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【決定版】虫歯になりやすい食べ物ランキング!今日からできる予防法も紹介

2024年8月28日
【決定版】虫歯になりやすい食べ物ランキング!今日からできる予防法も紹介

「歯医者さんって、なんだか緊張する…」 「治療のこと、もっと詳しく知りたいけど、聞くのが怖い…」

そんな風に思っていませんか?

私たちは、八尾市にある歯医者さん、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

地域の皆さまのお口の健康をサポートするため、 日々診療に取り組んでいます。

歯科治療って、わからないことだらけですよね。

「こんなこと聞いてもいいのかな?」 「こんなこと、もしかして常識なのかな?」 と遠慮して、聞きたいことが聞けない… そんな経験はありませんか?

実は、私たちも診療中、 「患者さんは、こんなことを疑問に思っているんだ!」 と驚くことがたくさんあるんです。

そこで、このブログでは、 患者さんからよくいただく質問に、正直に、わかりやすく答えていきたいと思っています!

「へぇ〜、そうだったんだ!」 そんな発見があるかもしれません。

このブログを通して、 歯医者さんへのモヤモヤを少しでも解消し、 安心して治療を受けていただければ嬉しいです😊

ぜひ、お気軽に読んでみてくださいね!

虫歯になりやすい食べ物ランキング!

甘いものが大好きな方も多いと思います。「虫歯になりやすい食べ物って何ですか?」と質問を受けることが度々あります。実は虫歯になりやすい食べ物というのが存在します。

今回は、虫歯になりやすい食べ物ランキングと、今日からできる虫歯予防法について全力回答していきます!

1位:砂糖を多く含むお菓子やジュース

やはり、砂糖を多く含むお菓子やジュースは虫歯の大敵です。砂糖は虫歯の原因菌のエサとなり、酸を作り出して歯を溶かしてしまうのです。

特に、キャラメルやグミなどの「歯にくっつきやすいお菓子」や、スポーツドリンクやジュースなどの「だらだら飲み」は要注意です。

2位:酸性の強い食べ物・飲み物

酸性の強い食べ物や飲み物は、歯の表面のエナメル質を溶かし、虫歯になりやすい状態にしてしまいます。

柑橘系の果物やジュース、炭酸飲料、お酢を使った料理などは、摂取頻度や量に気をつけましょう。

3位:粘着性の高い食べ物

餅や飴、キャラメルなど、歯にくっつきやすい食べ物は、虫歯菌のエサとなる砂糖が長時間歯に付着したままになりやすく、虫歯のリスクを高めます。

食べた後は、丁寧に歯磨きをするように心がけましょう。

4位:乾燥した食べ物

せんべいやクラッカーなどの乾燥した食べ物は、唾液の分泌を促しにくいため、虫歯になりやすい傾向があります。

唾液には、口の中を洗い流したり、酸を中和したりする働きがあるため、唾液の分泌が少ないと虫歯になりやすくなってしまうのです。

5位:精製された炭水化物

白米やパン、うどん、パスタなどの精製された炭水化物は、口の中で糖に分解されやすく、虫歯菌のエサとなります。

できるだけ未精製の穀物を選ぶようにし、よく噛んで食べるようにしましょう。

番外編:意外な落とし穴!

実は、ドライフルーツやヨーグルトなどの健康的なイメージのある食品も、糖分が多く含まれている場合があります。

成分表示をよく確認し、食べ過ぎには注意しましょう。

虫歯になりにくい食べ物

虫歯になりにくい食べ物を、含まれる栄養素別に詳しく解説します!

1. フッ素パワーで歯を強く!

フッ素は、歯を強くするイメージがありますよね。 実は、それ以外にも、

  • 初期虫歯を修復する(再石灰化)
  • 歯質を強化し、酸に強くする
  • 虫歯菌の働きを抑える

といった効果があるんです!

積極的に摂りたいフッ素を含む食品は…

  • 海藻類: わかめ、めかぶ、海苔など
  • 魚介類: 鮭、いわし、エビなど
  • お茶: 緑茶、紅茶など

2. カルシウムで歯の基礎作り!

カルシウムは、骨だけでなく、歯にとっても大切な栄養素。 歯の土台となる部分を丈夫にする働きがあります。

カルシウムを豊富に含む食品は…

  • 乳製品: 牛乳、ヨーグルト、チーズなど
  • 小魚: しらす干し、煮干しなど
  • 大豆製品: 豆腐、納豆など

3. ビタミンで歯ぐきを健康に!

ビタミンC、D、Aは、それぞれ歯ぐきの健康を保つために重要な役割を果たしています。

  • ビタミンC: 歯ぐきのコラーゲン生成を助け、出血や腫れを防ぎます。(ピーマン、ブロッコリー、いちごなど)
  • ビタミンD: カルシウムの吸収を助けます。(きのこ類、鮭、いわしなど)
  • ビタミンA: 歯の表面のエナメル質を強くします。(レバー、うなぎ、卵など)

さらに、こんな食べ物もおすすめ!

  • 繊維質の多い野菜や果物: よく噛むことで唾液の分泌を促し、お口の中を清潔に保ちます。
  • お茶: フッ素だけでなく、カテキンによる殺菌効果も期待できます。

虫歯になりやすい生活習慣

実はこんなに違う!虫歯になりやすい人と虫歯になりにくい人の食生活🦷🔍

「なんで私はこんなに虫歯になりやすいんだろう?」 「虫歯になりにくい人って、どんな生活をしているの?」

そんな疑問をお持ちのあなたへ。

実は、虫歯になりやすいかどうかは、毎日の食生活に大きく影響されているんです。

虫歯になりやすい人と虫歯になりにくい人の食生活の違いを、 わかりやすく解説します!

虫歯になりにくい人の食生活「メリハリがポイント!」

虫歯になりにくい人は、食事の時間をきちんと決めています。

  1. 朝ごはん
    しっかり食べてエネルギーチャージ! その後は、唾液が歯を修復する時間(再石灰化)を確保します。
  2. お昼ごはん
    デザートも楽しんじゃいましょう!🍰 ただし、ダラダラ食べはNG。時間を決めて食べることが大切です。
  3. 夜ごはん
    1日の終わりに、栄養バランスの取れた食事を。 食後はしっかり歯磨きをして、虫歯菌の増殖を防ぎます。

このように、メリハリのある食生活を送ることで、 唾液が歯を修復する時間を十分に確保し、 虫歯のリスクを減らすことができるんです。

虫歯になりやすい人の食生活「ダラダラ食べが危険信号!⚠️」

一方、虫歯になりやすい人は、ダラダラと食べ続ける傾向があります。

  1. 朝ごはん
    食べる時間が不規則だったり、 忙しくて食べなかったりすることも。
  2. 間食
    お菓子やジュースを頻繁に口にするため、 お口の中が常に酸性に傾きがちです。
  3. お昼ごはん
    間食の影響で、すでにお口の中が酸性になっている状態で食事をするため、 歯が溶けやすい状態が続きます。
  4. 夜ごはん
    寝る前に間食をしてしまうと、 唾液の分泌が減る睡眠中に、虫歯菌が活発に活動してしまいます。
  5. 夜ごはん後にデザート 

このように、ダラダラ食べは、 唾液が歯を修復する時間を奪い、 虫歯のリスクを大幅に高めてしまいます。

現代社会は虫歯の罠がいっぱい!?

現代社会は、コンビニや自動販売機が身近にあり、 いつでもどこでも食べ物や飲み物を手に入れることができます。

特に、

  • ペットボトル飲料
  • 一口サイズのお菓子

などは、ついついダラダラと食べ続けてしまいがち。

しかし、これらの食品には、糖分が多く含まれていることが多く、 虫歯のリスクを高める原因となります。

ダラダラ食べで虫歯菌が喜ぶワケ

甘いものを食べると、お口の中の虫歯菌は、大喜びで酸を作り出します。 この酸が歯を溶かし始めるのが、虫歯の始まりです。

でも、安心してください! 私たちの口の中には、唾液という強い味方がいます。 唾液は、酸を中和し、溶けかけた歯を修復してくれるんです。(これを「再石灰化」といいます。)

ダラダラ食べは、唾液の働きを邪魔する!?

問題は、ダラダラ食べです。 ダラダラ食べをすると、唾液が歯を修復する間もなく、 虫歯菌が何度も酸を出し、歯を攻撃し続けることになります。

これでは、唾液も頑張りきれず、虫歯のリスクがどんどん高まってしまいます。

じゃあ、どうすればいいの?

ポイントは、時間を決めて食べることです。

例えば、

  • おやつは時間を決めて、1日1~2回にする
  • ダラダラとジュースを飲むのではなく、食事と一緒に飲む
  • 食後は歯磨きをする

など、ちょっとした工夫で、虫歯のリスクを減らすことができます。

虫歯予防の鍵は「メリハリ」!

虫歯予防には、時間を決めて食事をすることが大切です。

ダラダラ食べを避け、 唾液が歯を修復する時間をしっかりと確保しましょう。

また、糖分の多い食べ物や飲み物は控えめにし、 水やお茶など、虫歯になりにくい飲み物を積極的に摂るように心がけましょう。

 

もりかわ歯科では、虫歯予防のためのアドバイスも行っておりますので、お気軽にご相談ください😊

今日からできる虫歯予防法

虫歯予防には、以下の3つのポイントが重要です。

  • 正しい歯磨き

歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも使って、歯のすみずみまで丁寧に磨き残しがないようにしましょう。

歯磨きについてもっと詳しく知りたい方は過去のブログもご覧ください。

正しい歯磨きの方法は?

イヤイヤ期の子どもに歯磨きをさせるためのポイントと注意点!

  • 定期的な歯科検診

早期発見・早期治療が大切です。定期的に歯科医院で検診を受け、歯のクリーニングやフッ素塗布を行いましょう。

もりかわ歯科では予防歯科にも力をいれております。
虫歯予防や歯周病が気になる方は一度お気軽に当院までご相談ください。

  • 食生活の改善

甘いものや酸性の強いもの、粘着性の高い食べ物は控えめにし、バランスの取れた食生活を心がけましょう。

もりかわ歯科での虫歯予防

もりかわ歯科では、患者様一人ひとりの口腔内の状態に合わせた虫歯予防プログラムをご提案しています。

歯磨き指導やフッ素塗布、シーラントなど、様々な予防処置をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。

もりかわ歯科の予防歯科について詳しくは「予防歯科ページ」をご覧ください。

その他もりかわ歯科志記診療所のサイト内で予防歯科に関する記事は下記にまとめてあります。
是非気になる記事をご覧ください!
もりかわ歯科志記診療所「検索キーワード:予防歯科」まとめ

皆様の健康な歯を守るため、スタッフ一同全力でサポートいたします。ぜひ一度、当院へお越しください!

まとめ

いかがだったでしょうか?

虫歯になりやすい食べ物の中には意外な物もありますよね?

普段の食生活を正すことはもちろん、虫歯の予防方法についても詳しく解説いたしました。

そもそも虫歯になりにくい口内環境にするにはきれいな歯並びがかかせません。

もりかわ歯科ではインビザライン矯正で全国の歯科の1%しか認定されていないダイヤモンドプロバイダー認定の歯医者です。

 

歯列矯正することで虫歯になりにくい環境を手に入れることが可能です。

矯正歯科や審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。


矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?

2024年8月21日
歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?

皆さま、こんにちは!

大阪府八尾市で60年以上、地域密着型の歯科医療を提供している「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院では、患者さま一人ひとりの不安やお悩みに寄り添い、わかりやすい説明と質の高い治療で、皆さまのお口の健康をサポートすることを心がけています。

これまで、患者さまとのコミュニケーションが十分でなかったと反省し、この度、情報発信の場としてブログを開設いたしました。このブログを通して、歯科に関する様々な情報を発信し、患者さまとの信頼関係を築いていきたいと考えています。

歯の基礎知識から治療に関する疑問まで、幅広いテーマを取り上げ、専門的な内容もわかりやすく解説していますので、どなたでも気軽に読んでいただけます!

皆さまからのご質問やご意見も大歓迎です。いただいたご意見は、今後の記事作成や、より良い治療の提供に役立ててまいります。

八尾市で歯医者をお探しの方は、ぜひ「もりかわ歯科」へお気軽にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆さまのお口の健康を全力でサポートさせていただきます。

「歯ぎしりの原因と対策!マウスピースの効果は?」の質問に全力回答!

「睡眠中の癖」と思われがちな歯ぎしりですが、実は口の中の問題や心身のストレスが原因となっていることがあります。放置すると、深刻なトラブルを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。この記事では、歯ぎしりの原因と治療法について解説しますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。

歯ぎしりの原因は何なの?

歯ぎしりの原因は何なの?

睡眠時の歯ぎしりの原因は多種多様

睡眠中に起こる歯ぎしりの原因は、まだはっきりと解明されていません。しかし、大きく関係していると考えられるのは、以下の4つの要因です。

1. 噛み合わせ・骨格

歯の噛み合わせが悪い、または骨格に問題があると、歯が接触しやすく、歯ぎしりが起こりやすくなります。特に、他の歯よりも高い歯があると、歯ぎしりのリスクが高まります。しかし、近年では、噛み合わせや骨格だけが歯ぎしりの原因になることは少ないという考え方が主流です。後述する複数の要因が複合的に影響して歯ぎしりが発生すると考えられています。

2. 口内の不快感

虫歯、歯周病、ドライマウスなどの症状があると、睡眠中に口の中が不快になり、それを解消するために口を動かすことで歯ぎしりが起こることがあります。また、歯の治療後の詰め物の違和感や、お子さまの場合は乳歯と永久歯の生え変わりの時期の不快感が原因となることもあります。このような場合は一時的なもので、口内の変化に慣れてしまえば解消されることが多いです。

3. ストレス

現代人の多くが抱えるストレスも、歯ぎしりの大きな原因の一つです。イライラしたり不安になったりすると、無意識に歯を食いしばることがあります。これが習慣化し、睡眠中にも歯ぎしりが起こるようになることがあります。また、ストレスによる不眠や睡眠の浅さも問題です。浅いノンレム睡眠時は、歯ぎしりが起こりやすい状態です。さらに、深く眠るためにアルコールを摂取することも、歯ぎしりを悪化させる要因となります。

4. 生活習慣

日常生活での癖や、喫煙・飲酒の習慣も歯ぎしりと関係しています。例えば、力仕事やスポーツをする人は、歯を食いしばる癖がつきやすく、それが睡眠中の歯ぎしりへと繋がることがあります。アルコールやニコチンの摂取も、歯ぎしりを悪化させる要因として知られています。ただし、飲酒や喫煙はストレス解消に役立つ面もあるため、我慢しすぎてストレスを溜めないように注意することも大切です。

歯ぎしりの種類は?

歯ぎしりは、大きく分けて以下の3つの種類があります。

グラインディング(歯ぎしり)

グラインディング(歯ぎしり)

上下の歯を水平方向に擦り合わせる、最も一般的なタイプの歯ぎしりです。歯や顎の骨へのダメージが最も大きく、「ガリガリ」「ギリギリ」といった周囲の人も驚くような音が鳴ることがあります。通常は睡眠中に起こりますが、まれに起きている間にも無意識に起こることがあります。

クレンチング(食いしばり)

クレンチング(食いしばり)

上下の歯を垂直方向に強く噛みしめるタイプの歯ぎしりです。グラインディングのように水平方向に擦り合わせることはありません。重い物を持ったり、短時間で力を出す際などには誰にでも起こり得る行為ですが、病的なクレンチングはそれ以外の時にも強く噛みしめてしまいます。グラインディングと同様に、自覚症状はほとんどありません。また、異常な音はしないため、周囲の人も気づきにくいという特徴があります。

タッピング

タッピング

上下の歯を軽くぶつけるように、カチカチと小さな音を鳴らすタイプの歯ぎしりです。3つのタイプの中で最も頻度は低く、歯や顎の骨へのダメージも比較的軽微です。

歯ぎしりを放置していると何が起こる?

歯ぎしりは、放置することで次に挙げるようなリスクが生じます。

歯を摩耗させる

歯ぎしりが習慣化すると、歯が徐々にすり減り、もろくなって欠けたり折れたりする可能性があります。

象牙質知覚過敏症の発症

歯ぎしりでエナメル質が削れると、その下の象牙質が露出します。象牙質には神経が通っているため、冷たいものや熱いものに敏感に反応する「象牙質知覚過敏症」を引き起こすことがあります。

詰め物・被せ物の脱落

詰め物や被せ物は、想定外の力が加わると脱落することがあります。レジンやセラミックの場合は、欠けてしまうこともあります。

顎関節症を引き起こす

歯ぎしりによる強い圧力は、歯や歯周組織だけでなく、顎の骨や筋肉にも負担をかけます。特に顎関節への負担は大きく、顎関節症を引き起こすことも少なくありません。

歯周病を悪化させる

歯周病は、歯周組織に炎症が起こる病気です。歯ぎしりによる強い力が加わることで、歯茎や歯槽骨の炎症が悪化し、歯周病の進行を促進させることがあります。

咬合性外傷を引き起こす

歯ぎしりや食いしばりを続けると、歯根膜をはじめとする歯周組織にダメージが蓄積し、「咬合性外傷」という歯周組織の病気を引き起こすことがあります。咬合性外傷は、歯周病と同様に歯茎や歯槽骨が破壊されていく病気です。

歯並びが悪くなる

歯に強い力がかかり続けると、歯が移動し始め、歯並び全体が乱れて噛み合わせにも異常が生じることがあります。

歯ぎしりから歯を守るにはマウスピースを!

歯ぎしりから歯を守るためにマウスピース(ナイトガード)をつけることをオススメします!!

マウスピースの効果

マウスピースを装着することで、歯に加わる力を分散させ、歯や詰め物・被せ物が欠けたり割れたりするのを防ぐことができます。さらに、顎関節症の改善や筋肉の緊張を緩和する効果も期待できます。

マウスピースの種類と特徴

マウスピースの種類と特徴

ソフトタイプ

ゴム製の柔らかい素材でできており、装着時の違和感は少ないですが、強い歯ぎしりがあると削れて穴が開くことがあります。

ハードタイプ

レジンという硬い樹脂素材でできており、耐久性が高いですが、装着時の違和感があり、噛み合わせの調整が難しい場合があります。

市販品との違い

市販のマウスピースは、お湯で柔らかくしたゴム素材を歯型に合わせて作るものが一般的です。手軽に作れる反面、フィット感が悪く違和感を感じやすいというデメリットがあります。一方、歯科医院で作るマウスピースは、患者様一人ひとりの歯型に合わせて精密に作製するため、フィット感が良く快適に使用できます。

歯科医院で作るマウスピース

歯科医院では、歯型を採取し(通常は上顎のみ)、吸引圧接装置を使って歯型にぴったり合ったマウスピースを作製します。嘔吐反射が強い方や、装着時の違和感がある方は、下顎で作ることも可能です。

マウスピースの寿命

マウスピースは、時間の経過とともにすり減って穴が開いたり、変形したりすることがあります。修理も可能ですが、大幅な修復が必要な場合は、新しいものを作製した方が良いでしょう。寿命は個人差や使用頻度によって異なりますが、一般的には1年程度と言われています。ソフトタイプで穴が開きやすい場合は、ハードタイプの検討をおすすめします。また、定期的に歯科医院でチェックを受けることも大切です。

マウスピースの保管方法とお手入れ

マウスピースを外したら、流水で柔らかめの歯ブラシを使って洗浄しましょう。熱湯は変形の原因となるため、使用しないでください。歯磨き粉はマウスピースを傷つける可能性があるため、使用せず、専用の洗浄剤を使用することをおすすめします。紛失や破損を防ぐため、専用のケースに入れて保管しましょう。

マウスピースで歯ぎしりが完全に治るの?

歯ぎしりの予防法として、自分の歯型に合ったマウスピースを就寝中に装着することが一般的ですが、これはあくまで歯ぎしりの症状を軽減するための対症療法であり、根本的な解決にはなりません。マウスピースを装着していても、歯ぎしり自体は止まらないのです。歯ぎしりの根本的な原因に対処するためには、矯正治療や噛み合わせの調整など、専門的な治療が必要になる場合があります。まずは歯科医院を受診し、歯ぎしりの原因を特定してもらい、適切な治療法を選択することが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

多くの方は、自分が歯ぎしりをしていることに気づいていません。それだけ自覚しにくいものなのです。しかし、気づかないうちに大切な歯が大きなダメージを受けているかもしれません。歯がしみる、顎が痛いなどの症状がある方は、一度歯科医院を受診し、早めに対策を始めることをおすすめします。

また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者さまひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日鏡を見て「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はこちらもご相談ください。

 

矯正無料相談

矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

歯茎の黒ずみを改善!歯茎のピーリングとは?

2024年8月14日
歯茎の黒ずみを改善!歯茎のピーリングとは?

みなさま、こんにちは!

大阪府八尾市で60年以上、地域に根ざした歯科医療を提供している「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院では、患者さま一人ひとりの不安やお悩みを真摯に受け止め、わかりやすい説明と質の高い治療で、みなさまのお口の健康をサポートいたします。

これまで、患者さまとのコミュニケーションが不十分だったと感じ、この度ブログを開設いたしました。このブログを通じて、歯科に関する様々な情報を発信し、患者さまとの信頼関係を深めていきたいと考えています。

歯の基礎知識から治療に関する疑問まで、幅広いテーマを取り上げ、専門的な内容もわかりやすく解説していますので、どなたでもお気軽に読んでいただけます。

みなさまからのご質問やご意見も大歓迎です。いただいた貴重なご意見は、今後の記事作りや、より良い治療の提供に活かしていきたいと考えています。

八尾市で歯医者をお探しの方は、ぜひ「もりかわ歯科」へお気軽にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、みなさまのお口の健康を全力でサポートさせていただきます。

「歯茎の黒ずみを改善!歯茎のピーリングとは?」の質問に全力回答!

今回は、「歯茎の黒ずみを改善!歯茎のピーリングとは?」などの質問に対して全力でお答えしていきます!

まず、ピーリングって何なの?

まず、ピーリングって何なの?

歯茎のピーリングは、正式には「ガムピーリング」という名称です。ピーリングとは、色素が沈着して変色した歯肉を健康的なピンク色に戻す治療法です。専用のピーリング薬やレーザー照射を用いて、歯茎を元の色に戻します。

日本では、歯を薬剤で漂白するホワイトニングが一般的になっていますが、歯茎の黒ずみを解消するピーリングについてはまだ知らない方が多いかもしれません!

ホワイトニングで歯を白くしても、歯茎が黒や紫、茶色に変色してしまっていると、口元のバランスが悪くなり、せっかくの白い歯が引き立ちません…。実際、歯茎の黒ずみが気になってしまい人前で思い切り笑えないという方も多くいらっしゃることかと思います。口元の美しさを追求するためには、歯並びの矯正やホワイトニングと並んで、ピーリングも重要です。きれいなピンク色の歯茎を取り戻すことで、口元が明るくなり、整った歯並びや白い歯が一層引き立ちます。因みに「ピーリング」とは、果物や野菜の皮を剥くことを意味します。「黒ずんだ歯茎の表皮を剥き、新しい表皮の再生を促す」という意味が込められています。

ピーリングをする人の向き不向きってあるの?

向いている(施術をオススメする)方

  • 歯茎の黒ずみが気になる方
  • 長期間の喫煙で歯茎にメラニン色素が沈着している方
  • ホワイトニングやセラミック治療をしたのに口元が明るくならない方
  • 歯茎の黒ずみで淡い色のリップが似合わない方
  • 結婚式など、人前に出る予定がある方
  • 接客業や営業など、人と接する機会が多い仕事をしている方
  • 紫外線や口呼吸の影響で歯茎の黒ずみが目立つ方
  • ガミースマイル(笑った時に歯茎が大きく目立つお口のこと)で歯茎が露出しやすい方

特に、喫煙によるメラニン色素の沈着や、紫外線・口呼吸の影響で歯茎が黒ずんでいる方におすすめです。ピーリングによって歯茎の黒ずみを解消すると、口元が明るくなってお顔全体の印象が良くなったりする効果が期待できます。上記のようなお悩みをお持ちの方や、人前に出る機会が多い方は、ぜひ一度、もりかわ歯科でピーリングについてご相談くださいませ!

向いていない(施術ができない)方

  • 歯周病で歯茎に変色や炎症がある方
  • 被せ物による変色(メタルタトゥー)がある方
  • フェノール、アルコール類にアレルギーがある方

歯茎の黒ずみの原因が歯周病やメタルタトゥーの場合は、ピーリングでは改善できません。

また、フェノール・アルコール類にアレルギーがある方や、妊娠中の方は、歯科医師の判断によってはピーリングを受けられない場合があります。

妊娠中のピーリングは、基本的には問題ないとされていますが、確立されたデータがないため、出産後の施術をおすすめする場合もあります。

ピーリングのメリットとデメリットは?

ここからは、ピーリングのメリットとデメリットについて詳しくご説明します!

ピーリングのメリット

ピーリングのメリット

即効性がある

ピーリングには、フェノールを使用する薬物治療とレーザー治療の二種類があります。レーザー治療は一度では効果が得られにくく、何度か繰り返す必要があります。しかし、フェノールを用いる薬物治療のピーリングは、一回の施術で大半の症例で効果が見られるため、即効性が高いのが特徴です。

痛みが少ない

フェノールを使ったピーリングは、治療中に痛みを感じることはほぼありません。表面麻酔だけで十分な疼痛コントロールが可能です。治療後に数日間ヒリヒリすることがありますが、鎮痛剤を使わずに自然に治ることが多いです。

回復が速い

ピーリングは、古くなった上皮が新しい上皮に置き換わるターンオーバーという生理現象を利用しています。フェノールの作用でターンオーバーが促進され、歯肉の変色が改善されるため、回復が速く、約1週間(個人差はありますが)で健康的な色調が戻ります。

高い安全性

フェノールを使用したピーリングは、開発されてから約70年の歴史があるため、施術方法も確立され、問題点も解決されてきたため、安全性が高いとされています。

ピーリングのデメリット

ピーリングのデメリット

治療後のヒリヒリ感

施術を受けた後、数日間は患部に軽いヒリヒリ感や違和感を感じることがあります。ほとんどの場合、自然に治癒するため、特別な治療は必要ありません。

薬物アレルギーの場合は禁忌

ピーリングで使用するフェノールやアルコールにアレルギーがある方は、この治療を受けることができません。事前にアレルギーの有無を確認することが非常に重要です。

歯肉退縮のリスク

フェノールを綿球で塗布する際、液体が広がるため、塗布範囲のコントロールが難しいことがあります。特に歯肉が薄い部分では、歯肉退縮のリスクがあるため注意が必要です。

金属による変色には効果なし

金属補綴物から溶け出した金属イオンによる歯肉の変色や、メタルコアを削った際に入り込んだ金属片による変色は、ガムピーリングの薬剤では改善が難しいです。このような場合、他の治療法を検討する必要があります。

一般的な施術の流れは?

ピーリングは、主に以下のような流れで施術いたします。

STEP1.初診カウンセリング

STEP1.初診カウンセリング

事前に治療を行っても問題ないかを確認するため、お口の状態や既往歴などについてお伺いします。

STEP2.歯ぐきの洗浄・消毒

STEP2.歯ぐきの洗浄・消毒

薬剤を塗布する前に、歯茎を丁寧に洗浄・消毒します。

STEP3.薬剤の塗布

STEP3.薬剤の塗布

歯茎に薬剤を塗布し、洗い流し、乾燥させる工程を繰り返します。これにて施術は終了です。

STEP4.施術後の経過観察

STEP4.施術後の経過観察

個人差はありますが、施術後3〜4日で歯茎が白っぽくなり、約2週間ほどで健康的なピンク色に戻ります。

保険は適用されるの?

ピーリングは保険適用外の治療となり、費用は全額自己負担となります。相場は上下合わせて1万円前後です。通院回数は歯科医院や着色の程度によって異なりますが、通常1~2回の通院で治療が完了します。

そもそもなぜ歯茎が黒ずんでしまうの?

そもそもなぜ歯茎が黒ずんでしまうの?

では、どういった原因で歯茎の黒ずみが発生するのか?原因として、以下の4つが挙げられます。

  1. タバコの一酸化炭素
  2. 紫外線や口呼吸
  3. メタルタトゥー・メタルマージン
  4. 刺激の強い食事

タバコを吸う方や辛い食べ物がお好きな方は、歯茎に黒ずみが生じやすいので注意が必要です。では、それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

原因① タバコの一酸化炭素 

喫煙は、タバコに含まれる一酸化炭素が血中の酸素不足を引き起こし、ニコチンが血管を収縮させて歯茎の血行不良を促します。また、ニコチンはビタミンCを破壊し、メラニン色素を増やすため、歯茎の黒ずみを引き起こします。タバコを吸う習慣がある方は、禁煙・減煙

が大切です。

原因② 紫外線や口呼吸

皮膚が日焼けするように、歯茎も紫外線に長時間さらされると黒ずむことがあります。また、口呼吸によって口腔内が乾燥し、炎症が起きやすい環境になるため、赤く腫れて黒ずんで見えることがあります。さらに、乾燥した歯茎は外部からの刺激を受けやすく、メラニン色素が生成されやすくなります。過度なブラッシングや硬い歯ブラシの使用も、色素沈着を引き起こすため注意が必要です。

原因③ メタルタトゥー・メタルマージン

メタルタトゥーは、歯茎に金属イオンが沈着して黒ずんで見える状態です。特に保険診療で使用される非貴金属の被せ物が原因です。口腔内の湿気で非貴金属が錆びやすく、溶け出した金属イオンが歯茎に沈着します。また、被せ物の金属フレームが見えることも黒ずみの原因です。時間が経つと隙間(マージン)ができて黒ずむ「メタルマージン」もあります。

原因④ 刺激の強い食事

濃い味付けの料理や辛味・酸味が強い食品をよく摂ると、歯茎が刺激を受けて黒ずむことがあります。また、コーヒー・紅茶・ワインなどの着色しやすい飲食物を頻繁に摂取することも、歯茎の黒ずみの原因となります。

ピーリングは、施術後後戻りしますか?

ピーリングを受けた後、1〜3日間ほど歯肉が白っぽくなりますが、時間と共に表層が剥がれ、1週間後には健康的な歯茎の色に戻ります。ただし、個人差があり、生活習慣(喫煙、コーヒー、お茶の摂取など)によっては再度色素沈着が起こることがあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はピーリングに関してのご説明をさせていただきました!歯茎の黒ずみが気になっているそこのアナタ!もりかわ歯科まで、お気軽にご相談ください!また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者さまひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日鏡を見て「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はこちらもご相談ください。

 


矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

 

ホワイトニング後の白さを長持ちさせる方法って?

2024年8月7日
ホワイトニング後の白さを長持ちさせる方法

みなさま、はじめまして!
大阪府八尾市で60年以上地域医療に貢献してきた「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院では、患者様一人ひとりのご不安やお悩みを丁寧に伺い、わかりやすい説明と質の高い治療を提供することで、みなさまのお口の健康を守ります。
これまで、患者様とのコミュニケーションが十分でなかったと反省し、この度ブログを開設いたしました。このブログを通して、歯科に関する様々な情報を発信し、患者さまとの信頼関係を築いていきたいと考えています。内容は、歯の基礎知識から治療に関する疑問まで幅広く、専門的な内容もわかりやすく解説していますので、どなたでも気軽に読んでいただけます。皆様からのご質問やご意見も心よりお待ちしております。
いただいた声は、今後の記事作成やより良い治療の提供に活かしていきます。
八尾市で歯医者をお探しの方は、どうぞお気軽に「もりかわ歯科」にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆様のお口の健康を全力でサポートいたします。

「ホワイトニング後の白さを長持ちさせる方法って?」の質問に全力回答!

今回は、「ホワイトニング後の白さを長持ちさせる方法って?」などの質問に対して全力でお答えしていきます!

まずは、ホワイトニングについておさらい!

まずは、ホワイトニングについておさらい!

歯のホワイトニングは、加齢や生活習慣によって黄ばんでしまった歯を、専用の薬剤を使って白くする方法です。歯の表面のエナメル質に沈着した色素を分解し、歯本来の白さを取り戻すことができます。

ホームホワイトニング

自宅で行うホワイトニング方法です。歯科医院でマウスピースを作成し、そこに低濃度のホワイトニング剤を入れて装着します。1日数時間、数週間継続して使用することで、徐々に歯が白くなっていきます。

ホームホワイトニングのメリット

・比較的費用が安い

・時間や場所を選ばずに行える

・歯の白さを長く維持できる

ホームホワイトニングのデメリット

・効果が出るまでに時間がかかる

・マウスピースの装着感が気になる場合がある

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニング方法です。高濃度のホワイトニング剤を歯に塗布し、特殊な光を照射して歯を白くします。1回の施術で効果を実感できますが、複数回行うことでより白さを実感できます。

オフィスホワイトニングのメリット

・短時間で効果を実感できる

・歯科医師の指導のもとで行うため、安全性が比較的高い

オフィスホワイトニングのデメリット

・ホームホワイトニングに比べて費用が高い

・知覚過敏が起こりやすい

・定期的なメンテナンスが必要

デュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、双方のメリットを組み合わせたホワイトニングです。それぞれのホワイトニングを別で行うよりも短い期間での白さアップが期待でき、その効果も長持ちしやすいのがメリットです。

ホワイトニング関してさらに詳しく知りたい方は、当院のブログで紹介しております「歯のホワイトニング方法って?」もご覧ください!

ホワイトニングの完了後にまずすることは?

ホワイトニング後は、歯が一時的にダメージを受け、着色しやすい状態になっています。そのため、ホワイトニング直後1時間ほどは、水以外の飲食は控えましょう。

また、24時間以内は、コーヒーやカレーなど色の濃い飲食物、レモンやコーラなど酸性の飲食物は避けましょう。喫煙は、時間に関係なく控えることをおすすめします。

ホワイトニングの効果はどれくらいもちますか?

ホワイトニングの効果の持続期間は、方法や個人差、生活習慣によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

ホームホワイトニング: 6ヶ月~1年程度

低濃度の薬剤を継続的に使用するため、効果が現れるまでに時間がかかりますが、色戻りも緩やかです。

オフィスホワイトニング: 3ヶ月~1年程度

高濃度の薬剤を使用するため、短期間で効果を実感できますが、その分、色戻りも比較的早い傾向があります。

ホワイトニング後にやってはいけないことは?

ホワイトニング直後は、 酸性食品飲料の摂取を控えてください。24 時間は色の濃い飲食物の摂取、色の濃いうがい薬の使用は避けてください。また、24時間は喫煙を控えてください。 歯がしみることがありますが、一時的な症状です。

ホワイトニング後の飲食の注意点は?

ホワイトニング後でも、すぐに食事をすること自体は問題ありません。

ただし、食べるものには注意が必要です。ホワイトニング後24時間から48時間は、着色しやすい食べ物を避けましょう。

通常、歯の表面はペリクルという薄い膜で覆われています。ホワイトニングを行うと、このペリクルが一時的に剥がれてしまいます。

ペリクルは、歯全体を覆い、歯の表面のエナメル質を保護する役割を果たしています。そのため、ペリクルが剥がれると、歯は外部からの影響を受けやすくなってしまいます。ペリクルが完全に再生するには、24時間から48時間ほどかかると言われています。

ペリクルの再生には個人差があるため、24時間で着色しやすい飲食物を解禁しても良いという意見もありますが、確実にペリクルが再生する48時間後まで控えるのが最も安全です。

ホワイトニング後に食べてよいもの

ホワイトニング後に食べてよいもの

ホワイトニング直後でも、着色しにくい食べ物であれば摂取しても問題ありません。イメージとしては、色が白い食べ物です。ホワイトニング後48時間経過するまでは、以下に挙げるような飲食物を選ぶと良いでしょう。食べられるものが限られるため、ホワイトニングの施術日は食事の予定を入れないなど、スケジュールを調整することをおすすめします。

ホワイトニング後に食べてもよいものは、以下のとおりです。

色の薄い飲食物

・水(白湯、透明の炭酸飲料)

・牛乳

・お茶(麦茶、ハーブティーなど)

・白ワイン

色の薄い食べ物

・白米

・パン

・鶏肉

・白身魚

・豆腐

・卵

・野菜(大根、里芋など)

・果物(リンゴ、梨など)

ホワイトニング後に食べるのを控えたほうがよいもの

ホワイトニング後に食べるのを控えたほうがよいもの

ホワイトニング後は着色しやすい状態なので、ポリフェノールやタンニンを多く含む食材は控えましょう。ホワイトニング後に控えたほうがよい食べ物は、以下のとおりです。

色の濃い飲食物

・コーヒー

・紅茶

・赤ワイン

・コーラ

・スポーツドリンク

・ジュース(オレンジジュースなど)

・カレー

・醤油

・ソース・ケチャップ

酸性の飲食物

・柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツなど)

・酢

・色付きの炭酸飲料

ホワイトニング後の食事に気をつけなければならない理由は?

ホワイトニング直後は、歯の表面のエナメル質が一時的に弱くなり、着色しやすくなっています。また、酸性の飲食物はエナメル質を溶かし、歯を傷つける可能性があります。

特にホワイトニング後24時間は、色の濃い飲食物や酸性の飲食物を避けることで、ホワイトニング効果を長持ちさせ、歯の健康を守ることができます。

その他の注意点

・ポリフェノールを多く含む食品(チョコレート、ブルーベリーなど)も着色しやすいので注意しましょう。

・イソフラボンを含む食品(大豆製品など)も着色しやすいので注意しましょう。

・喫煙は歯の着色を早める原因になりますので、控えるようにしましょう。

ホワイトニング後48時間程度経てば、歯の表面は通常の状態に戻りますが、色の濃い飲食物や酸性の飲食物はなるべく控え、ホワイトニング効果を長く維持できるように心がけましょう。

飲食後はしっかりケアをしよう!

ホワイトニング後の再着色を予防するには、毎食後の歯磨きなどのケアも重要です。以下に、ケアのポイントをご紹介します。

食事後は必ず歯磨きしましょう

食事後は必ず歯磨きしましょう

毎食後、できるだけ歯磨きをしましょう。食事による着色を予防できるだけでなく、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。歯の美しさと健康のために、丁寧な歯磨きを行いましょう。外出先などで歯磨きが難しい場合は、食後にうがいをするだけでも効果があります。歯磨きほど汚れは落ちませんが、大きな食べかすや着色汚れの原因となるものを取り除くことができます。また、食後に水を飲むことも、着色予防に効果的です。

ホワイトニング歯磨き粉を使用しましょう

ホワイトニング歯磨き粉を使用しましょう

「ホワイトニング歯磨き粉」として市販されている歯磨き粉を使用するのも一つの方法です。ホワイトニング歯磨き粉は、歯自体を白くする効果はありませんが、着色汚れを浮かせて落としやすくし、歯本来の白さを取り戻す成分が含まれています。普段の歯磨きに取り入れることで、着色しにくくなる効果も期待できます。ただし、ホワイトニング歯磨き粉の中には、研磨剤が多く含まれているものもあります。研磨剤が多いと、歯の表面を傷つけてしまう可能性があるため、ホワイトニング後は低研磨性の歯磨き粉を選びましょう。市販の歯磨き粉は種類が多く、どれを選べば良いか迷うかもしれません。歯科医院で販売されているものや、歯科医師に相談して成分を確認した上で選ぶことをおすすめします。

歯科医院でケアを受けましょう

ホワイトニングで得た白い歯を維持するには、歯科医院でのクリーニングも効果的です。専用の器具とペーストを使用し、毎日の歯磨きでは落としきれない汚れを除去します。ホワイトニング以上の効果はありませんが、白さを長持ちさせるためには有効です。ホワイトニング後の色戻りが気になる場合は、再度ホワイトニングを受けるのも良いでしょう。

歯科医院でケアを受けましょう

まとめ

いかがでしたでか?せっかくホワイトニングをしたなら、少しでも長く白い歯を保ちたいですよね。この記事で紹介した食事メニューなどを参考に、オフィスホワイトニング後は48時間、ホームホワイトニング後なら2時間程度、食事制限にチャレンジしてみましょう。ただし、無理のない範囲で取り組むことが大切です。不安な点や疑問があれば、遠慮なく歯科医院にご相談ください。

また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者様ひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日の歯磨きから、「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。


矯正無料相談
矯正無料相談

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

入れ歯や差し歯ってどう違うの?

2024年7月24日
入れ歯と差し歯ってどう違うの?

みなさま、こんにちは!

大阪府八尾市で60年以上の歴史を持つ歯科医院、「医療法人甦歯会 もりかわ歯科」です。当院は、地域に根ざし、患者様一人ひとりの不安や疑問に寄り添い、丁寧な説明と質の高い治療を提供することで、皆様の口腔内の健康をサポートしています。これまで、患者様とのコミュニケーション不足を感じていたことから、このブログを開設いたしました。歯科に関する様々な情報を発信し、患者様との相互理解を深めることを目指しています。ブログでは、歯に関する基本的な知識から、治療に関する疑問点まで、幅広いテーマを取り上げています。専門的な内容も、わかりやすい言葉で丁寧に解説しているので、どなたでも安心して読んでいただけます。また、皆様からのご質問やご意見も大歓迎です。いただいたご意見は、今後のブログ記事の改善や、より良い歯科治療の提供に役立ててまいります。八尾市で歯医者をお探しの方は、ぜひ「もりかわ歯科」にご相談ください。経験豊富な歯科医師とスタッフが、皆様の歯の健康を全力でサポートいたします。

 

「入れ歯と差し歯ってどう違うの?」の質問に全力回答!

今回は、「入れ歯と差し歯ってどう違うの?」などの質問に対して全力でお答えしていきます!

そもそも入れ歯と差し歯とは?

歯が大きく欠けてしまったり、重度の虫歯で歯を失ったりした場合、入れ歯や差し歯による治療が必要になることがあります。放置すると、欠けた部分から細菌が侵入し、悪影響を及ぼす可能性があるためです。では、差し歯と入れ歯にはどのような違いがあるのでしょうか。この記事では、差し歯と入れ歯の違いを解説し、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

差し歯と入れ歯はどう違うの?

入れ歯は失った歯を補うための装置

入れ歯は失った歯を補うための装置

入れ歯は、虫歯や歯周病、外傷などで歯を失った際に用いられる治療法です。失われた部分を人工歯で補い、残っている歯を支えにして装着することで、歯があった状態に近づけることができます。入れ歯には、「部分入れ歯」と「総入れ歯」の2種類があります。部分入れ歯は、1本または数本の歯を失った場合に適応され、総入れ歯はすべての歯を失った場合に適応されます。

差し歯は失った歯質を補うための人工歯

差し歯は失った歯質を補うための人工歯

差し歯は、一般的に「被せ物」と呼ばれるものとほぼ同じと考えて良いでしょう。専門的には「クラウン」と呼ばれる補綴物で、重度の虫歯治療などで歯の大部分を失った場合に作られます。差し歯治療を行うためには、少なくとも歯の根っこである歯根が残っている必要があります。歯根を土台として、失われた歯冠部分を補うのが差し歯治療の目的だからです。

それぞれのメリットとデメリットは?

入れ歯のメリット

入れ歯のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

取り外しが簡単で、日々の清掃がしやすい

清潔な状態を保ちやすく、口腔内の衛生管理に役立ちます。

1本から作製可能

失った歯の本数に合わせて、柔軟に対応できます。

保険適用で費用を抑えられる

保険診療の範囲内であれば、経済的な負担を軽減できます。

外科手術が不要

体への負担が少ないため、幅広い年齢層や健康状態の方に適応できます。

入れ歯は、失った歯の機能を回復させる一般的な治療法です。保険適用であれば費用を抑えられますが、自費診療の入れ歯は高額になるものの、より優れた機能性や審美性を備えています。また、外科手術を必要としないため、高齢者や持病のある方など、ほとんどの方に適応可能です。

入れ歯のメリット

入れ歯のデメリット

 

総入れ歯と部分入れ歯のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

保険適用の部分入れ歯は、金属のバネが目立つ場合がある

入れ歯を固定するための金属バネが、口を開けた際に見えることがあります。

保険適用の総入れ歯は、床部分が厚く熱を感じにくい

食べ物の温度が伝わりにくいため、食事の楽しみが減ってしまうことがあります。

適切なケアをしないと、口臭の原因になる

 毎日丁寧に清掃しないと、入れ歯に汚れや細菌がたまり、口臭を引き起こす可能性があります。

自費診療で作ると費用が高額になる

より高機能な素材や審美性の高い入れ歯を選ぶ場合、費用が高くなることがあります。

 

保険適用の部分入れ歯では、金属のバネを使って固定するため、位置によっては目立つことがあります。また、バネをかける歯は汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクも高まるため、注意が必要です。保険適用の総入れ歯の場合、床部分が厚いため熱が伝わりにくく、食事の味がわかりにくいと感じる方もいます。入れ歯は毎日清掃することが大切です。手入れを怠ると、口臭の原因となることがあります。

入れ歯のデメリット

差し歯のメリット

差し歯のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

自分の歯を修復できる

 歯の根が残っていれば、それを活かして自然な歯の機能を回復できます。

保険診療の差し歯は比較的安価

保険が適用されるため、費用を抑えて治療を受けられます。

素材によっては、天然歯と変わらない美しさと強度がある: 自費診療では、より自然な見た目で耐久性の高い素材を選ぶことができます。

違和感がほとんどない

自分の歯根に土台をたて歯を修復するため、かみ合わせを改善しやすく、違和感もほとんど感じずに欠損を補うことができます。

外科手術が不要

体への負担が少ないため、幅広い層に適応可能です。

 

差し歯は、自分の歯を修復し、噛み合わせを改善する効果があります。保険診療の場合、費用は比較的抑えられますが、自費診療では天然歯に近い審美性や高い強度など、多くのメリットを得られます。

差し歯のメリット

差し歯のデメリット

差し歯のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

素材によっては目立ちやすい

保険診療で使用する銀歯やレジンなどは、天然歯と比べて目立つことがあります。

歯の根っこが割れてしまうことがある

差し歯を支える歯根に負担がかかり、割れてしまうリスクがあります。

差し歯が欠けることがある

素材や噛み合わせの状態によっては、差し歯が欠けてしまう可能性があります。

より審美性や耐久性の高い素材を選ぶ場合、費用が高くなることがあります。

保険診療で差し歯を作る場合、銀歯や硬質レジン、CAD/CAM冠などの素材が使用されますが、自費診療のジルコニアなどに比べると、見た目が目立ちやすいことがあります。自費診療の差し歯は審美性と機能性に優れていますが、費用面での負担が大きくなります。

差し歯のデメリット

差し歯は永久的に使えるものではありません。素材によっては欠けることもあり、歯根が割れてしまう可能性もあります。また、残っている歯根が虫歯や歯周病などで痛みを伴う場合は、差し歯を外して再度根管治療が必要になることもあります。

入れ歯と差し歯などを選択するときの注意点

入れ歯や差し歯を選ぶ際は、治療後に後悔しないために、必ず歯科医師と十分に相談してから治療を進めることが大切です。口腔内の骨の状態や歯、歯ぐきの健康状態などから、入れ歯や差し歯が適しているかどうかを歯科医師が診断し、最適な治療法を提案してくれます。提案された補綴物のメリット・デメリット、費用、作製期間、清掃方法、メンテナンスについて詳しく確認しておきましょう。入れ歯と差し歯はどちらも保険診療が適用されますが、高額な自費診療の方が審美性や機能面で優れている場合があります。費用を重視するか、審美性や機能性を重視するか、自分の希望を歯科医師に伝えることも大切です。

歯を抜いた後、入れ歯はどのくらいで入りますか?

歯を抜いた後、入れ歯はどのくらいで入りますか?

歯を抜いた後、失われた歯の機能を補うために、入れ歯を作る必要があります。しかし、抜歯によってできた傷(抜歯窩)が治るには、2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。さらに、入れ歯の作製にも最短で2週間から1ヶ月ほどかかるため、その間は歯がない状態になってしまいます。

歯がなくても差し歯はできますか?

差し歯は、歯の根っこで土台を作って義歯を差し込むので、歯の根っこがなければ差し歯はつけられません。 歯の根っこがない場合には、根っこの代わりになるインプラントを入れると、インプラントの上に差し歯ができます。 その他にも、入れ歯やブリッジなどの治療方法もあるので、自分の要望に合った治療方法を選ぶようにしましょう。

入れ歯と差し歯以外で歯を補う方法はあるの?

差し歯は、歯の根っこを土台にして人工の歯を被せるため、歯の根っこが残っていないと装着できません。もし歯の根っこがない場合は、インプラントという人工の歯根を埋め込むことで、その上に差し歯を装着することができます。根っこが残っている場合でも、状況に応じて入れ歯を選択するケースもあります。

差し歯と入れ歯以外の選択肢

差し歯や入れ歯以外にも、欠損した歯を補う治療法として、「インプラント」と「ブリッジ」の2つが挙げられます。それぞれの特徴について簡単に説明させていただきます!

インプラントの特徴

インプラントは、歯を失った部分の顎の骨に金属製の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。基本的には自由診療ですが、外傷や腫瘍などで顎の骨を失った場合や骨移植を行った場合、先天的に歯や顎の骨がない方など、一定の条件を満たせば健康保険が適用されるケースもあります。天然歯に近い感覚で噛むことができ、人工歯の素材によっては見た目も天然歯に近い審美性を保つことができます。

ブリッジの特徴

ブリッジは、橋をかけるように歯をつなぎ合わせて、欠損した部分を補う治療法です。欠損した歯の両隣の健康な歯を削り、土台となる歯冠を装着し、その上に人工歯を固定します。ただし、土台となる歯の歯根がひび割れたり、ぐらついたりしているなど、しっかりしていない場合は、ブリッジを装着することができません。

インプラントとブリッジ関しては、当院のブログで紹介しております「インプラント治療っていったい何?」「歯のブリッジって何?」もご覧ください!

まとめ

いかがだったでしょうか?義歯とは、様々な理由で歯を失った際に、その機能を補うために人工的に作られた歯の総称です。義歯と入れ歯は、広い意味では同じものを指しますが、厳密には義歯の種類の一つとして、入れ歯・インプラント・ブリッジがあります。どの種類の義歯を選ぶべきか迷った場合は、専門家である歯科医師に相談しましょう。疑問や不安な点があれば、遠慮なく質問することが大切です。

また、もりかわ歯科では、インプラント治療や自費の入れ歯治療に力を入れて対応しており、患者様ひとりひとりに合わせて治療計画をご提案しています。

毎日の歯磨きから、「歯並びも気になってきた」と思っている方、もりかわ歯科はマウスピース矯正にも力を入れております!矯正に少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。

矯正無料相談
矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでももりかわ歯科へお越しください。

乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?

2024年7月17日
乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?

みなさまこんにちは!

大阪府八尾市に60年にわたり、地域に根ざす歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

当院では、患者さまが抱える歯科に関する疑問や不安に真摯に向き合い、解消できるよう心がけています。歯科医師やスタッフとのコミュニケーションが不足しがちな中、このブログを通じて患者さまと対話し、理解を深める場を提供したいと考えています。

日常生活での歯のお手入れや健康に関する知識は、ご自身の歯の状態を理解し、適切なケアを行う上で非常に重要です。

このブログでは歯に関する基本的な情報から、診療に関する細かい疑問まで、様々なトピックを取り上げています。

患者さまがより良い歯科ケアの選択ができるよう、専門的な情報を分かりやすくお届けしています。

ご質問や疑問がございましたらお気軽にお寄せいただき、私たちが提供する情報を通じて患者様の歯科に関する理解が深まることを願っています。お困りの際は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

こちらでお手伝いさせていただきます。よろしくお願いいたします!

「乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?」の質問に全力回答!

今回は、「乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?」などの質問に対して全力でお答えしていきます!

乳歯とは、どのような歯ですか?

乳歯とは、人間の赤ちゃんの時期に生えてくる歯のことです。全部で20本あり、永久歯に生え変わるまでの間、食べ物を噛んだり、言葉を話す練習をするために使われます。

乳歯が生え始める時期や順番には個人差がありますが、一般的には生後6か月頃から下の前歯から生え始め、2歳半頃までに全て生え揃います。

乳歯の特徴は?

本数 : 全部で20本(上の歯10本、下の歯10本)

大きさ : 永久歯よりも小さく、根も短い

色 : 永久歯よりも白っぽく、エナメル質が薄い

役割 : 食べ物を噛む、言葉を話す練習をする、永久歯が生えるスペースを確保する

乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすいので、歯が生え始めたら歯磨きを始めることが大切です。また、定期的に歯科検診を受け、虫歯の早期発見・早期治療に努めましょう。

乳歯の生える順番は?

乳歯の生える順番は?

一般的に歯は下の順番で生えてきます。合計で20本の順番をまとめてみました。

 

  1. ①下の前歯2本(乳中切歯)
  2. ②上の前歯2本(乳中切歯)
  3. ③前歯の脇の2本、上下合わせて4本(乳側切歯)
  4. ④最初の奥歯が上下左右合わせて4本(第1乳臼歯)
  5. ⑤前歯と奥歯の間の歯が上下左右合わせて4本(乳犬歯)
  6. ⑥奥歯が上下左右にもう1本ずつ、合わせて4本(第2乳臼歯)

 

生後6〜9ヵ月ごろから生えはじめて、3歳ごろまでには⑥まで生え揃うのが一般的です。
もちろん個人差があるため、1年程度遅れる子もいます。
1歳をすぎても1本も生えてこない場合は小児歯科医に相談した方がいいですが、あまり気にしすぎないで見守りましょう。

乳歯が生えてきた時の歯磨きは?

乳歯が生えてきた時の歯磨きは?

まずはガーゼ磨きから!

赤ちゃんの下の前歯が2本生えたら、まずは歯磨きシートやガーゼでの歯磨きを始めましょう。

  1. 1.お母さんの膝の上に赤ちゃんを寝かせます。
  2. 2.ガーゼを指に巻き、ぬるま湯や水で濡らします。
  3. 3.赤ちゃんの歯を優しく拭き取ります。

この時期は間食も少なく、よだれ(=唾液)の自浄作用で十分お口を清潔に保っているので、ゴシゴシみがくというよりも、ガーゼで歯の表面を摘んで優しく拭いてあげるだけでも十分綺麗になります。

赤ちゃんの歯磨きは1日何回?

ガーゼ磨きは、1日5〜6回が理想的とされています。食事の回数に合わせて、授乳後や離乳食後に毎回行うのが望ましいです。しかし、1日5〜6回が難しい場合は、夜寝る前に丁寧にケアするだけでも十分です。その他の食後には、簡単に拭き取る程度で問題ありません。また、赤ちゃんに安全な歯ブラシを持たせたり、親が楽しそうに歯磨きする姿を見せることで、赤ちゃんも口のケアに興味を持つようになります。こうして興味を持たせることで、ガーゼ磨きから歯ブラシ磨きへの移行がスムーズに進みます。

歯ブラシに移行してからの歯磨きは?

赤ちゃんの歯ブラシを使い始める時期は、ガーゼ磨きに慣れてきた頃や前歯が半分以上生えた頃が適しています。最初は丁寧に、軽く歯ブラシを口に含ませる程度で十分です。奥歯が生えてくる頃には、1本あたり5秒程度歯ブラシを当てることを目指しましょう。

軽い力で手早くみがく

利き手に歯ブラシを持ち、反対の手で赤ちゃんの唇を支えながら磨きます。歯ブラシは、歯1〜2本に対して横に小刻みに動かし、前歯の表側だけでなく裏側も丁寧に磨きましょう。力を入れすぎると赤ちゃんが嫌がる原因になるので、軽い力で磨くことが大切です。ただし、力が弱すぎて汚れが残らないように、毛先が歯と歯の間に入る程度の軽い力で、歯の付け根もしっかり磨いてください。また、長時間かけすぎると赤ちゃんが嫌がるので、手早く磨くようにしましょう。

軽い力で手早くみがく

上唇小帯(じょうしんしょうたい)に歯ブラシを当てない

上の歯を磨く際は、「上唇小帯」(上唇の裏側と歯ぐきの間にあるスジ)に歯ブラシが当たらないよう注意しましょう。この部分に歯ブラシが当たると、痛みを感じて歯磨きを嫌がる子もいます。上唇に指を添えて少し持ち上げ、上唇小帯を保護しながら丁寧に磨くと良いです。

赤ちゃんに歯磨きに慣れてもらうには?

歯みがきの姿勢に慣れる

歯みがきの姿勢に慣れる

お母さんが歯ブラシを持つ前に、まずは赤ちゃんが歯磨きの姿勢に慣れることが大切です。赤ちゃんをゴロンと寝かせて、お母さんが上から覗き込むようにしましょう。この姿勢は口の中がよく見え、歯の汚れを取りやすく、赤ちゃんの頭も安定して安全です。お母さんと手遊びなどをしながら、楽しく慣れさせていくと良いでしょう。なお、向かい合わせの姿勢は、赤ちゃんの頭が動いて危険なうえ、口の中が見えにくく磨き残しが出やすいので避けましょう。

口の周りに触れられることに慣れる

口の周りに触れられることに慣れる

赤ちゃんと手遊びをしながら、口の周りを軽く触れて少しずつ慣れさせていきましょう。こうすることで、赤ちゃんが口の周りを触られることに抵抗を持たなくなります。優しくチョンチョンと触ることで、自然に慣れさせることができます。

歯ブラシに慣れる

次はいよいよ、歯ブラシを口に入れる練習です。最初は軽く歯に歯ブラシを当てるなどして、少しずつ歯ブラシの感触に慣れさせましょう。歯にチョンチョンと当てる程度から始めると、赤ちゃんも抵抗なく受け入れやすいです。

乳歯にフッ素塗布はしたほうがいいの?

フッ素塗布は、子供の頃から行うことで虫歯に強い歯を育てることができます。以下に、フッ素塗布を始める時期と継続する期間について詳しく説明します。ぜひ参考にしてください!フッ素塗布は、1歳半頃から始めるのが理想です。この時期には乳歯が上下4本ずつ生え揃い、フッ素を塗布するのに適しています。その後、定期的に3〜6ヶ月ごとに塗布を続けることが推奨されます。特に乳歯の奥歯が生え始める2歳半頃には、フッ素塗布を積極的に行うと良いでしょう。永久歯が生え揃う14〜15歳頃まで継続的にフッ素塗布を行うことで、虫歯予防効果が高まります。

お子さまは歯質が弱いのでフッ素塗布が効果的

乳歯は、大人の歯(永久歯)に比べて柔らかく、表面のエナメル質も半分ほどの厚みしかありません。このため、虫歯になると進行が早く、神経に達するのも速くなります。「永久歯が生えるから、乳歯の虫歯は問題ない」と考えるのは危険な考えです!乳歯が虫歯で失われると、そのスペースに他の歯が移動してしまい、歯並びが悪くなります。また、虫歯菌が増えると永久歯も虫歯になりやすくなります。子供の時期は、大人以上に虫歯予防に力を入れることが、健康な永久歯を育てる秘訣です。歯科医院が推奨する虫歯予防策として「フッ素塗布」があります。フッ素は、自然界に存在するミネラルで、食品や飲料にも含まれています。フッ素は、エナメル質を再石灰化し、歯の質を強化し、虫歯菌を弱める効果があるため、非常に効果的です。特に生えたばかりの子供の歯は柔らかく、フッ素を効率よく取り込めるので、幼少期からのフッ素塗布が勧められます。歯科医院では、高濃度のフッ素を使用して、より効果的に歯を強化します。フッ素塗布は、1歳半頃から始め、15歳頃まで定期的に行うことが理想です。1歳〜1歳半の時期には、乳歯の前歯が上下4本ずつ生え揃うため、このタイミングで初めてのフッ素塗布を行いましょう。子供が歯医者に嫌がらないように、少しずつ慣れさせることが大切です。フッ素は、繰り返し塗布することで効果が高まります。初回の塗布後は、3ヶ月〜6ヶ月ごとに定期的に行うと良いでしょう。特に虫歯になりやすい乳歯の奥歯が生えた後(2歳半頃)は積極的にフッ素塗布を行い、必要に応じてレジンで溝を埋めるシーラント処置も効果的です。そして、永久歯が生え揃う14歳〜15歳頃まで、定期的なフッ素塗布を続けましょう。生え始めの永久歯もフッ素をよく取り込むため、虫歯予防効果が高いです。永久歯は一生使う大切な歯なので、早い段階からしっかりと虫歯予防を行いましょう。フッ素が歯にもたらす効果に関しては、当院のブログで紹介しております「フッ素の塗布は何のためですか?をご覧ください!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、乳歯が生えてきたときの歯磨きはどうするの?の質問にお答えさせていただきました!歯が1本でも生えたら赤ちゃん用歯ブラシで歯みがきして、早めに歯ブラシの感触に慣れさせて、習慣づけることが大切です。

お子さまの歯が生え揃ったら、歯並びのことを気にされる方も出てこられると思います。

もりかわ歯科ではマウスピース矯正にも力を入れています。矯正に少しでも興味のある方はお気軽にご相談ください。
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大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

 

歯医者さんで働くスタッフの役割って?

2024年6月26日
歯医者さんで働くスタッフの役割って?

「歯医者さんって、なんだか緊張する…」 「治療のこと、もっと詳しく知りたいけど、聞くのが怖い…」

そんな風に思っていませんか?

私たちは、八尾市にある歯医者さん、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

地域の皆さまのお口の健康をサポートするため、 日々診療に取り組んでいます。

歯科治療って、わからないことだらけですよね。

私たちにとっては当たり前のことでも、 患者さんにとっては初めて聞くことばかり。 疑問や不安を感じるのは当然のことです。

当院では、患者さんが安心して治療を受けていただけるよう、 疑問や不安を解消することを大切にしています。

しかし、診療中は時間の制約もあり、 専門的な内容をどこまで詳しくお話しすればいいのか、 いつも悩んでしまうんです。

そこで、このブログでは、 患者さんからよくいただく質問をテーマに、 わかりやすく解説していきたいと思います!

「こんなこと聞いてもいいのかな?」 なんて遠慮はいりません。

どんな些細なことでも、気になることは解決して、 安心して治療を受けていただきたいと思っています。

このブログが、皆さまのお口の健康を守るための一助となれば幸いです。 ぜひ、最後まで読んでみてくださいね😊

「歯医者さんで働くスタッフの役割って」の質問に全力回答!

今回は、歯医者さんて先生(ドクター)意外に色んな役割の人が居そうだけど、それぞれ何をする人たちなの?など疑問に感じられることがあると思います。

そんな疑問に対して全力でお答えしていきます!

まず、歯医者で働く各スタッフの名称は?

  1. 歯科医師(ドクター)
  2. 歯科衛生士(DH)
  3. 歯科助手(DA)
  4. 受付スタッフ
  5. トリートメントコーディネーター(TC)
  6. 歯科技工士

①歯科医師(ドクター)の役割

①歯科医師(ドクター)の役割

歯医者さんってどんなお仕事? 意外と知らない歯科医師の役割🦷

「歯医者さんって、歯を削ったり、詰め物をしたりするんでしょ?」

もちろん、それも大切な仕事ですが、それだけではありません!

歯科医師は、国家資格を持った、いわばお口のスペシャリスト。

歯やお口の中の病気の診断から治療まで、 幅広い業務を担っています。

実は、歯科医院を開業するには、 必ず歯科医師が1人以上いないといけないんです。

それだけ、歯科医師の存在は重要なんですね。

歯科医師にしかできないことって?

歯科医院の中では、歯科医師にしかできない特別な仕事がたくさんあります。

例えば…

  • 病気の診断とその説明 患者さんの症状を詳しく調べ、どんな病気なのかを判断し、 わかりやすく説明します。
  • レントゲンの撮影 レントゲンを撮るためのスイッチを押すのは、 実は歯科医師にしか許されていないんです。
  • 歯を削る、詰め物や被せ物を作る 虫歯を削ったり、詰め物や被せ物を作るための型取り、 そしてそれらを調整して装着するのも、 歯科医師の大切な仕事です。

このように、歯科医師は、 患者さんのお口の健康を守るために、 様々な専門的な知識や技術を駆使して、 日々診療にあたっています。

「歯が痛い」「歯ぐきが腫れている」 そんな時はもちろん、 「お口の中を定期的にチェックしてほしい」 という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

私たち、もりかわ歯科は、 地域の皆さまのお口の健康をサポートするため、 いつでもお待ちしております😊

②歯科衛生士(DH)の役割

②歯科衛生士(DH)の役割

歯医者さんの頼れるパートナー! 歯科衛生士ってどんなお仕事?🦷✨

「歯医者さんでのクリーニングって、気持ちいいけど、  あれって、どんな人がやってるの?」

そう思ったことはありませんか?

実は、あのクリーニングをしてくれるのは、歯科衛生士という国家資格を持ったプロフェッショナルなんです。

歯科衛生士は、歯科医師と協力して、 患者さんのお口の健康を守る大切なお仕事。

歯科医師のように歯を削ったり、薬を処方したりすることはできませんが、 患者さんのお口の中に直接触れて、 様々なケアや治療を行うことができます。

歯科衛生士のお仕事って?

歯科衛生士のお仕事は、大きく分けて3つあります。

  1. 診療補助 歯科医師の診療をサポートします。 器具の準備や片付け、患者さんの誘導などを行います。
  2. 予防処置 歯磨き指導やフッ素塗布など、 虫歯や歯周病を予防するためのケアを行います。
  3. 歯石除去などの治療 歯石を取ったり、歯の表面を磨いたりして、 お口の中を清潔に保ちます。

このように、歯科衛生士は、 虫歯や歯周病の予防、早期発見、そして治療後のケアまで、 幅広い役割を担っています。

「歯医者さんは怖い…」 「何をされるのか不安…」

そんな方も、ぜひ安心してください。

歯科衛生士は、患者さんの気持ちに寄り添い、 安心して治療を受けていただけるよう、 コミュニケーションをとることを大切にしています。

③歯科助手(DA)の役割

③歯科助手(DA)の役割

歯医者さんの縁の下の力持ち! 歯科助手ってどんなお仕事?🦷✨

「歯医者さんでの治療中、  先生がスムーズに治療を進められるように、  テキパキと動いている人って、どんな人なんだろう?」

そう思ったことはありませんか?

それは、歯科助手かもしれません。

歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士をサポートし、 患者さんが安心して治療を受けられるよう、 様々な業務を担っています。

歯科助手の主な仕事内容

  1. ドクターのアシスタント 治療に必要な器具の準備や片付け、 患者さんのお口の吸引など、 歯科医師が治療に集中できるようサポートします。
  2. お子さんの世話 小さなお子さんが安心して治療を受けられるよう、 優しく声をかけたり、おもちゃで遊んだりして、 緊張をほぐします。
  3. 院内の環境整備 診療室や待合室の清掃、 タオルや器具の洗濯、 そして治療で使用する器具の滅菌・消毒など、 清潔で安全な環境を保つための業務を行います。

このように、歯科助手は、 患者さんが安心して治療を受けられるよう、 縁の下の力持ちとして、 様々な場面で活躍しています。

「歯医者さんは怖い…」 「子供を連れて行くのが不安…」

そんな方も、ぜひご安心ください。

歯科助手は、患者さんの不安な気持ちを理解し、 安心して治療を受けていただけるよう、 笑顔で対応させていただきます。

私たち、もりかわ歯科は、 歯科医師、歯科衛生士、そして歯科助手、 全員で力を合わせて、 皆さまのお口の健康をサポートします!

④受付スタッフの役割

④受付スタッフの役割

笑顔でお出迎え!受付スタッフが、あなたの歯医者さん体験をサポートします😊

「歯医者さんに電話する時、ちょっと緊張するな…」 「予約の変更って、どうすればいいんだろう?」

そんな風に思っていませんか?

大丈夫です! 私たち受付スタッフが、あなたの不安を解消し、 安心してご来院いただけるよう、精一杯サポートいたします。

受付スタッフの主な仕事内容

  1. 笑顔でのお出迎え&お見送り 受付で笑顔でお迎えし、気持ちよくお帰りいただけるよう、 心を込めて対応いたします。
  2. ご予約の受付・変更・確認 ご都合に合わせて、ご予約の受付や変更、確認を行います。 お電話やオンラインでもご予約いただけますので、お気軽にご連絡ください。
  3. 患者様のスケジュール管理 ご予約の状況を管理し、スムーズにご案内できるよう努めます。 ご希望のお日にちや時間帯など、お気軽にご相談ください。
  4. カルテの管理 患者様の大切な情報を管理し、 より良い治療を受けていただけるようサポートいたします。

受付スタッフは、患者様にとって、 歯医者さんでの初めての接点となることが多いです。

だからこそ、 「ここに来てよかった」 そう思っていただけるような、 温かい対応を心がけています。

⑤トリートメントコーディネーター(TC)の役割

⑤トリートメントコーディネーター(TC)の役割

歯医者さんでの不安や疑問、何でも相談できる!それがトリートメントコーディネーター✨

「この治療法で本当に大丈夫かな?」 「費用はどれくらいかかるんだろう?」

歯科治療を受けるにあたって、 このような疑問や不安を感じるのは当然のことです。

そんな時、頼りになるのが トリートメントコーディネーター です。

トリートメントコーディネーターは、 患者さんと歯科医師との間に入り、スムーズなコミュニケーションをサポートする役割を担っています。

トリートメントコーディネーターの役割

  1. 患者さんのご要望を的確に把握
    治療に対するご希望やご不安など、 患者さんのお話をじっくりとお伺いします。 「どんな治療法があるのか知りたい」 「費用について詳しく知りたい」 など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
  2. 歯科医師への情報伝達
    患者さんからお伺いした内容を、 歯科医師に正確に伝えます。 患者さんのご要望を踏まえた上で、 最適な治療計画を一緒に考えていきます。
  3. 治療に関するご説明
    歯科医師が提案する治療計画について、 患者さんにわかりやすくご説明します。 専門用語を使わず、 図や模型なども活用しながら、 丁寧にご説明いたしますのでご安心ください。
  4. 治療中のサポート
    治療中、不安なことや気になることがあれば、 いつでもお気軽にご相談ください。 患者さんが安心して治療を受けられるよう、 精一杯サポートさせていただきます。

もりかわ歯科のトリートメントコーディネーター

当院にも、患者さんの気持ちに寄り添い、 丁寧な対応を心がけるトリートメントコーディネーターが在籍しています。 どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

⑥歯科技工士の役割

6歯科技工士の役割

歯医者さんの裏方ヒーロー! 歯科技工士の職人技をご紹介🦷✨

「銀歯って、どうやって作ってるんだろう?」 「入れ歯って、どうやって自分の歯に合うように調整してるの?」

そんな疑問、考えたことありませんか?

実は、その陰には、歯科技工士という 国家資格を持ったプロフェッショナルの存在があるんです。

歯科技工士は、歯科医師の指示のもと、 患者さん一人ひとりに合った かぶせ物(クラウン)や入れ歯(義歯)などを 製作する、いわば歯の職人です。

歯科技工士のお仕事って?

歯科技工士の主な仕事内容

  1. 歯科技工物の設計・製作 歯科医師が作成した設計図や型をもとに、 患者さんのお口にぴったり合う 歯科技工物を製作します。
  2. 修理・調整 壊れたり、合わなくなったりした歯科技工物を 修理・調整します。
  3. 新しい素材や技術の研究 より良い歯科技工物を提供するため、 常に新しい素材や技術の研究に取り組んでいます。

歯科技工士は、歯科医院の中にいることは少なく、歯科技工所という場所で働いていることがほとんどです。

歯科医師と連携を取りながら、 患者さんの快適な生活を支える 重要な役割を担っています。

歯科技工士の職人技

歯科技工物は、 単に歯の機能を補うだけでなく、見た目も自然で美しいことが求められます。

歯科技工士は、 高い技術と繊細な手作業で、 まるで本物の歯のような 精巧な歯科技工物を作り上げます。

それはまさに、職人技と呼ぶにふさわしいものです。

歯科技工士がいるからこそ…

私たち歯科医師は、 歯科技工士の技術力に支えられて、 患者さんに最適な治療を提供することができます。

歯科技工士は、 患者さんの笑顔を取り戻すために、 日々、情熱を込めて仕事に取り組んでいます。

歯科技工物について、 何かご質問があれば、 お気軽に当院のスタッフにお尋ねください😊

まとめ

いかがだったでしょうか?

このように歯医者に関わるそれぞれのスタッフが日々患者さんのお口の健康について真剣に親身になって考えております。

お口のことで気になること、不安なことがあれば、 いつでもお気軽にご相談ください😊

私たち、もりかわ歯科は、 歯科医師と歯科衛生士が協力して、 皆さまのお口の健康をサポートします!

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

矯正無料相談

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?

2024年4月10日
歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?

はじめまして、こんにちは!私たちは八尾市にある歯医者、もりかわ歯科です。

歯科医療は、極めて専門的な分野であり、治療に対して患者さまがさまざまな疑問や不安を抱くことが多々あると思います。そこで私たちは、患者さまが歯や、それに関連する身体のことを理解して、しっかり納得していただくことが大切だと考えています。診療中に全ての疑問にお答えするのは難しいこともありますが、そこで、通常の診療でよく寄せられる質問に対して、当院のブログで順次回答していくことにしました!このブログを通じて、患者さまが歯医者に抱く疑問や不安を解消できるよう、少しでもお手伝いできれば幸いです。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

「歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?」の質問に全力回答!

今回は、歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?などの質問に対して全力でお答えしていきます!

歯医者が苦手な人の割合は?

2013年に医薬品・家庭用品の大手ライオンが、日本、アメリカ、スウェーデンで15〜69歳の無作為に選ばれた人々を対象にアンケートを実施しました。その結果、歯医者を「嫌いな人・苦手な人」と回答した割合は、アメリカとスウェーデンではそれぞれ3%前後でしたが、日本ではなんと14%にも達していました。

歯医者が苦手な人の割合は?

出典:LION調べ【日本・アメリカ・スウェーデン+3カ国のオーラルケア意識調査Vol.1】

歯医者に行くことに恐怖を感じてしまう

歯医者に行くことに恐怖を感じてしまう…

何かの前に不安を感じることの理由を掘り下げると、「わからないことがはっきりしていない」ことがよくあります。歯医者さんが「苦手」「怖い」と感じている方は多いですが、「なぜ苦手なのか」を今一度言語化してみましょう!

痛いのはぜったいに嫌!

痛いのが好きな人なんて、いませんよね?歯医者が嫌いな最も多い理由は、「治療が痛いから!」です。その他の不安も恐怖も、その多くが痛みに対する恐怖からくるものであることが多いようです。

音が我慢できない

歯医者が苦手な理由として、常に上位をキープしているのが、「キーーーン」という治療中の耳障りな音。歯の表面を覆うエナメル質は、体の中でもっとも固い部分なので、削る側のパワーが必要になります。そのために高速回転のドリルが必要になるのですが、ドリルで削る際に音が出ます。歯医者での処置は、お口の中の治療なので、治療箇所が耳の位置からとても近いです。不快に感じるポイントは2つあり、①間近で音を聞くこと、②自然の音ではないこと。間近で大きな音を聞くことが、不快な気持ちを助長してしまいます。

歯医者特有の臭いが苦手

臭いは、経験と一緒に記憶に残ることが多いと言われています。そのため、歯医者が苦手だと感じたときに、その場にあった臭いが、嫌な記憶と紐づいてしまう人も多いのではないでしょうか。昔の歯医者に充満していた、独特なあの臭いというのは、歯の根っこを治療する際の消毒剤「ホルムクレゾール」という薬品のものです。またそれ以外にも、機器や器具の洗浄・滅菌に使用する塩素系の薬品などにも臭いがついています。普段嗅ぎ慣れていないこともあり、治療に対する不安と臭いが結びついて、苦手だという気持ちを起こさせるのかもしれません。この臭いが原因で治療に対する不快感を増幅させています。

怖い場所だと親や周囲の人にインプットされている

「歯を磨かないと、痛くなって歯医者さんに連れていかれるんだから」誰しも一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか。今考えると、歯医者は怖いところという感覚を、日本人は昔から植え付けられているのかもしれません。怖い場所に連れていかれたとき、そこで少しでも不安なことが起きれば、恐怖の気持ちとネガティブなものとして紐づいてしまいます。このような思い込みが、治療に対する不安を増幅させる可能性があります。

特定の処置が苦手・過去に怖い思いをした経験がある

記録のために、くちびるを無理やり広げて撮る口腔内写真。被せ物や、ブリッジなどの処置のためにとる型取り。患者さまの症状や、検査の段階によって、様々な処置があります。また過去に怖い経験をしたことがトラウマになっている方もいます。子供の頃でも、大人になってからでも嫌な経験は、なかなか忘れられるものではありません。特に育ち盛りの子供の感覚・記憶力は研ぎ澄まされているため、心と体に深く嫌な経験として記憶に刷り込まれているのだと思います。痛かった、怖くて泣いた、親御さんに怒られながら連れていかれたなど、嫌な思い出と一緒に記憶に残っている場合は、行きたくない場所になってしまうかもしれません。過去のトラウマが、今の不安を増幅させています。

拘束されている感覚が怖い

歯科治療の際には、ユニットと呼ばれる特別な椅子に座ります。この状況では、患者さまは何もできず、耐える時間が始まると感じてしまいます。その時、「まな板の上の鯉」と形容されるように、自由を奪われた感覚が芽生えることも・・・。椅子が倒れると、起き上がれない角度になり、さらに口に触れているため、ほぼ動くことができません。このような状況において、自由が制限されているような感覚に陥り、恐怖感が生まれます。

「歯科治療恐怖症」とは?

歯科治療に対する恐怖症とは、過去の治療が精神的外傷となり、恐怖を引き起こしている状態です。一般的に、歯科治療は好ましいものではなく、多くの人が苦手と感じるというイメージがあります。しかし、むし歯や歯周病など、お口の健康を保つためには、怖さを我慢して治療を受ける必要があります。近年では、リラックスした状態で治療を受けられる歯科医院も増えていますが、一度トラウマになると、不安が増し、歯科診療への抵抗感が強くなります。その結果、歯科治療が必要であるにもかかわらず、受診することが難しい状況になってしまいます。こうした患者の治療では、徐々に歯科治療に慣れる脱感作法が用いられます。この方法には時間と努力が必要になってきますが、将来的には患者さまがリラックスして治療を受けることができるようになることを目指しています。また、治療が緊急する必要がある場合は、鎮静剤や笑気ガスを使用して治療を行う方法や、全身麻酔下での治療も選択することができます。

歯医者の治療途中で行くのをやめてしまった

普段の生活に追われたり、日々のお仕事が忙しかったりして歯医者の治療を途中で放置してしまったことにより、行きづらくなる方も多々おられると思います。中断する前の治療内容によってはリスクや緊急度が異なってきます。たとえば、「虫歯」の治療が途中の場合、症状が悪化して神経が死んでしまったり、最終的には歯が溶けて失われる可能性も考えられます。「歯周病」の治療が途中の場合、歯茎の腫れや歯のグラつきが悪化する場合があり、歯茎の炎症が悪化すると歯が抜け落ちる可能性もあります。どの場合でも、できるだけ早く再受診することが重要になってきます!

歯医者で緊張しない方法はありますか?

歯科治療に不安を感じる方も多いでしょう。しかし、その不安だけで治療を避けてしまうと、虫歯や歯周病が進行してしまい、より深刻な問題に発展する可能性があります。そこで、不安を和らげるために以下の5つの方法をご紹介します。

歯医者でスタッフとのコミュニケーションを大切にする

歯医者とのコミュニケーションを大切にする

治療前に歯科医師やスタッフに治療内容について質問することで、不安を解消することができます。どのような治療方法が選択肢としてあるのか、治療の手順はどのように進むのか、痛みはどの程度感じるのかなど、些細な疑問でも遠慮せずに聞いてみましょう。
もりかわ歯科では、診察時にカウンセリングを行いますので、ご要望やお悩みなどをしっかりとヒアリングさせていただきます。

当院ホームページの、治療の流れもご覧ください!

アイマスクやイヤホンを使用する

アイマスクやイヤホンを使用する

治療中にアイマスクやイヤホンを装着することで、外部の刺激から離れることができます。自分が落ち着く音楽やリラックスできる音声を聞きながら、治療を受けることができます。

※治療内容によっては使用していただけない場合もございますので、お気軽にスタッフにお尋ねください。

リラックスした状態で治療を受ける

リラックスした状態で治療を受ける

治療中はリラックスした状態を保つことが重要です。深呼吸やイメージトレーニングなど、リラックス効果のある方法を取り入れることで、心身ともにリラックスした状態で治療を受けることができます。

予防の大切さを理解する

予防の大切さを理解する

虫歯を防ぐためには、予防が最も重要です。定期的な歯科検診やメンテナンスを受けることで、虫歯の発生を未然に防ぐことができます。予防の重要性を理解し、定期的な歯科受診を心がけましょう。予防歯科に関しては、当院のブログで紹介しております「歯医者の定期検診は必要ですか?」そちらもご覧ください!

安心感のある歯医者を選ぶ

安心感のある歯医者を選ぶ

治療を受ける歯医者を選ぶ際には、信頼できる歯医者を選ぶことも重要です。口コミや評判を確認し、自分にとって安心できる歯医者を見つけましょう。歯医者との信頼関係があれば、不安を感じることも少なくなるでしょう。

 

これらの方法を実践することで、歯科治療に対する不安を和らげることができます。治療を受けることをためらわずに、早めに歯科治療を行いましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、歯医者が苦手なのですが、どうしたらいいですか?の質問にお答えさせていただきました!歯医者に対する苦手意識は、個人差はあれど、意外とささいなことかもしれません。もりかわ歯科では、患者さまに寄り添った治療方法を考案し、実践させていただいておりますので、どんな些細なことでも、何でもご相談ください!お待ちしております!

 

また、審美歯科にご興味のある方、歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

もりかわ歯科の矯正無料相談はこちら

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページも併せてご覧ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

歯医者の定期検診は必要ですか?

2024年3月13日
歯周病は治療で治りますか?

こんにちは!もりかわ歯科は、大阪府八尾市にある歯医者です。

歯科医やスタッフにとっては日常のことでも、患者さんにとっては歯の専門家ではありません。そのため、様々な疑問や不安を抱くのは当然のことです。

私たちは、患者さんが歯や口腔の健康について、安心して治療を受けられるように、疑問や不安を解消することが大切だと考えています。診療中にすべての疑問にお答えできれば一番ですが、時間の制約や専門的な知識が必要となる場合、十分な説明ができないこともあります。そこで、当院のブログでは、患者さんからよくいただく質問をテーマに、わかりやすく解説していきます。このブログを通じて、患者さんの歯医者さんへの疑問や不安が少しでも解消され、安心して治療を受けられるお手伝いができれば幸いです。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです!

「歯医者の定期検診は必要ですか?」の質問に全力回答!

今回は、歯医者の定期検診は必要ですか?の質問に対して全力でお答えしていきます!

歯の定期検診の重要性とは?

歯科医院は一般的には、虫歯の治療や歯の矯正など、症状がある場合に治療を行う場所として知られています。しかし、近年では国や地域社会が歯科検診の義務化に向けて動き始め、窓口での案内だけでなく、メールやはがきを使った定期健診の促進も増えています。

では、なぜ症状がない場合でも定期検診が重要とされているのか気になるところですよね?本記事では、歯科での定期健診の重要性や、そのメリットについて探ってみたいと思います!

歯の定期検診に行くメリットは ?

まず、歯医者の定期検診を受けることでどのようなメリットがあるのでしょうか。 具体的に見ていきましょう。

定期検診のメリットは

メリット①虫歯・歯周病を早期発見できる

歯科定期検診における最大のメリットは、歯科医師が口腔内の変化を早期に発見できることです。定期的な検査によって、虫歯や歯周病の初期症状を見逃すことなく、早めの治療や対処が可能になります。虫歯や歯周病は、痛みが出るまで進行することがあり、そうなってしまうと手遅れになることもしばしばあります。従って、早期発見によってリスクを軽減し、歯を削る必要性を最小限に抑えることができます。

メリット②プラークや歯石を除去できる

歯科定期検診では、歯科衛生士がプラークや歯石を丁寧に除去します。歯垢が歯面に付着し、細菌が増殖すると、歯石が形成されます。この歯石は、徹底的な歯磨きでは取り除けず、口腔内の健康を損なう原因となってしまいます。定期的なクリーニングは、口腔内の清潔を保ち、歯周病や口臭の予防に効果的です。

メリット③詰め物や被せ物の異常に気づける

歯科定期検診では、詰め物や被せ物の異常も早期に発見できます。詰め物や被せ物の周囲には歯垢が溜まりやすく、それが進行すると新たな虫歯や歯周病の原因となります。口腔内の問題を詳しく検査することで、的確な診断と早期の処置が可能になります。

メリット④治療の経過観察ができる

治療後の経過を定期的に観察できる点もメリットです。定期検診では、治療後の管理やトラブルの早期発見につながり、歯の健康状態を維持するための適切な措置が取られます。治療結果の確認や必要に応じた修正を行うことで、歯の長期的な健康をサポートします。

メリット⑤生涯にかかる医療費を減らせる

定期的な歯科検診は予防歯科の一環であり、口腔内の疾患を未然に防ぐことが目的です。虫歯や歯周病が進行すると、他の全身疾患を引き起こすリスクが高まります。定期的な検診により、口腔内の健康状態を維持することで、将来的な医療費を減らすことができます。

歯周病が引き起こす全身疾患に関しては、当院のブログで紹介しております「歯周病は治療で治りますか?」そちらもご覧ください!

メリット⑥きれいな歯、モチベーションをキープできる

定期検診には、口腔内の健康チェックだけでなく、適切な歯磨き方法もお伝えすることができます。これにより、患者さまの歯の健康への意識が高まり、モチベーションも向上します。また、歯科医院で行われる歯石の除去や歯のクリーニングによって、日常の歯磨きでは落としきれない汚れを取り除くことができます。結果として、清潔で健康な歯を維持することができるでしょう。

歯の定期検診の内容は?

口腔検査

口腔検査は、歯科医師が口腔内を丹念に観察し、虫歯や歯周病の初期兆候、歯の磨耗、異常な組織の発見などを行います。また、口腔内の状態を評価し、適切な治療プランを立てるために重要です。口腔検査では、歯や歯茎の健康状態を把握するために鏡や特殊な器具を使用して検査が行われます。

口腔検査

プロのクリーニング

プロのクリーニングは、歯科衛生士が専用の器具を使用して歯垢や歯石を除去し、歯面を徹底的に清掃するプロセスです。このクリーニングにより、歯の表面から細菌や汚れが取り除かれ、歯周病や口臭の予防に効果的です。また、歯科医師や歯科衛生士が口腔内の健康状態を評価し、問題があれば適切な対処法を提案することもあります。

プロのクリーニング

レントゲン検査

レントゲン検査は、歯科医師が必要に応じて歯や顎の骨の状態を評価するために行われます。レントゲン撮影により、歯の根の状態や歯周組織、骨の密度などを詳細に観察することができます。これにより、歯科医師は隠れた歯の問題や骨の異常を発見し、適切な治療計画を立てることが可能となります。

レントゲン検査

上記3項目以外にも、患者さまの状況に合わせた検診内容をご提案させていただきます!

歯の定期検診はどれくらいのペースで行けばいいの?

口腔内の細菌を劇的に減らすことは可能ですが、完全に排除するのは至難の業です。

口腔内を清潔に保ち、細菌の数を最小限に抑えつづけることが最も重要なことです。しかし、歯磨きが不十分だったり、体の免疫力が低下したりしてしまうと、口腔内の細菌は増殖しやすくなってしまいます…。このような状況では、口腔内の状態が元の状態に戻りやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。通常、口腔内の細菌の数が元に戻るには、約3ヶ月かかると言われています。ですので、歯科医院で治療を受けた後は、3ヶ月ごとに再び受診することが推奨されます。これによって、口腔内の細菌が再び増殖しても、大きな問題になる可能性が低くなります。ただし、喫煙や全身疾患(例: 糖尿病など)、歯磨きの状態が悪い場合は、虫歯や歯周病が進行しやすくなるため、3ヶ月よりも頻繁に定期健診に通う必要があります。反対に、口腔内の状態が継続して良好であれば、定期健診の期間は3ヶ月よりも長くなる場合もあります。

歯の定期検診を受けている人はどれくらいの割合ですか?

厚生労働省が毎年実施している「国民健康・栄養調査」※1の結果によれば、2016年の調査では「20歳以上で過去1年間に歯科検診を受けた者の割合」は52.9%でした。さらに、年々の推移を見ると、この割合は着実に増加しています。年齢別の分析からも、年齢が高いほど歯科検診を受けた割合が高くなっている傾向が見られます。ちなみに、2022年の「20歳以上で過去1年間に歯科検診を受けた者の割合」の目標値は、健康日本21(第二次)において65%と設定されています※2。

※1厚生労働省:平成28年 国民健康・栄養調査結果の概要

※2国立健康・栄養研究所:健康日本21(第二次)目標項目一覧

定期検診を受けている人はどれくらいの割合ですか?

歯医者の定期健診の値段の目安は?

歯科の定期健診には、保険適用の健診と自費診療の健診があります。

費用は保険適用の場合は3000〜4000円、自費診療の場合は6000〜10000円が目安になります。保険適用の場合は厚生労働省が認める内容で行います。内容は先述のとおりになります。一方、自費診療の健診は、医院によって内容が異なります。一部の医院では、時間を長めに設定し、歯周病が進行している方に対する専門的なクリーニングや治療、専門的な予防処置を行っています。また、患者さまとの相談に基づいて内容を変更できるため、保険適用の健診よりも柔軟性があります。自由診療は、検査や治療内容によって価格が異なる傾向があります。一般的なものから専門的なものまで、様々な内容が提供されていますので、受ける前に自身に合った内容かどうかを確認することが重要です。

歯の定期健診を受けていないとどうなりますか?

もし歯科の定期歯科健診を受けなかったら、あなたの歯はどうなると思いますか?

きっと80歳時点で残っている歯の本数に圧倒的な違いが現れてきます。80歳の方の残存歯数は、日本では「平均12本」と言われています。しかし、スウェーデンでは「平均20本」、アメリカでは「平均17本」と日本を大きく上回る結果が出ているという事実もあります!スウェーデンでは定期歯科健診の受診率は「80%以上」、アメリカでは「70%程度」と言われており、対して日本では「10%未満」とされています。定期検診を受けることで歯周病を予防し、歯を残しやすくなるはずです。定期検診を受けていないと80歳前後になったときのあなたの歯の本数に大きく悪影響を与えてしまうことになるでしょう…。そのようなことにならないために、どんな小さなことでも気になることがありましたらもりかわ歯科までご相談くださいませ!

まとめ

いかがだったでしょうか?

定期検診はお口だけではなく、健康にとっても非常に重要な事となる為、当院ではできる限りオススメさせていただいております。少しでも気になる方はお気軽にご相談ください。

 

大阪府八尾市にある歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科では日々の診療で患者さまとの対話を大切にし、お一人お一人に合わせた治療を行っております。

歯に関する心配事がございましたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。

 

歯列矯正をお考えの方も当院では矯正無料相談を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。

 

歯科の保険適用範囲って?

2023年11月8日
歯科の保険適用範囲って?

こんにちは!大阪府八尾市に60年間にわたり、地域に根付いた歯医者、医療法人甦歯会 もりかわ歯科です。

歯の健康に関することや、歯にまつわる体のお悩みなどは、歯科医師やスタッフにとっては常識的なことでも、患者さんにとっては疑問や不安に思われることなのだ、とあらためて気づかされることがよくあります。診療中には、できるだけ多くの質問に詳しくお答えできればいいのですが、実際には個々の患者に詳細に説明する時間が限られていることが多いのが実情です。

そこで、普段の診療中によく聞かれる質問に対して、当院のブログで詳しく解説していく「歯に関するご質問に全力回答!」ブログをスタートしました。

患者さまがこのブログを通じて、歯医者に対して日頃抱えている疑問や不安を解消していただければ、それは私たちの大きな喜びにもつながります。

どんな些細な疑問や質問でも、お気軽にお寄せください! 私たちは患者さまの健康と幸福を支えるためにここにいます。どうぞよろしくお願いいたします。

歯科の保険適用って?のご質問に全力回答!

どの処置が保険適用で、どれが違うのかよく分からない!今回はそんな不安解消のために、歯科の保険適用診療について、歯医者として詳しく解説していきたいと思います。

保険診療って何ですか?

歯科でさまざまな治療・施術を受ける場合、その診療は大きく3つに分けられます。

1.保険診療とは

保険証

健康保険(保険証の提示が必要です)を利用して受ける診療のことで、健康保険で認められた技術・材料を使って診療します。

2.自由診療とは

保険診療ではない診療のことで、患者さまが費用の全額を負担します。自費治療の場合は、使用する材料に制限はありません。

3.保険診療と自由診療の併用

保険適用できる材料との差額を患者さまが負担するケースです。

 

保険適用って何ですか?

前述の保険診療に該当するものを「保険適用」と言います。歯科においては、一般的な歯科治療の一部が保険適用となります。具体的には、虫歯治療、歯周病治療、歯の抜歯、一部の被せ物(保険適用の材料に限る)、歯のクリーニング(歯の掃除)、レントゲン検査、歯科口腔外科の手術などが保険適用となります。

逆に、歯のホワイトニングなど審美目的の施術で、治療とみなされない場合は保険適用されません。

 

そもそも保険が適用されないとどうなりますか?

保険証がない場合は、基本的に10割負担で支払うことになります。

 

保険が適用されるもの

充てん

充填虫歯の穴をきれいにし、適切な材料で元の形に修復する治療。

鋳造歯冠修復(インレーなど)

鋳造歯冠修復(インレー)歯を削って型をとり、詰め物などを作成して修復する治療。

前装クラウン

歯の色選択虫歯が進行してしまって、充てんやインレーで対処できない場合に、天然歯に似た色の材料で表面を覆う治療です。

金属クラウン

金属クラウン

臼歯の虫歯の進行に伴い、充てんやインレーで対処できない場合に、金属のクラウンを装着する治療。

継続歯(被せ歯)

継続歯(被せ歯)前歯や小臼歯など、見た目が重要な歯が進行した虫歯になった場合に、人工の歯冠を追加して、天然の歯と同様に修復する治療。

ジャケットクラウン

ジャケットクラウン天然歯に似た色調を持つ材料だけで、歯冠部の全面を覆う治療。

ブリッジ

ブリッジ失った歯に隣接する歯を削って被せ、その上に人工の歯を固定して装着する治療。

部分入れ歯または総入れ歯

総入れ歯取り外し可能な入れ歯(部分または総義歯)の作成。

歯周病治療

歯周病治療 歯石除去汚れ(歯垢、歯石)を取り除くケアを主体とした歯周基本治療。

小児歯科

小児歯科子供の歯科治療(虫歯治療や予防措置)。

予防プログラム

定期検診歯科健診や歯のクリーニングなど、予防的な歯科診療。

保険が適用されないもの

一般的に、歯の審美修復(歯のホワイトニング、審美的な詰め物、審美冠など)は保険が適用されません。主に次のような施術が含まれます。

インプラント

歯を失った場合の代替手段として使用されるインプラント治療。

歯並び矯正

歯並び矯正治療(歯列矯正)を審美的な理由で行う場合。

ホワイトニング

ホワイトニング歯のホワイトニング。

歯の接着剤治療

歯の欠けや亀裂を修復するための接着剤治療。

いずれも具体的な治療内容や費用は歯科医師との相談に基づくもので、これらの一般的なガイドラインとは異なる場合があります。歯科治療の際には、診療内容と費用について歯科医師と十分な相談を行うことが重要です。まずはご相談ください。

銀歯は保険適用されますか?

銀歯銀歯(Silver Fillings)、正確には銀アマルガム充填物(Silver Amalgam Fillings)といい、歯科治療で虫歯の治療に使用される一般的な充填材の一つです。治療に当たりますので、保険適用されます。ただ、現在は銀アマルガム充填は使用されていません。現在は金銀パラジウム合金という、銀・銅・パラジウム・金などでできた金属を使用しています。 安価で強度ですが、近年ではパラジウム等の不足で価格が上昇気味です。

セラミックは保険適用されないのですか?

セラミックセラミックは審美目的の素材ですので、保険適用はできません。ですが、セラミック治療の費用を抑える方法はいくつかあります。

歯科医に相談する

複数の歯科医院に相談して見積もりをとり、価格を比較して最適な選択肢を見つけましょう。

ハイブリッドセラミック

セラミックの中でも比較的安価なのがハイブリッドセラミックです。歯科でよく使用されるレジンに似た素材で、経年により変色する可能性もありますが、オールセラミックより費用が低く抑えられます。

前歯は保険適用外ですか?

保険適用になる前歯(上下)前歯とは、正面から左右の犬歯までの6本の歯を指しますが、審美治療(審美クラウンや審美ブリッジ)以外の治療は基本的に保険適用となります。保険適用外となるのは、前歯の被せ物に使う素材がセラミックやジルコニアの場合です。以下は保険適用ができる前歯の治療です。

虫歯治療

前歯に虫歯がある場合の治療には、虫歯を削って詰め物をする治療が含まれます。この詰め物は、アマルガム(金属)やコンポジットレジン(白い充填材)で行われることが一般的です。

歯周病治療

歯周病の治療には、歯ぐきのクリーニングや歯石の除去、根面の治療などが含まれます。

入れ歯(部分入れ歯)・差し歯

前歯の欠損や多数の前歯の喪失の場合の部分入れ歯や差し歯。部分入れ歯は、歯のないところに入れる取り外し可能なもののことで、差し歯は、歯の根を利用した取り外し不可な装置のことです。

歯科健診と予防ケア

健康な前歯を維持するための歯科健診や予防ケア(歯のクリーニング、フッ化物処置など)。

保険の適用内か適用外かによって、選択肢も変わります。そのメリット・デメリットを知り、患者さまにとって最善の治療ができるよう、ぜひ歯科医とご相談ください。

入れ歯や差し歯も保険適用できますか?

どちらも使用する材料や採用する治療法によって、保険が適用されるかどうかが決まります。

以下に代表的な治療法ごとの例を挙げてみます。

アクリルレジン

保険適用できる素材です。プラスチックの樹脂で、低額ですが、やや劣化しやすく、装着感に違和感がでやすいなどの問題もあります。

金属製クラスプ

部分入れ歯を歯に固定するためのバネのことですが、これが金属製の場合は保険適用できます。

ポリアミド系クラスプ

ナイロンの一種で、保険適用外です。

金属製義歯床

総入れ歯の義歯床(口の中の粘膜に当たる部分)は、保険適用ではアクリルレジンですが、保険適用外ならば金属製のものも選べます。義歯床に関しては、金属製のもののほうが装着感が向上するとされています。

保険適用できる素材・できない素材、そのどちらにもメリットとデメリットがありますので、どちらを選ぶかは歯科医師とよく相談されることをお勧めします。

最近よく聞くCAD/CAM冠は保険適用できますか?

CAD-CAM冠CAD/CAM冠とは、歯科医師がコンピューターソフトウェアを使用して歯冠のデジタルモデルを設計し、その設計に基づいて製造した歯冠のことです。

無条件でCAD/CAM冠が保険適用となるのは、前歯から小臼歯、つまり前歯から数えて5番目の歯までです。

CAD/CAM冠のメリット

自然な歯とよく調和し、材料の色調や透明度を調整できます。

また、伝統的な歯冠に比べて、歯の削除が少なくて済む場合があり、元の歯の保存にもつながることが期待されます。

CAD/CAM冠のデメリット

ベースがプラスチック素材なので、傷や汚れがつくリスクは高めです。また一部の症例や特定の歯に対しては、伝統的な歯冠の方が適していることがあります。

歯を白くすること(ホワイトニング)は保険適用ですか?

ホワイトニングは審美目的の治療です。審美目的の施術は医療行為とはみなされませんので、保険の適用外となります。

親知らずを抜くのに保険を適用できますか?

親知らずの抜歯は、保険適用が可能です。 ただ、通常の抜歯なのか、横に向いて埋まっているのかなど、親知らずの生え方による抜歯の難易度で費用は大きく変わります。

歯列矯正は保険適用外ですか?

いわゆる「歯並びが悪い(出っ歯やガチャ歯など)」とは、正しくは「不正咬合(ふせいこうごう)」といいます。歯列矯正とは、その歯並びや咬合(噛み合わせ)を補正するために行われる治療のことで、歯を正しい位置に移動させ、美しい歯並びや正常な咬合を実現することです。

ホワイトニングなどと同様に、歯列矯正は審美目的の施術とされているため保険適用外となります。ただし、歯科矯正には保険適用できるものもあります。以下は保険適用可能な歯科矯正の例です。

先天性の異常

生まれつきの異常で、厚生労働省が認定している59の疾患。

顎変形症(がくへんけいしょう)

顎変形症(がくへんけいしょう)は、上下の顎の骨構造に大きな不均衡(ズレ)がある状態を指します。この骨格の異常により、顔の左右に対称性がなくなり、かみ合わせに問題が生じることがあります。多くの場合、顎の成長に伴って現れ始めます。

永久歯萌出(ほうしゅつ)不全に起因した咬合異常

いわゆる、いつまでたっても永久歯が生えてこない状態のことを永久歯萌出(ほうしゅつ)不全といいます。これには外科手術が必要になることがありますが、それに伴う歯科矯正(噛み合わせを正しくする)も保険適用となります。

マウスピースは保険適用になりますか?

他の施術と同じで、それが医療的(治療)であるか審美目的であるかによって保険適用できるかできないかが決まります。

通常のマウスピース

食いしばりや歯ぎしりは、肩こりや頭痛、顎が痛くなるなどの原因になったり、歯の被せ物や詰め物に悪影響を及ぼすなどの問題があります。そのための治療ですので、保険適用ができます。

スポーツマウスピース

スポーツ時に装着するマウスピースで、主に市販品が使用されています。動きの激しいスポーツで、衝突などによって口の中をケガしないために装着します。健康目的ではありますが、治療ではないため、保険適用となりません。

矯正用マウスピース(インビザライン)

インビザライン矯正用マウスピースは歯列矯正(審美)が目的ですので、通常審美目的で使用する矯正用マウスピース(インビザライン含む)は保険適用となりません。

インビザライン矯正について詳しくは当院のマウスピース矯正ページをご覧ください。

医療費を抑えるためには?

何はさておき、日頃のケアが大切です。

定期検診

虫歯はもちろん、歯周病予防のために、歯科検診は定期的に受けることをおすすめします。虫歯の早期発見、歯周病検査、クリーニング、歯石除去など、どれもお口の中の健康を保つためにとても大切です。

オーラルケア

歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスを使用し、お口の中を清潔に保ちましょう。マウスウォッシュ剤や舌ブラシなどが有用な場合もあります。またvタバコやアルコールは口腔内に悪影響を及ぼすこともあることを覚えておくといいでしょう。

まとめ

歯科医では診療内容や使用する材料によって、保険が適用されるかされないかが違います。受ける診療が治療なのか、審美目的なのか、使用する材料は安価なものにするのか、それとも高価なものがいいのか……など選択肢もとても多いので、歯科医師とよく相談することが最適な選択への近道になると思います。不安に思ったり、迷ったりしたらいつでも大阪府八尾市にある歯医者、もりかわ歯科へお越しください。あなたの「最善」のお手伝いをいたします。

通常の治療だけでなく、ホワイトニングマウスピースについても、詳しくは当院のホームページをぜひご覧ください。