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歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?

2024年8月21日
歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?

皆さま、こんにちは!

大阪府八尾市で60年以上、地域密着型の歯科医療を提供している「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院では、患者さま一人ひとりの不安やお悩みに寄り添い、わかりやすい説明と質の高い治療で、皆さまのお口の健康をサポートすることを心がけています。

これまで、患者さまとのコミュニケーションが十分でなかったと反省し、この度、情報発信の場としてブログを開設いたしました。このブログを通して、歯科に関する様々な情報を発信し、患者さまとの信頼関係を築いていきたいと考えています。

歯の基礎知識から治療に関する疑問まで、幅広いテーマを取り上げ、専門的な内容もわかりやすく解説していますので、どなたでも気軽に読んでいただけます!

皆さまからのご質問やご意見も大歓迎です。いただいたご意見は、今後の記事作成や、より良い治療の提供に役立ててまいります。

八尾市で歯医者をお探しの方は、ぜひ「もりかわ歯科」へお気軽にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆さまのお口の健康を全力でサポートさせていただきます。

「歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?」の質問に全力回答!

「睡眠中の癖」と思われがちな歯ぎしりですが、実は口の中の問題や心身のストレスが原因となっていることがあります。放置すると、深刻なトラブルを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。この記事では、歯ぎしりの原因と治療法について解説しますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。

歯ぎしりの原因は何なの?

歯ぎしりの原因は何なの?

睡眠時の歯ぎしりの原因は多種多様

睡眠中に起こる歯ぎしりの原因は、まだはっきりと解明されていません。しかし、大きく関係していると考えられるのは、以下の4つの要因です。

1. 噛み合わせ・骨格

歯の噛み合わせが悪い、または骨格に問題があると、歯が接触しやすく、歯ぎしりが起こりやすくなります。特に、他の歯よりも高い歯があると、歯ぎしりのリスクが高まります。しかし、近年では、噛み合わせや骨格だけが歯ぎしりの原因になることは少ないという考え方が主流です。後述する複数の要因が複合的に影響して歯ぎしりが発生すると考えられています。

2. 口内の不快感

虫歯、歯周病、ドライマウスなどの症状があると、睡眠中に口の中が不快になり、それを解消するために口を動かすことで歯ぎしりが起こることがあります。また、歯の治療後の詰め物の違和感や、お子さまの場合は乳歯と永久歯の生え変わりの時期の不快感が原因となることもあります。このような場合は一時的なもので、口内の変化に慣れてしまえば解消されることが多いです。

3. ストレス

現代人の多くが抱えるストレスも、歯ぎしりの大きな原因の一つです。イライラしたり不安になったりすると、無意識に歯を食いしばることがあります。これが習慣化し、睡眠中にも歯ぎしりが起こるようになることがあります。また、ストレスによる不眠や睡眠の浅さも問題です。浅いノンレム睡眠時は、歯ぎしりが起こりやすい状態です。さらに、深く眠るためにアルコールを摂取することも、歯ぎしりを悪化させる要因となります。

4. 生活習慣

日常生活での癖や、喫煙・飲酒の習慣も歯ぎしりと関係しています。例えば、力仕事やスポーツをする人は、歯を食いしばる癖がつきやすく、それが睡眠中の歯ぎしりへと繋がることがあります。アルコールやニコチンの摂取も、歯ぎしりを悪化させる要因として知られています。ただし、飲酒や喫煙はストレス解消に役立つ面もあるため、我慢しすぎてストレスを溜めないように注意することも大切です。

歯ぎしりの種類は?

歯ぎしりは、大きく分けて以下の3つの種類があります。

グラインディング(歯ぎしり)

グラインディング(歯ぎしり)

上下の歯を水平方向に擦り合わせる、最も一般的なタイプの歯ぎしりです。歯や顎の骨へのダメージが最も大きく、「ガリガリ」「ギリギリ」といった周囲の人も驚くような音が鳴ることがあります。通常は睡眠中に起こりますが、まれに起きている間にも無意識に起こることがあります。

クレンチング(食いしばり)

クレンチング(食いしばり)

上下の歯を垂直方向に強く噛みしめるタイプの歯ぎしりです。グラインディングのように水平方向に擦り合わせることはありません。重い物を持ったり、短時間で力を出す際などには誰にでも起こり得る行為ですが、病的なクレンチングはそれ以外の時にも強く噛みしめてしまいます。グラインディングと同様に、自覚症状はほとんどありません。また、異常な音はしないため、周囲の人も気づきにくいという特徴があります。

タッピング

タッピング

上下の歯を軽くぶつけるように、カチカチと小さな音を鳴らすタイプの歯ぎしりです。3つのタイプの中で最も頻度は低く、歯や顎の骨へのダメージも比較的軽微です。

歯ぎしりを放置していると何が起こる?

歯ぎしりは、放置することで次に挙げるようなリスクが生じます。

歯を摩耗させる

歯ぎしりが習慣化すると、歯が徐々にすり減り、もろくなって欠けたり折れたりする可能性があります。

象牙質知覚過敏症の発症

歯ぎしりでエナメル質が削れると、その下の象牙質が露出します。象牙質には神経が通っているため、冷たいものや熱いものに敏感に反応する「象牙質知覚過敏症」を引き起こすことがあります。

詰め物・被せ物の脱落

詰め物や被せ物は、想定外の力が加わると脱落することがあります。レジンやセラミックの場合は、欠けてしまうこともあります。

顎関節症を引き起こす

歯ぎしりによる強い圧力は、歯や歯周組織だけでなく、顎の骨や筋肉にも負担をかけます。特に顎関節への負担は大きく、顎関節症を引き起こすことも少なくありません。

歯周病を悪化させる

歯周病は、歯周組織に炎症が起こる病気です。歯ぎしりによる強い力が加わることで、歯茎や歯槽骨の炎症が悪化し、歯周病の進行を促進させることがあります。

咬合性外傷を引き起こす

歯ぎしりや食いしばりを続けると、歯根膜をはじめとする歯周組織にダメージが蓄積し、「咬合性外傷」という歯周組織の病気を引き起こすことがあります。咬合性外傷は、歯周病と同様に歯茎や歯槽骨が破壊されていく病気です。

歯並びが悪くなる

歯に強い力がかかり続けると、歯が移動し始め、歯並び全体が乱れて噛み合わせにも異常が生じることがあります。

歯ぎしりから歯を守るにはマウスピースを!

歯ぎしりから歯を守るためにマウスピース(ナイトガード)をつけることをオススメします!!

マウスピースの効果

マウスピースを装着することで、歯に加わる力を分散させ、歯や詰め物・被せ物が欠けたり割れたりするのを防ぐことができます。さらに、顎関節症の改善や筋肉の緊張を緩和する効果も期待できます。

マウスピースの種類と特徴

マウスピースの種類と特徴

ソフトタイプ

ゴム製の柔らかい素材でできており、装着時の違和感は少ないですが、強い歯ぎしりがあると削れて穴が開くことがあります。

ハードタイプ

レジンという硬い樹脂素材でできており、耐久性が高いですが、装着時の違和感があり、噛み合わせの調整が難しい場合があります。

市販品との違い

市販のマウスピースは、お湯で柔らかくしたゴム素材を歯型に合わせて作るものが一般的です。手軽に作れる反面、フィット感が悪く違和感を感じやすいというデメリットがあります。一方、歯科医院で作るマウスピースは、患者様一人ひとりの歯型に合わせて精密に作製するため、フィット感が良く快適に使用できます。

歯科医院で作るマウスピース

歯科医院では、歯型を採取し(通常は上顎のみ)、吸引圧接装置を使って歯型にぴったり合ったマウスピースを作製します。嘔吐反射が強い方や、装着時の違和感がある方は、下顎で作ることも可能です。

マウスピースの寿命

マウスピースは、時間の経過とともにすり減って穴が開いたり、変形したりすることがあります。修理も可能ですが、大幅な修復が必要な場合は、新しいものを作製した方が良いでしょう。寿命は個人差や使用頻度によって異なりますが、一般的には1年程度と言われています。ソフトタイプで穴が開きやすい場合は、ハードタイプの検討をおすすめします。また、定期的に歯科医院でチェックを受けることも大切です。

マウスピースの保管方法とお手入れ

マウスピースを外したら、流水で柔らかめの歯ブラシを使って洗浄しましょう。熱湯は変形の原因となるため、使用しないでください。歯磨き粉はマウスピースを傷つける可能性があるため、使用せず、専用の洗浄剤を使用することをおすすめします。紛失や破損を防ぐため、専用のケースに入れて保管しましょう。

マウスピースで歯ぎしりが完全に治るの?

歯ぎしりの予防法として、自分の歯型に合ったマウスピースを就寝中に装着することが一般的ですが、これはあくまで歯ぎしりの症状を軽減するための対症療法であり、根本的な解決にはなりません。マウスピースを装着していても、歯ぎしり自体は止まらないのです。歯ぎしりの根本的な原因に対処するためには、矯正治療や噛み合わせの調整など、専門的な治療が必要になる場合があります。まずは歯科医院を受診し、歯ぎしりの原因を特定してもらい、適切な治療法を選択することが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

多くの方は、自分が歯ぎしりをしていることに気づいていません。それだけ自覚しにくいものなのです。しかし、気づかないうちに大切な歯が大きなダメージを受けているかもしれません。歯がしみる、顎が痛いなどの症状がある方は、一度歯科医院を受診し、早めに対策を始めることをおすすめします。

また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者さまひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日鏡を見て「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はこちらもご相談ください。

 

矯正無料相談

矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

ナイトガードを使用している方から多い質問

2024年6月12日
ナイトガードを使用している方から多い質問

「歯医者さんって、なんだか緊張する…」 「治療のこと、もっと詳しく知りたいけど、聞くのが怖い…」

そんな風に思っていませんか?

私たちは、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。 八尾市にある歯医者さんとして、地域の皆さまのお口の健康をサポートしています。

歯科治療って、わからないことだらけですよね。 私たちにとっては当たり前のことでも、患者さんにとっては初めて聞くことばかり。 疑問や不安を感じるのは当然のことです。

当院では、患者さんが安心して治療を受けていただけるよう、 疑問や不安を解消することを大切にしています。

しかし、診療中は時間の制約もあり、 専門的な内容をどこまで詳しくお話しすればいいのか、 いつも悩んでしまうんです。

そこで、このブログでは、 患者さんからよくいただく質問をテーマに、 わかりやすく解説していきたいと思います!

「こんなこと聞いてもいいのかな?」 なんて遠慮はいりません。 どんな些細なことでも、気になることは解決して、 安心して治療を受けていただきたいと思っています。

このブログが、皆さまのお口の健康を守るための一助となれば幸いです。 ぜひ、最後まで読んでみてくださいね😊

ナイトガードに関する患者さんからの質問に全力回答!

今回は、「ナイトガード」を使用している患者さんからよく聞かれる質問に対して全力でお答えしていきます!

まず、ナイトガードとは?

ナイトガードとは?

ナイトガードとは、就寝時に装着するマウスピースの一種で、歯ぎしりや食いしばりから歯や顎を守るために使用されます。

ナイトガードの主な役割

  • 歯の保護: 歯ぎしりや食いしばりによる歯の摩耗、欠け、割れを防ぎます。
  • 顎関節の保護: 顎関節への負担を軽減し、顎関節症の予防や症状緩和に役立ちます。
  • 筋肉の緩和: 顎や顔の筋肉の緊張を和らげ、頭痛や肩こりの軽減にもつながることがあります。

ナイトガードの種類

  • ソフトタイプ: 弾力性があり、衝撃吸収力が高いですが、耐久性がやや劣ります。
  • ハードタイプ: 薄くて装着感が良いですが、ソフトタイプに比べて衝撃吸収力は劣ります。

ナイトガードのメリット

  • 歯や顎関節へのダメージを軽減できる
  • 顎関節症の予防・症状緩和に役立つ
  • 歯ぎしりや食いしばりの自覚につながる

ナイトガードのデメリット

  • 装着感に慣れるまで時間がかかる場合がある
  • 定期的なメンテナンスが必要

ナイトガードの入手方法

歯科医院で歯型を取り、オーダーメイドで作製してもらうのが一般的です。市販品もありますが、合わない場合は歯や顎を痛める可能性があるので注意が必要です。

ナイトガードの使用について

  • 歯科医師の指示に従って、正しく装着・使用することが大切です。
  • 定期的に歯科医院でメンテナンスを受け、破損や劣化がないか確認しましょう。

ナイトガードはどれくらいで効果が出ますか?

「ナイトガードって、いつから効果が出るんだろう?」

そう思われている方も多いのではないでしょうか。

一般的に、ナイトガードの効果は約1週間ほどで実感できる方が多いです。

ただし、歯ぎしりや食いしばりの原因が、歯の高さの違いによる噛み合わせの悪さの場合、ナイトガードだけでは十分な効果が得られないことがあります。

このようなケースでは、歯を少し削って噛み合わせの調整を行うなどの治療が必要になることもあります。

歯や顎関節の保護

ナイトガードを装着することで、歯ぎしりや食いしばりによる歯や顎関節へのダメージはすぐに軽減されます。

顎関節症の症状緩和

顎関節症の症状(あごの痛み、口が開きにくい、あごから音がするなど)の緩和には、数週間から数ヶ月かかることがあります。

頭痛や肩こりの軽減

顎や顔の筋肉の緊張が原因で起こる頭痛や肩こりの軽減も、数週間から数ヶ月かかることがあります。

 

ナイトガードの効果は個人差があり、症状の程度や原因によっても異なります。装着後も定期的に歯科医院でチェックを受け、調整してもらうことで、より効果を実感できるでしょう。

また、ナイトガードはあくまで歯や顎関節を守るための装置であり、歯ぎしりや食いしばりの根本的な原因を解決するものではありません。ストレスや睡眠不足、噛み合わせの異常などが原因の場合は、それらへの対処も必要となります。

 

当院では、患者さん一人ひとりの症状や原因に合わせて、最適な治療法をご提案いたします。

ナイトガードの効果や治療について、気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

ナイトガードが必要な人は?

ナイトガードが必要な人は?

就寝中の歯ぎしりや食いしばりにお悩みではありませんか?

これらの症状を放置すると、歯がすり減ったり、欠けたりするだけでなく、 最悪の場合、歯が折れてしまうこともあります。

そこで、当院では「夜間マウスピース(ナイトガード)」の使用をおすすめしています。

夜間マウスピースは、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりから歯を守り、 様々なトラブルを防ぐ効果が期待できます。

特に以下のような方は、ナイトガードの使用をおすすめします

歯ぎしり・食いしばりがある方

  • 睡眠中、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまう方
  • 朝起きた時に顎の疲れや痛みを感じる方
  • 歯がすり減っている、欠けている、割れている方
  • 頬の内側に歯型がついている方

顎関節症の方

  • 口を開け閉めする時に顎から音がする方
  • 口を開けにくい、顎が痛い方
  • 顎関節に違和感がある方

その他

  • 歯科治療(詰め物、被せ物、インプラントなど)をしている方
  • 歯列矯正中の方
  • ストレスを感じやすい方

 

上記に当てはまる方は、一度相談に来てください。

歯科医師が症状や歯の状態を診て、ナイトガードが必要かどうか判断し、適切なアドバイスをいたします。

また、最近では、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりを記録できるアプリやデバイスも登場しています。気になる方は、そういったツールを活用してみるのも良いでしょう。

 

もちろん、上記以外の方でも、歯ぎしりや食いしばりが気になる方は、 お気軽にもりかわ歯科までご相談ください。

ナイトガードは何年くらい持ちますか?

ナイトガードは、歯ぎしりや食いしばりから歯を守るための大切なアイテムです。

一般的には、3年ほど使用できることが多いですが、 噛む力が強い方や、歯ぎしり・食いしばりの頻度が高い方は、1年も経たないうちにすり減って穴が開いたり、割れたりすることがあります。

定期的に歯科医院でチェックを受け、 状態に合わせて新しいマウスピースに交換することをおすすめします。

当院では、患者さん一人ひとりの噛み合わせや歯の状態に合わせて、 オーダーメイドのナイトガードを作成しています。

ナイトガードは毎日洗浄したほうがいいですか?

ナイトガードは毎日洗浄したほうがいいですか?

はい、ナイトガードは毎日洗浄することをおすすめします。

睡眠中は唾液の分泌量が減り、細菌が繁殖しやすい環境になります。ナイトガードを装着したまま寝ると、細菌がナイトガードに付着し、口臭や虫歯、歯周病の原因となる可能性があります。

毎日洗浄することで、これらのリスクを減らすことができます。

洗浄方法

  1. 水洗い
    ナイトガードを外したら、まず流水で丁寧にすすぎます。
  2. 歯ブラシでの洗浄
    やわらかい歯ブラシを使って、歯磨き粉をつけずに優しくブラッシングします。
  3. 洗浄剤の使用
    週に1〜2回程度、市販のナイトガード(マウスピース)専用洗浄剤を使用すると、より清潔に保てます。
  4. 乾燥
    風通しの良い場所で自然乾燥させます。

注意点

  • 熱湯での洗浄や煮沸消毒は、変形の原因となるため避けましょう。
  • 歯磨き粉は研磨剤が含まれているため、使用しないようにしましょう。
  • 洗浄後はしっかりと乾燥させ、専用のケースに保管しましょう。

毎日洗浄することで、清潔な状態でナイトガードを使用することができます。

ナイトガードは水につけて保管してもいいですか?

ナイトガードは、就寝時に装着し、日中は外して保管しておくものです。

保管方法として、水につけておくことが推奨されます。 これは、マウスピースの乾燥を防ぎ、変形のリスクを減らすためです。

ただし、毎日水を交換しないと、雑菌が繁殖する可能性があります。 水での保管が難しい場合は、しっかり清掃した上で乾燥させて保管することも可能です。

保管方法のポイント

  • 水に浸ける場合: 毎日新しい水に交換しましょう。
  • 乾燥させる場合: 風通しの良い場所で保管し、直射日光や高温を避けましょう。

 

ご自身に合った保管方法で、清潔に保ち、長くご使用ください。

ナイトガードはハードとソフトのどちらがいいですか?

ナイトガードのハードタイプとソフトタイプは、それぞれ特徴があり、どちらが良いかは、歯ぎしりや食いしばりの強さ、症状、ご自身の好みによって異なります。歯科医師と相談して、ご自身に合ったタイプを選ぶことが大切です。

ハードタイプのナイトガード

メリット

  • 薄くて装着感が良い
  • 耐久性が高い
  • 顎関節症の治療に適している場合がある(噛み合わせの調整がしやすい)

デメリット

  • 衝撃吸収力がソフトタイプに比べて低い
  • 装着時に違和感を感じやすい
  • 割れる可能性がある

ソフトタイプのナイトガード

メリット

  • 衝撃吸収力が高い
  • 装着感がソフトで違和感を感じにくい
  • 歯ぎしりや食いしばりの力が弱い方に適している

デメリット

  • 摩耗しやすく耐久性が低い
  • 歯ぎしりや食いしばりの力が強い方は噛み破ってしまう可能性がある
  • 顎関節症の治療には適していない場合がある

どちらを選ぶべきか

  • 歯ぎしりや食いしばりが強い方
    ハードタイプの方が耐久性が高く、破損しにくいでしょう。
  • 歯ぎしりや食いしばりが弱い方
    ソフトタイプの方が装着感が良く、違和感を感じにくいでしょう。
  • 顎関節症の方
    噛み合わせの調整がしやすいハードタイプの方が適している場合が多いですが、症状によってはソフトタイプが適している場合もあります。歯科医師に相談しましょう。
  • 初めてナイトガードを使用する方
    ソフトタイプの方が装着感に慣れやすいでしょう。
歯科医師への相談

ナイトガードは、ご自身の歯型に合わせて作製するオーダーメイドが基本です。歯科医師は、歯並びや噛み合わせ、歯ぎしりや食いしばりの程度などを考慮して、最適なタイプや素材をご提案いたします。

まずは歯医者を受診し、相談されることをおすすめします。

ナイトガードについてもっと知りたい方へ

この記事をお読みになった方でもっとナイトガードについて知りたい方は、ナイトガードに関連する過去のブログ「マウスガードやナイトガードの使用は歯に影響を与えますか?」も合わせて是非ご覧ください。

マウスガードやナイトガードの使用は歯に影響を与えますか?

ナイトガード作製をお考えの方はもりかわ歯科に相談ください

ナイトガードについてよく聞かれる質問への回答を書きましたが、他にも人それぞれ様々なお悩みや質問があるかと思います。

ここに書いてない内容でも当院へお気軽にご質問ください。

スタッフ一同患者さまに寄り添って一緒にお悩み解決をさせていただく所存です。

 

是非、もりかわ歯科の予防歯科で定期メンテナンスにお越しください!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、ナイトガードについてよくある質問をまとめてみました。

ナイトガードをすでにお使いの方はもちろん、これからナイトガードを作ろうとお考えの方のお役に立てれば幸いです。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。


矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

歯のホワイトニング方法って?

2024年2月28日
歯のホワイトニング方法って?

こんにちは。大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

「歯科医師やスタッフにとっては常識であること」でも患者さんにとっては「これってどうなんだろう…」と思うことはたくさんあります。

それも当然、患者さんは歯の専門家ではありません。ですので、歯や口内の健康についての疑問や不安を抱くのは当然です…。

 私たちは、患者さんが歯や口腔の健康について理解し、納得した上で治療を受けることが大事だと信じています。そのためには、診療中にできる限りすべての疑問にお答えできるよう努めていますが、時間や専門知識の制約から、すべてにお答えできない場合もあります。そこで、通常の診療でよくある質問に対しては、当院のブログで順次解説していくことにしました。このブログを通じて、患者さんが歯医者に関する疑問や不安を解消できるよう、お手伝いできればと願っています。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです!

「歯のホワイトニング方法って?」の質問に全力回答!

今回は、歯のホワイトニング方法って?などの質問に対して全力でお答えしていきます!

まず、ホワイトニングとは?種類はあるの?

歯のホワイトニングとは、特定の薬剤を使用して歯を明るくする治療方法です。歯の変色はさまざまな原因があります。歯の表面が着色や汚れで変色している場合は、クリーニングで改善できますが、歯の内部まで変色している場合は、表面のクリーニングだけでは効果がありません。そういった場合には、歯のホワイトニングが有効になってきます。

歯が元々黄ばんでいる方でも、ホワイトニングによって理想的な白さに近づけることができます。また歯を白くするためにクラウンを使用する場合は、歯を削ってクラウンを被せる必要がありますが、ホワイトニングでは歯を削ることなく白くすることができます。

また、ホワイトニングは以下の3種類の方法があります。

ホームホワイトニング

「ホームホワイトニング」とは、歯科医院に通わなくても自分の家で行えるホワイトニング方法です。自宅だけでなく、必要な道具と材料さえあればどこでもホワイトニングができます。専用のマウスピースにホワイトニング用の薬剤を入れて装着し、自分の好きなタイミングに合わせて歯を白くすることができるのがメリットです。

ホームホワイトニング

オフイスホワイトニング

「オフィスホワイトニング」とは、歯科医院で提供される専門的な歯のホワイトニング治療です。専用の薬剤を歯の表面に塗布して、特定の波長の光(レーザーやLEDなど)を照射します。この光が薬剤の成分と反応して、歯の表面に付着している色素を分解・除去することで歯を白くします。オフィスホワイトニングは効果が早く現れ、複数回の施術を受けることで顕著な白さを実感できます。ホームホワイトニングと比較すると、歯の白さにムラが出る可能性が少ないのがメリットです。ただし、色戻りが早く、費用が高額であるというデメリットも発生してしまいます。

オフィスホワイトニング

デュアルホワイトニング

「デュアルホワイトニング」とは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うホワイトニングです。それぞれのホワイトニングを別で行うよりも短い期間での白さアップが期待でき、その効果も長持ちしやすいのがメリットです。

デュアルホワイトニング

ホワイトニングは何回くらい受けると効果が現れる?

歯のホワイトニングは、通院期間や施術回数において個人差やその方が目指す歯の白さのレベルによって異なります。もりかわ歯科では約2〜3回のオフィスホワイトニングと、約1〜2回のホームホワイトニング、デュアルホワイトニングは2回の施術をそれぞれ推奨しています。理想の白さと明るさを実現するのに役立てましょう。基本的な手順は、オフィスホワイトニングで白さと明るさを向上させ、ホームホワイトニングで後戻りを防ぎながら白さを定着させることです。一度の通院で複数回の施術を行ったり、新しい薬剤を使用することで、より少ない通院回数で効果を得られる場合もございます。

白さを急いで実現したい方や通院回数を減らしたい方は、 事前にご相談いただいて、その対応を確認することが重要です。特にホームホワイトニングは自己処理になりますが、薬剤の量を増やすという方法は、しみたり痛みが出る可能性があるため注意が必要です。

ホワイトニングで歯が白くなりやすい人は?

ホワイトニングの効果は、個人によって異なる傾向があります。一般的には、若い年齢の方や歯の黄ばみが少ない方、またはコーヒーや赤ワインなどの着色物を摂取しない方は、歯が白くなりやすいとされています。ただし、詰め物がある箇所は白くなりませんので、こちらも留意してください。これらの条件に当てはまらない場合でも、ホワイトニングを行うことで歯を白くすることは可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

ホワイトニングで効果を感じにくい人は?

以下のような人は、ホワイトニングをしても効果を十分に得られない可能性があります。

フッ素コーティングしている人

フッ素コーティングを受けた人は、歯を強化し表面を保護しますが、同時にホワイトニング剤の浸透が難しくなることがあります。ホワイトニング後にフッ素コーティングを施すことがおすすめされます。

ホワイトスポットのある人

ホワイトスポットとは歯にできる白い斑点のことです。ホワイトスポットがある人は、ホワイトニングによってこれらのスポットがより目立つことがあります。ホワイトニング後には、周囲の歯の色との調和を考慮した治療を検討することが重要です。

テトラサイクリン歯の人

テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系抗生物質により変色した歯のことを指します。歯の内部で変色が起こるため、表面的なホワイトニングでの改善は難しいですが、繰り返しのホワイトニングによって改善される可能性があります。

無髄歯や失活歯がある人

無髄歯や失活歯の場合、ホワイトニングでは黒っぽい変色を解消することができません。このような場合は、ウォーキングブリーチや被せ物、ラミネートベニアなどの処置を検討する必要があります。

詰め物や人工歯がある人

詰め物や人工歯を持つ人も注意が必要です。ホワイトニング剤は天然歯にのみ効果がありますので、詰め物や人工歯はホワイトニングで白くなりません。

使用薬剤とホワイトニングができない人は?

使用する特別な薬剤

歯科のホワイトニングで使用される成分は、「過酸化水素(または過酸化尿素)」です。過酸化水素は一般的にオキシドールなどの消毒剤として知られ、強力な酸化剤として作用します。歯科医師は、患者様の健康に悪影響を及ぼす可能性があると判断した場合、この成分を用いたホワイトニング施術を行うことはありません。

もちろん、過酸化水素を使用したホワイトニング剤が健康に害を及ぼすことはまれですが、誤った使い方や特定の体質に合わない場合には事故が発生する可能性があります。

そのため、過酸化水素(または過酸化尿素)を含むホワイトニングを受ける際には、歯科医師が口内の状態を確認し、患者様への問診を行って特定の条件を満たす必要があります。

ホワイトニングができない人

18歳未満の人

乳歯や新しく生えてきた歯は、施術の影響を受ける可能性があるため、18歳未満の方の治療を受け付けない歯科医院も多く見られます。具体的な症状は不明ですが、少なくとも歯に損傷をもたらす可能性があります。お子様の歯が黄ばんでいる原因の多くは、歯の表面の着色によるものです。お子様の歯を黄ばみから守り、白く保つためには、定期的な歯科検診と正しい歯磨きが重要です。

虫歯・歯周病が進行している人

虫歯や歯周病が進行している箇所にホワイトニング剤が触れると、痛みや炎症が生じる可能性があります。そのため、ホワイトニングの前には歯の治療が必要です。ホワイトニングの施術前には、歯科医師や歯科衛生士が口内をチェックしますので、安心してください。

妊娠中・授乳中である人

ホワイトニングに使用される薬剤には、胎児や乳児に悪影響を及ぼす可能性がある過酸化水素や過酸化尿素などの成分が含まれています。乳歯への影響と同様に、具体的な害は不明ですが、100%安全とは言い切れないため、妊娠中や授乳中の方はホワイトニングを控えることをおすすめします。授乳中でも歯を白くしたい場合は、ホワイトニングではなく、歯のクリーニングを検討してみましょう。歯の表面の着色汚れであれば改善できる可能性があります。また、口腔内の清潔を保つことは、お子様への歯周病や虫歯の感染リスクを低減させるのに役立ちます。

知覚過敏がある人

知覚過敏は、刺激に敏感な象牙質が露出し、冷たいものや熱いものに触れると痛みを感じる症状です。ホワイトニング剤が歯にしみ込んで痛みを引き起こす可能性があります。知覚過敏がある方は、ホワイトニングを控えることをおすすめしますが、痛みを最小限に抑える低濃度の薬剤を使用することもご提案可能です。知覚過敏だけどホワイトニングをしといという方はお気軽にご相談くださいませ。

知覚過敏がある人

歯が白くなるとどんなメリットがありますか?

最後に、白い歯が与える印象について書かせていただきます。

美しさと自信の向上

白い歯は一般的に美しく、清潔感があります。白い歯を手に入れることで、笑顔が明るく見え、自信を持つことができます。

若々しさの印象

白い歯は若々しさを象徴します。年齢が上がっても、白い歯を維持することで若々しい印象を与えることができます。

社会的な影響

社会的な場面でも、白い歯は好印象を与えます。面接やビジネスの場での第一印象が良くなることがあります。

歯の健康

ホワイトニングを行う際には、歯の表面の汚れや歯垢も取り除かれるため、口の中の健康も促進されます。

歯が白くなるとどんなメリットがありますか?

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、歯のホワイトニングについて説明してみました。ひとくちにホワイトニングといっても、種類やメリット・デメリットなどはいろいろございます。もりかわ歯科のホワイトニングページでもご説明しておりますので、あわせてご覧いただければ幸いです。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お客様お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

また歯列矯正をお考えの人も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

マウスガードやナイトガードの使用は歯に影響を与えますか?

2024年2月7日
マウスガードやナイトガードの使用は歯に影響を与えますか?

こんにちは。大阪府八尾市の歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯科医や診療所のスタッフにとっては当たり前の知識でも、患者さんは歯の専門家ではありませんので、様々な疑問を抱かれるのは当然です。

歯やそれに関連する体のことについて、患者さんが知りたいことを理解し、納得していただくことが大切だと我々は考えています。

診療中にすべての疑問にお答えできれば一番なのですが、時間をかけて詳しく説明することもできない現状があります。

そこで、通常の診療でよく寄せられる質問に対して、当院のブログで順次お答えしていくことにしました。

このブログを通じて、患者さんが歯医者に対して抱く疑問や不安を解消できるよう、少しでもお手伝いできればと願っています。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「マウスガードやナイトガードの使用って歯に何か影響あるの?」の質問に全力回答!

今回は、一般的に「マウスガード」や「ナイトガード」と呼ばれる、歯や顎にかかる負担を軽減するためのマウスピースが歯に与える影響についてよくいただく質問に対し全力でお答えしていきます!

マウスガードとは

マウスガードとは

マウスガード(口腔保護具)は、歯科医療やスポーツなどで使用される口の中を保護するための装置です。主な目的は、歯や口腔組織を怪我やダメージから守ることです。マウスガードはいくつかの異なるタイプがありますが、主に以下の2つのカテゴリーに分けることができます。

歯科用マウスガード

歯科用マウスガード

歯ぎしりや寝ている間に歯を食いしばるなどの問題に対処するためのものです。これらのマウスガードは、歯科医によってカスタムフィットされることが一般的で、患者の歯型に合わせて作られます。歯科用マウスガードは歯を保護し、歯ぎしりによる歯の摩耗や夜間の顎関節症状を軽減するのに役立ちます。

スポーツマウスガード

スポーツマウスガード

スポーツの際に口や歯をケガから守るためのものです。野球、サッカー、ボクシングなど、激しい接触や打撃が予想されるスポーツでは、選手が口に被ることで歯や口腔組織を守ります。これらのマウスガードは一般的に柔らかいプラスチックやゲルでできており、一般的な市販品や適応型のものがあります。

マウスガードは歯の保護だけでなく、口腔全体を守り、スポーツ中や睡眠中の怪我やダメージを軽減するために使用されます。

マウスガードとマウスピースの違いは何ですか?

実は、同じアイテムなのに、異なるスポーツでは異なる呼び名が使われています。イギリスのボクサー向けに開発されたマウスピースは、その小さなゴムの破片に由来しています。そのため、ボクシングではこれを「マウスピース」と呼びますが、他のスポーツでは通常「マウスガード」と呼ばれています。このアイテムは、使用されるスポーツによって異なる呼称が存在するという興味深い特徴を持っています。

マウスガード(マウスピース)は必要ですか?

スポーツ選手は、衝撃の瞬間、身体の接触、緊張などで通常の人よりも何倍も歯を強く噛みしめがちです。そのため、自身の噛む力によって歯が折れる可能性が高まり、通常の人よりも歯の摩耗が速く進むことがあります。マウスガードは、こうした歯の摩耗を防ぐ役割を果たします。

ナイトガードとは

ナイトガードとは

ナイトガードとは、主に睡眠中における歯ぎしりや食いしばりによる問題に対処するための装置です。これらの習慣は知覚過敏や歯周病、顎関節症などの様々な口腔健康上の問題を引き起こす可能性があります。ナイトガードは、通常、上顎(上の歯)に装着する薄いマウスピースの形態をしており、これによって睡眠中に歯や顎にかかる余分な負担を軽減し、口腔健康を保護します。

ナイトガードはどれくらいで効果が現れますか?

ナイトガードの有効性は、おおよそ1週間で効果を感じられます。ただし、歯ぎしり、食いしばり、噛みしめの原因が歯の高さの違いによる噛み合わせの不調和である場合は、歯を削って噛み合わせを調整するなどの治療が必要なこともありますので、ナイトガードを使用しても効果を感じられない場合は歯医者に相談してください。

ナイトガードは歯ぎしりにも効果がありますか?

ナイトガードの使用により、歯ぎしり・食いしばり・噛みしめの方に以下の効果が期待されます。
・歯のすり減りを防ぐ
・歯の揺れを防ぐ
・詰め物・被せ物の破損、脱離を防ぐ
・顎関節の負担を軽減する
効果は約1週間で現れますが、歯の高さの違いによる問題であれば噛み合わせの調整が必要な場合もあります。

ナイトガードを就寝時に使用すると、どんな影響がある?

睡眠中の食いしばりや歯ぎしりは、起床時の6倍もの力が歯にかかるというデータがあります。これらの問題は主に精神的なストレスによって引き起こされると考えられています。自身でストレスを軽減するのは難しいかもしれませんが、寝る前にできるだけリラックスして顎の筋肉の緊張を和らげ、良質な睡眠を促進することが重要です。


ナイトガードの使用により、マウスピースが歯にかかる負担を軽減してくれます。歯ぎしりや噛みしめを完全に治癒するわけではありませんが、無理な力が歯に与える損傷を和らげるのに役立ちます。

ナイトガードは日中でもつけてもいいですか?

昼間に無自覚に歯ぎしりをしてしまう方には、昼間中の使用も考慮されることがあります。もし歯ぎしりが睡眠中だけの問題であれば、ナイトガードの装着も寝ている間だけで十分です。

ナイトガードの注意点は?

ナイトガードを使用する際は、虫歯菌が繁殖しやすいため、装着前と後には必ず歯磨きを行ってください。 ナイトガードをはめる際は、歯で噛み込むのではなく、手で正しくはめるよう心がけましょう。 毎晩就寝前にナイトガードを装着し、朝起きたら取り外して水か専用の洗浄剤で洗うようにしましょう。

ナイトガードのデメリットは?

ナイトガードの欠点として、つけている時に違和感を感じやすく、眠っている最中にマウスピースを外してしまうことがあることが挙げられます。これは個人差があり、一部の人は安心して使用できる一方で、他の人にとっては適応が難しい場合もあります。

歯医者でマウスピースを作る理由は何ですか?

マウスピースの製作の目的は、歯ぎしりや歯の食いしばりの治療にあります。これらの習慣が続くことで、顎の痛みや肩こり、詰め物の損傷など、さまざまな影響が生じる可能性があります。歯ぎしりや歯の食いしばりは通常、睡眠中に発生するため、就寝中に使用できるマウスピースが治療に使用されます。

マウスピースを綺麗に保つ方法はありますか?

マウスピースを清潔な状態で使うことは非常に重要です。使用する前後には、正しい洗浄と十分な乾燥を心がけましょう。専用のマウスピース洗浄剤や石鹸、ぬるま湯を使用して徹底的に洗浄し、清潔さを維持します。

専用の洗浄剤には、殺菌や消臭効果があり、これを併用することでより一層の効果が期待できます。さらに、乾燥させる際には清潔な乾燥用ケースを使用するか、風通しの良い場所で充分に乾燥させることが肝要です。

 

それに加え歯磨きを終えた後にマウスウォッシュを利用して口内も清潔に保つと、細菌の増加を防ぐことができます。

ナイトガードの洗い方(お手入れ方法)

ナイトガードの洗い方(お手入れ方法)

水道水を使用した歯ブラシのお手入れ方法

最も手軽な方法は、水道水を流しながら「柔らかい歯ブラシ」を使用してマウスピースを洗います。

ただし、歯磨き粉を使用すると、その中の研磨剤の効果により微細な傷ができる可能性があります。これらの傷ができると、細菌がつきやすくなり、汚れが残る可能性があります。そのため、歯磨き粉は使わずに水だけで洗浄しましょう。

ただし、マウスピースのタイプによっては、歯ブラシを使用しない方が良い場合もあるので、洗浄方法については歯医者で相談することがおすすめです。

マウスピース専用の洗浄剤を利用する

マウスピース専用の洗浄剤は、見えない汚れやにおいを除菌できるため、マウスピース全体を徹底的に洗浄するのに適しています。毎日の歯ブラシでは落としきれない汚れを取り除くために、週に1度程度は洗浄することをおすすめします。

つけおきタイプの洗浄剤は手軽で、洗浄剤をぬるま湯に溶かしておくだけです。ただし、洗浄剤のつけおき時間はメーカーによって異なるため、指定の時間を守るようにしましょう。長時間つけすぎるとマウスピースが劣化する可能性もあるため、使用時間にも注意が必要です。

超音波洗浄機の活用

眼鏡を洗浄する超音波洗浄機でも、マウスピースを洗浄することが可能です。歯医者でも使用されることがあるこの機械は、市販でも数千円から入手でき、手軽に洗浄作業を行えます。ただし、安価な超音波洗浄機は効果が弱いことがあるため、購入前に検討が必要です。

お手入れの際の留意点

  • マウスピースが変形する可能性があるため、熱いお湯での洗浄は避けてください。
  • 歯磨き粉には研磨剤が含まれている場合があるため、使用しないでください。
  • 歯ブラシでの洗浄時には力を強くかけないようにしてください。

マウスピース装着で口腔内の細菌を増殖させないために

マウスピース装着で口腔内の細菌を増殖させないために

ナイトガードや、矯正用マウスピースのように長時間マウスピースを装着する場合、口腔内の細菌が増殖する可能性が高まりますので、日頃からの丁寧な歯磨きはもちろん歯医者でのメンテナンスもかかせません。

マウスピースを装着し始めたらそれまでよりもこまめに歯医者へメンテナンスに通っていただくことをお勧めします。

 

医療法人甦歯会もりかわ歯科では丁寧なメンテナンス・予防歯科も行っておりますので、いつでもお気軽に来院してください。

詳しくは当院予防歯科ページをご覧ください。

マウスガードやナイトガードの使用でお悩みの方はもりかわ歯科に相談ください

もりかわ歯科の優秀なドクターや衛生士が親身にマウスガードやナイトガードについてお悩みごとを伺いますので、ご相談ください。

それ以外でも、歯や口腔内に関するお悩みもご相談をお受けしておりますので、一度お気軽にご相談にいらしてください。

噛み合せや歯並びの根本治療をお考えの方

日頃から歯ぎしりや噛み合せでお悩みの方、もしかしたらその原因は歯並びにあるかも知れません。

医療法人甦歯会もりかわ歯科ではマウスピース矯正(インビザライン)のダイヤモンドプロバイダーに選ばれた日本でも1%の歯医者です。

一度根本原因を探るだけでも構いませんので、無料相談へお越しください。

当院の矯正ページもご覧くださいませ。

まとめ

いかがだったでしょうか?

スポーツをされていてマウスガードが必要な方、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方でナイトガードの作製をお考えの方は、もりかわ歯科へお気軽にご相談ください。

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

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詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。