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虫歯治療は痛いのか?虫歯の治療法や痛みに対する対策を解説!

2023年9月12日
虫歯で歯が痛むため手を頬にあてている女性

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

「虫歯ができたみたいだから歯科医院に行きたいけど、痛いのは嫌い。どうすれば痛みなく治療できるのだろうか」このようなお悩みはありませんか。

今回は、虫歯治療の痛みや虫歯治療で痛みを感じるタイミング、虫歯の治療法、虫歯治療の痛みに対する対策などを解説します。

日常生活が忙しいと、少しくらい歯の調子が悪くても我慢してしまう方が多いかもしれません。

しかし、不調を感じているのに放置すると、状態が悪くなるだけです。できるだけ状態がよいうちに治療したほうが、体にかかる負担も経済的な負担も少なく済みます。

虫歯の場合は早いうちに治療することで、痛みが生じることなく治療可能です。現在、歯の痛みで悩んでいる方や、虫歯の心当たりがある方は、ぜひ参考にしてください。

虫歯治療は痛いのか?

両手を広げて疑問の様子の女性

虫歯治療の多くは、痛みがないか、痛みがあったとしてもやわらげながら治療できます。

そもそも、なぜ虫歯治療で痛みを感じるのかというと、歯の神経に刺激が伝わってしまうことがあるからです。例えば、それほど進行していない虫歯の治療であれば、虫歯部分を削ったとしても根本にある神経に刺激が加わることはないため痛みません。

しかし、虫歯が進行し、削る範囲が広く深くなるほど神経の近くまで処置しなければならないため、神経に刺激が加わり痛みが生じます。虫歯が深くまで進行している場合は痛みが生じることが予測されるため、あらかじめ麻酔して治療することが多いです。

ただし、麻酔の注射をするときの痛みはさけられず、麻酔したとしても痛みが完全になくなるわけではありません。重度の虫歯の治療をする際は、大なり小なり痛みが伴うでしょう。

虫歯治療で痛みを感じるタイミング

タイミングをあらわす砂時計

虫歯治療で痛みを感じるタイミングにはいくつかありますが、主なタイミングは、以下のとおりです。

・神経の近くの処置をしているとき

・麻酔の注射をするとき

・麻酔が切れてきたとき

虫歯治療で痛みを感じるのは、歯を削るときの振動や空気や水がかかったときの刺激が神経に伝わるのが原因です。歯の表面を削っているときは痛みを感じないかもしれませんが、神経周囲に到達すると、痛みを感じ始める可能性があります。

痛みが強くなってくると麻酔を使用することが多いですが、麻酔のための注射も痛いと感じる方が多いです。

注射の方法は、歯茎に針を刺して部分的に麻酔のお薬を投与します。麻酔は5分ほどで効いてくるため、割と早めに痛みがやわらぎますが、麻酔が切れてきたタイミングでまた痛み始めます。麻酔は追加できるため、痛みが強くなり始めたら、できるだけ早く歯科医師へ伝えるのがよいでしょう。

進行度別 | 虫歯の治療法

虫歯が進行する様子をあらわす模型

虫歯の治療方法は、虫歯の進行度によって異なります。虫歯の進行度は5段階に分類されていますが、大きく分けると以下の3つの段階に分類できます。

1つ目は、虫歯の範囲がエナメル質の外にとどまっている段階です。エナメル質とは、歯の表面にある組織のことです。エナメル質の範囲を超えていない虫歯は初期段階であり、進行度が浅いため歯を削っても痛みを感じません。

2つ目は、象牙質に到達した段階での虫歯です。エナメル質を超えると象牙質に突入し、さらに象牙質を超えると神経に到達します。象牙質の表層であればまだ痛みは感じないかもしれませんが、神経に近付くにつれて痛みを感じることや、しみることがあるでしょう。痛みの程度によっては、麻酔を使用して治療することもあります。

3つ目は、神経に到達した段階の虫歯です。神経にまで虫歯が広がっている場合は、激しい痛みが伴います。治療は、高確率で麻酔を使用することになるでしょう。

痛みが怖いからといって神経に到達した虫歯を放っておくと、神経が機能しなくなります。この段階までくると痛みは感じません。

虫歯治療の痛みに対する対策

ドミノが倒れるのを手で防いでいる

ここからは、虫歯の痛みに対する具体的な対策をご紹介します。虫歯治療で痛みがつらいと感じたときは、以下のことを試してみるとよいでしょう。

①症状がひどくなる前に受診する

②定期的に歯科検診に通う

③毎日の歯磨きを怠らない

④麻酔して治療する

⑤深呼吸する

⑥休憩を入れながら治療する

⑦痛くない治療が得意な歯科医院に通う

以下、それぞれ解説します。

①症状がひどくなる前に受診する

もし日常生活の中で「虫歯かな」と感じることがあれば、症状がひどくなる前に歯科医院へ行きましょう。もし虫歯だった場合、放置している間に重症化して、治療の際に痛みを伴う可能性が高くなるからです。

「痛かったらどうしよう」「仕事で疲れているのに歯科医院に行くのは面倒」などと思うかもしれません。

しかし、虫歯の症状が軽いうちに治療を開始したほうが、通院回数も少なく済みます。

②定期的に歯科検診に通う

定期的に歯科検診に通うのも、虫歯治療の痛みで苦しまないようにするためのポイントです。

虫歯になったとしても早い段階で発見できるため、状態が悪くなる前に治療を開始できます。もし虫歯が進行した状態で発見された場合、神経近くまで歯を削らなければいけない可能性があり、痛みで苦しむかもしれません。

定期検診は、虫歯を早期発見・早期治療できるだけでなく、歯石の除去など、口腔内のクリーニングをしてもらえるといったメリットもあります。

③毎日の歯磨きを怠らない

毎日の歯磨きを徹底して行うのも、虫歯の痛み対策のひとつです。

そもそも虫歯にならなければ、治療時の痛みを心配する必要はありません。歯磨きはお金をかけずにご自宅でできる効果的な虫歯予防です。1日2〜3回、忘れずに行いましょう。

歯磨きの仕上げにデンタルフロスを使って歯ブラシが行き届かないところも磨けると、より効果的です。

④麻酔して治療する

治療時の痛みが強い場合は、麻酔して治療してもらいましょう。

つらい痛みを取りのぞくのはもちろんですが、治療を中断しないためにも痛みをやわらげることが必要です。

ただし、麻酔は患部近くの歯茎に注射して痛みをやわらげますが、注射するときに針が刺さる痛みや薬液が注入される痛みはさけられません。

⑤深呼吸する

痛み止めを使う以外の方法で虫歯治療の痛みをやわらげる方法に、深呼吸が挙げられます。

深呼吸することで心と体の緊張をほぐし、副交感神経に訴えることで痛みを落ち着かせられます。特に、息を吐くときは、ゆっくり長めに吐くのがポイントです。

深呼吸くらいで痛みは取れないと思うかもしれませんが、しないよりは楽になる方が多いです。お産のときは「呼吸が大事」といわれているように、虫歯の痛みでも同じことがいえます。ぜひ、お試しください。

⑥休憩を入れながら治療する

治療中にどうしても痛みが強くて耐えられないときは、途中で休憩しながら進めましょう。

無理に痛みを我慢しながら治療する必要はありません。口頭で伝えるのが難しい場合は、手をあげるなどのジェスチャーで伝えましょう。

⑦痛くない治療が得意な歯科医院に通う

歯科医院の選び方も、虫歯治療で痛みをやわらげるための方法のひとつです。なぜなら、歯科医院歯によって治療方法や得意分野が違うことがあるからです。

なかには、痛みを感じさせない治療を得意としている歯科医院もあります。歯科医院のホームページで治療内容や治療コンセプトを調べてみたり、初診の際によく話を聞いて確認したりすることをおすすめします。

虫歯治療後に痛みがある場合はどうしたらいい?

虫歯で歯が痛むため手を頬にあてている男性

虫歯治療後に痛みがある場合、以下の5つの対処法を試してみるとよいでしょう。

①痛み止めを飲む

②頬の上から患部を冷やす

③入浴はさける

④治療した部位をさわらない

⑤刺激的な飲み物や食べ物をとらない

以下、それぞれ解説します。

①痛み止めを飲む

治療後の痛みをやわらげるには、痛み止めを使用するのが最も効果的です。治療後の痛みが予想される場合は、治療後に痛み止めを処方されるため、痛みがあれば我慢せずに使いましょう。

痛みが心配な方は、あらかじめ先生に痛み止めをだしてほしいことを伝えておけば、確実に処方してもらえるでしょう。もし痛み止めを使わなかったとしても、もっているだけで安心です。痛み止めはドラッグストアでも購入できますが、歯科医院で処方してもらったほうが安く手に入れられます。

また、痛み止めは早めに飲むほど早く効果が得られます。本格的な痛みではなかったとしても、痛くなりそうと思った段階で飲むのがよいでしょう。

②頬の上から患部を冷やす

患部を冷やすのも、治療後の痛みをやわらげる効果があります。

ただし、あまり強い刺激を与えると逆に痛みを増強させてしまいます。直接患部を冷やすのではなく、頬の上から保冷剤をあてるなどして、じんわり冷やすとよいでしょう。治療によって歯茎が腫れている場合や熱をもっている場合は、特におすすめの方法です。

③入浴はさける

虫歯治療後の入浴はさけた方が無難です。入浴で体が温まることによって血流がよくなると、痛みが強くなります。

ほかにも、激しく運動することや、サウナに入ることも、体温があがって歯茎の血行が促されるため、ひかえましょう。

④治療した部位をさわらない

患部が痛くて気になっても、直接さわることはやめましょう。治療直後の患部は細菌感染を起こしやすいからです。

せっかく治療が終わったのに、また痛くなるおそれや、腫れるおそれがあります。その場合、再び通院する必要があり、治療期間が延長され、治療費も追加でかかってしまうのです。

治療後の痛みがあまりにも強い場合は一度診察してもらい、痛み止めを増やすなどの対応をしてもらいましょう。

⑤刺激的な飲み物や食べ物をとらない

刺激的な食べ物や飲み物は、虫歯治療後の痛みを強くすることがあります。進行が浅い虫歯であれば気にならないかもしれませんが、歯を深くまで削っている場合は、神経が刺激されてしみたり痛みを感じたりすることがあるからです。具体的には、極端に熱いものや冷たいもの、辛いもの、酸っぱいものが該当します。

また、食べ物を食べるときは、できるだけ患部をさけて別の歯で噛むとよいでしょう。

まとめ

ポイントをまとめる歯科医師

今回は、虫歯治療の痛みについて解説しました。

虫歯治療の痛み対策には、症状がひどくなる前に受診する、定期的に歯科検診に通う、毎日の歯磨きを怠らない、麻酔して治療する、深呼吸する、休憩を入れながら治療する、痛くない治療が得意な歯科に通うなどがあげられます。

虫歯が進行した状態で発見されると、治療の負担は大きく痛みが生じやすくなります。まずは、ふだんの歯磨きを徹底することが非常に大切です。少しでも痛みがあった際は、できるだけ早めに歯科医院に行きましょう。早く治療を開始できれば、少ない痛みで済みます。

虫歯治療の痛みでお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

初期虫歯を見逃さないために!特徴と治療の必要性を知ろう!

2023年7月28日
歯科医院で治療を受ける男性

こんにちは。大阪府八尾市にある医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

どんなに気をつけていても、虫歯になることはあります。「初期虫歯と虫歯の違いは?」「初期虫歯なら放置しても自然に治るのでは?」と思う方もいるでしょう。

今回は、初期虫歯の特徴や治療方法、治療にかかる費用・期間などを解説します。虫歯の予防法や初期虫歯を見つけるコツもご紹介するので、最後までご覧ください。

虫歯の原因

歯の模型と虫歯と歯科用器具

虫歯は、ミュータンス菌という細菌が原因で起きる病気の一種です。健康な歯を守るには、虫歯をどれだけ早く見つけられるかが大切です。

ミュータンス菌は、歯の表面に付着した歯垢(プラーク)に生息しています。食べ物に含まれる糖を餌にして繁殖し、酸を出します。ミュータンス菌が出した酸が歯を溶かし、虫歯になるのです。

初期虫歯の特徴

歯科医院で治療を受ける患者

虫歯と聞くと、歯が黒くなる、穴があく、痛みがあるというイメージをもつ方が多いのではないでしょうか。

しかし、初期虫歯の特徴は一般的なイメージとは異なります。初期虫歯の特徴は、以下のとおりです。

・痛みを感じない

・歯に穴があかない

・歯が白く濁る(茶色い場合もある)

虫歯は、CO〜C4の段階で評価します。エナメル質の脱灰が始まったCOの段階が初期虫歯です。初期虫歯は痛みを感じず、歯に穴もあきません。また、歯が白く濁ったり茶色く変色したりする場合があります。歯垢だと思って放置していると、虫歯だったというケースも少なくありません。

初期虫歯のCOの状態では、早めにアプローチできれば削らずに治療できることもあります。C1と判断された場合でも、削らずに経過観察するケースもあるでしょう。歯を大きく削ると歯の寿命が短くなるため、削らずに治療できる場合は経過観察します。

初期虫歯と虫歯の違い

エナメル質の脱灰が始まった初期虫歯はCO、エナメル質が虫歯になった状態をC1と評価します。違いは、エナメル質が虫歯になっているかどうかです。C1の特徴は、以下のとおりです。

・歯が黒くなる

・歯に穴があく

・痛みを感じないことが多い

C1では、歯が黒くなる、穴があくなどの症状があらわれますが、痛みを感じないことも少なくありません。虫歯が象牙質に進行したC2の段階で、痛みや冷たいものがしみる症状を自覚する方が多いです。

初期虫歯は治療が必要?

顎に手を当てて考える男性

初期虫歯の場合は削らなくてもよいことも多いですが、治療は必要です。できるだけ早く発見し、歯科医院を受診しましょう。

歯が白く濁っている場合は、白濁やプラークと見分けがつきにくいです。歯の異常を見つけたときは、すぐ歯科医院を受診することが大切です。

虫歯を放置すると、COからC1、C2へと進行します。痛みを感じるほど虫歯が進行している場合、虫歯が象牙質に達しているため削って治療をしなければなりません。

C3になると、虫歯は歯髄に達し、神経を取らなければならないこともあります。歯を削ると歯の寿命が短くなりますが、神経がない歯の寿命はさらに短くなります。初期虫歯を放置せず、早めに治療することが重要です。

COやC1の段階では、痛みを感じないケースも少なくありません。

しかし、C1では歯に穴があいた状態です。小さい見た目の虫歯でも、歯の中で大きくなっている可能性もあるでしょう。痛みがないからと放置せず、歯科医院を受診してください。

初期虫歯の治療法

男性患者の口腔内を確認する女性歯科医師

初期虫歯は、以下の方法で治療します。初期虫歯の段階で発見し治療を受けると、削らなくてよいことも少なくありません。

フッ素を塗布する

初期虫歯になっている歯を中心に、フッ素を塗布します。フッ素の効果は、以下のとおりです。

・エナメル質の石灰化を助ける

・ミュータンス菌が作り出す酸への抵抗力を高める

フッ素を塗布することで、エナメル質の脱灰が始まった歯の再生を図るとともに、ミュータンス菌が作り出す酸に抵抗します。フッ素塗布は歯科医院で実施できますが、自宅でも日常的にフッ素入りの歯磨き粉を使用するとよいでしょう。

キシリトールガムを噛む

キシリトールガムを噛むことも効果的です。キシリトールとは、虫歯予防効果のある代用甘味料です。キシリトールには、以下の効果があります。

・ミュータンス菌の繁殖を抑える

・歯の再石灰化を助ける

・唾液の分泌を促進する

虫歯の原因になるミュータンス菌は糖を餌にして増えますが、キシリトールはミュータンス菌の餌になりません。また、キシリトールはカルシウムと結合し、歯の再石灰化を助ける効果や唾液の分泌を促進する効果があります。

唾液にも歯の再石灰化を促進する成分が含まれているため、初期虫歯に効果的です。キシリトール含有量の多いガムを選び、食後に噛む習慣をつけましょう。

参照元:厚生労働省 e-ヘルスネット

歯磨き指導を受ける

歯科医師や歯科衛生士による歯磨き指導を受けることも大切です。人によって歯の形や歯並びは異なり、磨き方にも癖があるからです。

毎日歯をしっかりと磨いている方でも、同じ場所を磨き残しているケースがあります。プロに指導してもらい、以下の内容を学びましょう。

・自分の磨き方の癖と磨き残しやすい部分

・歯の形や歯並びに適した磨き方

・歯ブラシ以外のツールの使い方

自分の口腔内の状況や磨き方の癖を把握し、適した歯磨き方法を学ぶことで、磨き残しが減り虫歯を予防できるでしょう。

PMTC(プロによるクリーニング)を受ける

PMTCとは、プロが特別な機械や薬剤を使って行う口腔清掃のことです。ふだん歯ブラシが当たりにくい歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯などに残っている汚れをきれいに落とします。

PMTC後は歯の表面がなめらかになるため、汚れが付着しにくい歯になります。初期虫歯の治療としてはもちろん、初期虫歯の予防としても効果的です。

削って治療する

初期虫歯であるCOやC1は削らず治療するケースが多いですが、削って治療する場合もあります。外から見たときには小さな穴でも、レントゲンで確認すると内側で虫歯が広がっている場合があるからです。

一般的に、少し削ってレジン材で修復します。削らなければならないケースでも、早期に発見し歯科医院で治療を受ければ、大幅に削る必要はありません。

初期虫歯の治療期間

机の上に置かれたカレンダーと植物

初期虫歯の段階で歯科医院に行くと、治療期間は1回(1日)で終わる可能性が高いです。フッ素塗布やPMTC、歯磨き指導などを行って、経過観察をするケースが多いでしょう。C1で削って治療する場合でも、1回(1日)で完了することは珍しくありません。

C2へと虫歯が進行した場合、治療期間は1〜2週間程度です。C3へ進行し虫歯が神経に達すると、約2〜3週間の期間が必要です。

初期虫歯の治療費用

白い机に置かれた白いノートと白い電卓

虫歯の治療は保険が適用されます。3割負担の方が初期虫歯の治療を行う場合、必要な費用は1,500〜3,000円程度でしょう。C1の場合も同様です。

C2に進行した虫歯の治療費は、約2,000〜10,000円です。C3の場合は約7,000〜20,000円必要な場合が多いでしょう。初期の段階で治療したほうが、治療費は少なく済みます。

虫歯の予防法

歯科医院で患者に説明する男性歯科医師

虫歯になった場合はできるだけ早く発見し、治療することが大切です。

しかし、最も重要なのは虫歯にならないことです。ここでは、虫歯の予防方法をご紹介します。

定期的に歯科医院を受診する

定期検診に行くことで、虫歯になるリスクが下がります。日頃から口腔内のメンテナンスを意識することで「しっかりと歯磨きしよう」「健康な口腔内を維持しよう」というモチベーションを保てるからです。

初期虫歯は気づきにくく、自分では判断できないことも少なくありません。定期検診で口腔内をチェックしてもらえば、初期虫歯に早期に気づき、治療できるでしょう。

間食の内容やタイミングに気をつける

虫歯を予防するには、間食の内容やタイミングに注意をすることも大切です。具体的には、以下の内容を意識しましょう。

・糖を多く含むものばかり食べない

・ダラダラと食べない

ミュータンス菌は糖を餌に増殖します。糖を多く含むものを頻繁に食べると、虫歯になるリスクが高まります。ダラダラと食事をすると、口腔内が酸性の状態が続くため歯が再石灰化する時間がありません。間食する場合は時間を決めて、ダラダラと食べないようにしましょう。

丁寧に歯磨きする

歯磨きは虫歯予防にも効果的です。特に虫歯になりやすい部分を意識して、歯を磨きましょう。

・歯と歯の間

・歯と歯茎の境目

・上下の歯が噛み合う部分

上記は特に磨き残しが多い箇所です。正しい磨き方を習得すればセルフケアの質が上がり、虫歯のリスクが低減するでしょう。

歯をよく観察する

初期虫歯やC1の虫歯は、痛みを感じないため自分では気づかないことも珍しくありません。日頃から歯をよく観察する習慣を身につけましょう。

注意して観察するべきポイントは、以下のとおりです。

・歯の白濁や茶色に変色している部分がないか

・フロスが引っ掛からないか

白濁や変色、フロスの引っ掛かりが、すべて初期虫歯であるとは限りません。

しかし、気になる点を歯科医院で確認することで、虫歯の早期発見につながります。

まとめ

歯科医院で治療を受ける女性患者

初期虫歯は、早期発見し歯科医院を受診することで、削らずに治療できるケースが少なくありません。放置すると虫歯が悪化し、治療費も治療期間もかかるうえ、歯の寿命が短くなるリスクもあります。

初期虫歯の特徴を把握し、定期検診やセルフケア、毎日の観察などで、虫歯を予防しましょう。初期虫歯をどれだけ早く見つけ進行を防ぐかによって、歯の治療方法が大きく変わるのです。

虫歯にお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

虫歯治療で使用する詰め物の種類と選び方を徹底解説!

2023年6月5日
緑の背景の上にある歯たちと歯科用器具

こんにちは。大阪府八尾市にある、医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所です。

虫歯を削ったあとの治療として、歯に詰め物を装着することがあります。虫歯治療に使用される詰め物にはさまざまな種類があり、お口の中の状態などに応じて選択する必要があるでしょう。

今回は、虫歯治療で使用される詰め物の主な種類や特徴、詰め物を選ぶポイントについて詳しく解説します。虫歯の治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

詰め物と被せ物の違い

青い背景の前で2つの?を比較する女性

虫歯を削ったあとの穴を埋める方法として、詰め物や被せ物の装着を行います。

虫歯が小さく歯を削る量が少ない場合は詰め物を装着しますが、虫歯が大きく歯を削る量が多い場合は被せ物を装着します。専用の材料で歯に土台を作り、土台に被せ物を被せる場合もあるでしょう。

虫歯治療で使用される詰め物の種類

口を大きく開いて歯科用器具を用いて歯を確認する

虫歯治療で使用される詰め物には、さまざまな種類があります。

以下、詰め物の種類や素材などを保険診療と自費診療に分けて解説します。

保険診療の詰め物

まず、保険適用の詰め物について解説します。

銀歯

歯科治療で使用する銀歯は、金銀パラジウム合金という合金が材料です。

銀歯は、詰め物から被せ物まで幅広く使用されています。強度が高く、割れるリスクが少ないことがメリットです。デメリットは、装着していることが目立つ、金属アレルギーのリスクがある、再び虫歯になりやすいことが挙げられます。

保険診療の治療なので、虫歯の処置から銀歯を装着するまでの治療費は10,000円程度の場合が多いです。

コンポレットレジン

コンポレットレジンは、セラミック粒子と合成樹脂を混合した材料です。

コンポレットレジンのメリットとして、材質が白いため見た目がよいことが挙げられます。また、型取りを行わず虫歯の治療後すぐに詰めるので、治療期間が短いことも特徴です。デメリットは、時間が経つと劣化しやすく、黒く変色するリスクが高いことでしょう。

治療費は、数千円の場合が多いです。

自費診療の詰め物

次に、自費診療の詰め物について解説します。

ゴールドインレー

ゴールドインレーは、金合金から作られる詰め物です。金色なので金歯ともよばれます。

歯との適合性がよいので虫歯になりにくく、耐久性が高いため長持ちすることがメリットです。デメリットは、詰め物が目立つことが挙げられます。

費用は、40,000〜50,000円が相場です。

セラミックインレー

セラミックインレーは、陶器などに使用されるセラミックを用いた詰め物です。

セラミックインレーのメリットは、見た目がよく、プラークなどが付着しにいため虫歯になりにくいことが挙げられます。デメリットは、衝撃に弱く、食いしばりなどでセラミックが割れる可能性があることです。

費用は、40,000〜80,000円が相場です。

ジルコニアインレー

ジルコニアインレーは、セラミックの一種であるジルコニアから作られる詰め物です。ジルコニアは、人工ダイアモンドともよばれ、非常に強度があるという特徴があります。

ジルコニアインレーは割れにくく、白い素材のため見た目がよいことがメリットです。デメリットは、ジルコニアインレーの装着のために、歯を大きく削る必要があることでしょう。

費用は50,000〜70,000円が相場です。

ハイブリットインレー

ハイブリットインレーは、セラミックとプラスチックを混合したものから作られます。

ハイブリッドインレーは、自費診療の詰め物のなかでは比較的安価であり、見た目がよいことがメリットです。プラスチック素材を使用しているため、変色する可能性があることがデメリットといえます。

費用は、20,000〜30,000円が相場です。

虫歯治療における詰め物の選び方

笑った顔が書かれた積み木と悲しい顔が書かれた積み木を選ぶ男性

詰め物の種類と特徴をご説明しました。以下、詰め物の種類を選ぶポイントをご紹介します。

治療費を抑えたい場合

治療費を抑えたい場合は、保険が適用される素材を選択しましょう。

保険診療でも見た目をよくしたいという方は、コンポレットレジンを用いた治療が適しています。歯ぎしりの癖がある方や噛む力が強い方は、銀歯を選択しましょう。

見た目が気になる場合

見た目が気になる場合は、セラミックインレーやジルコニアインレーを選択するとよいでしょう。見た目がよく、長期間使用しても変色のリスクがほとんどありません。

虫歯のリスクを減らしたい場合

虫歯のリスクを減らしたい場合は、自費診療の詰め物が適しています。

銀歯やコンポレットレジンは劣化しやすく、詰め物と歯の間にすき間ができ、虫歯になりやすいです。自費診療の詰め物は、プラークなどの汚れが付着しにくいことに加えて、長期間使用しても安定性が変わらないため、虫歯が再発するリスクを低減できるでしょう。

歯ぎしりの癖がある場合や噛み合わせが強い場合

歯ぎしりの癖などがある場合は、銀歯やゴールドインレーが適しています。非常に丈夫なため、破折するリスクがほとんどありません。

詰め物を使用する虫歯治療の流れ

黄色の背景にSTEPと書かれた積み木を登る木の人形

虫歯の治療から詰め物の装着まで、どのような手順で行われるのか疑問に思った方もいるでしょう。以下、治療の手順をご紹介します。

①局所麻酔

詰め物を使用する場合、虫歯が比較的大きいことが多いです。そのため、虫歯を削るときに痛みが生じないよう、局所麻酔を行います。局所麻酔を打ったあとは、効果が出るのを待ち、麻酔の効果を確認してから虫歯の処置を行います。

②虫歯の除去、歯の形態の調節

局所麻酔後、虫歯を専用の器具で取り除きます。虫歯を取り除いたあとは、詰め物を装着できるように適切な形に歯の形態を整えます。詰め物にコンポレットレジンを使用する場合は、虫歯を取り除いたあとにコンポレットレジンを詰めて、治療は終了です。

③型取り

歯の形を整えたあと、歯の型取りと噛み合わせの確認を行います。そのあと、虫歯を取ったあとの穴が汚れないように、仮の詰め物をします。

仮の詰め物は、ガムやキャラメルなど粘着性のあるものを食べると取れてしまうため、粘着性のある食べ物は控えましょう。

④詰め物の装着

完成した詰め物の適合と噛み合わせを調節します。特に問題がなければ、専用の接着剤を用いて装着します。

詰め物治療後の注意点

キラキラした背景に浮かぶ注意マークを指し示す

次に、詰め物の治療後の注意点を確認しましょう。

粘着性のあるものを食べない

詰め物は、専用の接着剤を使用して歯に装着します。接着剤の種類にもよりますが、完全に固まるまでには1日程度かかることが多いです。

装着した直後は接着剤が固まっておらず、粘着性のあるものを食べると詰め物が取れることがあります。詰め物を装着してから24時間は、ガムやキャラメルなど粘着性のあるものを食べるのは控えましょう。

ブラッシングを行う

詰め物を装着したあとの歯は、再び虫歯になることがあります。虫歯を予防するためにもしっかり歯磨きを行ってください。磨き残しが多い歯と歯茎の境目や、歯と歯の間などは特に入念に磨きましょう。

定期検診を受ける

詰め物を装着した歯が再び虫歯になった場合、虫歯が詰め物に隠れるため見た目で判断することは難しいです。そのため、定期的に歯科医院を受診し、レントゲン写真を撮影して詰め物を入れた歯の状態を確認しましょう。

まとめ

虫歯治療をする男性医師と治療を受ける女性

今回は、虫歯治療で使用する詰め物についてご説明しました。

保険診療の詰め物には銀歯やコンポレットレジンがあり、自費診療の詰め物にはセラミック系の詰め物やゴールドインレーなどがあります。詰め物を選ぶ際は、詰め物の特徴をしっかりと理解することが大切です。担当の歯科医師と相談し、どのような詰め物が自分に適しているかを考えて選択しましょう。

虫歯治療の詰め物でお悩みの方は、大阪府八尾市にある歯医者「医療法人甦歯会 もりかわ歯科志紀診療所」にお気軽にご相談ください。

歯のセラミックってご存じですか?

2023年4月21日

歯のセラミックってご存じですか?

こんにちは。八尾市志紀にある歯医者 医療法人甦歯会 もりかわ歯科 志紀診療所です。
今回は、歯のセラミック治療についてお話していきます。
セラミックは白い材料で見た目的に綺麗という特性はご存じの方が多いと思います。
ただ、セラミック治療のメリットはそれだけではありません。
この記事を読むと歯のセラミック治療の事を理解できます。是非、最後までお読み下さい。

セラミック治療のメリット

セラミック治療のメリットを紹介させて頂きます。

1、見た目的にきれい。

白くて透明感があるので歯に近い色を再現することが可能です。

本物の歯のような仕上がり

実際の歯と色合いを合わせる

このようにどの歯がセラミックで自分の歯か分からない程綺麗な仕上がりです。
実際に歯の写真を撮影して色合いを合わせていきます。

2、虫歯の再発を防止することが可能。

セラミックの表面は滑沢になっているので汚れがつきにくい性質があります。
銀の詰め物は虫歯の再発が繰り返される事が多いです。その理由としては銀の詰め物の表面は凹凸になっているので汚れが付きやすいからです。虫歯の再発をセラミックで予防しましょう。

3、金属アレルギーの心配がない

虫歯の再発予防にもなるセラミック

お口の中に銀の詰め物が入っていると唾液に銀から溶け出した銀イオンが混じり体内に入ってしまいます。金属アレルギーはすぐにはなりませんが、溶け出した銀イオンが原因で発症してしまいます。
セラミックは金属アレルギーの心配もないので身体にも良い物です。

銀の詰め物は金属アレルギーの原因にもなり得る

4、接着が強い

銀の詰め物、被せ物とセラミックの詰め物、被せ物は接着材が違います。
セラミックの接着材の方が強力で外れにくく長持ちします。

歯の寿命について

歯のセラミック治療を選ぶ一番のメリットは歯の寿命を伸ばすことができる事です。
虫歯治療をした歯は治療が終わったからといってもう治療しなくていいわけではありません。
再度、虫歯になってしまう事が多いです。
虫歯が繰り返されると最初は小さい虫歯だったのが繰り返されることで歯髄(神経)に近づいてしまい歯髄(神経)の治療になり歯の寿命が短くなってしまいます。

歯の寿命

セラミックを虫歯の詰め物として選択することで虫歯の再発の確率は格段に下がります。
虫歯の治療一つでこの先の歯の寿命に差が出来てしまいます。
虫歯になった時は一度踏みとどまってこの先の歯の事を考えて材料選択をする必要が御座います。

優しい所長 末廣赳史

いかがだったでしょうか?
歯のセラミックは見た目だけだはありません。
勿論、白いので見た目的に綺麗というのはありますが虫歯の再発を防いでくれることがメリットです。
歯があるのが当たり前なので優先順位がどうしても低くなってしまいます。
ただ、虫歯になり歯を失ってしまうともう戻ってきません。
歯の悩みやセラミック治療について詳しくお聞きしたい場合は優しい所長 末廣赳史が
あなたのお悩みを解決させて頂きますのでお問い合わせ下さい。

なぜ、一度治療したところが再治療になるの?

2023年4月7日

なぜ、一度治療したところが再治療になるの?

こんにちは。八尾市志紀にあるもりかわ歯科です。
今回は、患者様から質問があります。
「なぜ、一度治療したところが再治療になるの?」です。
治療したらもう悪くならないと思ってしまう方が多いです。
ただ、治療したところは尚更虫歯になりやすいです。
治療したところがなぜ、虫歯になりやすいのか?を今回はご説明させて頂きます。

なぜ、虫歯になりやすいのか?

虫歯が出来てしまって治療して終わり…と思いたいところですが、そうではありません。
日々、生活する中で虫歯になる要素がいっぱいあります。
治療後にまた虫歯ですと言われた経験があると言う方はいっぱいおられると思います。
虫歯になる理由を深堀りしてご説明していきます。

生活習慣

1日3回歯を磨くので大丈夫と思いがちですがそうではありません。
例えば1日3食以外に間食をすると思いますが1回にしっかり食べる人と何回にも分けて食べる人ではもし食べる量が一緒でもお口の中の環境が変わってきてしまいます。

食事の回数とpHの変化

このように左は1日3食の方です。
食べた瞬間は酸性といって歯が溶ける環境になってしまいます。
唾液の作用でまた中性に戻してくれます。

右の方は3食以外に間食をしている方です。
食べたらお口の中が酸性になり唾液の作用により中性に戻ろうとするのですが間食を食べるのでまた酸性になりと繰り返してしまいます。
そうすることによってお口の中の酸性の時間が長くなってしまい歯が溶けてしまう時間が増えてしまいます。

もし、虫歯になり治療したとしてもお口の環境が悪くなることで再び虫歯を繰り返してしまいます。

歯ブラシの仕方

1日3回歯磨きするなかで正しく歯を磨けているのかも関係しています。
自分の歯に合った歯ブラシはどれなのか?歯磨き粉は何がいいのか?歯ブラシの正しい使い方は??など一度、歯科医院にて歯ブラシ指導を受けることで現状のお口の中で磨く際に気を付けるべき場所、ポイントなど細かく知ることで普段の歯磨きの仕方が変わってきます。
3カ月に1回歯のお掃除をしているから虫歯にならないわけではありません。
日々のケアをしっかりしているからこそ歯の予防が出来ます。
歯科衛生士さんによるプロのケアとご自身で毎日行うセルフケアの2つが出来ている時に虫歯を防ぐことが出来ます。
今一度、ご自身のセルフケアを見直してみましょう。

ご自身のセルフケアを見直してみましょう

歯並び

前歯が重なった歯並び

虫歯の大きな要因として歯並びが関係しています。
このように前歯の重なりの部分はどうしても磨き残しが出てしまいます。
磨き残しがあると虫歯になってしまいます。

また、虫歯になってしまうと治療も困難になってしまい治療の質も悪くなってしまいます。
せっかく治療したのにまた虫歯になるリスクが上がってしまいます。
ご自身の歯並び、お口の中の環境を見直すのも一つの方法です。

“矯正して磨きやすくなった歯並び"

このように重なっているところが矯正治療することで磨きやすくもなります。
また、重なっていたところが矯正で綺麗になってくることで虫歯を見つける事も出来ます。
虫歯を早期発見することで歯を守ることが出来ます。

治療の材料

虫歯治療を行う上で保険治療か保険外治療を選んで材料を選択していきます。
この材料の選択が今後の虫歯の再治療をするかしないかを大きく左右します。

詰め物の材料の選択

保険治療(銀の詰め物、被せ物)は表面が凹凸になっています。
それに対して保険外治療(セラミックの詰め物、被せ物)は表面がツルっとしているので汚れの付き方が違います。

歯の表面の拡大図

また表面が凹凸になっていると汚れが取れにくくもなってきます。
保険治療(銀の詰め物、被せ物)は表面が凹凸になっているので汚れが付きやすく取れにくく一度、治療したところが再治療になりやすいです。

いかがだったでしょうか?
今回は「なぜ、一度治療したところが再治療になるの?」でした。
虫歯で悩まれてる方必見です。
一度、治療したところは出来るだけ虫歯になることを避けて欲しいです。
再治療を繰り返してしまうと歯の寿命は縮んでしまいます。
この記事を読んで自分のお口の中が気になる方はお問い合わせください。
優しい所長 末廣 赳史があなたのお悩み解消致します。

優しい所長 末廣赳史

歯並びが及ぼす影響について

2023年3月10日

歯並びが及ぼす影響について

今回は、歯並びが及ぼす影響についてです。
歯並びは見た目的な所が影響していると思われると思いますが、実はそれだけではありません。

今回の記事では
虫歯、歯周病にどのように影響しているのか?
身体の歪み、身体能力の向上にどう影響しているのか?

この2つについてご説明させて頂きます。

虫歯、歯周病にどのように影響しているの?

歯医者で定期検査しているのに虫歯が見つかったり、歯周病が進んでいたりするご経験ございませんか?
日々の手入れ不足?虫歯、歯周病になりやすい体質?など悩まれている方が多い気がします。

勿論、日々の手入れや虫歯になりやすい、歯周病になりやすいなどあると思いますがもう一つすごく重要な問題がございます。
それはお口に中の環境にあります。
床掃除でも物が散らばっている所を掃除するのときれいに片付いている所を掃除するのでは掃除の時間も変わってきますし掃除するにも工夫も必要になってきます。
それはお口の中にも同じことが言えます。

矯正前と6ヶ月後の歯並びの比較

矯正前の歯並びと矯正後の歯並びどちらが磨きやすいですか?
歯並びがガタガタになっていると磨き残しが多くなり、また歯磨きの時間も長くないといけません。

歯並びを整える事でお口の中の環境がよくなり、歯が磨きやすくなり磨き残しも少なくなります。
正しい歯並びになって歯磨きがしやすくなることで、普段の手入れもしやすくなり見た目も良くなり、お口の中の環境が良くなります。

虫歯ができやすい状態の歯並び

このように歯並びが悪いままだと歯石も溜まりやすい状態、虫歯が出来やすい状態です。
もし、進行してしまったら治療するのは困難になります。

原因を治療することが大切

この図のように蛇口が原因なのに蛇口を止めることなく床の水を拭くだけしていると原因を防ぐことは出来ません。
お口の中でも同じです。
虫歯、歯周病になっている原因は?と考えて原因から治療することが大切になってきます。

身体の歪み、身体能力に影響が?

顎のずれが生じてしまうと身体の歪みが起きてしまいます。
歯並びが悪い事で左右の奥歯の位置がずれてしまいます。
奥歯の位置がずれてしまうと顎の位置が変化してしまいます。
そうすることによって肩の高さ、骨盤の高さなどが変化してしまい身体の歪みが生じてきてきてしまいます。

ゆがみが生じた体

また身体の歪みが起こってくると筋肉のバランスも悪くなるので柔軟性や運動能力など低下に繋がってしまいます。

顎の歪みがある場合は矯正治療前に歪みを正します

当院ではこのように顎の歪みがあるときに矯正治療の前に顎の歪みを取って治療をします。

歪みを取った状態で柔軟体操をしてもらい身体能力の向上などを検査しております。

顎の歪みを正すと身体能力が向上する

身体の柔軟度が全然違います。
顎の位置を整えるだけでこんなに違いが出てきます。
歯並びはお口の中だけではなく身体の歪み、身体能力まで影響を及ぼします。

いかがだったでしょうか?
今回は、歯並びが及ぼす影響についてでした。
歯並びは見た目的なところだけではなく身体の歪み、身体能力まで関係してきてしまいます。
歯並びを整えることでお口の健康だけではなく全身の健康にも繋がります。
是非、一度ご相談ください。
ダイヤモンドプロバイダーである森川 康司があなたのお悩みにコミットさせて頂きます。

インビザラインダイヤモンドプロバイダーの森川康二

当院では矯正無料相談を実施していますのでお気軽にお問い合わせください。
詳しくは当院ホームページにあるマウスピース矯正ページをご覧ください。