも悪く重なっている状態でした。
口呼吸によって舌の位置が悪くなり歯並びが悪くなっていると考えられます。
歯並びが悪くなった原因を考えると『口呼吸』です。
原因は小さい事かもしれませんが、歯並びに大きく影響を与えてしまいます。

今回の治療計画としては

1、インビザラインファーストで顎を広げて、歯並びを綺麗にする。
2、歯並びの原因である口呼吸を改善し、口腔機能をトレーニングする。

インビザラインファースト矯正1カ月後

インビザラインファースト矯正1カ月後
インビザラインファースト矯正1カ月後です。
上顎も下顎も少し拡大されて広がってきました。
唇の筋肉によって内側に押し込められていた前歯が少し広がり歯並びが改善されてきました。

患者さんのお母さまから

『痛みはなく目立たないから続けられています。1ヶ月でこんな変化するなんてビックリです。』とのことでした。
9歳の子供でも矯正が続けられるのは『痛みが少なく』、『目立たない』が鍵ではないかと思います。

インビザラインファースト矯正2カ月後

インビザラインファースト矯正2カ月後
インビザラインファースト矯正2ヶ月後です。
2ヶ月でここまで変化します。
下の歯並びは特に、重なっていたのが綺麗になってきました。
あと、一踏ん張りです。
患者さん自身もお母さまも一丸になってインビザライン矯正に取り組んで頑張ってくれています。

インビザラインファースト矯正3カ月後

インビザラインファースト矯正3カ月後

インビザラインファースト矯正3カ月後です。
3カ月で歯並びがここまで綺麗になりました。

インビザラインファースト矯正前と矯正3ヶ月後の比較

インビザラインファースト矯正前と矯正3ヶ月後の比較

あと少し、顎を広げてスペースを広げたら終わります。
インビザラインファーストは顎を広げながら歯並びを整えることが出来るのでこんなに短期間で成果を得る事が出来ます。
是非、お子さまの歯並びで悩まれているママはご相談ください。

いかがだったでしょうか?

小児矯正の目的は顎を広げる事で脳の成長を促すことが一番の目的です。
成長はその瞬間しかありません。
少しでも成長に不安を感じる場合はすぐにご相談ください。
時間は戻らないので是非、その瞬間を逃さないで下さい。
当院は、全国でも1%も獲得する事が出来ないダイヤモンドプロバイダーですので安心してご相談ください。
ダイヤモンドプロバイダーの森川康司

こどもの顎の成長を考え、健やかな未来を築く方法

2023年8月11日

こどもの顎の成長を考え、健やかな未来を築く方法

こんにちは。
大阪府八尾市志紀にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
今回は、「こどもの顎の成長を考え、健やかな未来を築く方法」です。
こどもの成長は、体のあらゆる部分が急速に変化する大切な時期です。特に顎の成長は、大人になった時に歯並びや噛み合わせに大きな影響を与える重要な要素です。
このコラムでは、こどもの顎の成長についての重要性と注意すべきポイントについて探求してみましょう。

顎の成長の重要性

顎の成長の重要性

こどもの顎の成長は、身体と心の健康に直結する重要な要素です。正常な顎の成長は、以下のような点で大きな意味を持ちます

1. 歯並びと噛み合わせの形成

顎の成長は、将来の歯並びと噛み合わせに大きな影響を与えます。適切な顎の成長がなされることで、歯が正しく並び、噛み合わせも良好なものとなります。これにより、咀嚼機能が向上し、栄養摂取や消化がスムーズに行われるようになります。
逆に、顎の成長に問題がある場合、歯並びや噛み合わせが乱れることがあります。
これは、歯の健康だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

2. 言語の発

顎の成長は、言語の発達にも密接に関連しています。正常な顎の成長により、舌や口の筋肉が適切に発達し、言語の発音が正確に行われるようになります。こどものうちから適切な発音や言葉の発達をサポートすることは、学習能力や社会的なコミュニケーションにも大きな影響を及ぼすことがあります。

3. 顔の形成と自己イメージ

顎の成長は、顔の形成にも関与します。適切な顎の成長がなされることで、バランスの取れた顔の形状が形成されます。顎骨が形成されてから口元を変えようとしてしまうと骨を切ったりが必要になってしまったりとすごく大変な治療になってしまいます
また、顔の形成はこどもの自己イメージや自己肯定感にも影響を与える要素となります。健やかな自己イメージを築くためにも、顎の成長の健全性を重視することが大切です。

顎の成長に影響を与える要因

顎の成長に影響を与える要因

顎の成長は、さまざまな要因によって影響を受けます。主な要因としては以下の点が挙げられます

1. 遺伝的要因

顎の成長には、遺伝的な要因が大きく関与します。親や祖父母の顔の形状や歯の並びは、子供の顎の成長に影響を及ぼすことがあります。遺伝子の影響を理解することは、将来の歯並びや噛み合わせを予測し、適切なケアを行う上で重要です。

2. 咬合や呼吸の癖

咬合(こうごう)や呼吸の癖は、顎の成長に大きな影響を与える要因です。舌の位置や呼吸の方法が不適切な場合、顎の成長に乱れが生じる可能性があります。特に子供のうちから正しい呼吸法を身につけることや、咬合の癖を改善することは、顎の健全な成長を促すために重要です。

3. 口呼吸やアレルギー

口呼吸やアレルギーも顎の成長に影響を与える要因となります。アレルギーによる鼻づまりやアデノイド(扁桃)の肥大などが、口呼吸を引き起こすことがあります。口呼吸は顎の発育に悪影響を及ぼすだけでなく、言語の発達や顔の形成にも影響を与える可能性があります。

顎の成長の注意点

顎の成長の注意点

こどもの顎の成長を健全に促すためには、以下の点に注意することが重要です

1. 正しい姿勢と呼吸法の習慣化

正しい姿勢と呼吸法の習慣化が顎の成長に重要です。良好な姿勢を保つことで、顎の発育や噛み合わせのバランスがサポートされます。また、口呼吸を改善し、鼻呼吸を促すことで、顎の成長にプラスの影響を与えることが期待されます。鼻呼吸は成長において重要になってきます。鼻呼吸することによって脳を冷やし、脳の機能にも正常化に繋がります。

2. 定期的な歯科検診と早期治療

定期的な歯科検診は、顎の成長を正しくサポートするために欠かせません。歯科医師による顎の成長の評価と早期治療の提案が、将来の歯並びや噛み合わせを改善するために重要です。

3. 栄養と口腔ケアのバランス

栄養と口腔ケアのバランスを保つことも顎の成長に影響を及ぼします。健康的な食事と適切な口腔ケアを提供することで、歯と顎の健康を維持することができます。

いかがだったでしょうか?

今回は、「こどもの顎の成長を考え、健やかな未来を築く方法」でした。
こどもの顎の成長は、将来の歯並びや噛み合わせ、言語の発達、自己イメージに影響を与える重要な要素です。遺伝的要因や生活習慣、口腔ケアなどが顎の成長に影響を与えることを理解し、適切なケアを行うことが大切です。
正しい姿勢と呼吸法の習慣化、定期的な歯科検診と早期治療、栄養と口腔ケアのバランスの確保が、健やかな顎の成長をサポートするために必要です。こどもの大切な発達期を理解し、健やかな未来への基盤を築くために、顎の成長に対する適切なサポートを行いましょう。
もりかわ歯科志紀診療所はお口の中だけではなく全身のアドバイスも行っております。
当院は「ママとこどもの歯医者さん」認定医です。

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成長に大切な3つのポイント

2023年8月4日

成長に大切な3つのポイント

こんにちは。大阪府八尾市志紀にある歯医者 医療法人 甦歯会もりかわ歯科 志紀診療所です。

今回は、「成長に大切な3つのポイント」です。

よく「うちの子正しく育っているのかわからない」と質問がきます。

虫歯がないことだけを歯医者さんでチェックするのではいけません。

顎の成長を阻害するポイントを事前にチェックし予防をしていかなければなりません。

今回は、成長に重要な3つのポイントを解説していきます。

是非、最後まで読んで頂けますと幸いです。

 

顎の成長で大切なこと

 

顎の成長で重要なのは

「呼吸」と「嚥下」と「姿勢」です。

毎日必ずやっていることが積み重なって成長していきます。

正しいことを知り、正しい行動をすることが正しい成長に導いてくれます。

まず、「呼吸」と「嚥下」と「姿勢」のこの3つがどう成長に影響を与えるのか解説していきます。

 

「呼吸」について

呼吸について大切な事

成長で大切なことは『呼吸』です。

口がポカンと空いていて口呼吸になっている子と鼻呼吸出来ている子では成長の仕方が違います。

脳は20Wの熱を産生しているのですが、脳が熱くなりすぎると機能が働かなくなります。

それを防ぐために鼻呼吸があります。

上顎は脳の成長と関与があり、下顎は身長に関与があります。

口呼吸になってしまうと脳の発育が悪くなり、上顎の成長が乏しくなります。

大人の矯正で「八重歯」の方に話を聞くと幼少期に鼻が詰まっていたと仰る方が多いです。

また、口呼吸の子は舌の位置も悪くなります。「低位舌」と言われます。

「低位舌」になると下顎が後ろに下がってしまい気道が狭くなり「いびき」が引き起こされてしまいます。

成長において「呼吸」は重要になってきます。

 

「嚥下」について

 

「嚥下」とは食べ物を飲み込む動作なのですがそこで舌の働きが極めて重要になってきます。

赤ちゃんの時は「乳児嚥下」で卒乳をすると「成人嚥下」と変化していきます。

どのように違いがあるのか嚥下が与える影響を詳しく説明させて頂きます。

 

「乳児嚥下」と「成人嚥下」の違いについて

「乳児嚥下」と「成人嚥下」の違いについて

「乳児嚥下」は乳首を唇で覆い舌を前に出して嚥下しています。

「成人嚥下」は舌を上顎につけて嚥下しています。

違いは舌を前に出して飲み込むか上につけて飲み込むかです。

舌の動き方の違いがあります。

 

「嚥下」が歯並びに与える影響について

本来、「成人嚥下」に変わっていかないといけないのに「乳児嚥下」が残ってしまっている場合は「嚥下」するたびに舌が前に出てきてしまいます。

そうすると、歯が舌に押されてしまうので前歯と前歯に隙間が出来てしまいます。

また、隙間があると舌も前方に出てきてしまい隙間が大きくなってしまいます。

「乳児嚥下」のまま成長が進むと…

また、飲み込む時に適切に舌を使えていない場合口輪筋(唇の筋肉)や頬筋(頬っぺたの筋肉)が異常に働いてしまうので、飲み込むたびに歯に力を掛けることになり歯が内側に倒れてしまったり、下の前歯がガタガタになってしまったりと影響を与えてしまいます。

舌の力

「姿勢」について

顎の位置と姿勢の関係

「呼吸」についてのなかで舌の位置が悪くなると顎が後ろに下がってしまうとお話がありましたがそれが「姿勢」にも影響を与えてしまいます。

 

顎が後ろに下がると気道が狭くなってしまいます。空気の通り道を広げようと頭を前に出してしまいます。

頭の重さは約5kg程ありますが少し傾くだけで重さは倍になり首や背骨に負担がかかってしまいます。

首は「ストレートネック」になり、背骨は曲がって「猫背」になってしまい、肩は「内巻き」になってしまいます。

 

いかがだったでしょうか?

今回は、「成長に大切な3つのポイント」でした。

子供の成長は恐ろしいスピード進んでいきます。

だからこそ、毎日当たり前に行っていることが正しいのか正しくないのかは再度確認する必要があります。

大人になってあの時と後悔しないためにしっかり見直しましょう。

 

歯医者は虫歯が出来たら治療に行く場所ではありません。

虫歯になる前に、歯並びが悪くなる前に予防で通う場所です。

今日のブログの内容で該当することがありましたら、是非お問い合わせください。

もりかわ歯科志紀診療所はお口の中だけではなく全身のアドバイスも行っております。

当院は「ママとこどもの歯医者さん」認定医です。

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マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

2023年6月2日

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

こんにちは。大阪府八尾市志紀にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
今回は、「マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い」です。
「ワイヤー矯正とマウスピース矯正って何が違うんですか?」とよく質問がきます。
今回の記事では違いについてご説明させて頂きます。

ワイヤー矯正について

ワイヤー矯正について

ワイヤー矯正は歯にブラケットと言ったものを付けて、ワイヤーを通して歯を並べる矯正です。
歯並びを改善する時に
前から4番目(小臼歯)を抜歯してスペースを作り歯を動かすことが得意です。
症例にもよりますが抜歯をして矯正することが多いです。

ワイヤー矯正のメリットは?

1、装置を取り外すことがないので勝手にでも矯正をすることが出来る

ワイヤーは外すことが出来ないため、歯科医院でワイヤーを装着すると歯が勝手に動いていきます。取り外しが面倒臭いと思われる方におすすめです。

2、ワイヤー矯正は細かい動きが得意なので仕上がりが綺麗

使用するワイヤーの太さによって力をコントロールします。
ワイヤー矯正ならではの繊細な動きも実現することが出来ます。

ワイヤー矯正のデメリットは?

1、ワイヤーが見えてしまうという見た目的な問題
2、装置に食べ物が挟まりやすく虫歯、歯周病のリスク
3、歯を抜いて矯正することが多い事
4、ワイヤーの矯正力が強く痛みが強い

マウスピース矯正について

マウスピース矯正について

マウスピース矯正は透明なマウスピースを何枚も使って矯正する方法です。
歯を押すことが得意で歯並びを改善する時に抜歯をせずに矯正することが得意です。
ワイヤー矯正でしたら前から4番目(小臼歯)を抜いて歯を並べるような症例でもこのようにマウスピース矯正でしたら歯を抜かずに矯正することが出来ます。

マウスピース矯正なら歯を抜かずに矯正することが出来ます

マウスピース矯正のメリットは?

1、透明なマウスピースなので見た目的に問題がない
2、取り外しができるので歯のお手入れがしやすい
3、ゆっくり動かすので痛みが少ない
4、シミュレーションを元に動かすので進行状況がわかりやすい

マウスピース矯正のデメリットは?

1、装着時間が少ないと歯が動きません
2、歯の動きに制限がある

いかがだったでしょうか?

「ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い」でした。
それぞれメリット、デメリットがあります。
自分の生活リズム、性格、職業など色々環境によって向き不向きがあります。
それぞれの特性を知り矯正の器具を選びましょう。

当院ではダイヤモンドプロバイダーという全国でも1%も獲得出来ない称号を持ったマウスピース矯正専門の先生がおられます。
ワイヤー矯正がいいのか?マウスピース矯正がいいのか?と迷われていましたら是非、ご相談ください。ダイヤモンドプロバイダーの先生があなたのお悩みを解消させて頂きます。

ダイヤモンドプロバイダーの矯正担当医 森川康司

お子様の歯並びはどうですか?

2023年2月24日

お子様の歯並びはどうですか?

こんにちは。志紀にある歯医者もりかわ歯科です。

お子様の成長心配はありませんか?成長の心配は尽きませんよね。
生え変わりは正しいのか?
顎の成長は正しいのか?
集中力があるのか?
など
ママのお悩みは色々あると思います。

今回は、顎の成長についてご紹介させて頂きます。
顎の成長でお困りのママ必見です。

何歳まで顎の成長はするの?

よく質問で「顎の成長はまだ大丈夫でしょうか?」と聞かれます。
顎の成長は上顎、下顎でピークの年齢があります。

スキャモンの発育曲線

上の図は成長の曲線です。
上顎、下顎に分けて説明します。

上顎は10歳までに80%終了してしまいます。
下顎は10歳〜14歳にかけて身長が伸びるタイミングで成長します。

顎の成長の重視すべきなのは上顎の成長になります。
要は10歳までに上顎を成長させる必要があります。

上顎はどのように成長するの?

上顎はどのように成長するの

上顎はこのように正中口蓋縫合、切歯縫合があります。
正中口蓋縫合は横に広げる事ができます。
切歯縫合は前に広げる事ができます。

このように3方向に広がることで大きくなることが出来るのです。小児と成人のちがい

左が子供、右は大人になります。
子供は正中口蓋縫合、切歯縫合が深いのが分かると思います。
大人になると線が薄くなります。

上顎側切歯は、唇側に移動移動しながら萌出する

犬歯が生えてくるタイミングで生えながら切歯縫合を広げていきます。

永久歯の名前と生えだす年齢

犬歯は11歳〜12歳くらいに生え変わります。
なので犬歯が生え終わるタイミングで成長が80%終了する事になります。

矯正を考えている方は10歳までに受診されることをおすすめします。

それまでに予防する方法は?

歯並びが悪くなったり、顎の成長が不足してしまう理由として呼吸が関わってきます。

鼻呼吸と口呼吸の関係があります。

鼻呼吸の大切さについて

鼻呼吸することで脳を冷やしてくれるので脳が正常に機能してくれる事によって正しい成長をする事が出来ます。
ただ、口呼吸の人は脳を冷やす事ができないので熱くなり40.5度を超えると機能障害になり正しい成長が出来なくなってしまいます。
明日から出来ることはまずは呼吸を変えることです。
大人の方で歯並びが悪い方は幼少期に鼻が詰まっていたや口がよく空いていたという方が多いです。

悪い歯並びの例

些細なことですが鼻呼吸を意識して下さい。また鼻が詰まっているなどあるお子様は必ず耳鼻科に受診して下さい。

いかがだったでしょうか?
今回は、顎の成長について説明させて頂きました。
成長はその瞬間しかありません。
遅くなってしまうと成長は手遅れになってしまいます。
心配な方は些細なことでもいいので一度ご相談ください。
所長 末廣 赳史が優しく丁寧に説明させて頂きます。

歯並びについて詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは086-250-8800へ

診療時間
9:30〜13:00
14:00〜18:30
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※ 受付時間は表記時間の15分前となります。
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医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所

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