こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。
インビザラインは、従来のワイヤー矯正とは異なり、目立ちにくく取り外しが可能なマウスピース型の矯正方法です。近年、多くの方がこの治療法を選択する中で、治療期間に関して疑問や不安を抱える方も少なくありません。
「治療がいつまで経っても終わらないのではないか」と不安になることもあるでしょう。また、患者さまの状況によっては、想定よりも長引くケースもあるため、あらかじめ理解しておくことが大切です。
この記事では、インビザラインの基本的な治療期間、治療が長くなる主な理由、そしてスムーズに終わらせるためのポイントまで詳しく解説します。インビザラインを検討中の方や、すでに治療を受けている方は、ぜひ参考にしてください。
インビザラインとは

インビザラインは、透明なマウスピース型の矯正装置を使用して歯列を整える方法です。従来の矯正装置とは異なり、金属製のワイヤーやブラケットを使用しないため、見た目の違和感や日常生活への影響が少ないのが特徴です。
インビザラインでは、歯の動きを3Dシミュレーションで確認しながら、患者さま一人ひとりに合わせたオーダーメイドのマウスピースを装着して治療を進めます。マウスピースを1〜2週間に一度、患者さま自身で交換しながら少しずつ歯を理想の位置へと動かす仕組みです。
インビザラインの治療期間

インビザラインの治療期間は、症例の難易度やお口の状態によって異なります。一般的には、歯を大きく動かさない軽度な矯正であれば、3~6か月、全体的に歯の位置を調整する場合は1年〜3年程度かかるケースが多いです。
ただし、歯並びや噛み合わせの状態は見た目だけでは判断できません。歯科医院でレントゲン撮影や歯型のスキャンを行って分析し、目安を確認する必要があります。
インビザラインの治療期間が長くなるケース

インビザラインでの矯正治療は、多くの場合3ヵ月〜3年程度で完了します。
しかし、治療期間が延びてしまうケースも存在します。ここでは、どのようなケースでインビザラインの治療期間が長くなるのか、確認していきましょう。
交換時期や装着時間が守られていない
インビザラインでは、次のマウスピースに交換するタイミングや、1日に装着する最低時間といったルールが設けられています。これらを守らないと、計画通りに歯を動かすことができず、治療期間が延びる原因になります。
例えば、交換時期を過ぎても同じマウスピースを使い続けた場合、歯の移動が進みません。マウスピースは少しずつ違う形状で作られていて、マウスピースと実際の歯並びのずれを利用して歯を移動させています。そのため、同じマウスピースを長く使い続けても、歯並びは整わないのです。
また、装着時間が足りないと、歯が正しい位置に移動しません。治療計画は、1日20時間以上マウスピースを装着する前提で立てられていることが多いです。装着時間が20時間未満の日が続くと、計画通りに歯が移動しない可能性が高いです。
歯の動きが遅い
歯が動く速度には個人差があります。インビザラインに限らず、矯正治療では顎の骨の吸収と再生を利用して歯を移動させているため、代謝が良い人のほうが歯の移動が早い傾向があります。
そのため、若い方のほうが歯が動きやすく、加齢によって代謝が落ちている中高年の患者さまでは歯が動く速度が遅くなることが多いです。
歯ぎしりや食いしばりの癖がある
歯ぎしりや食いしばりなどの癖は、歯に強い負荷をかけます。無意識のうちに強い力で噛みしめる癖がついている人は、歯に強い衝撃を与えている可能性もあるでしょう。
こうした癖がある場合、マウスピースが変形したり破損したりする可能性があります。その結果、装着時間を守ることができなくなると、歯が計画通りに動かなくなります。
また、歯ぎしりや食いしばりによって歯周組織に炎症が起こると、歯の移動に影響を及ぼす可能性があります。
虫歯や歯周病が発生した
虫歯や歯周病が発生した場合、その治療を優先するのが一般的です。軽度の虫歯であれば治療中にマウスピースを外し、治療後に際装着するだけで終わる可能性もありますが、進行している場合はマウスピースを外す時間が長くなります。
また、虫歯治療によって歯の形状が変わると、マウスピースを再作成しなければならなくなるケースもあります。再作成には2週間から1ヶ月ほどかかることが多く、この間は矯正治療を進められません。
虫歯や歯周病が重症化すると、痛みなどの影響でマウスピースを装着できなくなることもあるでしょう。
マウスピースを破損・紛失した
インビザラインで使用するマウスピースは、装着時の違和感を軽減できるよう薄く作られています。口内で耐えられるような素材ではありますが、強い衝撃が加わることは想定されていません。
そのため、マウスピースの着脱時に強い力を加えたり、落下させたりすると、破損する可能性があります。また、外したマウスピースを紛失する方も少なくありません。
この場合、マウスピースを作り直す必要があるので、治療期間が延長されます。
インビザラインでの治療を計画どおりに終わらせるためには

インビザラインでの治療を計画通りに終わらせるためには、以下の4つを心がけることが大切です。
交換時期・装着時間を守る
マウスピースは治療計画に沿って作成されており、1装置ごとに歯を移動させられる距離は決まっています。マウスピースを予定よりも早く交換すると歯がしっかりと移動せず、予定より遅く交換すると歯の移動が進まなくなります。
そのため、治療計画に沿って交換することが重要です。
また、装着時間も守ることを意識しましょう。1日の装着時間は20時間以上とされることが一般的ですが、20時間未満の日が続くと歯の移動が計画からずれていきます。
計画通りにインビザライン矯正を進めるためには、マウスピースの交換時期・装着時間を守ることが欠かせないといえるでしょう。
マウスピースの変形・破損・紛失を防ぐ
マウスピースが変形・破損した場合、そのマウスピースは装着できなくなるため治療計画が狂う可能性があります。食事の際には必ず外し、収納ケースに入れて保管しましょう。水以外の飲み物を飲む時も、マウスピースは外す必要があります。
外したマウスピースは、バッグの中にそのまま入れたり、ティッシュに包んだりしないようにしましょう。食事の際にティッシュに包んでいて、誤って捨ててしまう方は非常に多いです。
また、マウスピースは熱に弱いため、煮沸消毒や熱湯消毒は避けてください。綺麗にしたいという気持ちから熱湯をかければいいのではと考える方は少なくありませんが、マウスピースが変形する恐れがあります。
マウスピースは適切に管理し、変形や破損・紛失を防ぎましょう。
虫歯や歯周病を予防する
マウスピースを装着していると、歯に唾液が触れにくくなります。唾液には汚れを洗い流す自浄作用や、細菌の働きを抑える効果がありますが、インビザライン矯正中は唾液の働きがうまく働かない可能性があるのです。
治療をスムーズに進めるには、口腔内を清潔に保って虫歯や歯周病を予防することが重要です。歯磨きを丁寧におこない、デンタルフロスや歯間ブラシ、うがい薬なども活用しましょう。
定期的に歯科医院でクリーニングを受けるなど、プロの力を借りることも効果的です。
口腔悪習癖を改善する
口腔悪習癖とは、口周りの悪い癖のことを指します。具体的には、下記が挙げられます。
・頬杖をつく
・爪や唇を噛む
・口呼吸
・歯を舌で押す
このような癖がある場合、口周りに不適切な力が加わって歯並びが乱れることがあります。インビザラインで歯並びを整えようとしていても、歯並びが乱れるような力が加わり続けると治療の効果が減少してしまうでしょう。
そのため、矯正治療前や矯正治療中に口腔悪習癖を改善できるよう意識する必要があります。
定期検診を欠かさない
インビザライン矯正中は、1〜2か月ごとに歯科医院を受診して口内の状態を確認してもらう必要があります。歯の動きに異常がないか、虫歯や歯周病の兆候がないかを確認し、必要に応じて治療や調整を行います。
定期検診を受けていれば、問題があっても早期に対応して、トラブルを防ぐことができるでしょう。歯科医師の指示に従って受診するようにしてください。
まとめ

インビザライン矯正には、一般的に3か月から3年程度の期間がかかります。計画通りに治療を進めるためには、口腔ケアを徹底すること、マウスピースを適切に管理すること、検診を欠かさないことが重要です。
インビザライン矯正でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療、インプラント、セラミック治療、ホワイトニング、歯科矯正など、さまざまな診療を行っています。ホームページはこちら、予約・お問い合わせも受け付けておりますので、ぜひご活用ください。




























































